佐々木順一日誌

言葉に責任を持つ、約束を果たす、それが政治だ!

平成時代最後の定例会を終えて

3月19日()

 二月定例県議会、常任委員会開催日、午前10時開会。

 予算議案以外の議案を審査。商工文教委員会では①みちのく岩手観光立県第3期基本計画の策定に関し議決を求める議案、②岩手県中小企業振興第2期基本計画の策定に関し議決を求める議案、③岩手県教育振興基本対策審議会条例の一部を改正する条例、④平成31年度岩手地域最低賃金改正等についての請願、⑤2019年度最低賃金引き上げに関する請願を審査。①~④までは原案通り採択、⑤については一部不採択とした。午後5時過ぎ終了。未審査の議案が残っていることから、商工文教委員会は、明日、午前10時から再開する。

 

3月20日()

 二月定例県議会、午前10時、商工文教委員会再開。議案-岩手県いじめ再調査委員会条例の一部を改正する条例案などを審査、原案通り採択。午後3時前審査終了。

 

3月21日()

復興道路=三陸沿岸道路、唐桑高田道路(唐桑小原木IC~陸前高田長部IC)開通式に出席

 

3月22日()

二月定例県議会、午前10時、東日本大震災津波復興特別委員会開会。同委員会は正午前に終了。

議長公務のため、午前、国立大学法人岩手大学卒業式(岩手県民会館)に出席

午後1時、議長室において県議会各会派代表者会議を主催。

 

3月23日()

第二の開業を迎えた「三鉄」

◎三陸鉄道リアス線開通記念列車出発式(釜石駅)、釜石駅~宮古駅までは記念列車で移動。◎三陸鉄道リアス線開通記念運行本部検修庫お披露目会(宮古駅)、◎三陸鉄道リアス線開通記念式典(宮古市民交流センター)、◎三陸鉄道リアス線開通記念祝賀会(浄土ヶ浜パークホテル)にそれぞれ出席

昭和59年(1984年)4月、三陸鉄道(南リアス線、北リアス線)は全国に先駆けて第三セクターとして開業した。以来、35年間、様々な課題を克服しながら地域住民の足の確保を命題として公共交通機関としての役割を果たしてきた。東日本大震災により深刻な被害を受けたが、関係機関や国内外の支援と協力を得て被災3年後には全線開通を果たした。

JR山田線釜石-宮古間(55.4㎞)は震災後8年間不通となっていたが、JR東日本から移管を受け、三陸鉄道は久慈-大船渡・盛間(163㎞)の一貫運行を行うことになった。

三陸鉄道は、第二の開業を迎えたと言ってもいい。第三セクターによる163㎞の経営は全国初である。

「鉄道=鉄路」は歴史を振り返ると時代を象徴する存在であり続けている。

例えば、18世紀の産業革命は蒸気機関車で始まった。明治維新と近代化の象徴は新橋-横浜間の鉄道であった。

1964年=昭和39年の東京オリンピック。「ひかり」「こだま」に代表される世界初の高速鉄道、いわゆる「新幹線」は高度経済成長の象徴となった。

若干、情緒的になるが、松本零士の「銀河鉄道999」、浅田次郎の「ぽっぽや鉄道員」、洋画の「鉄道員」etc、鉄道に係る様々な作品は、見る者に少なからず影響を与えたことは間違いがない。

復興道路、支援道路も相次いで開通式を迎え地域の歓迎を受けているが、三陸鉄道に対する地域住民の熱烈歓迎はその比ではない。

三陸鉄道の初代社長は当時の中村知事であった。現在の中村一郎社長で8代目となる。第一、第二の開業を「中村」で迎えたということは不思議な巡り合わせてある。

三陸鉄道が震災復興完遂とその先にある三陸地域の新たな振興に向けての「牽引力」となっていただきたいと思う。

 

3月24日()

 知人の葬儀に参列

 

3月25日()

平成時代最後の定例会を終えて

二月定例県議会最終本会議。

午前10時30分議会運営委員会、午後12時30分改革岩手議員総会、午後1時本会議開会、9355億円余の31年度一般会計補正予算案、「いわて県民計画20192028」教育長人事案など議案81件、県産木材等利用促進条例等発議案16件を原案通り可決し、午後4時19分、41日間の会期を閉じた。

今回の二月定例会は特別な議会であった。41日間の会期は県政史上、初めてであったこと、向こう10年間の政策の基本方向を示した「いわて県民計画」を承認させたこと、そして平成時代最後の定例会になったことなどである。まもなく平成時代が終わり、新元号の時代を迎えることになるが、まさに締めくくりと橋渡しを果たした定例会であったと思う。

