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2007年11月

2007年11月28日

「山室中部のココがすばらしい」見つけの旅 その2

 晴天に恵まれた。今日は、「山室中部のココがすばらしい」の地域探検2回目。先週といい、今週といい、この季節にこれだけ活動できるのはありがたい。

出発

 

 

 

 

 

 先週の探検で、子供たちは、それぞれに目星を付けて「校区のすばらしい」を探しに行ってきた。その後、自分が一番すばらしいと思うことを見つけて、その場所や人をピンポイントで取材しに行くのが今日の活動のねらい。


 昨日までに、さまざまな方に連絡を取り、子供たちが出向いた先でそれらの人々と出会えるように、手配をしてあった。

 ご協力いただいたのは、以下の方々。

  • 山室交番のおまわりさん
  • 蓮乗寺のご住職
  • コジマ電機の店員さん
  • ナチ立山エンジニアリングの方々
  • 富山製畳所の方々
  • 地域ボランティアの方(消防ポンプ、水天磨崖像)
  • 地域ボランティアの方(景清塚)
  • 地域ボランティアの方(馬頭観音)
  • 地域ボランティアの方(築堤防跡、諏訪社)
  • 地域ボランティアの方(中川原神明社)
  • 地域ボランティアの方(高屋敷神明社)

 終わってみれば、ずいぶんたくさんの方に協力いただいた。

 子供たちは、それぞれの場所を目指してグループ毎に出かけていったが、そこで出会った人々から、さまざまなお話を聞き、見るだけでは分からなかったたくさんのことを知ることができた。

 また、そういう情報を提供してくださる温かい「人」が山室中部校区にはたくさんいることを体験を通して学ぶことができた。

 また、先週の探検にもかかわらず、あえて、学校そのものに「山室中部のすばらしい」があると考え、「ビオトープ」「百人一首」について、調査を行ったグループもあった。本校の大変特徴的な取り組みを、提唱者である校長先生から取材することができた。


消防ポンプ 

 

 

 

 

「この消防ポンプで、出動したことがある」という話に驚き。

諏訪社

 

 

 

 

 

 校区の歴史を語る地域ボランティアの方。

絵馬

 

 

 

 

 

 普段は入れない神社に入れていただき、大きな絵馬を見た。

おまわりさん

 

 

 

 

 

 校区の安全を守るお巡りさん。

コジマにて

 

 

 

 

 

 コジマ電機の店員さんは、お客さんが気持ちよく買い物できるように、気をつけている。コジマ電機は全国にあるけれど、この店員さんは全国に一人。

銀杏のシャワー

 

 

 

 

 

 

 

 神社の銀杏は今が見頃。黄色くなった葉っぱのシャワーを浴びてきた。


 自分の目的の場所で十分に取材をして、今日の活動は終了。これからは、各自が考える「一番すばらしい」のまとめに入る。


 午前中は、ずっと、総合的な学習の時間。5限は理科。子供たちを帰して、6限はクラブ活動。アルバム用写真に、校外学習の軽装で写ってしまった

 デジタル表現クラブでは、「デイジーコラージュ」を使って、合成CGを作っている。楽しくユニークな作品ができそうだが、ファイルの保存が今ひとつ。保存先の設定が難しく、サーバ管理ができていない。その上、コンピュータが不具合を起こしているものが多く、なかなか、思うように作業が進まなかった。

 放課後、高堂先生に、コンピュータの不具合について相談。教室に配置した機械は、特にトラブルは発生していないので、コンピュータ室機に入れている復元ソフトが影響している印象。

 その後、マスター機から復元ソフトを使って電源管理を行ってみたが、不具合を起こしている機械は全く反応しなかった。営業担当者からも連絡が入ったが、対処できず。結局、教頭先生から総務課に連絡してもらうことに。



2007年11月26日

小教研11月部会

 朝早めに出勤して、集会の委員会発表用のプレゼン編集。ホームページ委員会の児童達が、集会で、自分たちの作っているホームページをクイズ形式で紹介する。先週、各自が1ページずつ作っていたものを一つにつないで完成させた。

 国語、体育、総合、書写、算数。総合では、前回の校区探検で発見したことを発表し合った後、紹介したい一番すばらしい人・こと・ものを決めてワークシートに書いた。

 午後は小教研だったが、行く前に、委員会の子供たちと、発表のリハーサル。ようやく流れるようになった。

 東部小で小教研11月部会。各部会の授業者から、今年度の授業の意図と流れを報告。それぞれに、教師の思い入れを強く感じる実践だった。



2007年11月25日

初等教育資料 平成19年11月号 No.827

 文科省が編集する雑誌。320円で最新の政策が毎月読める。

 今号の特集は、ICT時代に求められる小学校教育。

  • これからの学校に求められる教育の情報化(安藤慶明@初等中等教育局参事官)
     教育の情報化の基本的な考え方を概観。
     
  • 小学校教育におけるICT活用の可能性(黒上晴夫教授@関西大学教授)
     ドイツでスリムになって帰ってきた黒上先生の応援メッセージ。
     
  • ICT時代に期待される小学校教育の姿(堀田龍也准教授・西田光昭先生他、司会は田村学教科調査官)
     情報教育の現状と課題を座談会形式で明らかにする。コンパクトに現状把握とこれから方向が示されていて、教員必読の内容だと思った。

 4つの実践事例が掲載されていた。実物投影機を使って大きく映す実践と効果、図書館を活用した教育実践が各1あったのはよかったが、あとが2つとも対象こそ違え交流学習になってしまったのは残念だった。

 特集2で、地図学習に特化して取り組んだカリキュラムの報告が興味深かった。社会科の基礎であり、人・もの・ことに迫る教材として地図を取り上げているが、題材を変えて同じようなアプローチが可能だと思った。



2007年11月24日

さかのぼって更新中

 朝から、過去にさかのぼってBlog更新中。濃い日々が続いているので、更新もためるとしんどい。

【追記】

 2学期の総合的な学習のプランニングを公開。

 総合的な学習の導入の授業はこちら

 総合的な学習の導入の授業で使ったプレゼンはこちら

【追記2】

 過去2週間分、だいたいアップした。(11/25)



