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2005年09月

2005年09月30日

宿泊学習3日目 そば打ち体験をした

朝日の中の分宿棟 6:00起床だったが、ほとんどの子供たちは起きられず。疲れがたまってきているなぁ。室内整備後、食堂で朝食。

 時間前行動が行き渡ったのはよいが、準備開始より20分前に係が現れて、準備をしようとしたのには参った。食堂の段取りもあることを話し、一度部屋に戻す。時間が早すぎると言って指導したのは初めてだった(苦笑)。

 その後再び、室内を完全にきれいにしてから分宿棟を空ける。

牛岳でそば打ち体験かまどの達人 9:30〜、そば打ち体験。子どもの村の先生の指導でそばを打つ。予想していたよりもしっかりした作りのそばになった。

 全員打ち終わったところで炊飯棟に戻り、3度目の野外炊飯。そばを茹でていただくことに。3度目ともなると、火をつけるのも達人級の子供が登場。他班にアドバイスをするなど、楽しみながらも協力していた。

 茹で上がった班から、竹の器でいただく。自作の食器で自作のそばを食べるのは、なかなか「おつ」でよい。食べた後は、炊飯棟の片付け。これで、子どもの村を後にするので、最初と同じ状態に戻す。

 14:00〜、退所式。バスに乗って下山。15:10頃学校着。帰校式後、解散。あっという間の3日間だった。


 16:00、反省会。16:40、終礼。その後、宿泊グッズの後片付け。相川教務から依頼され、3年前の「川」をテーマにした実践の概要を報告した後、退勤。 トヨペット東店で、車体傷の修繕と車両保険の打合せ。帰宅後は、早々にダウン。全身がけだるい感じ。



2005年09月29日

宿泊学習2日目 3食全てを野外炊飯で自炊

夜明けの子どもの村 6:00起床。多くの子供たちは、時間前に目覚めていたようだ。室内の整理と清掃の後、活動開始。

 朝食は野外炊飯。ご飯、みそ汁、玉子のシンプルなメニューだが、作らなければ食事にはありつけない。薪を燃やしての調理は初体験の児童も多く、火の付け方から悩む。見本を見ながら見よう見まねで、それでも意外と早く着火した。

 一方、ご飯とみそ汁の方は、家庭科の体験が生き、問題なく作ることができた。しかし、だしが粉末だったのが残念。煮干しを持参すればよかった。

朝食を食べる テーブルをセッティングして、できたグループからいただく。食べ終わった班から、昼食分のおにぎりも作り、弁当箱に詰めた。この野外炊飯で2食分の食事をまかなう。

 肝心なのは片付け。生ゴミの処理や洗剤の量など、家庭科で学んだとおりに行うよう声をかけたが、言われるまでもなく、実践している子供が結構いたのはうれしかった。

 10:15、炊飯棟前に集合。昼食のおかず(魚肉ソーセージ、バナナ、こんにゃくゼリー)を配付。

牛岳の休耕田に咲くそばの花 10:30、子どもの村の丸山Tから説明を受けた後、ウォークラリーがスタート。昼食時間を含め、2時間10分でコースを回る。起伏に富んだコースで、かなり体力を使う。そばの花が咲く休耕田や、谷間を一望できる高台など、自然が一杯のコースを問題を解きながら進んだ。全ての班が予定時間前後に無事帰着。体力的には昨日より厳しい感じだったが、活動をやり遂げた充実感があったように思う。

 

 14:30〜、再び竹クラフト。今度は、スプーンを作る。活動に関しては、子供たちが自主的に動くようになってきている。以前は、取りかかりはよいが後始末になると、避けようとする傾向があったが、少しずつ解消され始めている。成長だなぁ。16:00、時間が来たので、クラフトは終了。

カレー作りに挑戦中 16:00〜、2回目の野外炊飯。メニューはカレーライス。水の量だけが問題になったが、後は順調にできあがる。

 19:00〜、ナイトハイク。予定を変更して、森の中を抜ける鎌倉コースをたどることに。昨年度は、呉羽自然の家を1周するコースだったので、その程度の感覚でいた子供たちだった。しかし、空は月のない闇夜。思ったより長い道のりを、そして、これまで体験したことのない暗闇の中を歩くことに、かなり不安を高めていた。しかし、グループみんなでまとまり、大きな声で歌を歌って励ましながら進むことで、恐怖を乗り越えようとする姿が印象的だった。

