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2007年12月

2007年12月31日

2007年を振り返る

 今日で今年も終わり。紅白を見ながら、振り返ってみた。

 正月に立てた目標は、以下のようなものだった。

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(1)自己研鑽

  1. 読書の方向性転換
  2. 論文発表 
  3. 研究会参加 
  4. 校内へのはたらきかけ

(2)健康管理

(3)時間管理

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(1)自己研鑽

 キーワードは、教員の基礎に戻って「授業技術の習得」だった。職場が変わって、揺り戻しそうにもなったが、自分らしいスタイルがだんだん出来上がってきたと思う。

 これまでも、いい授業をしたいとは思ってきたけれど、具体的なスタイルが見えてきたのは、強く意識したからだと思う。もっと若いときから考えておかなければならなかったことだが。

 授業のうまい人は、意識しなくてもできているか、とっくの昔から意識していたので、意識しない人がいると思いつかないかのどちらかなのかもしれない。

 

 読書は、教育書と教養書中心に。教育雑誌もいろいろ読むようになった。しかし、後半は失速。年間コンスタントに読めるとよい。

 学会発表は2回。諸事情により、1件持ち越しているのを早くまとめて世に出したい。教科の研究会には参加できなかったが、北方小の公開研は参考になった。

 校内では、異動した山室中部小の情報化はかなり進展。意識の垣根は確実に低くなっている。さらに、日常化を目指して働きかけていきたい。

 

(2)健康管理

 1年前より8kg減のまま維持しつつある。さらに5kgほど絞るのが、自分としては理想。

 

(3)時間管理

 言わぬが花


 とまぁ、こんな1年だったわけだが、今年は、職場が変わって、自分の持てる力がうまく発揮できるかを試された年だったように思う。結果については、第3者の評価も受けたいところだが、自分としては、まずまずの成果を上げられたように思う。

 来年は、今年よりも、さらに大きな転機の年になる。このblogを訪問いただいているみなさんにも、ご協力を願うこともあるかもしれないので、どうぞよろしく。

 何が起こるかは、元旦の記事にてお知らせを。

 では、みなさんよいお年を。



2007年12月29日

重要なメールが消えていたかもしれなかった件

 この4月に、フレッツ光にした。あわせて、プロバイダがニフティになり、Webを置いたり、メールを送受信したりするホスティングサービスも変更した。

 この間、久しぶりに設定を見ていて、迷惑メールが自動的に削除されるようになっていることに気づいた。予感がして、フォルダに保存するよう設定を変更した。

 今日、迷惑メールフォルダを開いてみると、MLのメールが3通、個人宛メールが1通、入っていた

 これまでにも、こういうことがあったのだろうか。

 

 わたし宛に、メールを出したのに、返事がなかったということがあったら、それは、上記のような理由です(たぶん)。気を悪くしている方がいたら、この場を借りてお詫びします。ごめんなさい。



2007年12月28日

富山情報教育研究会12月例会があった

 26日に富山大学の高橋研究室で、富山情報教育研究会12月例会があった。

 月に1回集まっては、実践を研究的に見る視点や、世の中に知見として提案できるような実践の組み立てなど、さまざまな話題を検討し、高橋先生から指導を仰ぐという会だ。

 今月のネタは、以下のような感じ。



・ 来年の研究の種(表さん)

 6つの研究の種から、どれが一番研究になりそうかを検討した。

 その後、フラッシュ型教材を使った英語の模擬授業を急遽やってもらった。これなら、英語活動初心者の先生でも楽しく取り組めそうと思える、すてきな授業だった。

 

・ 教員のICT活用指導力向上のための研修パッケージ(宮崎さん)

 文科省から出ている、教員のICT活用指導力のチェックリストに準じて、それぞれの力を高めることを意図した、研修パッケージの作成についての発表。研修用プレゼン、ワークシート等が用意されていくようだ。
 
 それを見るだけで、研修のイメージをつかめ、実施できる、というものになればよいと思うが、そうなるためのいくつかの問題点が指摘された。

 

 ・ 表・グラフの指導が児童の報告文記述の観点に及ぼす効果(此川さん)

 表やグラフの読み方、表し方指導を行うと、報告文を書くときの観点が増えていく、というお話だった。そのことを論理的に示すために、クリアしていくべき点が明らかになった。

 大変興味深い取り組みなので、しっかり報告できるとよい。

 

・今年できなかったこと(三原さん)

 データ管理をどうしていけばよいかの相談。次年度に活かせるフォルダ構造をどうするかというのは、古くからあるが、常に話題になる問題だ。

 ICTを使いやすい環境を作るというのは、こういう隙間の問題を埋めていくことだということを思い出させてくれた。初心に返ることができてよかった。

 フォルダに担当者の名前を入れるというのは、3学期そうそうに実践してみたいと思った。

 

 ・ ゲーム機およびネット利用のチェックカードの取り組み(中山さん) 