2007年11月23日

アキグミを採りに

 夕べのテレビニュースで富山市科学博物館学芸員の太田先生が、アキグミの解説をしているのを見た。そういえば今が盛りだと思って、常願寺川へグミ採りに行った。

 

 流杉浄水場付近から河原に入るが、このあたりにはなく、結局上流に数キロさかのぼった群生地へ。

 アキグミは今が盛り、子供と二人で1時間ほどかけて、レジ袋いっぱいのグミを採取。粒が小さいので、集めるのは大変だった。

アキグミアキグミ

 

 

 

 

 帰途のスーパーで材料を買い込み、グミジャムとグミ酒づくり。真っ赤なジャムは、渋みが抜けてさわやかな酸味とグミの風味が残る、自然の恵みを感じさせる味に仕上がった。ヨーグルトやホットケーキに付けて食べるとよい。

 グミ酒は、3か月経ったところで実をとりだして、熟成させる。半年後にいただくまでのお楽しみ。



2007年11月22日

デジタル教科書で基礎基本

 夕べは雪模様。学校周辺の家の屋根にも雪がうっすらと積もる。昨日、「ココがすばらしいの旅」ができてよかった。

屋根に雪

 

 

 

 

 校内研で4の1が基礎基本の学習を公開。2学期に導入されたばかりの「光村デジタル国語教科書」を使うということだったので、参観に行った。

 前回に学習した漢字の筆順を確かめる場面で、デジタル教科書を使用。児童には指で空中に書かせながら、1画ずつ提示していく。肝心の場所では、児童の手の動きを見てから提示し、その後筆順を確かめた。

デジタル教科書を使う

デジタル教科書を使う2

 

 

 

 

 新出漢字では、スタンプで書き込む機能を使って、止め、はね、はらいなど、気をつけるところに星マークを付けていく。筆順を見せる機能は、スピードが遅すぎて、本校では実用には向かない。

 読みや言葉の見せ方など、日頃からよく使い慣れている様子が感じられた。センスのよい先生の手にかかると、活用も効果的になる好例だった。

 自級では、国語、算数、音楽&総合、社会、国語。社会では、出来上がった新聞を模造紙に貼り合わせて、壁新聞に。

 5限の途中から、富山市教育センターに出張。社会科副読本編集委員会。改訂は大きくないはずだが、終わってみれば18:00。



2007年11月21日

「ココがすばらしい」見つけの探検

 朝から雨模様。午前の降水確率は、60%。

 8:15の段階では、しとしとと降っている。でも雲の動きを見ると、10:00〜11:00は晴れ間が少しありそう。今日を逃したら、探検に行く機会はないかも知れない。

 迷ったが、最終決定は9:15にすることにして、ボランティアの保護者のみなさんには来ていただく。結果、9:00を過ぎると雨はあがり、「山室中部のココがすばらしい」を見つける校区探検は、無事実施することに。

 子供たちが出発するころには、青空さえ見え始めた。


 この学習では、自分が「ココがすばらしい」と思えるスポットや人物を見つけて、それを紹介する。今日は、そのスポットを確定するための1回目の探検。手順は以下の通り。

  • 校区を、流杉、山室荒屋・古寺、中川原、高屋敷、町村の5つの方面に分け、「すばらしい」があると目星を付けた場所を探検する。
     
  • 児童の持つ探検マップは、校区30周年を記念して発行された「ふるさと探訪」マップを参考にしたもの。そこに出ている、歴史的な建造物等を、探検コースの目安とする。
      
  • グループは、基本的には、学級単位で構成されているが、希望する人数によっては、複数の学級の混成グループもある。
     
  • 1グループの人数は10人前後。
     
  • それぞれのグループには、安全のため教員もしくは、保護者ボランティアがつく。
     

 校区探検は、1学期にも行った。そのときは、社会科学習の一環。校区のどこがどのような土地利用をされているかという、面的な広がりを概観する学習だった。

 今回は、校区を「ココがすばらしい」という視点で、ピンポイントで切り取る学習。そういう視点で校区を探検した後、さらに、「ココがすばらしい」というスポットを決め、どんなところがすばらしいかを紹介していく。


 グループ毎に出発。引率の保護者、先生に「よろしくお願いします」。引率といっても、子供の後ろを行くのだけれど。

校外学習へ出発

 

 

 

 

 朝の雨がうそのように晴れた空。自分は、山室荒屋・古寺方面へ付き添う。

空は晴れ

 

 

 

 

 まずは山室荒屋新町公園。送電鉄塔下にあるこの公園は、静電気がよく起こることから、子供たちには「ビリビリ公園」と称されている人気スポットだ。

鉄塔下の公園

 

 

 

 

 古寺の古い農家に据えられた鬼瓦

鬼瓦

 

 

 

 

 それぞれの集落には、必ず神社があることを確認。

古寺の神明社

 

 

 

 

 安政の大地震・大洪水の後に築かれた堤防跡。5歳の子供も石を運んだという話に驚く。

築堤防跡

 

 

 

 

 横内には工業センターがある。お仕事の様子を少しだけ見学させてもらった。

横内の工場

 

 

 

 

 流杉に向かう県道(旧街道筋)の山室荒屋地内にある馬頭観音。後ろに彫り込まれた「昭和5年」の文字に驚く。

馬頭観音

 

 

 

 


 町村では、お寺の住職さんからお話を聞いたグループもあったようだ。住職さんに話を聞く

 

 

 


 およそ2時間の探検コースだったが、子供たちは、1学期と違った視点で校区を回り、1学期と違った発見をたくさんしてきた。

 歴史的な物はあくまでコースの目安であったが、初めて見たところも多く、子供たちには新しい知見を広げる活動になった。なおかつ、交番、工場、児童館、住宅街など、自分たちの目的に沿った場所も回っている。

 知識を広げながら、「ココが一番すばらしい」という視点で、それらの情報を再構成する、情報教育的な単元構成になったと思う。

 