 自分的には、途中のポイントで暗闇の中を一人待っているのが、なかなかしんどかったり(笑)。

 入浴、全員ミーティングの後、子供たちは就寝。満天の星は、空からこぼれ落ちそうなほどだった。



2005年09月28日

宿泊学習1日目 牛岳に登った

 荷物を整えて出勤。今日から3日間は、山田の富山市野外教育活動センター(富山市子どもの村)にて宿泊学習。ちなみに旧富山市小学校の全ての5年生が、この施設を利用して宿泊学習を行っている。


牛岳登山 市が派遣するバスでセンターへ。荷物を下ろして、再びバスに乗り、赤とんぼ広場に移動した。そこから牛岳登山開始。

 赤とんぼ広場から、二本杉(5合目)まではアスファルト道を歩く。休憩した後、登山道へ。木立を抜けて本道を行く。

 間が空かないようにゆっくりと上り続けた。 

牛岳山頂からの風景山頂で記念写真 1時間半あまりで山頂に到着。とても爽やかな晴天で、頂上からは、富山市から高岡市、砺波市にかけて富山平野を一望できた。

 牛岳神社をバックに記念撮影。みんなで「ヤッホー」と叫ぶと、見事なこだまが返ってきて、大感激していた。

 ここでは、40分程度で昼食、休憩を取り出発。山頂近くには、トイレが用意されているのが、行き届いている。

ロープを伝って下山  下山は別コース。登山道を二本杉まで下り、そこからは赤とんぼ広場へ向かう道とは反対の斜面の山道を下る。傾斜のかなり急な坂道は滑りやすく厳しい。

 途中には、ロープを伝いながら下る所や、わき水が集まった川の源流が道を横切っている所など、子供たちにとっては難所が続く。励ましの声をかけ合いながら進む子供たちの姿には、微笑ましくも頼もしいものを感じた。ちょっとのスリルとたくさん冒険心に満ちた楽しい登山だった。

牛岳三段の滝にて 山道のゴールは「三段の滝」。爽やかな滝音、手を入れた水の冷たさ、自然の息吹を感じるひとときだった。

 ここから先は、アスファルトの林道を行く。牛岳トンネルをくぐり、スキー場のロープウェーに乗って再び赤とんぼ広場へ。再び林道を歩いて15:40頃、子どもの村に到着。
 約5時間の行程だったが、すがすがしく楽しい登山だった。やはり、登山は晴天に限る。

 入所式の後、分宿棟に移動。夕食、入浴、竹クラフト。

竹クラフト 今回の宿泊学習は、総合や教科とのつながりも考えて、食へのこだわりをひとつのコンセプトにしている。家庭科で学んだことが、この3日には生きるはずだし、この3日間の活動が、これからの学習の布石になる。竹クラフトもその一環で、ここでは、明日の野外炊飯で使う箸と皿を作る。

 1時間半ばかりの活動で、十分には仕上がらなかったが、明日もう少し時間をとって完成させることに。夜の野外炊飯で必要なスプーンも、明日、竹で作ることになった。
 目を見張ったのは、活動後の後片付け。見事に協力して、素早く後片付けを終えた。感動した。

子どもの村から見る夜景 全員ミーティングの後、子供たちは就寝。子どもの村から見る夜景はとても美しい。

 森田PTA会長、山口PTA副会長が、陣中見舞いに訪れる。保護者が、宿泊学習の活動を直に見るというのもいいものだと思った。



2005年09月27日

論文検討会の最終回があった

 朝活動から1限にかけて算数。早めに切り上げて、9:25〜、家庭。今日の学習はご飯を炊く。同時に、前回の家庭科を生かし、具材を自分たちで決めて、みそ汁も調理。明日からの宿泊では、3回の野外炊飯があるが、家庭科で学んだことを生かせるとよい。

 3限は、相川Tの音楽。合間に分掌事務。4限、5限は、宿泊関連。6限はクラブ。持ち寄った花を自分たちのセンスで生ける。

 放課後は、宿泊学習の荷物準備。京角養護Tがあらかた揃えてくれたのでとても助かった。感謝。退勤後、アルビス呉羽店で活動用の物資購入。しかし、バナナは手に入らず。

 19:00〜、澤橋さん、表さん、宮さんの論文検討会。3人ともかなり完成度は上がってきたが、説明が足りないところや筋の通らないところも少なからずある。時間には限りがあるが、よりよいものを目指してほしい。

 帰途、さんしょうでバナナを購入。帰宅後は、準備もそこそこにダウン。



2005年09月26日

職員会と宿泊学習の打合せ

 国語、算数、宿泊関連。放課後は職員会。学習発表会、就学時検診、学校保健委員会が議題。終了後、宿泊学習の打合せ。役割分担を確認。インターネット接続アンケート(学校Webの閲覧状況を調べたもの)の集計を基に、学校だよりへの原稿を起案。

