5月5日()

 こどもの日に思う

 国の政策上の方向も経済財政の運営方向も「自由競争のみ」を発想とする展開になっており、他を顧みるという発想が著しく衰退している。

「今だけ、カネだけ、自分だけ」という視野狭窄的な考えが日本社会にを支配しようとしている。

今日はこどもの日。

未来を担う子供たちのためにも、われわれ大人は「今だけ、カネだけ、自分だけ」という非人間的な  「価値観」から一日も早く脱却しなければならない。

 五月五日の象徴である鯉幟は「今だけ、カネだけ、自分だけ」という考えだけで風に泳いでいるわけではない。
 こどもの日の祝日の趣旨を再認識すべきである。

 

5月6日()

 北朝鮮ミサイル、地下鉄は止まったが原発は?

 先日、北朝鮮の弾道ミサイル発射により東京の地下鉄が事業者の意思で止められたことに対し一部批判があったが、本気で北朝鮮のミサイルの脅威に対処するなら政府は、原発を止めるべきである。

もし原発にミサイルが着弾したなら、福島原発事故で多用された「想定外」という言葉は通用しない。

政府は、北朝鮮のミサイル発射に伴う細々とした身近な脅威を国民にあおる前に、ミサイル着弾など有事に伴う原発の危険性について、対応方針を説明すべきである。
 有事の際の原発対策を語らないで、不必要な危機をことさらあおるべきではない。
 安倍政権は権力の使い方をはき違えている。

 

5月7日()
 安倍首相の理念、節操なき改憲論
 
70回目を迎えた憲法記念日に安倍総理は2020年開催の東京五輪、パラリンピックを口実に同年施行と期限を切って、9条への自衛隊明記と教育の無償化について改憲を打ち出した。
 しかし、権力の乱用を抑制し、個人の人権を保障する憲法を改正することと東京五輪開催とどのような関係があるのか。 
 教育の無償化については、民主党政権がおこなった高校授業料の無償化に対し、当時の自民党はバラマキといって強く反対した。この5年間で宗旨をなぜ変えたのか。説明がつかない。
 自衛隊の明記についても、自民党改憲草案では「国防軍」の保持を明記しており党の方針に反する。
 そもそも総理たる立場の者が、期限を切って個別具体の改憲項目を独断で決めること自体、立憲主義に反する行為である。
 また、「国防軍」ではなく「自衛隊」の明記を述べたことから総裁の立場でないことは明白である。
 改憲することによって国民がどのような幸せを享受できるのか、このことに対する言及が全くない。
 理念、節操なき改憲論だけが存在するだけである。