8月19日(月)
岸田不出馬表明と広瀬参議院議員辞任に伴うマスコミコメント
 お盆中、8月14日に岸田総理が総裁選挙に出馬しないことを表明した。事実上の総理辞任である。続く15日には、今度は広瀬めぐみ参議院議員が議員辞職を表明した。8月15日は79回目の終戦記念日である。すなわち鎮魂の日の前日と当日に厳粛さを打ち破るような相次ぐ非礼は、無神経の極みである。
 この二つの行動に対し、県内各マスコミから、立憲民主党岩手県支部連合会代表としてのコメントを求められたので要旨、下記のコメントを寄せた。
 ◎岸田総理の総裁選不出馬表明に伴うコメント
「岸田総理では選挙に勝てない、という自己中心的な党内包囲網に屈した退任表明であり、前回と同じことがまた繰り返された。裏金問題対応を見るまでもなく、表紙を代えても中身(自民党の体質)はさらにひどくなってきている。この手法はもはや国民には通用しないだろう。政権交代こそ本質的な政治改革であることを引き続き訴え野党第一党の使命を果たしていく」

 ◎広瀬参議院議員の辞職に伴うコメント
「議員辞職は当然であるが、離党届を出す前に広瀬氏は県民に対し道義的、政治的責任を果たすべきであった。コメントだけでは不十分、元公人として、一人の人間として自らの言葉で誠実に語るべきである。また、擁立し当選させた自民党の責任は極めて重い。連帯責任を負っており、広瀬氏同様納得のいく説明責任を果たさなければならない」

 これらを踏まえ、18日に立憲民主党県連内で常任幹事会を開き今後の対応について協議した。