 帰途、宿泊学習に必要な食材や教材の買い出し。



2005年09月25日

宮さんと澤橋さんの論文検討会

 8:50、宮さんと澤橋さんの論文検討会のため職場着。職場では、校区の住民運動会が開催されるはずだったが、朝からしっとり降るあいにくの雨で中止・・・、と思っていったのだが、なんと、この時点で中止の決定がなされておらず、たくさんの方が学校に集まっていた。(結局9:30頃中止決定。)

 9:00〜、澤橋さん、宮さんがやってきたので、コンピュータ室で論文検討会。なかなか論文を読みこなせず、時間をあまり効率的に使えなくて、2人には申し訳ないことをした。その後、2人は修正作業に入ったので、自分は、先週から持っていた、インターネット接続アンケートの集計。

 アンケートを採った時点で、学校Webを見たことのある保護者とない保護者は、ほぼ半々。見たことのある保護者は高学年ほど多く、低学年保護者にはWebの存在そのものを知らなかった方もかなりいたようだ。集計結果は、学校Web上で公式に公開したいと考えている。

 「ふらいぱん」で昼食。職場に戻って、午前の続き。

 14:00〜、修正分を再び検討。言いたいこと、伝えたいことが、かなりはっきりしてきた。今日できる範囲で精一杯修正したところでお開き。

 いったん帰宅後、西町へ。高校時代の仲間と西町「チャンプル」。



2005年09月24日

夕べからlivedoorは激重

 夕べからlivedoorは激重。9月中にまだ移行が済まない全データの移行を行うために、サーバの増設等が行われているそうなので、その影響かも知れないな。大変なのは分かるが、些細な額とはいえ有料のユーザーもいるのだから、せめてそれらの人たちに対しては、優先的に対応して頂きたいものである。

 blogを書いたり、本を読んだり、宮さんから送られてきた論文を読んだりの一日。



2005年09月23日

牛ヶ首奉納相撲大会を見た

牛ヶ首奉納相撲大会 百塚の牛ヶ首神社にて、牛ヶ首奉納相撲大会。団体戦が終わったところで、雨に降られたため、アオイスポーツハウスに移動しての個人戦となった。団体戦で試合慣れしている子供を相手にしては、個人戦のみ出場のハンディは大きい。熱戦が続いたが、善戦むなしく敗退。次年度への期待に夢をつなぐことに。

 帰宅後は、睡眠モード(^^;)。
 アルフレッド・リードをBGMにblog書き。

相撲の段位

 アオイスポーツハウスの壁にかけてあった、段位一覧。相撲にも段位があるとは知らなかった。



巨星墜つ

 新聞にアルフレッド・リードの訃報を見つけた。吹奏楽を少しでもかじった人なら誰もが知っている、アメリカの作曲家。木管楽器ならば、彼の曲に出てくるスケールに泣かされた人も少なくはないだろう。

 アメリカは吹奏楽(ウインド・オーケストラ)の本場だから、作曲者の数は多く、さまざまなオリジナル曲があるが、彼のメロディは不思議と心に残る個性をはなっていた。享年84歳。ご冥福をお祈りする。



sasatto at 08:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2005年09月22日

「=」の意味を話し合ってみた

 図工×2、国語、算数、家庭、学活と進む。図工は、「気持ちを表す10の形」。ほぼ完成。

 算数は今、分配法則や結合法則を学ぶ単元であるが、等値変形するということが、今ひとつすっきりしていない様子。そこで、少し脱線して、「=」の意味を話し合ってみた。「計算の答を示す記号」という認識が多いことが判明。しかし、右も左も、答とか計算とかが同じになっている、という発言から、さまざまな例を出し合いながら、=には右と左が同じ値であるということを理解し合った。

 「寒江小の校長=小西はるみ先生」という言葉の等式も成り立つという話や、「今の総理大臣=小泉純一郎さん」は成り立つけど、「今の総理大臣=人間」というのは、確かに総理は人間だが、人間が全て総理ではないからダメ、といった話がおもしろかった。これって「集合」の概念だから、「=」の意味認識とは少し違うかな。でも、「=の左右は等値」という、これまでになかった概念を獲得した子供は多い。寄り道だったが、そこがつかめれば、等値変形は楽になると思う。

 家庭科は、自分たちで具材を選んでみそ汁を作る計画。ご飯も炊いてみて、宿泊学習の野外炊飯に生かせるようにする。

 6限、宿泊学習のしおり製本。滑り込みセーフ?にわかに気運は盛り上がる。以前に連絡してあったものの、やはり持ち物は不安なようで、3連休をはさんだ月曜日に点検しあうことになった。


