2月19日(月)

問題だらけの自民の合区解消案、一票の不平等を放置

 自民党憲法改正推進本部が衆参両院の選挙区の合区解消に向けた改憲条文案が了承した。

 条文案は、憲法47条に加筆、92条も見直し「広域の地方公共団体」が都道府県と読めるようになっている。

 すなわち、

第47条=両議院の議院の選挙について、選挙区を設けるときは、人口を基本とし、行政区画、地理的な一体性、地勢等を総合的に勘案して、選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数を定めるものとする。参議院議員の全部又は一部の選挙について、広域の地方公共団体のそれぞれの区域を選挙区とする場合には、改選ごとに各選挙区において少なくとも一人を選挙すべきものとすることができる。

前項に定めるもののほか、選挙区、投票の方法その他両議院の議院の選挙に関する事項は、法律でこれを定める。

第92条=地方公共団体(の)は、基礎的な地方公共団体及びこれを包括する広域の地方公共団体とすることを基本とし、その種類並びに組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基づいて、法律でこれを定める。

ゴシックが自民党の改正案(加筆)である。

しかし、日本国憲法には次の条文がある。

第14条=すべての国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。(2項、3項略)

第43条=両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。(2項略)

これらを見比べると、改正案は問題点だらけである。

憲法の要請である議会制民主主義の根幹をなす最も大事な「法の下の平等」がないがしろにされていることである。すなわち「人口を基本とし、行政区画、地理的な一体性、地勢等を総合的に勘案して」ということは、どんなに「一票の不平等」が広がっても違憲性が問えなくなることである。

また、参議院が地域代表の性格を強めれば国会議員を「全国民の代表」と定める43条とも相容れないものとなる。そもそも改憲でもって合区解消を図るという発想はあまりにも短絡的である。

公選法の改正で十分である。例えば、定数を増やせば一票の格差は解消する。選挙制度、衆参の役割分担や権限を含め二院制の在り方も機論すべきである。

 

2月20日(火)

 岩手県町村議会議長会総会(岩手県自治会館)に出席

 

2月21日(水)

 事務所において来客対応。

 

2月22日(木)

 二月定例県議会再開。

10時県議会運営委員会、11時2月県議会定例会追加提出予定議案等説明会、昼過ぎ、県議会改革岩手議員総会にそれぞれ出席。

午後1時本会議開会。一般質問初日。

改革岩手=郷右近浩、自民クラブ=岩崎友一、いわて県民クラブ=佐々木努、創成いわて=工藤大輔各議員が代表質問(答弁者は知事のみ)。午後4時36分散会

 

2月23日(金)

 11時議会運営委員会、12時県議会自然保護議員連盟総会・研修会、終了後、県議会改革岩手議員総会にそれぞれ出席。

午後1時本会議開会。一般質問二日目。改革岩手=関根敏伸、自由民主クラブ=佐々木茂光、改革岩手=軽石義則各議員が登壇。一般質問終了後、本年度補正予算案など議案38件が提案され、午後5時8分散会。

2月24日(土)
人間は老いるのではない。理想を失った時、老いるのだ
 平昌冬季五輪に出場している日本選手の活躍と快挙は、日本全国に感動を呼んでいる。
 スポーツの力は偉大である。そこには言葉はいらない。
 改めて若い時代に鍛えることの大事さを実感した。
 人間、齢を重ねると確かに老いる。すなわち老化である。肉体的衰えとこれに比例した機能の衰えは誰も避けられない。しかし、どなたかが言った。「人間は老いるのではない。理想を失った時、老いるのだ」と。
 人間それぞれ理想を持っているものである。
 「理想をあきらめてはいけない」。このことを五輪選手は改めて教えてくれた。