もちろん今日のトップ記事は薄煕来関連。中共中央の決定とヘイウッド死亡事件再調査の記事と共に、ど真ん中は評論員文章「党中央の正確決定を断固擁護しよう」。その内容は以下のとおり。
 ―「現在公布の事実から見て、王立軍事件は国内外に悪辣な影響を及ぼす重大な政治事件であり、ヘイウッド死亡事件は党と国家の指導者の親族と周辺の工作人員に関わる重大な刑事事件であり、薄煕来の行為は重大に党の規律に違反し、党と国家の事業に損失をもたらし、党と国家のイメージに大きな損害をもたらした。胡錦濤同志を総書記とする党中央は果断に決断し、関連事件に対し深い調査と厳粛な処理を進め、随時状況を公布した。これは党と人民の事業に対する高度に責任を負うことであり、社会主義法治に対する断固とした保障である。事実が証明するように、わが党は人民に利益を代表し、人民の監督を受け、腐敗現象に対し決して見逃すことなく、違法規律違反現象に対しては必ず調査し必ず追求する」

 評論員文章は、薄煕来に関する党中央の決定について説明するものだが、今のところなぜ薄煕来の職務が停止されるのかは説明されていない。現段階はまだ調査が途中で、職務解任に決定の際に説明されるのだろう。しかし、示唆はされている。「腐敗現象」と言及されているので、例に違わず汚職が理由となるのだろう。
 ここ数日のネット統制も、この日のための世論作り、つまりこの決定に伴うデマが流れることで社会不安を招かないようにという側面があったのかとも思われる。
 それにしても党中央政治局委員とはいえ、その中では薄煕来ごときの「小人」を胡錦濤、胡錦濤政権はなぜここまで追い込まなければならなかったのか。今でも真相が分からない。彼は陳希同や陳良宇とは格が違うと思うのだが。それとも2人の陳同様に、薄煕来も「大人」だったのだろうか。薄煕来は何をしようとしていたのだろうか。