 終礼後、ロッカーに放り込んであった、各種団体から送られてきたビデオやパンフレットなどの整理。これら、官公庁の外郭団体から送られてくるものは、ある意味とてももったいない。実践を想定して作られている物はよいが、残念なことにそういうのはほんの一握りだからだ。それぞれに必要だと考えて作っているのは分かるが、使えないものが多いし、もととも現場で活用している教材にプラスするにしては、そもそも量が多すぎる。すっきりやめれば財政再建にも役立つだろうに。

 以前の写真や書類もあわせて整理したので、ロッカーはすっきり。



2005年09月21日

枝豆に育った大豆を試食してみた

枝豆を収穫 国語、算数、社会、学活、総合、総合。

 5、6限は総合。高崎さんのアドバイスに従い、久々の大豆畑へ。大豆は枝豆サイズに大きくなっていた。

 今日は試食ということで、グループで一本ずつ刈り取り、その場でさやはずして袋詰め。周囲の畑と比べると、自分たちの畑は青々としていて背丈も高いことに気付く。

枝豆を枝からとる さやの付き方も、上部に葉があり、その下にぎっしり並んでいることを初めて知った子供が多数。しかし、「思ったよりたくさんついていた」「思っていたよりつきかたは少なかった」と意見は相半ば。ほんの一画を採取しただけなのに、レジ袋にはかなりたくさん集まったのだが、土地が広いためか、量感を少なめに感じてしまったところがあるかも知れない。

 学校に戻って、すぐに塩ゆでにして試食。一般の枝豆よりも大粒で、味がしっかりしていた。実感を高めるために、他の枝豆を比較すればよかったと反省。


 19:00〜、高橋研究室にて、宮さんと澤橋さんの論文検討。到達点をどこに置くかが肝心。論文であるからには、人に役立つ知見をどこまで明らかにできるを大事にしていくとよい。



2005年09月20日

初めてのみそ汁つくり

 国語、算数、防犯教室、理科、家庭、委員会。

防犯教室 3限は、県防犯協会の方々を招いて防犯教室。不審者にあったときの対応を、学ぶ。代表児童がステージ上で体験するのを全員で見守った。

 給食の後片付けについて問題が発生し、昼休憩から清掃、5限にかけてミーティング。元気に活動するクラスはいいが、人として粗雑であってはならないと思う。その辺の区別ができる人になってほしい。


みそ汁を作る 家庭科の時間に、みそ汁を作った。毎日のように口にするみそ汁だが、自分の手で作るのは初めて、という子供も多くいたようだ。

 今回のみそ汁の具は、「うすあげ」と「長ねぎ」。教科書に例として出ている具で、分量通りに、教科書に出ている作り方で作ってみるのが、今回の目的だった。

 煮干しのはらわたを取る、割り入れて水から煮出す、味噌を入れたあとは沸騰したらすぐ火を止める、など、初めての経験に戸惑いながらも、楽しみながら実習に取り組んだ。自分たちで作ったみそ汁の味は、格別だったようだ。

 月末の集団宿泊学習でも、2日目の朝食にみそ汁を作る。今回の体験を生かして、おいしいみそ汁を作ることができればいいなと思う。 


 放課後は学校Web更新。ここしばらく、毎日複数コンテンツの更新がある。保護者へのアンケートをとったこともあって、アクセスも増加中。



2005年09月19日

掃除と新しいことにチャレンジの一日

 午前の後半に、のっそりと職場へ。夏休み以来、校内研や科学作品展パネルつくりで散乱状態にあったコンピュータ室の整理。ついでに、石黒さんに頼まれていたビデオのダビング。せっかくなので、DVからDVDに焼けるように設定を行うことに。

 まずは、教師用スペースに置いてあったデスクトップ(今回の更新でお役御免になった分)の周辺機器をはずしてしまい込む。CD-Rが入ってからは、Zipドライブなど全く使っていなかったからなぁ。ホワイトボード前に鎮座していたこれらを取り払って、授業や研修会でボードを使えるようにする。自分が内留した直後に入り始めたコンピュータが、もはや更新の時期に来ているのは感慨深い。

 コンピュータ室を退役したコンピュータは各教室に分散配置することになったので、デスクトップを2台教室へ運び込む。ネットが使えるように接続。これまで教室に置いていたさらに古い機種をしまい込む。

 しまい込んだコンピュータや周辺機器は、次の機会に廃棄することに。

 DVD作成のために、新しく入ったノートにドライブを接続し、ソフトウエアをインストール。マニュアルを見ながら操作するが、やっぱり初めてのソフトを使うのは難しいね。細かいところの設定が見つからない。画質を落とさずそのまま落とすと、かなりの時間がかかったりして、結局、焼き上がるのを待ちきれずに、ドライブをそのままにして帰宅した。
 