 学習した成果は、最終的にはWebページに発信したり、ビデオレターを製作したりして、日本中に発信する予定。

 結局雨は、ほんの一瞬ぱらぱらと来た程度。強運だった。


 5限は、理科。放課後は、学年会。中田Tの校内研(基礎基本)の内容検討。総合的な学習の今後の進め方の確認。

 

 各教室で、今回の校外学習の整理を行った後、自分の一番おすすめする「すばらしい」を選択することに。最初の話し合いでは、校区のだれもがあいさつを交わすこと、学校のビオトープ、百人一首の取り組みなどが上がっていたので、それを「一番」にしたい子供は、それでもいいことに。

 この単元では、

  • 視点を持って体験して調べること
  • 自分の考えを裏付けるための証拠の集め方
  • インタビューのスキル

 などを身に付けられればよいと思っている。自分の「一番すばらしい」決めた後は、そのすばらしいを裏付ける証拠集めの探検に出かけることになるだろう。

 

 この先、気をつけたいのは、調べて分かったり、Webにわかりやすくまとめたりできたときの成就感を大切にすることだ。

 「人に紹介する」という外発的動機づけから、「分かってうれしい」「できてうれしい」という内発的な動機づけへとつながる意識へと、シフトしていくことが大切だ。

 

 学年会の後は、子供たちが撮ってきた写真を整理して、サーバに保存。



2007年11月20日

道徳でも実物投影機

 道徳、図工、図工、総合、国語、算数の1日。国語の途中に自動車文庫。


道徳でも実物投影機

 

 

 

 

 道徳では、副読本のイラストを拡大提示し、中心発問に対する児童の発言を吹き出し風に、スクリーンに書き込んでいった。

 昔なら、研究授業などでイラストを大きくして黒板に提示することがあったが、普段の授業ではとてもそんなことはできなかった。今では、それが簡単にできる。子供たちも、主人公に心情を重ねながら発言できた。


校外学習打ち合わせ

 

 

 

 

 総合では、「山室中部のココがすばらしい」をテーマに学習がつづいている。今日は、すばらしい見つけ探検のための打ち合わせ会。グルーピングと役割分担、探検コースの決定を行った。

 学年全体を巻き込んでの総合。始動が遅かったのが残念だし、気候も気になるが、まぁ、現時点できる限り楽しく取り組む中で、地域に出てインタビューしたり、資料を見つけたりする力を高めてほしいと思う。

 放課後は、探検班の名簿整理とコースの確認。教員の役割分担。



バンド・オブ・ブラザーズ

 第2次世界大戦後期、ノルマンディ上陸作戦の後方支援のために降下作戦を敢行した空挺師団の兵士たちの姿を描く連続ドラマ。製作はスピルバーグとトム・ハンクス。

 「プライベートライアン」の監督・主演コンビが製作に当たるだけに、その見せ方はリアルで熾烈。戦場では死が隣り合わせにあり、しかもそれがあっけなく訪れることが淡々と語られる。その淡々さが、戦争の空虚さを強く訴えかけてくるのだ。

 一方で、登場人物たちは、一人一人が人格のある人物として、喜び、悲しみ、悩み続ける。戦争には「人」が関わっているのだということを忘れさせない。思わず自分を重ねてみてしまうところに、社会性の高い内容でありながらエンターテインメントとして成功している所以があると思った。



2007年11月19日

日本語入力の初期指導

 国語、体育、総合、総合、算数。今日は、算数でしか、実物投影機を使う機会がなかった。


ありえない話 総合は、先日下書きしておいた「ありえない大きなうその話」を、ワープロで入力。自ら入力したくなるような想像の話を考え、タイピングのスキルを習得するきっかけとした。

 電源を入れた後、ソフトウエアの立ち上げ方、日本語入力の仕方を説明し、後は、各自で入力した。日本語入力の初期指導の最初の時間に当たるので、留意点等を整理しておく。

  1. 先行経験
    ・1学期にキーボー島アドベンチャーを体験しているので、日本語入力とはどういうことをするのかは知っている。また、ローマ字入力とは何かも、説明されなくても体験を通して理解している。
     
    ・夏休みに更新された新マシンになれるため、しばらく前に、キーボー島アドベンチャーを1校時だけ体験。その際に、新マシンの立ち上げとログインを指導。
     
    ・上記の時間に「DEL」キー、「Back Space」キーを使った文字削除の仕方を指導。 
     
  2. 本時の流れ
    ・各自の機械の電源を入れて、スクリーン前に集合。
     
    ・ソフトウエア(ジャストスマイルのワープロ)の立ち上げ方を説明。
     
    ・各自、機械に戻って、ソフトウエアの立ち上げ。再び、スクリーン前に集結。
     
    ・日本語入力の仕方を解説。文節変換で行うことを指導。コンピュータは、人間の指示通り動くので、うまくいかないときには、自分が間違っているとのだと、何度も声掛けする。
     
    ・まずは、タイトルを入力。隣同士で、入力できているかを確認。できていたら、次は、氏名を入力。そこまでできたら、担任に知らせる。
     
    ・担任に確認を受けた二人組から、本文を入力。
     
  3. 児童からの質問
    ・「っ」「ん」の入力の仕方。入力したい児童をスクリーン前に招集。子音を2つ連続して打つと撥音になること、nを2回入力すると「ん」になることを指導。周りの子に、そのことを広げていくよう示唆。
     
    ・入力が終わったら、文章を推敲するよう指示。文の挿入が可能なことを説明。
     
    ・入力の仕方についての質問も聞くが、操作の見本を示した後は、必ずもとの状態に戻して、各自でさせるようにした。
      
  4. 文書の保存。
    ・4限終了の10分前に、児童をスクリーン前に全員集めて、保存の仕方を指導。その際、ファイル名には、必ず自分の名前を入れることを指示した。
     
    ・ファイルが保存される、サーバの共有フォルダをプロジェクタで提示し、自分のデータがしまわれたかを各自で確認させた。
     
    ・いくつかの機械では、クライアントに保存されるようになっていたので、サーバに保存できるよう、教師がフォルダを呼び出して支援。ファイル名の入力は、必ず各自で行うようにした。

