《ジョッキー考察》

 

 

岩田康誠

 

地方・園田競馬出身の一流ジョッキー。JRA通算GⅠ24勝、総勝利数も1300に迫るスター騎手だ。

 

しかし近頃の岩田は明らかにおかしい。いつもならリーディング争いをするはずの41歳が現在96勝の6位。いつもの彼ではない。目立つのは

2着と3着。2着107回、3着118回である。2着数は3位、3着数はダントツで1位だ。

 

ワンパンチ足りてない。

 

その原因の一つは後藤浩輝騎手の件であることは確かだろう。

 

あの一件以来、彼の騎乗は地味になったと思う。いや普通になったと言うべきか。

   
1:20あたりに注目。
昨日(11/23)の東京4R新馬戦の⑫スケールアップ、直線残り400地点では周りをかなり気にする素振りがある。結果2着。クビ差だけに少し気になった行動だ。

 岩田康誠の武器はイン突きや馬群捌きである。これは激しいプレーで、賛否両論あるのも確かだ。様々なレースで物議を醸してきたのだが、この武器によって岩田康誠はスターに駆け上がり、数多くの馬たちをトップホースにしてきた。

 

これが今はない。

 

これを失った彼には今の成績が全てなのか。

ラフプレーと言われ、今年の春にはショッキングな事もあった。

彼の意識の中に確実に埋め込まれているはずだ。

もう以前の彼には戻らないかもしれない。

それでも立派な成績であることに変わりはない。これからもこれ以上の活躍をすることは可能だと思う。まだ老け込む歳じゃない。素人の無責任な意見だが・・でも応援している。

 

がんばれ!岩田康誠!