 というわけで、掃除と新しいことにチャレンジの一日だった。



20,000人訪問ありがとう

 このblogへのアクセスが20,000を超えました。ご訪問いただいているみなさん、どうもありがとうございました。

〈追記〉 
 本家「総合的な学習と情報教育」の方も110,000アクセスを突破。すごいことだ。111,111人目をゲットした方はどなただったのかな。



2005年09月18日

フィンランドに学ぶ教育と学力(庄井良信 中嶋博 編著)

 OECDの学力調査PISAで世界一の成績を収めたフィンランドの教育制度には、世界中から注目が集まっている。この本は、大学教官や新聞記者による調査、フィンランド在住日本人、留学経験者の寄稿などによる、フィンランドの教育事情アンソロジーである。

 フィンランドの教育の特徴は、日本の総合的な学習に似た総合教育と、競争ではなく共同原理の成果としての、教育の平等の追求。教師教育が充実しており、教師は全員修士号を持つ。そのため、単なる経験主義に終わらない、理論に裏付けられた実践が進められている。一方で、子供たちの学校嫌いや、言語能力の低下が問題視されているのは、日本同様である。

 授業時数も少なく、入試圧力のような競争のない社会で、フィンランドの子供たちは着実に力を伸ばしている。単に授業時数や教科学習の比率を増やせば、解決するものではない。問題点を明らかにした上で、対症療法ではない、根本的な教育に対するビジョンを明確にしている。

 読売新聞の西島記者のレポートによれば、教育にかける熱意は、日本もフィンランドもあまり変わらないとか。国の人口規模が違うとはいえ、フィンランドのよさを取り入れていくことは、可能なことだろう。(2005:明石書店)



星を継ぐもの(J・P・ホーガン)

書庫の本を書棚に並べた 最近、二男が盛んに本を読むようになったので、書庫から過去の本を引っ張り出して、部屋に並べている。この本もその中の1冊だったが、20年以上ぶりに手に取って読み始めたら止まらなくなった。

 もはやSF界のスタンダードとも呼べる作品。社会背景は整合しなくなっているところもあるが、ストーリーに込められたセンス・オブ・ワンダーは健在。

 月面で発見された5万年前の人類「チャーリー」を皮切りに、次々にわき起こる疑問を解決していく。でも、ひとつ解決するたびに、また新たな疑問や矛盾がわいてくる。全ての謎がかっちりパズルのように組み合わさったとき、明らかになるのは、胸のすく驚くべき事実。ミステリーの要素もたっぷり。エンディングが、ほろ苦くも温かい。(創元SF文庫:1980)



アンドリューNDR114

 人であるとはどういうことかを考えさせられた。遺伝子情報をもっているからといって、人にあるまじき行動ばかりする人間を、果たして人と呼んでもよいのか。人の心の痛みや愛が分かるからこそ、人なのに。

 ウィル・スミスのアイ・ロボットよりも、はるかにアシモフのロボットに対する思いを伝えている。ロボット3原則を守ることが、人とロボットの幸せに資するという思想だ。

 ロビン・ウイリアムスのちょっとした仕草が、アンドリューに人間ぽさをプラスしている。はまり役。

 原作はさらによいぞ。



2005年09月17日

そろそろ替え時

 最近、コンピュータの起動や処理が、ストレスを感じるくらい遅い。そろそろ、替え時なんだなと思ったり。どこのにしようかな。

 夕方、新開さん@北日本新聞社から、自分のWebに掲載しているマーレイ州立大学の写真を使わせてほしいとTEL。Web上のものはリサイズしてあるので、元画像をメールにて送付。明日の朝刊に出るらしい。こういう風にしてWebは見られているということが分かった。

 夜、女王の教室最終回。終わってみればあっけない。最後まで黒マヤは黒いままだったのがよかったな。子供たちの思いには感動した。でも、卒業式の最中に会場を抜け出す教頭はあり得ない(笑)。最後まであり得なさを徹底し続けたのがよかった。



2005年09月16日

総合的な学習研究協議会全国大会(愛媛大会)に申し込んだ

 朝から、宿泊学習の食数書類作成。おかげで、陸上練習に出遅れる。しかし、選手が確定したので、多少ハードにしても、ちゃんとついてこようとする。どこまで記録を伸ばしていけるか楽しみだな。

 1限、保健アンケート回答。国語。2限、宿泊学習の班編制。3限は習字,4限は音楽の出張授業。その間に、食数書類を完成して野外活動センターへ送付。宿泊学習の荷物に関する学年だより。科学作品展のパネル完成度チェック(修正点確認と解説表修正)。
 給食後は清掃。13:30〜、宿泊学習のための健康診断。5限、宿泊班の中で係分担。残った時間で算数。