日本語入力の初期指導 初めて文章を入力するにもかかわらず、それほど大きな混乱もなく、活動を進めることができた。入力する原稿は、原稿用紙半枚(200字)程度なので、入力の速い児童は余裕で打ち終わっていた。次回は、入力の完了と推敲を行う。


 放課後は、総合・校区探検の打ち合わせ。ここ数日にわかに寒くなってきて、状況は厳しいが、子供たちは意欲満々なので、それを生かしつつ活動を進めていきたい。

 帰宅したら、今日もamazonから本が届いていた。佐藤さん@岩手の「授業のアイデア 授業を楽しむコツ70」、宮本常一の「辺境を歩いた人々」など4冊。



2007年11月18日

組曲「惑星」(ホルスト)

 ヤマハの銀座本店で購入。

 ホルストが作曲した、オーケストラのための組曲「惑星」のフルスコアが掲載されている本。冒頭に解説があり、あとはひたすら楽譜が載っているだけ。平原綾香の「ジュピター」の原曲、「木星」も組曲の中の1曲だ。

 CDを聞きながら見ていると、オケのプレーヤーが以下に凄腕の持ち主かがよくわかる。どんなに細かいパッセージも正確に鮮やかに演奏しているのだ、そして、それらの演奏家達を巧みに操りながら、一つの音楽を作り上げる指揮者の技量もまた、尋常ではないことがよく分かる。



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太陽の塔(森見登美彦)

 妄想系のちょっと不思議な話。失恋話なのだけれど心が温かくなる。第15回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。

 



チーズ図鑑(文藝春秋編)

 日本で売られているヨーロッパの主なチーズを写真付きで解説している。白カビや青カビはもちろん、シェーブルやウォッシュ、フレッシュなどかなりの種類を網羅している。

 フランスにはチーズのAOC(原産地統制)があること、同じ産地でも工場によってまた種類が違うことなど、ワインと同じくらい奥が深いことがよく分かる。とはいえ、実際に味わうときには、この本を持っていくわけではないので、どれを食べたかというのはなかなか分からないのだけれど(笑)。ま、教養書として。



いじめを粉砕する九の鉄則(矢沢永一)

 筆者が言う「鉄則」とは、いじめを解決する鉄則ではなく、自分がいじめに遭わないようにするための鉄則。後半は自分の時代はこうだった的な回顧録になってしまっているのは残念だが、本書に書かれたような「覚悟」を持つことのできた子供は、確かにいじめに遭うことはないだろう。

 問題なのは、そういう覚悟を持つことができなかった子供だ。例え、社会には必ず他者を嫉妬する者がいたとしても、また、反論できないまま、ぐずぐずする者がいたとしても、だからといって誰かが誰かをいじめて良いということではない。

 平和日本が戦後作られた虚構だとしても、その方がよければ、それを実像にする努力を惜しんではいけないと思う。いじめられない覚悟をもてる子供を育てると同時に、社会の成熟も図って行かなきゃね。



デキる人は「喋り」が凄い

 最近誤用が多いとよくマスコミに登場するような言葉づかいを集めた1冊。具体的な事例と共に、たくさん紹介されている。

 例えば、「汚名」は「挽回」ではなく「返上」だ、とか、「蛙の子は蛙」はけなし言葉だ、とか・・・。

 少し言葉の感覚に鋭い人なら、決して使うことはないだろうが、日常的に使っている人が意外と多いのもまた事実だ。常識的な言葉づかいに自信がない人や、世の中の非常識を知りたい人は読んでおくとよいだろう。



食農教育 2007年11月号 No.58

 特集は、「水をどう教えるか?」。用水、飲料水、などから、水と人とのかかわりを考える。

  • 台地の上に用水を通す石橋のしかけとは 
     熊本の通潤橋架橋の概要、玉川上水の水源を考えるなど、江戸期の用水事業についての実践紹介。面白かった。
     
  • 水道水とペットボトルの水はどこが違うの?
     料理の仕方次第で、有効な単元に。

 他に、

  • カラスは害鳥か?
     カラスの分布から、ゴミ問題を考える。
     
  • おむすび大作戦
     残り物を使って、おむすびに。家庭科の教材研究としていいなと思った。
     
  • どこでもだれでもできる種からの野菜作り
     ミニトマト編。イラスト入りで、大変わかりやすい。

 今号は、こまごまとした記事がどれもよかった。



2007年11月17日

教育工学協議会千葉旭大会で発表した

 ホリデイイン成田を7:00にチェックアウト。一路、千葉県旭市立中央小へ。今年の教育工学協議会は小学校が会場になっている。

 

 今回は、「教科学習に役立つ情報教育の単元群」というタイトルでの発表。反省点ばかりが残る発表となってしまった。

 情報活用の実践力を高める研究は世の中にたくさんある。教科で身に付いた力を情報活用の実践力として総合的な学習で活用する実践研究も増えてきた。

 しかし、情報教育で身に付いた情報活用の実践力を教科学習で生かしたとしたら、どういうアプローチができるかという研究は、まだあまり見られない。

 情報教育で身に付いた情報活用の実践力は、教科のどういう場面で活用できるかを明らかにしようというのが、今回の発表の主旨だった。

 

 内容は、単純だが、従来と逆のアプローチであることを、ロジカルに説明するのは、なかなか難しかった。反省は以下の通り。同じことも書いているけど。


 鍛えて使う。これまで、総合の中で情報活用の実践力を鍛えて使う研究はあった。教科で鍛えた力を総合で使う研究もあった。今回の研究は、総合で身に付いた情報活用の実践力を教科の中で使うことを前提に、どういう学習場面や内容の重なりがあるかを明らかにする、というものだった。
 そのことをていねいに説明したつもりだったが、どうやら、この部分が伝わらなかったようだ。

【原因】

  • 自分の中で、ロジックがすっきりしていなかった。
  • 話の中で、方法と結果が入り交じっている。どんな方法で見せるか、その結果どうなったかをクリアに語ればよかった。
  • 練習不足なのは言うまでもない。前半は、何度も考え直したので、かなりすっきりしたと思うが、その分、後半がおろそかになった。とはいえ、今の自分では、後半をどう論じたらよいかは、見えなかったり。

