aamall

2005年02月25日

「王様の耳はロバの耳」モードで

 5限、計算チャレンジを返却。合格した子供もそうでなかった子供も、それぞれに納得している様子。満点は5名。1ミスは6名。とてもよく頑張った。

 6限は、ブラス。卒業式に向けて「今日の日はさようなら」の練習。メロディーの流れはつかんだ様子。演奏会ではないので、やりこむと返ってつらくなるので、来週は朝練習を行わないことにした。

 

 放課後、選挙管理委員会が作成した「明るい選挙」絵はがきが袋で配布される。図案は、夏休み作品応募の「明るい選挙」ポスター優秀作品で、児童一人あたり2枚を配るということだが、この絵はがきをいったい誰が使うというのだろうか?

 確かに、優秀作品を見てもらって称揚する場面は必要だし、入選した児童はうれしい。選挙は公正に行われるべきだし、そういうことを啓発することも大事である。しかし、それを図案とした(積極的に使おうとは思えないような)絵はがきを県内小学校の全児童に配布するとなると、そのためにかかる経費はいったいどれくらいなのだろう。

 折しも、県は来年度から3年間、職員の給与を3%カットするという。緊急事態なのだそうである。それならば、もっと大なたを振るうべきところはあるだろう。借金財政を解消することは、次世代の子供たちにとっても、われわれにとっても急務である。だから給与をカットされるのも、仕方のないことだと思う。痛みは分かち合うべきだと思う。だったら、同時に、よいことであっても切れるところがあれば、それもまた切るべきである。財政が健全化したらまた復活させればよい。「ない袖は振れない」という単純なことをしっかり認めるべきだ。

 分野を超えて財政の使途に大なたを振るうためのプレジェクトチームとか作ればいいのに、というのが、昨日の職場で盛り上がった話。上記の例の他にもあげればたくさんあると思うぞ。逆に配分した方がいいところには新規に予算を落とすべきだ。三重県方式のように、職場のモチベーションを落とさない工夫も必要だと思う。



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この記事へのコメント

1. Posted by tact   2005年02月28日 23:41
 「三重県方式」のリンクありがとうございました。一昨日、読ませていただいた時に、興味を持ちどこから調べてみようかと思っていたところでした。
 事業事務評価システムなどのようなことは、「評価」ということで学校現場にも結構、取り入れようという管理職からの動きが見られますね。果たして、現場がそれらの評価システムを受け入れる心・体制に変えることができるのか、批判に弱い学校・教師の体質を考えると難しいものがありますね。
考えさせられてしまいました。
2. Posted by 王様の耳は・・・吠えたがりの猪   2005年03月01日 16:37
まったく同感ですね!

痛みを分かち合うところはしっかり分かち合い
一緒に苦労するところは一緒にできなければ
同じ釜の飯を喰う仲間にはなれないでしょうね

そして何よりも
締め付けるばかりでモチベーションが下がってしまっては
そこからの取れ高は下がるばかり

そのくらいのことはわかっていてくれなくては!!
プンプン

って自分モードになってしまいました。すいません。

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