小豆には黄色い花が咲く 放課後は、ブラス。だんだん曲の形が見えてきた(^^;)。〜16:00。小豆畑の確認。黄色い花が咲いていた。さやが育っている株もあり、収穫が期待できる。通達文書等の整理。県外出張伺作成。宿泊先の確保と大会参加申し込み。交通手段予約。いろいろ試してみる内に、時間が過ぎる。



2005年09月15日

2学期の総合の導入の授業を公開した

 3限は、校内研授業。2学期の総合の始めの初め。1学期までの学習を受けて、日本の食糧問題について考えるきっかけとなる時間だった。

 まずは、夕食1食分の食事(ご飯、みそ汁、冷や奴、ハンバーグ)を提示。その中から、大豆で作られた物を自給率分だけ食べるとどのくらいになるかを予想した上で、実際に一人分ずつ、とうふとみそ汁をアルミカップに入れて試食。そこから感じたことを話し合う。

 大豆の自給率は社会の教科書では5%。冷や奴は親指の先ほどのサイズに。みそ汁も、通常の濃度で飲もうとすると、20分の1になる勘定である。子供たちからあがった意見や疑問は、以下のような感じ。

1)想像していた以上に4%分は少ない。
2)どうして、日本では、大豆をこれだけしか作っていないのか。
3)農業や漁業に従事する人が減ってきたから、生産も減ってきたのではないか。
4)転作が行われるようになるまえは、もっと少なかったのではないか
5)輸入が止まってしまったら、大豆が食べられなくなるので困る。米があるから、食べられないわけではないが栄養が偏ってしまう。

 といったあたり。

 また、ワークシートには、大豆以外の食料の自給率はどのような実態になっているのかという疑問も見られた。ハンバーグを混ぜておいたのは、そこに目を向ける布石だったので、それが効果的にはたらいた。

 1校時だったので、話し合いの時間が十分にとれなかった。ワークシートに書いた記述を基に、もう1時間、これからの見通しを話し合ったの後、個別学習に入ることにする。


気持ちを伝える10の形 5、6限は図工。「気持ちを伝える10の形−○○したときの△△な気持ち−」と題して、デザインぽく抽象画を描く。

 形の組み合わせと色で、感情表現。最初から、気持ちを考えて、形を決めていく子供や、まずは形を描いてみてから思い浮かんだ気持ちを決めていく子供など、パターンはいろいろ。

 この学習の一番の目的は、彩色の基礎を身につけること。パレット、筆など道具の使い方を振り返ったり、混色のしかた、重ね塗りの効果を感じながら彩色できる力を高める。

 タイトルのインパクトと絵とが合わさってひとつの作品になる。したがって、タイトルにつける気持ちも、ただ「うれしい」とか「楽しい」とかではなく、「はじけるような喜び」とか「笑いが止まらないほど楽しい」とかのように、様子を表す具体的な言葉を使うことを条件としている。思っていたよりは愉しみながら創作している感じだった。


 あとは、国語、算数、理科。図工の最後に、15分ほど時間をとって、代表委員会からの議題を相談。

 放課後は、校内研。授業の事後研。課題意識を高めるための体験活動の意味と効果や、子供がどういう思いを抱いた段階で課題をもったと言えるか、といったあたりを中心に検討。

Panasonicの無線プロジェクタ 校内研授業をしている間に、コンピュータ室のコンピュータが10台更新された。ディスプレイの大きなデスクトップからノートに替わり、かなりの省スペース。プロジェクタがついてきたが、これが、Panasonicの無線プロジェクタ。使うのが楽しくなりそうだな。他に、デジカメ2台、12メディア・カードリーダ2台など、いろいろ入ってきた。活用の広がりを期待したい。



2005年09月14日

漢字学習はボキャブラリーの多寡が結果に影響する

模範相撲を見る 1限体育。100m走の記録を取る。2限は参観授業、国語で同じ読みの漢字を学習。アンゴー教授からの暗号を解く、という教科書の設定がおもしろい。暗号自体は、予想よりも簡単に意味をつかんでいたが、ボキャブラリーの多寡が結果に影響していた。

 3,4限相撲大会。まわし代わりに柔道帯をつけたので、しっかりつかむことができ、その分熱戦も増えた。

 午後は、算数と社会。

ダイスがかなり育ってきた 放課後、科学展続き。終了が17:00を過ぎたので、子供を自宅まで送る。帰りに、大豆畑に寄ったら、さやが枝豆程度に成長していた。

 明日の授業の指導案修正。昨日今日の結果を基に、三種競技記録会の選手をリエントリ。帰りがけにアルビスで明日の授業の準備。とうふ、ホイルカップ等を買い込む。帰宅後、座席表(児童の実態)準備。