今日の地方自治制度下にあって「議会」と「執行部」は車の両輪と言われているが、最も大事な事柄は、車に乗っている県民の皆様が常に快適で安心して乗車されているのか、このことに「議会」と「執行部」が常に細心の注意を常に払うことである。両輪がしっかりとシンクロナイズしていれば問題はないわけであるが、社会経済情勢や県民意識の変化、あるいは制度の改正などによって、完璧な予算でも、あるいは素晴らしい計画でも時間の推移に伴い、ひずみが生じることは否定できない。このひずみを正しく調整し正常に戻す作業の場が「議会」である。今更ながらであるが、こうしたことを再認識した平成最後の定例会であった。

 

3月26日()

議長公務=平成30年度岩手県立大学、大学院、盛岡短期大学部学位記授賞式(盛岡市民文化ホール)、三陸防災復興プロジェクト2019実行委員会第3回総会(サンセール盛岡)にそれぞれ出席

 

 

 

 

80年前と酷似する今の世相

3月9日()

 三陸沿岸道路(釜石南IC~釜石両石IC)及び東北横断自動車道(釜石JCT~釜石仙人峠IC)開通式に出席。

 

3月10日()

岩手県議会を代表し前県議会議員・故・後藤完氏の葬儀、法要に出席。

 

3月11日()

東日本大震災津波岩手県・久慈市合同追悼式(久慈市民文化会館)に出席

追悼式のため議会は休会。

 

3月12日()

二月定例県議会、午前10時、予算特別委員会開会。五日目。保健福祉部、医療局を審査、午後7時43分散会。

午前11時、岩手林業アカデミー修了証書授与式(矢巾町、県林業技術センター)に出席

3月1()

二月定例県議会、午前10時、予算特別委員会開会。六日目。労働委員会、商工労働観光部、企業局を審査。午後4時52分散会。

 

3月14日()

二月定例県議会、午前10時、予算特別委員会開会。七日目。文化スポーツ部、教育委員会を審査。午後5時17分散会。

午前10時30分、「平成30年度岩手県消防表彰式」に出席するとともに、昼過ぎから議長室において「主要農産物の種子生産に係る県条例の制定を求める請願」、「2019年10月からの消費税10パーセント中止を求める請願」、「被災者生活再建支援制度の抜本的拡充を求める請願」など9件の請願に対応、受理し各常任委員会に付託手続きをとる。

 

3月15日()

二月定例県議会、午前10時、予算特別委員会開会。八日目。農林水産部を審査。午後7時42分散会。

 

3月16日()

 80年前と酷似する今の世相

平成23年3月11日の東日本大震災発生から8年が経過した。

2月下旬、政府の地震調査委員会は、東北~関東地方の日本海溝沿いの海域で、今後30年間にM7~8の大地震が起きる可能性が高いとする予測を公表した。中でも宮城県沖ではM7~7.5程度の地震が90%程度と予測されている。

一方、政府の中央防災会議の有識者会合は、東海~九州で死者30万人以上と予測されている「南海トラフ」について、一度にではなく、東西別々に続けておきる可能性、いわゆる「半割れ」になることを公表した。

「南海トラフ」は、今後30年以内に70%の確立でおきると予測されている。仮に「半分ずつ二回」の場合、東西どっちが先か。間隔はどのくらいなのか。いつ起きるのかも含め現時点では予測不能である。

また、海溝型地震以外には「首都直下地震」が今後30年以内に70%の確立で起きると予測されている。

今から80年余り前、予算閣議で次のように語った大蔵大臣がいた。

「日本内地の国情を見るのに誠に気の毒な人もあり、また、年々の災害によって民は痛められ社会政策上考慮すべき問題は多々ある。軍部もこの点についてはよほど考慮せねばならぬ」(読売新聞、昭和10年=1935年11月27日)

こう語った大蔵大臣は高橋是清である。

前年(昭和9年=1934年)には、全国で干ばつ・水害・冷害が相次ぎ、死者・行方不明者3036人の「室戸台風」が日本を襲った。

昭和8年=1933年には、死者・行方不明者3064人を出した「昭和三陸地震津波」が発生している。  

満州事変は昭和6年=1931年。
 世界が不穏な時代に進み始め、国内では本格的軍事拡張路線が次第に強まっていった。
 2.26事件
(昭和11年=1936年)で高橋是清蔵相は犠牲となった。

軍部の台頭とともに軍事予算は膨らみ続け、そのまま我が国は第二次世界大戦に突入した。

膨張し続ける現在の我が国の防衛予算と相次ぐ災害、そして今後予想される深刻な災害。

現在の世相があまりにも80年前と酷似しているような気がする。

 