 言いたいことは単純なのだが、そのことを論理的につなげて話すのが、なかなか難しい内容の研究発表になった。しかも、3年間の実践が詰まっているので、必要のないところをばっさり切り捨てたとしても、論じることが相当ある。

 実践が見えないことも、十分に理解されなかった理由かもしれない。

 3月の研究会では、今日こなれていなかったところも含めて、ロジカルに論じたい。しばらくは、今日のような視点を意識していくとよい。



2007年11月16日

協議会のため東京へ

 国語、算数、総合、体育、総合の1日。総合では、現時点でどういうところが「ココがすばらしい」と考えているかを再度確認し、そのことを目で見て確かめてくるための探検への行き先を確かめた。

 退勤後、18:10の便で羽田へ。富山空港で、表さん、國香さん、堀さんと、羽田で、先発していた高橋先生、わたなべさん、みやざきさん達と合流。レンタカーでホリデイイン東武成田へ。アメリカの香りがするホテルで、ケンタッキーで泊まったinnを思い出した。



2007年11月15日

石黒級の授業を見た

 国語、算数、国語、体育、学活の1日。3限は、自習にし、石黒級の校内研授業を見た。

石黒級3

 

 

 

 

 算数の直方体の辺と辺の関係を考える学習。一つの辺を事例に、垂直になるのはどこかを確かめた後、それ以外の辺の関係を各自で確かめる。

 立体を平面に置き換えて見る、見えてない辺も考えるなど、複雑な内容の部分だが、辺だけでできた実物のスケルトン直方体を使ったり、目を付ける辺とそれに関係する辺の色分けをルール化したりして、できるだけ単純に見せるよう工夫されていた。

 発表の際には、児童のワークシートを実物投影機で映しだして提示。具体的にどこの辺の話をしているかがわかりやすくてよかった。

石黒級1石黒級2

 

 

 

 

 基礎を押さえながら、子供の考えをもとに図形に対する見方を広げていく、すっきりとした授業だった。



2007年11月14日

学習参観でこそあど言葉

 理科、算数、音楽、理科、国語の1日。短縮校時で、5限は学習参観。子供たちが帰宅した後は、学校保健委員会。

 今日は、久方ぶりに天候がよくなったので、太陽の動きを観察。方位磁針を使った観察板の方位の合わせ方を、再び実物投影機を使って解説。以前にも指導したが、忘れていた子供も多かったが、今度こそ定着しただろうか。


 学習参観は、こそあど言葉を学習。NHK学校放送「読み書きのツボ」を活用。番組に出てくる文章を使って、作文した。

 授業に先立って、10分間の基礎学力指導。いつものように100マス計算。

 授業の最初には、国語のフラッシュ型教材を提示。部首を答える、反対語を答える、と2つの課題で10枚ずつ提示。

ごんべん反対語を言う

 

 

 

 

 次に、本時に関連して、写真を見て野菜の名前を答えさせる。

野菜の名前を言う

 

 

 

 

 次に、教材文を提示。1段落ずつ見せ、教師の範読に続いて音読。

段落1段落2

 

 

 

 

 最後に教材文全体を示す。児童にも印刷した物を渡して、全体を音読。

全文

 

 

 

 

 同じフレーズが何度も出てくるので、それを、別の言葉に置き換えればよいと言うのがすぐに出てきた。どこをどう置き換えるか考えて、プリントに書き込み。

こそあど言葉に置き換える

 

 

 

 

 そして文章はこんな形に。まとめとして、「読み書きのツボ」のこそあど言葉の今日に関する部分だけを視聴。番組はさらっと流れていくが、学習した後なので、理解の定着に調度よかった。

 さらに、他にはどんなこそあど言葉があるかをあげ、どういう場面で、どういう使い方をするか、学級文庫の本を使ってロールプレイングしてみた。


 学校保健委員会は、5,6年生と保護者、職員が参加。薬物、たばこ、酒の外についてのお話を、ゲストティーチャーから聞いた。



2007年11月13日

富山市中心部見学新聞を書く

 英語活動、図工、図工、国語、社会、算数。

 午前は、検査に付き添って病院へ。お昼頃出勤。

 社会は、富山市中心部の校外学習から、自分の担当分についてまとめ。自分たちの撮影した写真から、1,2枚選択し、どんな場所だったか、どんなことを考えたかを記述した。



2007年11月12日

総合の導入で130人に授業をした

 国語、体育、総合、総合、算数。

 総合は、「山室中部のココがすばらしい」の導入。学年全員(128名)を視聴覚室に集めて、一斉授業を行った。

 展開は以下の通り。大勢いるので、プレゼンを使いながら授業を進めた。

  1.  今日は、これからのゆうゆうの時間(総合)の進め方について話し合うことを説明。
     
  2.  先日の校区の行事「ふるさと探訪!歩こう会」に参加した児童に挙手させる。心に残ったところをいくつか言わせる。
     児童からは、古い消防ポンプ(大正製だが現役)、流杉浄水場の建設中の新貯水タンクなどが挙がった。
     なぜ心に残ったのかも、話すように促した。
     
  3.  歩こう会に参加していない児童のために、どんなところを歩いたかを紹介。特徴的な場所を2つと、そこで関わった人を2組紹介した。(意図的に、場所と人を取り上げた。)
     
  4.  2で発表した人と同じで、山室中部小学校にはいいところがたくさんあるんだなと感心した。と、子供に共感しながら教師の感想を話した。
     
  5.  こういう、地域のいいところを紹介する番組があることを思い出した。みんな知ってる?と問う。すぐには出ないので、プレゼンで種明かし。番組Webの画像を使って「ダーツの旅」を紹介した。
     
  6.  子供たちからは、「知っている」の声。でも、見たことがない子供も若干いたので、番組を視聴。たまたま、You Tubeに、入善町を紹介した回がアップされていたので、それを視聴した。子供たちは、爆笑しながらも集中。
     