2005年09月12日

小教研9月部会があった

総合部会

 午前中の体育では、三種競技の校内予選会として、幅跳びとソフトボール投げ。あとは、国語×2、社会、算数。

 15:00〜、小教研9月部会。単元構想、学習過程と教師の手立てについて検討。目指す子供像や子供たちの伸ばしていきたい力が端的に示されてきているので、あとは、それをどう具体的な活動で伸ばしていくかを考えればよいなと思った。16:45〜、運営委員会で、県教育課程研での澤橋さんのブロック提案の検討。情報教育的にはおもしろいが、総合の実践としてみせるには再構築が必要。

 18:00〜、宮脇さん送別会&島田さん歓迎会。21:00にお開き。今日はおとなしく還る。



2005年09月11日

子ども専門写真館のシステムは驚異的

 午前中から午後にかけて、七五三の写真。子ども専門写真館のシステムは、人間的にもハード的にも驚異的。しゃしんの技術はさほど高くないけれど、システムがそれを補っているという感じ。

 帰宅後、トゥルー・コーリング18話。夜になってから、投票。衆議院選は自民党の、というよりは小泉首相の(?)圧勝。情報教育的に見れば、一番伝えたいことをわかりやすく話すことの大事さが、今回の選挙でも明らかになったと言えるかも。というわけで、特番を見たばかりに明日は寝不足かな。



2005年09月10日

科学作品展出品パネルを製作した

 8:30に子供たちと待ち合わせて、科学作品展出品パネルの製作。プラ段ボールを規格に合うように切って土台にし、内容を書き入れる色画用紙を並べて、レイアウトを決める。始めは手間取ったが、軌道に乗ってくると、子供たちだけでも、製作が進むようになった。相川教諭も応援に登場。

 午後、中学校の運動会。雨が降ってきたので、自分も避難して文苑堂へ。「トゥルー・コーリング8巻、9巻」。「アンドリューNDR114」を見つけたので一緒に借りてきた。一度あがった雨が土砂降りに。運動会は、閉会式に影響した模様。

 夕方、「トゥルー」を3話分見る。時間があれば一気に見たいのだが。「フィンランドに学ぶ教育と学力」を読む。興味深い。



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2005年09月09日

メタ認知力を高める

 1限理科。台風の記事やニュースから、台風が生活にもたらす影響を考える。被害の大きさと同時に、早明浦ダムの事例からプラスの影響もあることに気づいた子どもがいた。2限算数。分数の計算。3限は習字、4限は音楽の出張授業。5限社会。食の安全について考える。

 15:45〜の研修会にブラス練習の後、合流。コンピュータ室で研修して横で、NTTさんがWebカメラを使った交流システムの導入と試験に立ち会う。同時進行なんて滅多にない経験だな。NTTのオフィスとつないで試験。研修会が終わらなかったため、終礼後、再びコンピュータ室で続き。Webカメラについても、すぐにその場で活用法のミニ研修。会議室に入ってみたら、NTTの方が付き合ってくださった。

 19:00〜、富山情報教育研。高橋さん@富山大から、論文を書くときの手順と気をつけるべきことについて、プレゼンを聞いた後、宮さん、表さん、澤橋さんの長野大会論文検討。全てを語ろうとする罠にかかっているのと、記述する際の留意点が今ひとつつかめていない感じ。でも、内容的にはかなりしっかり書かれているので、もう少し整理したら、とてもよい論文になると思った。

 石黒さんから自己評価と振り返りについての提案と相談。此川さんから情報モラルの指導についての相談。正來さんが、8月の教育システム情報学会で発表した、情報管理者のジレンマについての発表。今月も質が高く、3時間ぎっしり。


 石黒先生の評価に関する提案は、大雑把に言えば、子どものメタ認知力を高める自己評価や振り返りをどうするかという話だよなぁと思った。これまで、そこまでの視点で考えたことはなかったので、これからの、ワークシートでの、評価の埋め込み方や、ナビゲーションの仕方を工夫したいなと思った。

 でも、メタ認知力を高めるのは、とても難しい。「大人のための勉強法(和田秀樹)」を読み返してみたが、大人にとっても、メタ認知力を高めるのはかなり後段の話になっている。でも、教師自身が、そういう視点を持つことが、そもそものスタートにはなり得るな、とは思う。



