1月9日(土)

  休暇

1月10日()

 後援会役員の火葬・葬儀に参列

1月11日(月)

 歴史を過ちを繰り返すことになる精神論

 共同通信社が9、10日の両日にわたり実施した全国電話世論調査によると、今夏開催予定の東京五輪について約8割が「再延期・中止」を求めていることが明らかとなった。また、英国の国際五輪委員会のディック・パウンド委員は予定通りの開催について「私は確信できない」と述べたといわれている。

 ところが政府や与党、大会組織委員会は別だ。例えば、自民党の二階幹事長「開催しないということのお考えを聞いてみたい。自民党として開催促進の決議をしてもいいくらいだ」。組織委員会の森会長は「私が考えこんだり、たじろいだり、多少の迷いが出てきたとしたらすべてに影響してくる。淡々と進めていく以外ない」。菅首相にいたっては「ウィルスとの戦いに打ち勝つ証をきざんでいきたい。感染対策を万全にして安全安心な大会を実現したい」としている。

  しかし、いずれも精神論の域をでないものばかりである。

 「開閉式の簡素化」「無観客開催」「選手などへのワクチン接種」などアイディアは検討されているらしいが「医師・看護師に余裕はない」「代表選考は間に合うのか」、「コロナ感染者を隔離する施設は十分か」など様々な課題についての具体的取り組み方針はまったく聞こえてこない。

 その前に政府は緊急事態下の異常事態に対応するため、疫学的政策判断を踏まえた感染拡大防止の使命を果たすことが東京五輪開催の道を開くことになることを認識すべきである。日本人特有の精神論では歴史の過ちを繰り返すことになりかねない。

1月12日()

 競馬関係者と競馬組合議会との意見交換会(盛岡競馬場4F会議室) 出席

1月13日()

 今日から15日まで常任委員会、特別委員会などが開かれることから岩手県議会へ。

 午前10時、総務委員会開会、継続調査となっていた「(仮称)東日本大震災津波を語り継ぐ日条例の制定について」を審査。

 条例の素案を令和2年12月9日から同年12月31日までの期間、パブリックコメントを実施した結果について協議、5市町村、1個人から意見が提出されたが、寄せられたこれらの意見は素案の本質を変えるような性質のものではないとの全委員の認識を踏まえ、「いただいたご意見の趣旨については、執行部も議会側も含め、今後心を砕くようなところがあるかもしれないので、これらの意見を頭の中にとどめてきたい」との委員長のまとめを了承し、素案を次の議会運営委員会に正式に発議することを了承した。その後、執行部から令和2年12月14日からの大雪による被害状況についての報告を踏まえ質疑、正午前終了。


1月14日()

 大雪被害対策について知事に緊急要望

 午前10時、産業振興・雇用対策特別委員会開会、「働き方改革」の一環として、社会福祉石鳥谷会特別養護老人ホームいしどりや荘副施設長・去石誠氏を招聘し同施設の働き方改革の取り組みについて説明を受けた後、意見交換。

 午後1時、県政調査会開会。岩手県感染症対策委員会新型コロナウィルス感染症対策専門委員長・岩手医科大学附属病院感染制御部長兼岩手医科大学医学部教授・櫻井滋氏の「新型コロナウィルス感染症に関するキーワードを読み解く」をテーマとした特別講演を聴いた後、意見交換。

 夕方、要望書提出のため知事室へ・

 達増知事に1月6日、7日の二日間にわたり行った被害調査を踏まえ立憲民主党岩手県連と岩手県議会希望いわて合同で「令和2年12月からの大雪被害対策について」の緊急要望を行った。横澤参議院議員が同行。

 主な要望項目は次の通り

 ◎「強い農業・担い手づくり総合支援交付金(被災農業者支援型)」による助成を行うとともに要件緩和と補助率のかさ上げを国に働きかけること

 ◎農業用ハウス等の整備に対する補助を行うこと

 ◎育苗等に対する調整を行うこと

 ◎除排雪経費等に対する財政支援等を行うこと
1610683607738

 1月15日()

 午前10時、岩手県議会東日本大震災津波復興特別委員会開会、株式会社津田商店代表取締役社長・津田保之氏を参考人として招致し「水産加工業の未来に光を」をテーマに取り組み状況や今後の取り組みなどについて講演を聴いた後、意見交換。正午前終了。

1月16日()

 半藤一利氏の五つの教訓

 先日、作家の半藤一利氏が亡くなった。

 当事者の話を聴き、史料を調べ、現場を歩く実証的なノンフィクションの手法で書かれた作品は説得力がある。アカディミズムとジャーナリズムを併せ持った作家であった。

 「大事なことはすべて昭和史に書いてある」と語っていたという。そして、そこから学ぶ五つの教訓を挙げていた。「昭和史」は半藤氏が書き上げたもの。

 ①国民的熱狂をつくってはいけない。そのためにも言論の自由・出版の自由こそ生命線である。

 ②最大の危機において日本人は抽象的な観念論を好む。それを警戒せよ。すなわちリアリズムに徹せよ。

 ③日本型タコツボにおけるエリート小集団(例・旧日本陸軍参謀本部作戦課)の弊害を常に心せよ。

 ④国際的常識の欠如に絶えず気を配るべし。

 ⑤すぐに成果を求める短兵急な発想をやめよ。ロングレンジのものの見方を心がけよ。

 コロナ禍に苦しむ現在の社会でも心にとどめたい教訓である。