3月17日()

 花巻市宇津野地区県政報告会・懇親会に出席

 

3月18日()

二月定例県議会、午前10時、予算特別委員会開会。最終日。県土整備委員会を審査。本日ですべての審査を終了、その後、意見の取りまとめを行った結果、意見を付けて原案に賛成することで一致、採決の結果、全会一致で可決した。午後6時14分散会。

午後、水土里ネットいわて第61回通常総会(盛岡市・岩手県土地改良事業団体連合会)に出席

変化の激しい時代

3月1()

 二月定例県議会、午前10時、次期総合計画特別委員会総括質疑。第一日目。

 午後5時前、散会。

 

3月2日()

 変化の激しい時代

 第一次産業革命は1700年代後半から1800年代前半にかけて英国で起きた。蒸気機関を動力として機械化が進み作業能率が大幅に向上した。

続く第二次産業革命。1800年代後半、米国、独国で起きた。電力を用いて工場での大量生産、化学技術の革新も進んだ。石油がエネルギーの中心となり、原子力エネルギーも登場。

第三次産業革命は1900年代後半、コンピューターを用いての機械の自動化となった。「デジタル革命」「IT革命」ともいわれている。

そして、現在は第四次産業革命、「インダストリー4.0」の真っただ中にある。

モノのインターネットと呼ばれるⅠoTによって産業構造が変わりることと、AIによるデータ収集や解析技術が進み、人間からの指示がなくても機会が自ら動く「自律化」を目指す試みである。

産業革命の歴史をみると、農耕社会から工業社会へ、産業は重厚長大型から軽薄短小型へと変化してきている。 

第一次産業革命が起こる前は、労働力は人力や牛、馬であった。

しかし200年余りの中で産業革命が起こるたびに人間は労働から解放されてきている。その変化は著しいものがある。今後もこの変化は想像を超えるものがあるだろう。

カナダのジャスティン、トルドー首相は2018年1月のダボス会議で以下の発言をしている。

「今ほど変化のペースが速い時代は過去になかった。しかし、今後、今ほど変化が遅い時代も二度とこないだろう」

「いわて県民計画」の中で、数値目標に「健康寿命」と「余暇時間」を最初に掲げたことは、近未来を見据えた正しい判断であると思う。

 

3月3日()

 午前、東北横断自動車道釜石秋田線遠野道路(遠野住田IC~遠野IC)開通式、午後、岩手県医師会名誉会長・石川育成(岩手県県勢功労者)氏お別れ会(盛岡市民文化ホール・大ホール)にそれぞれ出席

 

3月4日()

二月定例県議会、午前10時、次期総合計画特別委員会総括質疑及び自由質疑。第二日目。昨日残した代表質疑後、自由質疑を行う。すべての質疑終了後、取りまとめを行い採決。意見を付け全会一致で「いわて県民計画」は承認された。

昼、岩手県「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産登録推進議員連盟総会・研修会に出席

 

3月5日()

二月定例県議会、午前10時、明年度一般会計予算案などを審査する予算特別委員会開催。第一日目。総括質疑。昼、岩手県議会ILCリニアコライダー建設実現議員連盟役員会に出席。午後5時45分散会。
  

3月6日()

二月定例県議会、午前10時、予算特別委員会開催。第二日目。総括質疑終了後、部局別審査に移行。議会、総務部を審査。

昼、議会棟内で開いた日韓親善岩手県議会議員連盟研修会に参加後、駐仙台大韓民国総領事館・朴容民総領事らとともに昼食懇談会(議長室)に出席。午後4時50分散会。

 

3月7日()

 政治判断ができない理由を聞きたい。
 
二月定例県議会、午前10時、予算特別委員会開催。第三日目。秘書広報室、政策地域部、復興局、出納局、人事委員会、監査委員を審査。午後
7時56分散会。
  ILCリニアコライダー建設について政府見解が出されたが、前向きとの評価もあるが事務的見解にとどまったことは残念である。それにしても、なぜ政府は政治判断できないのだろうか。政治判断ができない理由をぜひとも聞きたいものである。
  

3月8日()

二月定例県議会、午前10時、予算特別委員会開催。第四日目。総括質疑終了後、部局別審査に移行。環境生活部、警察本部を審査。午後5時16分散会。

午後2時から開催の岩手県スポーツ表彰式「いわて暮らしの文化特別知事表彰」(サンセール.盛岡)に出席

 

岩手県議会議員 佐々木順一
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