  7.  「こういう風に山室中部校区のすばらしいところも、紹介できたらすてきだと思わないかい?」という問いに、うなずく子供たち。「実際に来てもらえるわけではないけれど」といって、次の画像を提示。
    ココがすばらしい






  8. 「所さんが選んだわけではないから、かってにダーツの旅にしたよ。校区のココがすばらしいを見つけてみないかい。」と投げかけたころには、子供たちの多くは既にやる気満々の表情。
     
     そこへ、子供から「日本テレビの人に来てもらえたらいい。所さんにも見てもらいたい。」という声が挙がった。
     
    「でも、君たちが勝手に調べてまとめるんだから、そのことは、日本テレビには伝わらないのではないか」
     
    と返すと、別の子供が、
     
    「最近学校にはホームページがあるから、そこにのせたらどうか」
    「調べたことをビデオレターをでまとめたらよい」
    と発言。

    「それはよい意見だけど、問題がある。ホームページはこれまで作ったことがないだろう。作るのはかなり大変だよ。それに、日本テレビに伝えるとなると、納得してもらえる内容にしなければならないよ。」
     
    と返したが、子供たちは、既にやる気満々。
     
     それでも取り組みたいという意見が多数だったので、「仕方なく」調べてWebやビデオレターにまとめて発信することになった
     
  9.  では、校区のどんなすばらしいを紹介したいと思うか、と発問。子供たちからは、次のような意見があがった。

    ・ 校区には、朝、登校してくると、あいさつをしてくださる方がたくさんいる。学校でも、校長先生があいさつしてくださるし、わたしたちもあいさつをたくさんしている。あいさつがいっぱいの地域だ。
     
    ・ 学校のビオトープがいい。自然の生き物がたくさんいる。
     
    ・ 学校のみんなが百人一首を練習しているのがよい。全部言える人が何人もいる。
     
    ・ ムサシなど、店が集まってにぎやかなところがあるのがよい。
     
     人、場所、学校についていくつか意見が出たところで、全員での話し合いは終了。続きは、学級に帰って、それぞれで話し合うことになった。

 

 この授業では、ステップ化をかなり意識して内容を構成した。130人もの子供相手に一斉授業をしたのは初めての体験だったが、だいたいねらっていたことが達成できたので、まずまずだったと思う。

 ここまでの展開で、約40分。もう少し、児童に返して児童自身の考えを引き出す場面を入れることも可能だったが、今回は、人数が多いのでテンポ感を重視した。自分の発言も最小限に抑えるように努めた。プレゼンテーションの活用も効果的だったし、実際に番組を見られたのもよかった。

 授業で活用したプレゼンはこちら。参考までに。


 教室に帰ってからは、校区探検のことを思い出しながら話し合い。高屋敷方面に新しい住宅が集まっていること、流杉・横内界隈の自然の豊かなことも話題となった。

 なぜそこがすばらしいと言えるかの理由を見つけることが大事だと指導した後、各自で、どこをすばらしいと考えるか、ワークシートに記述。

 調べるにはどうしたらよいか聞いたところ、そこへ実際に行かなければ、分からないという話になり。すばらしい見つけの旅に出ることとなった。ワークシートには、どこへ行って調べるかも記述させた。



2007年11月11日

学習発表会があった

 寒江小の学習発表会を見に行く。子供たちは大変堂々としていて、どの学年もすばらしいステージだった。特に、6年生は、大きな声がよく響いていたし、何よりも、客席に伝えようという気概がしっかり感じられた。そういう姿が寒江のスタンダードになっていることが、とてもうれしかった。



2007年11月09日

校外学習の成果をまとめるためのミーティング

 国語、算数、体育、社会、学活。社会では、昨日の校外学習の成果を新聞にまとめるためのグループミーティング。見てきたスポットの確認を全員で行った後、グループ毎にだれがどこを担当するか決めた。が、今日はそこで時間切れ。

 総合の展開について、学年の先生方に提案したところ、みなさん乗り気に。日テレに対して、ビデオレターを送りたいという声が出るかも知れない、という話も出た。Webを作成し、ビデオレターでそのことも含めて校区のすばらしさをアピールする。楽しい活動になりそうだ。

 月曜日に、全体に対して授業を行うことに。

 夜は、校区30周年記念パーティ。200名近くの参加者。フルートの生演奏もあり、立派な式典だった。



2007年11月08日

富山市中心部校外学習その2

 JR富山駅北口周辺では、以下のことを確認。

  1. 周辺にはどのようなビルが見えるか。(オーバードホール、富山で一番高いタワー111、など)
     
  2. ライトレールのホームにある、お客さんのための工夫。(時刻表、折りたたみ式ベンチ、大きな広告、電光の案内板など。安全のためのミラーに気づいた子供もいた。)

ライトレールのホーム

 広告がたまたま「源」だったのもよかった。

 

 

 

 子供たちには、班で1台デジカメを渡してあったので、探検マップに書かれたチェックの視点を読みながら、自分たちが気になるところを撮影していた。

 地下広場のからくり時計を見、地下道を経由して富山駅へ。

地下広場のからくり時計

デジカメで取材

 

 

 

 

 副読本「わたしたちの富山市で中心部の様子を学習してはいるが、百聞は一見に如かず。普段は来ることのない富山駅周辺の様子を、体験を通して知ることができた。

 駅中では、道行く人に、「どこの小学校?」と、逆に声をかけられていた。

通行人から話しかけられて

時刻表を確認

 

 

 

 

 駅中では、どんな仕事をしている人がいるか観察していた。駅員さんだけではなく、キオスク、駅弁の売店などの仕事があることにも気づいた。売店には、さっき工場見学で見た「源」のますのすし。工場から、今朝作られて送られてきたことを知り、仕事の流れをつかんだ子供もいた。

駅員さんの仕事駅のますのすし売店

 

 

 

 

 バスターミナルの様子を観察しながら、一路市役所へ。バスがたくさん集まっているところや、同時に出発していく様子を初めて見た子供は少なくなかった。

バスの同時刻発車駅前の大通りを歩く

 

 

 

 