2005年09月07日

総合のカリキュラム構成を考える

南風強し 台風14号の影響で、子供たちは臨時休業。雨は降らなかったが、南風はかなり強かった。

 学校Webの各学年ページのデザインを変更。TOPになる部分に、CMS化する前のコンテンツが直接貼り込んであって、新着のタイトルが見えなかった。それらコンテンツを1学期の1記事に下げるとともに、表紙のページを作り込む。

総合のカリキュラムを考えた 9:30〜、校内研。4年生授業を素材に、総合のカリキュラム構成を考える。内容的な落とし所と、最後に身につけさせたい力や意識をどこへ持っていくか、そのための学習活動をどうつなぐか、どういう場面でどういう体験を入れ込むか、といったあたりを討論。〜11:00。

 スキー学習の場所変更を検討。問題は、所要時間と経費。大きく違うなら変更の必要はない。

 午後、コンピュータ室で学級事務。ノートやワークをチェック。15:00〜、チャレンジ漢プリっこ、計プリっこ活用のための、名簿設定。

 職員室に戻って、Web作成サポート。ここ数日のアップ量は圧倒的。ブームに終わらないことを願うばかり。定着するといいのだが。台風の割には、落ち着いた1日だった。

 夜、ロン・クラークの本を読了。「あたりまえだけど大切なこと」は、まったくあたりまえだけど大切



あたりまえだけど、とても大切なこと(ロン・クラーク)5

 「パフォーマンスマネジメント」が理論編ならば、こちらは実践編。セットで用いて、子どものための50のルールの中から、先行条件や行動を選択すれば、それが結果となり得るかも。

 アメリカでは、自由に話し合わせている授業ばかりしているイメージがあるが、そういう授業を成立させるためには、きちんとしたルールを守れる子どもである必要があるというのは、とても示唆的。自分の実践していることも含まれていたが、子供たち自身に意識付けるべきことはまだまだたくさんある。整理し、系統立てて提示する必要がある。

 しかし、ルールばかりでは、学級は成立しないわけで、クラーク先生は相当のパフォーマンスも見せている感じ。そこんところはなかなか真似できないんだよね。まぁ、できることだけ取り入れていこう。(草思社)



2005年09月06日

校内研で総合の導入の持ち方を考えた

 理科は1学期の復習。国語は漢字の広場。寒江小Webに詳細。音楽は出張授業。算数は仮分数、帯分数など、4年の内容の振り返り。5限、懸案だった自由研究の報告。総合の発展で、豆腐つくりに挑戦した子どもが3名。それぞれに苦労したみたい。委員会。

 15:30〜、校内研授業事前研。
 総合的な学習では、課題をどう見つけるかが、学習を意欲的に進める鍵になる。

 「課題をもて」というだけで、主体的な学びが起こるなら苦労はないが、大抵はそうならない。これまで見た中学校の実践などでは、残念ながらそういう展開が多かったようだが、子どもからしたら、調べる課題を見つけろといわれたから考えたというだけで、その結果、単なる「調べさせられ学習」に陥ってしまう。

 というわけで、その導入段階の授業の持ち方を、教材観やカリキュラム全体の中での位置付け、内容的なおとりどころなどを踏まえながら検討した。おもしろかった。

 

 台風14号接近に伴い、明日は臨時休業となった。子供たちは自宅待機。もちろん、われわれ教師は出勤。すでにやりたいことはたくさん。



寒江小Web始動

 2学期に入り、だんだんくらしも落ち着いてきたところで、寒江小Webの更新がにわかに頻繁になってきた。まさに、「始動」といった感じ。

 CMS化することで、更新の手間は圧倒的にかからなくなった。どれだけコンテンツを上げられるか、これからが楽しみである。

 寒江小公式Webは http://www.samue-e.tym.ed.jp/ です。

 ただし、それほどコンピュータになれない先生方には、操作性の面で使いにくさも感じている様子。自分が感じ取ったことも含め、聞き取ったことを、清水さん@インフォザインに、ときどき連絡することに。というわけで、早速、第一信を発信した。みなさんも、ご意見をください。



2005年09月05日

プラス思考とマイナス思考

 国語は、「千年の釘にいどむ」の音読。感想をグループで話し合い、四つ切り画用紙にまとめて発表で2校時。体育は、相撲大会の対戦決定と練習。家庭科は布の特徴や性質調べ。

 プラス思考とマイナス思考の話をした後、2学期のめあての見直し。「〜しないと、〜できなくなるから」といった思考パターンから、「〜したら、〜できるようになるから」という思考パターンへの切り替えを図る。

 放課後、校内研指導案の起案。夏休みの課題に朱書き。途中、山室中部小から宿泊学習の日程等の確認電話。Web更新のサポート。だんだんどこで引っかかるかが明らかになってきた感じ。さらに、教室へ戻って朱書き。ようやくあらかた終わった。