January 27, 2006

絶滅危惧種との出会い

ただいま帰りました。
といっても神戸への一泊でしたが。
たった一泊なのに、大変な疲労を感じています。

電話でしか話したことのないメーカーさんと鹿児島空港(出発)より同行だったのですが、ひどい低血圧で非常に朝に弱いわたしは、ご迷惑にならないよう早めに空港に到着し、ボロ雑巾のようにサンドイッチを頬張りながら彼からの連絡を待っておりました。
すると着信が。
サンドイッチをがっつり頬張っていたので、「タイミング悪いなぁ・・・」とだるさ全開で取ると、腹筋を最大限活用した「おはようございます!!!」の一声。
「あぁテンション高いオジサンだなほんと朝から勘弁してよぉ・・・」なんて思っていると、どうも背後から電話の声が。
振り向くとそこには。

「目が、目があぁぁあ〜!!!」
くたびれたトレンチを羽織ったタバコ臭いおっさんではなく。

脂っこい汗臭い赤ら顔の高血圧男でもなく。

目も眩むほどのサワヤカなイケメン様が!!!!

ひぃぃ・・・。
朝5時に顔を形成したまま、要メンテナンスにも関らず己の食欲を優先させたわたしは、あろうことかドロドロの顔に間抜けにもパン屑まで口の端にくっつけて彼と対峙する羽目に。
オールしてボロボロ、なりふり構わず帰宅を急いでいる時に、ピカピカの出で立ちで歩く学生やサラリーマンの群れに遭遇した年増。油断してうっかり真昼間に顔を出しちゃったモグラ。
敢えてこのときのわたしの心情(みじめさ)を比喩すればそんなところでしょう。
そんな突然外界に引きずり出されたヤドカリのように心細さを感じていたわたしに、彼はキラースマイルを容赦なく投げかけ、もうイヤになるくらい爽やかに自己紹介と事業内容の紹介をソツなく素晴しい発声とカツゼツでなさっておられましたが、放心状態のわたしは勿論聞いていません。

いやいや。
ある程度の爽やかさは、他人に対し信頼感や心地よさを与えますが、彼の爽やかイケメンぶりは正にプロ級、薄汚れてくたびれたわたしは正直「萌え」ではなく「畏怖」や「驚嘆」を感じてしまいました。既に絶滅種だと思っていましたよ。

もうスバラシすぎて逆にどこから誉めたら良いか判らなくなったわたしは、「イヤ〜、ほんっといい手相してますね」等とまるで飲み屋のオヤジの下手なナンパのようなとんちんかんな会話を繰り広げ、己の間抜けさを再確認しては自己嫌悪、というドツボに。
まるでベルボーイか一流ホテルマンのような細やかな気遣い、楽しく気の(えすぷりの)利いた会話。しかも早稲田卒。しかもポールスミス。極め付けに年下(24歳)。

夜は彼らの接待を受け、純粋鹿児島人のわたしはイケメン様ほどの気が利かないくせに、「男性に水割りを作ってもらう、取り分けてもらう」ことに大変な居心地の悪さと罪悪感を感じ、飲めないくせにいつもよりお酒を飲みすぎ、折角大阪在住の同級生に会う約束をしていたのにホテルに戻った途端、気絶。

・・・で、今日まで一緒に仕事したわけですが、今回の出張は色々な事業所を訪問したことよりも「20代の2歳差って大きい筈なのに、彼にかなうところなどわたしには一つもない」こと。強いて言うなら間抜けさくらいか。
もし彼に再会することがあれば、せめてその御姿を直視出来るくらいまで折り目正しい人生を送ろう、と反省した次第です。
しかしそれは、モグラが裸眼で太陽を見ても平気、というレベルに匹敵するであろう・・・
sasasa1979 at 22:40│Comments(0)TrackBack(0)日記 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
Profile
美頓
ストイックに美を追求し続ける、美の求道者―美頓です。ストイックすぎて異性運どころか異性縁もありません。ついでに同窓会で「うわぁ〜、ぜんっぜん変わらない!!」と感激されました。もはや、自分が何を追及してきたのか見失いつつある26歳です。
livedoor ピクス
本ブログパーツの提供を終了しました
訪問者数