 ゲーム機やソフトの所有状況をもとに考えた、利用の仕方を見直すためのチェックシートについての報告。全校の75%がDSを所有していることに驚いたが、どこもきっとそんなものなのだろう。任天堂の一人勝ちなのがよくわかった。

 

こんな感じで、毎月、コテコテの内容で行っている。



2007年12月27日

コンピュータ室の配置換えをした

 今日も年休だったが、前々から気になっていたコンピュータ室の机の配置を、どういう風にレイアウトしたらよいか考えるために、10:00ごろ職場へ。

 今の職場に異動してきたときからずっと改善したいと思っていた。デスクトップが載っている間は無理だったが、ノートに更新されたので、レイアウト変更が可能になった。

 試しに、一つのかたまりを動かしてみたが、うまくいきそうなので、結局1日かけて、全部のレイアウトを変更した。

※変化がわかりやすいように構成を変えてみた。(12/28)※


 これが、配置換えをする前。

 机と机の間が狭く、移動がままならない。スペースが少ないため、子供を集めて指導することも困難だった。

配置換え前

 

 

 

 

 

 

 

 配置換え後のコンピュータ室。中央のスペースを広くとって、歩きやすく、集まりやすくした。

配置換え後

 

 

 

 

 

 

 

 座席が、壁側にあるので、どうしても机が真ん中に寄ってしまう。教師が指導しようと思っても、画面を確かめることもままならなかった。

配置換え前2

 

 

 

 

 

 

 室内側に椅子を置いて、机はできるだけ、壁に寄せた。

配置換え後3

 

 

 

 

 

 

 

 ディスプレイが外を向いてしまう機械もあって、死角になってしまっていた。

配置換え前3

 

 

 

 

 

 

 教師の動線を考えて配置した。教師は回り込まなくても、ディスプレイ画面を確かめることができる。死角もなくなった。

配置換え後2

 

 

 

 

 

 

 


 一人で作業したので、結構、腰にきた。今の床コンセントの配置をそのまま生かし、床下にはわせたケーブルの出し口も、一部動かしただけで済ませた。使い勝手は、大幅に改善したと思う。

 途中、旧型ノートパソコンの台数確認。付けられている番号を確認して、全部あるかどうかを確かめた。教室に児童用として持ち込む機械を除き、20台程度は、図書室に配置することになる。



2007年12月26日

無線LANの設定をおさらいした

 午前中は、昨日のおさらいのため、職場へ。

 図書室にエアステーションを設置して、うまくつながるかを確認。少しとまどったが、どこでつまずきそうかも含めて、ノートパソコンの設定の仕方がだいたい飲み込めた。あとは、3学期はじめの職員作業で、全機に設定を行う。

 本校の図書室は、3つの部屋に仕切られているが、カウンターは一つ。情報センターとして調べ学習を行うようになると、使う時間の重複が起こらないような配慮が必要になる。

 今のところ、以下のスペースで調べ学習を行う予定。

図書室

 

 

 

 

 

 

 

 カウンター横には、ノートパソコンをしまうための棚が用意されている。

カウンター

 

 

 

 

 

 

 

 スライド式になっていて、引き出して使う。

パソコン棚

 

 

 

 

 

 

 


 午後からは、富山情報研12月例会。表さんのフラッシュ型教材を使った模擬授業は、その効果が一目瞭然。テンションが挙がらないといいながら、ツボを押さえつつ大事なところがしっかり伝わるように見せてくれるあたりは、さすがだと思った。

 終了後は懇親会。あっという間に時間が過ぎた。



2007年12月25日

残務整理な1日

 年休だったが午前中は職場へ行き、残務整理。いろいろ残っていたが、だいたい片付けた。

 午後は、大学へ。情報研に参加のつもりで行ったら、研究会は明日だった。図書室の情報センター化のため、高橋研究室の環境で、無線LANの設定の確認。WEPキーのかけ方を確かめる。予想外に簡単にうまくいったので、明日、職場で実際に試してみることに。

 帰宅後は、読書。写真フォルダを整理するが、なかなか終わらない。



2007年12月24日

2学期に学んだこと

 3年生は、学習指導に専念できる学年であるが、その分、初期指導的内容の非常に多い学年だということを、改めて認識した2学期だった。今学期の自分の成果は以下の通り。

  1. 合唱指導も合奏指導もベースは同じ

     区域音楽会で指揮者となるのは6回目だったが、初めて合唱に挑戦した。

     心配も多かったが、結局は、合唱も合奏も、指揮者の楽曲理解・解釈の度合が、曲の仕上がりを左右することがわかった。

     また、多少難しいことにも挑戦し、しっかり鍛えつつ曲を仕上げて評価を得ることで、それが子供たちの自信になることも同じだった。



     ただし、鍛えることは同じだが、両者には多少の方向性の違いがある。

     合奏では、個人一人一人が正確に演奏できるように鍛えた上で、音楽をドライブ(音の重なりのバランスやテンポ感などを、指揮者がつかんで指示)していくと、表現力豊かで感動的な演奏になる。合唱では、音符一つ一つの表現など、より細部まで楽譜を指揮者が解釈できていないと、音楽性は高まらない。
     
