2013年03月

2013年03月12日

東日本大震災2周年にあたり

 また、この日がやってきました。3月11日、忘れることのできない、否、忘れてはならない日です。DSC00439_サイズ変更
私は、塩釜歯科医師会会長という立場で昨年に続いて塩釜市主催の追悼式に参列しました。
 式は、昨年同様、最初は東京で行われている政府主催の追悼式に合わせて、14時46分に黙祷し、そのあと、安倍総理の式辞、天皇陛下のお言葉まで同時進行し、その後は塩釜市の追悼式に入りました。印象に残っているのは、ご遺族代表の言葉の中で、生きている自分たちは、犠牲になられた人の分まで頑張って生きていかなくてはならないという趣旨のことを述べられたことです。確かに、犠牲になられた方々は、突然、生を奪われてしまったわけで、子供も大人もお年寄りだってそれなりに将来の夢を持っていたはずだから、生きている我々は、その人々の思いを考えれば1秒たりとも無駄にはできないと思います。
 幸いにも、塩釜市内は、傷ついた家屋の撤去はほとんど終わり、津波の傷跡はあまり見当たらなくなりました。
しかし、浦戸は見ていないだけでまだ大変だと思います。その他の被害のひどい地域もまだまだ復旧には時間がかかります。それだけ、多くの問題も抱えているのです。
 先週、亘理群山元町の知人に会ってきました。彼は、山元町でタクシー会社を経営していますが、自宅も事務所も津波で流され、現在も仮設住まいです。事務所も町で用意しれくれた仮の建物です。そして、頑張って会社を経営していますが、震災後は毎年、運転手を削減せざるを得ない状況ということです。それは、住民の減少の上に町からの補助もほとんどない状況からです。何か手助けできることはないものかと思案しましたが、無力なことを確認するだけで自分にがっかりして帰ってきました。ただ、彼と彼の母親の明るい笑顔だけが心に残っています。その笑顔に逆に慰められた感じさえ受けました。元気つけに行ったはずなのに逆に元気づけられて、おまけにお土産までいただいて帰ってきました。恥ずかしいですね。これからも、彼との交流は続けていきます。それが復興のなんらかの手助けになればいいなと考えています。このブログを読んだ方で、山元町を訪れた方は是非、タクシーを利用してください。できれば、萩野タクシーをご利用していただければうれしいです。

sasaki_dental at 01:34|Permalinkclip!