 市役所へ行く途中には、富山警察署やNHK富山放送局など、校区では見られない建物を、外から見学。

NHK富山放送局

 

 

 

 

 市役所では、展望台に上って周辺を一望した。建物が集まっている様子がよく分かった。

 市役所に初めて入る子供も多数いた。市役所という存在を知ることも大切なことだと思った。

市役所の中は吹き抜け市役所の展望台

 

 

 

 

 城址公園が午前の市内中心部探検のゴール。ここで昼食を取った後、午後は、総曲輪通りの散策に繰り出す。

 総曲輪フェリオまでは全員で移動。ここで、解散して、中央通り途中のからくり広場に集合する。

総曲輪フェリオにて

総曲輪を歩く

 

 

 

 

 商店街の各店を見ながら、お客さんに来てもらうための工夫を調べた。服屋さんが多いこと。ショッピングセンターの店と違って、それぞれの店が表構えを工夫していることなどに気づいた。

 水のカーテンが入り口に掛かるブライダルサロン。人が近づくとセンサーが働いて水が止まる。子供たちの注目を集めた。写真は児童の撮影した物。

ブライダルサロン

 

 

 

 

 山積みにされたミサンガ。客の注目を集める方法として、これも、子供たちが撮影した。

ミサンガを山盛り

 

 

 

 

 集合はからくり広場。ベルの鳴るからくり人形や、からくり時計が置かれている。

集合はからくり広場

 

 

 

 


 今回の校外学習では、ポイントを提示し、見る視点を与えることで、それぞれの場所の特徴をつかむことができた。

 郊外の住宅街に住み、商店街といえばロードサイドの大型店が並んでいるところを思い浮かべる本校の3年生にとっては、富山市中心部の様子を自分の目で見ることは、とても大切な体験になったことと思う。

 今回の校外学習コースは、主に以下の点で、効果的であった。

  • 工場見学で作られていた製品(ますのすし)が、フィールドワークの中で、商品として並べられていたこと。生産の目的と結果が一体でつかめた。
  • 富山市中心部の建物の混み具合を目で確かめられた。
  • 警察署と交番の違いを目で確かめられた。
  • 日常生活では、見聞することのない地域の様子を、自分で歩き自分の目で確かめた。
  • 中心商店街は、大型ロードサイド店の並びとは、店の種類や構えが全く違っていることを、体験を通して理解できた。

 

 他にも多々あるが、このへんで。そして、全体を通して言えることは一つ。

 3年生段階では、体験を通した学習は効果的であるし必須である。こういう学習をたくさん体験しておくことで、高学年からの抽象的な学習にも、イメージを持って取り組めるようになる。



ますのすし工場と富山市中心部の校外学習

 校外学習の1日。社会科の学習のまとめとして、源のますのすし工場見学と、JR富山駅北口から、市役所、総曲輪通りを経て、中央通りのからくり広場に至るフィールドワークを行った。

 玄関前で整列して、出発。

校外学習に出発

 

 

 

 


 まずは、源のますのすし工場見学。ここでのめあては、ますのすしの作られる工程を自分の目で確かめることと、はたらく人の工夫や苦労に気づくこと。

 社会科副読本で学習してはいるが、実際に見ることによって、実にたくさんの工程があることや、衛生に気をつけて生産していることを、実感を持って理解できると考えた。

 源の社員の方に、会場を案内いただいた。

ますのすし工場見学2 

 

 

 

 ガラス越しに、働く人々の様子を見た。

ますのすし工場見学

 

 

 

 

 工場の横には、直営販売所もある。毎日たくさんの観光客が訪れる。

ますのすし工場見学3

 

 

 

 

 ビデオでますのすしの歴史や作り方を見た後、工場前で質問コーナー。たくさんの疑問に答えてくださった中田さんに感謝。


 バスで富山駅北口へ移動。ここからは、グループでポイントを見て回るフィールドワークを行う。子供たちに渡した地図には、それぞれのポイントを見る視点が書いてあるが、どこまでそれを押さえることができるかも楽しみだった。

 北口広場には、ライトレールの乗り場がある。子供たちは、「ホーム」という言葉を知らず、また、乗り場が仕切られていないため、どこまで入ってよくて、どこからは遠慮した方がよいかの区別がつかなかった。自動車社会の申し子なのだと実感した瞬間だった。

ライトレール乗り場には何がある?

 

 

 

 

 富山ライトレールは、地方都市の新しい交通機関の成功例として全国に知られているという。この日も、たくさんの見学者が、ホームを取り巻いていた。

注目を集めるライトレール

 

 

 

 

(以下つづく)



2007年11月07日

説明文を書く学習では教えてから考えさせる

 明日は校外学習。ますのすしの源と富山市中心部のフィールドワークに出かける。今日の社会では、インターネットのますのすしの写真から、どんな材料が使われているかを見つけ、ますのすしがどのような物かをイメージした後、どんなことを知りたいかを出し合い、最初の問題を見付けた。

 次に、上記の問題のうち、副読本「わたしたちの富山市」から読み取れることを洗い出し、さらに、生産工程の写真を見て、どんな仕事があるかをノートに書き出した。

 写真で見るだけで、10を超える仕事があることや、それぞれの仕事には工夫があること、スーパーマーケットと同じく衛生に配慮していることなどが話題になった。これまで学びが生きた発言が随所にあった。
 今日の時間でわかりきらなかったことを書き出し、明日の質問にすることにして本日の学習は終了。


 国語では、「ちいちゃんのかげおくり」の、最初の場面からどんな感じを受けるか出し合った。楽しい感じと、悲しい・さみしい感じの2傾向が出たので、

 1)2色のふせんを配付し、どこからそう感じたのかを抜き書き。
 2)グループで読みあって、似たものをカテゴライズ。
 3)カテゴライズした付箋にタイトルを付けて、黒板に掲示。といった展開だった。

 ちょっと前まで2校時かかっていたことを思うと、格段の進歩だ。


 3限は校内研で鵜飼級の国語を見る。こそあど言葉、つなぎ言葉、初め・中・終わりの構成という3つの視点に絞って、そのことを意識しながら説明文を書く学習。

 子供たちは、これまでの既習経験を生かして、とても高い意識で説明文を書き、友達の文を読み、さらに自分の文章を推敲していた。この間からの自分の授業を鑑みるに、教えてから考えることを、もっと積極的に取り入れてもよいと思った。