     また、合奏では、演奏がずれてしまったり、個人練習が足りなかったりした場合には、容赦なく叱咤することもある(もちろん激励もする)が、合唱指導はとてもメンタルで、叱られて気持ちがくしゃっとした時点でよい曲には仕上がらない。

     叱らないけど厳しい指導が要求されることがわかったし、そういう指導が今回はできたように思う。
     
     なんと言っても、会場からの心からの拍手を受けられるのは気持ちのよいものだ。
     
     
  2. 発問・指示を明確にした授業を行う

    新出漢字の書き順をチェック 実物投影機実践プロジェクトに実践を報告したり、先導的教育情報化推進プロジェクトで授業参観を受けたりした中で、教科書を活用した授業を行うこと、その際に、発問・指示を端的で的確にすることを、かなり意識した。
     
     これまでしていなかったわけではないが、指示の通り具合や、授業場面の切り取り方・組み立て方などが、以前よりも、よりよく見えてきたように思う。

     学期末に、県外からの訪問者に参観いただいた時には、杉田校長からもお墨付きをいただけた。とはいえ、まだまだ十分とは言えないので、これからも精進していく。

  3. 初期指導期を意識した授業やカリキュラムの構成

    駅前の大通りを歩く 内留してから2回目の3年生だが、今回は、総合に限らず、教科、特活を含め全ての学習課程で、学び方を学ぶ初期指導期に当たっているのだということを、今さらながら実感。それを意識した、実践を進めてきた
     
     特に、今年は、体験から学ぶことを重視してきた。2年生までは、活動そのものが学習の目的だが、3年生からは、体験活動と、一般化した知識や思考とをつないでいけるような展開を工夫していくことが大事。そうすることで、高学年で必要な、資料を解釈したり実験から結果を類推したりする力を身に付けることができる。

     中学年で体験を十分つみ、それらを学力とつないでおくことによって、初めて抽象的な思考を伴う学習ができるようになると考えている。
     
     総合の展開は、初期指導を意図したものであったが、教科との関連も図れているし、地域を見直すきっかけにもなる内容で進んできている。
     
     こういうカリキュラムの構成の仕方には定石がある。異動した職場でもその定石がうまく働いたことで、これでいけるという手応えを感じたのも、この2学期だった。
     
     
  4. 校内へのICT利活用普及のための研修
     
    参加自由研修で情報モラル2 大幅な機器の更新が進んだが、それにターゲットを合わせて、夏季休業中より、計画的・戦略的に研修を行ったり、みなさんに見ていただけるような実践を重ねたりしてきた。
     
     希望者が参加する形で、同じプログラムの研修会を複数回行う、ちょっと難しいけどこれだったらできそうと思う内容にする、など、方法を工夫することで、ICT利活用に対する意識の高まりは確実に見られたと思う。
     
     まだ、理解はしたけど踏み出せない、といった人もいるが、自分が赴任してきたころに比べれば、既に隔世の感がある。学年内では、実践も普及しつつあるので、今後はそれを全校に広げられるよう、一層の充実を図る。


 思い出したことから順に書いてみた。他にもたくさんありそうだが、まずはここまで。



2007年12月23日

この冬休みはインプット

 いつもの理容院で散髪。読書。この冬休みは、出張等がないぶん、インプットの2週間に。最も休み明けの〆切はけっこうあるのだが。しっかり対応していかなきゃ。

 夜は、図書館を考える会のみなさんと楽しい時間を過ごした。



2007年12月21日

教育の情報化研修(第9回)

 終業式、学級指導。ひと言ずつコメントしながら通知表を手渡す。あっという間の2学期だった。

 午後は、職員会に続いて、教育の情報化研修会。任意参加の回を含め、今回が第9回。今日は、全員参加で、今年度導入したソフトウエアの授業での活用研修を行った。

 テーマは「ジャストスマイルを活用した初めてのホームページ作り」。3年生に指導したWebづくりを体験してもらい、結果としてソフトの使い方もイメージできるようになるのが目的。模擬授業っぽく、先生方には子供になってソフトウエアを体験してもらった。


  1.  児童がデータをしまう「マイフォルダ」と、共有フォルダである「みんなのフォルダ」の使い方がイメージできる(保存、テンプレートデータ配付、画像の共有・貼り付けなど)。ファイル管理が容易になったことを理解する。
     
  2.  児童は、ワープロソフトで簡単にWebページが作れる。(実は、この先の、データをひとまとめにページに作り上げることが大変だということも、説明した。)
     
  3.  ただし、初めての時は、活動をいくつかのスモールステップに分け、その都度集まって、プロジェクタで提示しながら説明・指示を行う。その方が、結局は早くできるし、理解も行き渡る。
     
