2011年06月

2011年06月30日


001

朝採りの根曲がり竹をもらった。
「こりぁあうまそなものを」 今夜の酒のつまみに、と皮をむく。
   
たけのこの皮がきれいだ。
一日、二日飾ってみよう!

食い物、とだけの意識しかなかったが良いではないか。

以前、白菜を一個ドンと花瓶に生けただけの
前衛華道をテレビで見たのを思い出したが、

次はどの野菜を試してみようか。

場所が許すなら、野沢菜なんか大きくてハッとするだろう!か?


 


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2011年06月27日

016唱歌「故郷」の舞台
 
 写真は中野市豊田
 ♪「うさぎ追いしかの山 こぶな釣りしかの川・・・」
 この歌の作詞家、高野辰之は日々この山を見、この
 小さな川で遊びながら子ども時代を過ごしたそうだ。

 信州に育ちながら、初めて実際の山川を教えられた。

 ♪「志を果たして いつの日にか帰らん・・・」
 
 自分は60を過ぎて信州に戻ってはきたが まだまだ、
 もう少し前に進めなければ・・・!

 013
 
 「かの川」の上に架かる橋のたもとの景色が大いに気になり
 さっそくカメラを向ける。

 「ふるさと・・・?!」
 長野県内の小学校の転校を繰り返した自分にとって、
 信州全部がふるさとだ。

 5つの小学校を経験したが、ここ10年、県内あちこちで
 個展を開催しているうちに、4人の元担任の健在が分かり
 個展会場で再会を果たした。

 中学と高校の担任とも再会し同級会もできた。
 私が絵描きとしてやってきたことが、同級生の役に立ったみたいだ。

 ♪「夢は 今も めぐりて・・・

 

  



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2011年06月21日

2年ほど前に一通の封書が届いた。

知らない方から私へ、絵画制作の依頼だった。

松本市で同窓会があり、ついでに美ヶ原高原美術館に立ち寄り、
私の絵が気に入ったので絵を描いてほしいとあった。

70歳を超えておられるその方は、東京在住で
松本深志高校の出身。
校舎を描いてほしいという。

県下有数の進学校だ。

深志と松本、北アルプスに強い思いがあるのが分かる。

一度校舎を見ておこうと、桜が満開の深志高校を訪れたことがあるが、
中年夫婦がいて、校舎を背景に写真を撮っていた。

深志高校出身者が奥さんを連れてきた様子。

絵の発注者はいう。
絵を死ぬまでは自分の部屋に飾り、その後は
深志高校同窓会館に寄贈する。

愛校精神。実に羨ましく感じる。

2年も待たせてしまったが、深志を描こう。



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2011年06月15日



002姨捨の棚田

来月は常設展示の小布施町の他、飯山市、大町市、豊科モンベル、沼津市と
個展が続く。

先日、大町市の個展が決まり打ち合わせに出かけた。

途中支援者の車で姨捨の棚田に行ってもらったが、
ちょうど水が入ったばかりの田んぼの畔を歩くと、アマガエルや
トノサマガエルたちが驚いて水に飛び込む。

冬眠から覚め、この時期を待ちに待っていたカエル。

田ごとに映る自分の田の月を自慢するカエルたち。
この民話の発祥の地だ。 

夜になるとこのカエルたちの自慢話が聞けるはず。

満月の夜、足音を忍ばせて来てみようか。


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2011年06月13日



007「グレイスフル芸術館」

この美術館は個人が所有し「おぶせ中国美術館」として、中国陶磁器の展示で
運営されていたが「おぶせアーティスト美術館」を設け、藤岡の常設館を目指すことになった。

赤い柱が印象的な建物は、裏山や杉木立とよく調和している。
庭には、やまぼうしが白い花を咲かせ、イロハモミジがプロペラ型の可愛い
ピンクの種をつけていて、秋の紅葉の美しさも想像させる。

このところの曇り空で北信5岳は姿を見せないが、喫茶からの
眺望はスカッとする。

山の岩から、たまにカモシカが下界を見下ろしているそうだ。

400点の原画を分散させずに保持してきたが、この場で生きればいい。
いよいよここを拠点に信州での活動が始まった。

  「風に吹かれて~信州の四季~展」
  ●第1期 6月7日(火)~7月31日(日) 月曜休館
  20点を展示
  ℡ 026-247-5461 1名700円 ●2名以上500円
  (目標 小布施温泉の裏)





sasabune_macsasabune_mac at 12:23│コメント(2)トラックバック(0)まきお日記 │