 6限の学活は、体育館で校外学習のオリエンテーション。実物投影機を持ち込んで、フィールドワークのルート確認を行った。

 そんなわけで、社会、国語、算数、社会、学活の1日。

 放課後は、鵜飼級授業の事後研。校外学習の準備。デジカメに、液晶保護フィルムを貼り、カメラの設定の確認を行った。クラブで撮影したデータの吸い出し。

 ELMO社から、モニター用投影機が到着。感謝いたします。

 退勤後は、100均巡り。手頃なカメラケースは数がなかなかなく、妥協していろいろ異な種類をバラで購入。

 帰宅後は、漢検の問題。今日の授業をDVDに落とす。



総合は「山室中部のココがすばらしい」

 総合は、ずっと手をこまねいていたが、ようやく天啓が下りた。

 3年生の総合は、地域理解学習が適切だと思っている。しかし、校区をフィールドとした学習を進めるには、時機を逸している感があった。市域を対象に、「富山市のここがいいところ」をテーマにした学習を進めることも考えたが、体験を通して調べ学習を行うには、対象が大きすぎる。

 仮にその学習を進めたとすると、資料学習が中心になるだろうし、保護者に連れて行ってもらえる子供の学習は深まるが、そうでない子供の学習はあまりに表面的になって、個人差が大きすぎる。

 総合にしろ社会科学習にしろ、初期指導期にあたるのだから、しっかり調べ方を指導できるような展開を考えたかった。

 

 日本テレビ「笑ってコラえて!」という番組に「日本列島ダーツの旅」というコーナーがある。日本地図に向かって司会の所ジョージさんが投げたダーツの刺さった場所を訪れて、その市町村のすばらしいところをリポートするコーナーだ。

 もし、このダーツが山室中部に刺さって、日本テレビのスタッフがやってきたら、どんな場所を紹介したらよいかを考えるという導入はどうか、というのが今回の天啓。

 調べてまとめた成果を、番組宛てに紹介する。ひょっとしたら番組に取り上げられるかも知れないという思いと、日本テレビスタッフに伝える以上、それにふさわしい「すばらしい」を見つけようとするモチベーションも高まるだろう。取り上げられないまでも、伝えられたことが満足感になるだろう。

 目的は、自分たちの地域を「すばらしいところ」という視点で、再検討すること。伝える対象がある以上、調べた成果は、Webページ等でまとめることになるだろう。

 

 この学習では、結果として、以下の効果が期待できる。

  • 番組スタッフに伝えたいという思いが、学習の必要感を生む。
     
  • 自分たちの地域にはたくさんのすばらしいがあるということになれば、郷土愛が育つ。
     
  • 自分たちの地域に誇りをもつことで、自己肯定感も高まる。
  • 体験を通した調べ方が身に付く。(その場所で何を見るか、だれに何を聞くか、を考えるようになる。)
     
  • 調べた成果を発信するための表現力が高まる。(「すばらしい」を伝える適切な写真を撮る能力も含めて)
     
  • 発信した情報が、これで適切なのかを見直す力が高まる。
     
  • 初期指導期なので、Webページの製作では、テンプレートを活用させ内容の表現に絞る。まずは、内容をしっかり表現させ、デザインは二の次という意識を育てる。

 この時期から校区探検というのも、いかがなものかと思ったが、子供に学習のモチベーションがあり、調べ学習の必然性があれば、学習は成立するだろう。

 

 今回のようなテレビ番組の目に留まるように、といったような展開は、プロジェクト型と言ってもいいだろう。ただし、そればかりで押すのは、外発的動機づけばかりになるので、次年度以降の学習の意欲づけという点では危険。

 調べていく過程のおもしろさ、分かったとき、まとめたときの成就感を引き出すように指導・支援していくことによって、調べ方を身に付けることの満足感を、十分に感じさせることが肝要だ。そういう意識が、内発的動機づけを引き出すもとととなる「学習の愉しさ」の習得につながるだろう。



2007年11月05日

教育用コンピュータの配置状況を報告

 国語、音楽、学活、音楽、図工な1日。

 国語では、デジタル教科書を提示しながら朗読。音楽は「ふじ山」。実物投影機で教科書を提示し、歌詞の意味を確かめた。「頭を雲の上に出し」とか、「雷さまを下に聞く」といった擬人的な表現の意味がつかめていなかったが、教科書の写真を活用しながら説明したところ、大体イメージできた様子。

 学活は、木曜日の校外学習のしおりづくりと日程確認。図工の空き時間に、教育用コンピュータの配置状況の確認と起案。校外学習のための市庁舎利用申請。


 放課後は、校外学習のコースとチェックポイント、教員配置の確認。控除関係書類作成と提出。時数調査報告。

 文科省委託で届いたデジタルカメラのうち、まだ設定の終わっていなかった7台にラベル貼り。バッテリーが充電できたところで、時刻等の初期設定。校外学習で、16台を稼働させる。

 放課後はこまごましたいろいろな相談事が舞い込むが、いずれもそれほど大きな問題ではなく、笑顔で対応(^_^)。コンピュータの配置状況を再度確認し、市教委にFAXで報告。

 帰宅後は、漢検問題集に挑戦。本気で受けてみようかと思ったり。



2007年11月04日

i-TunesでWebラジオ

 i-Tunesをインストールしてみた。以前にも入れていたが、全く聞くことがなかったのでアンインストールしてしまっていた。Radioで様々なジャンルの音楽を24時間シャワーのように浴びられると聞いたので、再び入れてみた。

 25ジャンルに渡って、大量にストリーム先がある。ほとんどはアメリカのFM局のストリーミングのようだが、Internationalには、j-pop専用局もあり、日本の新旧の音楽を楽しめる。音質もよい。これまで、J-WAVEのWebラジオを聞いていたが、選択肢が増えたのはありがたいことだ。