  4.  日本語入力は、ソフトウエアキーボードでもできる。「スマイルATOK」では、かなとローマ字の切り替えが必要な場合もある。
     
  5.  初めてのWeb作りでは、テンプレートを与えて、内容を入力するだけにする。そうすることで、装飾に時間をかけることなく、内容を重視したWebを作ることができる。
     そのためには、ワークシートなどを活用して、あらかじめしっかり下書きしておかなければならない。
     
  6.  中学年段階で、こういう共通体験をしっかり積んでおかないと、高学年になったときに、目的にあった表現活動を進めることができない。大実践ではなく、短時間でできる活動をいくつも実践することが大事。
     
  7.  難しいことをしようとするのではなく、学習まとめを行う際に活用する。まずは、挑戦することが大事。
     

 ここまでで、30分。だいたい上記のようなことは伝わったように思う。

 サンプルテンプレートには、「ICT活用 わたしの挑戦!」とタイトルを付けて、2学期の実物投影機を活用した実践のレポートを書いてもらった。後で情報だよりに集約して配付。

 残り10分あまりで、ジャストスマイルの主な機能を紹介。以前入っていたのは、一太郎スマイル単体だったので、特に違いの大きい、つたわるねっと、はっぴょう名人、地図スタジオを紹介し、実際に使ってもらった。

 締めに、杉田校長Tから、これからICT活用をどんどん進めていくよう、メッセージがあった。


 研修会後は、学級事務。退勤後、再び集結して、学期末の懇親会。



2007年12月20日

「の」の字の指導に投影機

 給食最終日。冬休みの生活の確認など学期末モードな1日。書き初め指導に投影機が活躍。とくに、「の」の左の筆の上がり具合を、投影機で見せることで、かなりの改善が見られた。

 放課後は、就学指導委員会。プライベートで年休のため早めに退出。



2007年12月19日

懇談会3日目

 懇談会3日目。どの保護者も、子供の日常を非常に気にかけていることがよく伝わってくる3日間だった。

 学校での様子を知らせられる機会というのは、実は、さほど多くはない。理解が進めば、応援してくださる方が増える。少しでも、情報発信の機会を増やすと同時に、少ない機会に効果的にアピールできるよう意識していきたいものだ。

 Webも手段の一つだが、一般化という点では、新聞・テレビなどの従来のメディアにはかなわない。今の総合の活動が、何らかの形で取り上げられることがあればよいと思う。

 1,2限は、総合&社会。Web作成の続き。ワークシートに下書きした効果は着実に上がり、全員が取材したときに撮影した写真を添付して、作品を完成した。残った時間を活用して、社会科のまとめの続き。こちらは、慌てた子供もおり、完成には至らず。特に、「考えたこと」項目の記述が浅めなので、再度時間をとり検討を行う。



2007年12月18日

懇談会2日目。

 算数、図工、図工、国語。午後は、個別懇談会2日目。

 今日から3日間は、水道管の本管工事のため水が使えないという案内が回り、簡易給食となった。シンプルなメニューは、大人の健康管理には調度よいかも。



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2007年12月17日

Web作りは佳境に近づく

 国語、社会、総合、算数。

 社会は、先導的教育情報化推進プロジェクトで実践した授業「スーパーマーケットではたらく人」について、子供たちが分かったことをまとめる時間に。

  1. スーパーマーケットではたらく人の仕事の工夫
  2. スーパーマーケットを選ぶお客さんの工夫
  3. 近所の店、よく行く店の工夫

 の3つから、自分が一番学んだと思うことについて、まとめることにした。ワークシートはA5サイズ。書きたいことがある人は、複数枚書いてもよい。内容としてどこまで理解しているか、量をどれだけ書くかで、身に付いた能力や知識理解がどの程度かを推し量ることができるだろう。


 総合は、Webページ作りの続き。子供たちは、フォルダの置き場所に混乱していた。1回目は、初めてだったので、「みんなのフォルダ」から呼び出して「マイフォルダ」に保存した。今回は、「マイフォルダ」から呼び出さなければならないのだが、「みんなのフォルダ」に入り込んだ者が1割強。

 さらに、終了時には上書き保存を聞いてくるので、またまた不安と混乱。3年生だと、こういうこと一つ一つに、指導がいるのだったということを実感。

 しかし、ここでしっかり学んでおかないと、高学年で本質的な学習活動に十分時間を割けなくなる。大切な体験の時期だ。とはいえ、予想ほどは進まず残念。


 午後は、個別懇談会。終了後、職員室で、学年の先生方とWeb作りの指導法について検討。評価の印刷等についても相談。

2007年12月16日

絵画なのに動画のように見えた

フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展

 NHKでの会議まで少し時間の余裕があったので、国立新美術館で開催されていた「フェルメール『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展」を見に行くことにした。


 「牛乳を注ぐ女」は、誰もが一度はどこかで目にしたことのある有名な作品で、フェルメールの代表作である。

「牛乳を注ぐ女」(展覧会公式Webより)

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a8/Vermeer_-_The_Milkmaid.jpg(ウィキメディア・コモンズより)

http://milkmaid.jp/index.html(展覧会公式Web)


 フェルメールは、大変寡作な人で、生涯に20点あまりしか作品を残していないという。今回の展覧会では、この1点だけがフェルメールの作品だったが、他にも数々の作品がある中で、これだけがひときわ印象的な作品だった。

 見る人の目を引きつける構図と、陰影を鮮やかに描き分けた色彩。中でも、注ぎ込まれている牛乳は、実際に液体が流れているかと思うような瑞々しさだ。 

 窓やテーブルは、精緻な遠近法に基づいて描かれているが、それでいて、窓の木枠やテーブルクロスの天然素材の温かみや質感が柔らかく表現されている。そして、中央に立つ使用人の女は、着ている服の質感や柔らかな体つきが見事に表現されていて、今にも動き出しそうだ。

 他の作品を見れば見るほど、この作品の秀逸さが伝わってくる。その圧倒的な存在感。この絵だけが、絵画なのに動画のように見えて、特異な存在だった。直に見た者だけが味わえる感慨だ。


 17世紀といえば、日本では江戸時代。ヨーロッパにおいても、市民は決して豊かなくらしをしていたわけではない。当時の子供は「守られるべきか弱き者」ではなく、「小さな労働者」としての扱いを受けていただろうし、その日暮らしの市民も多かったことだろう。

 オランダ風俗画は、当時の人々のくらしをそのまま描き留めるだけにとどまらず、その画材や描き方の裏にさまざまな風刺を込めつつ、今にそれを伝えている。世相も含めて当時の様子がつかめるところが、作品のおもしろさになっている。

 印象的だったのは、以下の作品。

 

「金物を磨く女」(ヤン・ステーン)

 金物を磨くことは、表面だけを取り繕うことに通ずるのだとか。腕まくりをして女性が肌を見せることは、この時代では、あからさまに男を誘っていることの現れだとか。そう思うと、女性の微笑みもまた違った意味合いを含んでいるように見えてくる。働き者の女性に見える絵も、見方を変えるとにわかに胡散臭くなってしまうのが、風俗画の面白いところだ。

 

「オウムに餌をやる女、バックギャモンをする二人の男と他の人物たち」(ヤン・ステーン)

 バックギャモンに高じる男達の前でオウムにえさをやる女性を描いた作品。しかし、描かれたかごの中のオウムや、後ろの女性が火であぶっている牡蠣は、好色な愛の寓意なのだとか。また、猫にスプーンでえさをやろうとしている少年の行為も、愚か者に躾をしようとする無駄な行為という意味になるなど、寓意に充ち満ちた作品。

http://milkmaid.jp/fun/popup02.html(展覧会公式より)

 音声ガイドで、このような話を聞かせてくれるので、もっといろいろ知りたくなって、思わず図録を買ってしまった。

 壁にかけられた解説では、ここまで詳細で裏話的な情報には触れられていない。音声ガイドを聞いていない人は、この展覧会では、残念ながら、作品のおもしろさの半分も味わうことができなかったのではないかと思った。

 

アムステルダムの孤児院の少女(ニコラース・ファン・デル・ヴァーイ)

 フェルメールの次に目を引いた作品。奥ゆかしい静謐さを感じた。この女の子は、この後どういう人生を歩んだのだろう。

コルネーリス・デュサルト「『吸い玉放血法』を施す女」1695年 エッチング 25.8×17.9センチ (C)Rijksmuseum, Amsterdam
(C)Rijksmuseum, Amsterdam

 

 

 

 

 

 

東京新聞Webより

 

 


 今回の展覧会は、アムステルダム国立美術館が所蔵するオランダ風俗画を集めたもの。

 オランダでは重要視されている作品ばかりだと思うが、残念ながら、知られているのは、フェルメールとレンブラント(小品が2点あった)ぐらい。他の作品は、近世ヨーロッパ史の一断面を見る資料として興味深かった。



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渋谷で先導的教育情報化推進プロジェクト会議

 NHKでの会議のため2便で東京。関東上空は快晴。空から成田空港や富士山が見下ろせた。

 会議まで時間があったので、六本木の国立新美術館で「フェルメール『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展」を鑑賞。詳細は、別途。

国立新美術館だよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  13:00〜、先導的教育情報化推進プロジェクト会議@NHK。全体で今後の日程の確認等を行った後、分科会。それぞれの実践の概要と成果について、10分程度でまとめていく。「先導的」ということは、「2,3年後には誰でもできることを、少し先にやってみせる」ということだが、そういう意味では、社会科は誰もがそれをクリアしていた。

 ただし、「誰もができる」ということになると、問題は、「ICTをどう使うか」よりも、「授業の意図や構想が適切か」というところに帰着する。

 ねらいを達成するための単元設計があり、しかもそれは、世の中の多くの教員が実践可能であり、その中でICTをどう使っていくかが納得してもらえないと、普及は進まないだろう。

 15:00過ぎに会議は終了。羽田に向かうが5便には乗れず。ラウンジで最終便を待つ羽目に。



スーパーメガウェンディーズ

ウェンディーズ

 

 

 

 

 渋谷駅からNHKまで歩く途中にあったウェンディーズに「スーパーメガウエンディーズ」ののぼりを発見。調べに入って、ランチに試食。

スーパーメガウエンディーズバーガー

 

 

 

 

 パテが3枚。間に2枚のチーズ。カリカリベーコンと、レタス、オニオン、トマト。迫力があった。

スーパーメガウエンディーズバーガー横から

 

 

 

 

 横から見るとこんな感じ。クリックすると大きくなる。大きく口を開けても、上から下まで入れるというのは無理な話(メガマックでは、できたけど)。端から順にかじっていくのであった。

 まぁ、ちょっとメタボ注意な一品だった。



2007年12月15日

NHKでの会議資料の作成

 明日NHKで行われる先導的教育情報化推進プロジェクト会議に向けて、資料作成。

 今回の事業は、番組視聴やICT活用によって、子供たちに一定の学力が付いたことを実証しつつ、教育の情報化を先導する実践を明らかにするのが目的。既に指定のものは提出済みだが、数値で定量的に何か実証できないかと考えた。

 プロジェクトで実践した社会科授業のノートから、番組視聴をした際に子供たちが気づいたことを数値化してみた。すると、番組視聴を繰り返す毎に、「働く人の工夫」を見つける度合いが高まっていることが判明。単元が進むから当然といえば当然だが、それぞれの番組を見せる意図と絡ませると、以外に面白い結果が判明。(論文ネタにできそうな結果だったので、Blogではココまで)

 追加資料として、A4両面の資料を1枚用意した。

 午後は、ちょっとだけ職場へ。学級事務少々。さがしていたコンタクトレンズを発見。よかった。



2007年12月14日

文科省委託先導的プロジェクトのための調査

 早朝に起床して、残っていた宿題を送付。国語、算数、道徳、体育、社会。

 算数は、棒グラフの学習。実物投影機が威力を発揮。道徳では、「当たり前のこと」「やってはいけないと分かっていてしてしまうこと」を考えた。


 社会科では、文科省委託の「先導的教育情報化推進事業」による社会科の授業に対して、子供たちに、単元で身に付いた力を自己評価させた。評価内容は4pに渡ったが、子供たちは真面目に真剣に記述してくれた。

 1pは、単元で身に付いた能力に関する意識調査。3pは、情報活用能力に関する実態調査。3年生は、情報教育の初期指導期なので、まだまだ共通体験していないことがらもたくさんある。

 プレゼンやインターネットを活用した調べ学習、ネットモラルや著作権に関する設問に対しては、「質問の意味が分からない」「ほとんどできない」といったところにチェックが並ぶ。一方、見学や書籍を通して学ぶ、デジタルカメラで適切に写真を撮る、といったような内容の設問には、自信をもって「よくできる」にチェック。

 全体に同じ傾向でチェックされているあたりに、順調に力を付けてきていることが見て取れた。


 5限終了後は、集団下校。校区の「こども110番の家」の位置確認と、謝意を伝えるために、一斉下校を行った。終礼、学年会。

 帰宅後は、いつの間にかZzz。でも、プレッシャーの時期は乗り越えた。みなさんに感謝。



2007年12月12日

忙・忙・忙

 たまったお仕事につぶされそうです。嗚呼、重たい重たい。まぁ、適切に配分できない自業自得なんだけれどね。

 ということで、逃避モードでBlog書いてみたり。みなさん、もう少し待ってね。(って、誰に言っているやら)。

 さ、もう少しがんばろう。



2007年12月11日

愛知と浜松の先生が授業を参観された

 社会、図工、図工、算数、国語、道徳な1日。

 授業参観は社会。導入にフラッシュ型教材も用意していたのだが、入っていらしたのはそれが終わってからだったので残念。


 今日の内容は「工場ではたらく人々」。授業の流れは以下の通り。 
 

  1.  おかし工場ではたらく人がエアーシャワーを浴びている写真を拡大提示。
     
    「何をしていますか」の発問で学習がスタート。
     
     吹き出し口から空気が出ている様子を、スクリーンに書き込むことで、全身のほこりを落としていることを理解した。
     
      
  2. 「何のためにこんなことをしていますか」と発問。
     
     清潔にするためであることに気づいた子供たちに、続けて、「清潔にするためにどんな工夫をしていますか。教科書の写真から見つけてノートに書きます。」と発問指示。
     
     一つ書けたところで、ノートを見せに来させる。 
     何人かには、そのまま黒板に板書させる。全員が1回は見せに来たところで、黒板に書き出した工夫を確かめた。
     清潔にする工夫だけでもたくさんあることに気づくことができた。
     
     
  3.  前ページの工場内のイラストから、生産のための工夫をできるだけたくさん見つけて、赤丸で囲む。(ここで、参観の先生方は、石黒級へ移動)
     
     均質な品質で生産する工夫。何度もチェックして、消費者が満足するような品質を維持する工夫など、様々な工夫に目を向けた。
     
     
  4.  NHK学校放送調べてゴー!「町の工場」を、餃子工場の生産の工夫を考えながら視聴。討論の時間がとれなかったのが残念。40分授業はそこが厳しい。 
     

 というわけで、盛りだくさんの内容だったが、工場ので働く人々のさまざまな工夫に気づくという今日のねらいには、達することができたように思う。杉田校長Tからも、お褒めの言葉をいただき一安心。2学期は、4回授業を見ていただいたが、1勝1敗2分けといったところか(苦笑)


 2,3限の間に、文科省委託事業報告。今日も放課後は学級事務。終礼。校長先生から人事異動ヒアリング。来年度の研究について公式に話を聞く。凄いことになりそう。 

 帰宅後は、ひたすら学級事務。明日が〆切だ。



2007年12月10日

学期末は大忙し

 国語、算数、保健、社会、国語。放課後は学級事務。明日来校される愛知、浜松の先生方が、ICT利活用授業を参観されることになった。1限目にというオファーだが、この時期、何の授業をしたらよいやら
 
 放課後、教室にノートPCを1台設置。「ありえない大きなうその話」の入力が終わっていない児童に活用させることにする。
 
 帰宅後は、UNIQUEプロジェクト成果本の担当分の概要執筆。あとは、ひたすらNHKへの報告文書作成。学級事務にたどり着けず(泣)。

2007年12月09日

今日は日曜日

 仕事はため込んでいるのに、すっかり休養してしまった。Blogデザインをクリスマスにしてみた。明日から、怒濤の1週間が始まる。

2007年12月08日

図書館活用にパスファインダー

 この間から、ぱらぱら斜め読みしていた中教審教育課程部会の審議のまとめ。夕べからは、ラインを引きながら再度読み直し。

 短い文章の行間にたくさんの意味が込められると見て取れる。しかも、大事なフレーズは、何度も何度も出てくる。全文を通して読む人には、繰り返し読むことで頭にすり込まれていくし、部分的にしか読まない人にも大事な部分が目に触れるように工夫されている。

 次の学習指導要領の骨子になるとはいえ、これからの教育に向けての思想が伝わる名文だった。ちょっと長いけど、あと5年以上教員するなら、読んでおかなければ。


 1便で東京。午前は学習会。「審議のまとめ」の輪講。改正教育基本法を受けてのまとめは、実はこれまでの学習指導要領に対する考え方と、スタートラインが違うことなどの指導を受ける。今日のように読み解くのは難しいが、そういう風に読み解ける目を持ちたいと思った。

 午後は、VHS。「メディつき」についての高橋伸さんのこだわりを知る。吉野さんがメディつき模擬授業。新聞の番組欄を使い、番組のジャンル別に色を塗り分けていくことで、放送局の番組編成に対する意図を読み解く授業だった。

 日頃、目にしている新聞番組欄だが、身近にあるからといって、そこにある課題を簡単に見つけられるわけではない。色分けして塗りつぶすことによって、次第に課題が浮き彫りになっていくところを、スモールステップで提示していく手法は、いいなと思った。

 藤田さんの学校図書館での取り組みも参考になった。「パスファインダー」は、これまで火星探査機しか知らなかったが、図書館に置くことによって、効果的に調べ学習を進めることができると思った。ただし、製作は大変な作業。小学校向けの「パスファインダー・バンク」みたいなものがあると、大変都合がよいのだが。

 高橋先生のトークは、痛い人の話。自分がそうならないように気をつけなければ。

 

 蒲田のドイツ料理店で夕食。最終便で帰富。



2007年12月07日

学期末は学級事務

 算数、国語、社会、体育、理科な1日。放課後は、学級事務。3学期の校外学習の打ち合わせ。帰宅後、明日に向けて宿題。内田のTeacher's Desktopについて原稿を書いて送付。



2007年12月06日

コンピュータ室のクライアントの状態が回復

 朝から、IUKとリカバリソフト開発のワッセイ社が来校。最新バージョンをインストールし、動作確認を行った。途中、高堂T@市教セも来校され、状況確認された。

 結局、1日かけて90回余り再起動をかけたとか。児童機は安定し、起動も速くなった。職員作業で作った環境にできるだけ近づけてもらい、作業終了。明日からまたがしがし使っていただきたい。

 今回、トラブルの確認から2日で概ね解消した。企業のスピードと技術力の高さがうかがい知れる出来事だった。これから、市内全小中学校コンピュータ室のクライアントに再インストールされることになる。お仕事とはいえ、頭が下がる。

 国語、算数、音楽、社会、理科な1日。



2007年12月05日

クラブでCG合成作品をつくった

 理科、理科、算数、国&理(ワーク)、保健。6限はクラブ。デイジーコラージュを使ってCG合成。風景写真に自分を取り込んだ作品を印刷。自分の姿を撮影する段階で、ある程度イメージを固めていた児童は、面白い作品を仕上げていた。

 なれないソフトウエアなので手探りだが、石黒先生は児童管理、自分が技術指導といった役割分担で、楽しく取り組んでいる。ネットワークにうまく対応していないのか、データの保存先をサーバにしたいのだが、今ひとつうまくいかない。

 これに限らないが、学校を市場と考える以上は、もう少し、かゆいところに手が届く仕様になればいいのだが。

 3限後に、高堂先生@市教セから連絡が入る。明日、ソフト開発の技術スタッフと、販売会社の営業担当が本校を訪問し、最新バージョンのインストールと動作確認の実証を行うことになった。

 放課後、デジタル掛図6年理科をインストール。昨日より短時間でできた。サーバの掃除。日直勤務のため、校内巡視。



2007年12月04日

確認はできたが解決はできない

 道徳、図工、図工、国語、社会、国語(ワーク)。午後から、IUKとソフト開発の技術者が不具合の状況確認のため来校。確認はできたが解決できないといった感じ。とりあえず、日々の使用に問題がないようにはしてもらえたが、根本的な解決には、まだ少し時間がかかりそうな状況。

 終礼時に、デジカメの利活用、機器の扱いについて連絡。終礼終了後、ジャストスマイルのデモ。児童名によるログイン、マイフォルダに児童のデータが収納されることなどを解説。学年が挙がると、データ毎進級するという話に感嘆の声。



2007年12月03日

ありえない大きなうその話 2時間目

 国語、体育、国&理ワーク、総合、算数。委員会活動反省。職員会議。 総合の時間に、「ありえない大きなうその話」の入力。これが2時間目だが、今日は、入力の時間は実質30分ほどしかなく、それでも多くの子供は印刷までたどり着いた。

 職員会議後、全機を起動できるか、最終確認を行う。調べていく内に、さまざまな問題も発見。googleに設定してあるブラウザのスタートページが正しく読み込まれない、職員作業で設定したフォルダ等がなくなるなど、不具合に伴う使用環境の変化があることが分かってきた。また、ジャストスマイルがスタンドアロン設定になっているクライアントがあるなど、初期設定の問題も明らかになってきた。

 IUKより連絡があり、明日、再度サポートに。リカバリソフトの開発の方も来るようだ。明日のサポートで、全て復旧してもらえるとよいのだが。



2007年12月02日

休日だけど名簿管理に行ってみた

 午後から職場へ行き、ジャストスマイルに児童名簿の登録。全学年全児童が、それぞれ、自分のフォルダをもてるように設定した。

 先日来、子供たちが入力している「ありえない大きなうその話」のデータを、マイフォルダから呼び出せるように、データを移動。

 さらに、リカバリソフトを使って、全クライアントが電源管理できるかを確認。やはり、金曜日に再設定されなかった機械のいくつかが反応せず。単独で電源を入れてみると動くが、集中管理できなかったらソフトを入れている意味がない。動かない機械を確認して帰宅。



2007年12月01日

第3回実物投影機実践プロジェクト会議

 早朝に起きて、今日のプロジェクト会議の資料作成。掲示板に投稿された4000件を超える実物投影機の活用実践事例から、ベスト3を選び出す。結局全部で50件あまりを第1次ノミネート。

 これだけ選んでみると、活用には、傾向や段階があることが見えてきた。箇条書きにして、その中から、特に典型的だと思われる視点を3つに絞り込んだ。その視点に当てはまる典型的(だと思える)実践をそれぞれ1つずつ選び、次点に当たるものは、写真だけ紹介することにした。

 ベスト3を決めるとなると、そのもとになる、選考基準を考えなければならない。どういう枠で「ベスト3」を決めるのか考えることが、今回の宿題なのだなと判断。他の選考基準となりそうな事項を、学んだこととして資料に付けておくことにした。(単なる思いつきばかりだけれど)

 と、ここまで決めたところで、時間切れのため空港へ。2便で羽田。機内で資料作成。羽田のカードラウンジで完成させ、途中印刷してから会議会場へ。


 13:30〜、第3回実物投影機実践プロジェクト。

 30名余りのメンバーが、レジュメをもとに各自の選んだ「ベスト3」を2分以内で発表していく。6人終わる毎に2,3分のグループ討議。堀田先生の指名で、いくつかのグループの討議内容を聞き、再び発表へ、という展開。こういう研修スタイルも、毎度ながら学びになるなぁ。

 ベスト3の選択の視点がはっきりしているものは、討議の対象になるし、そうでないものばかりだと、討議がぼける。

 実践にインパクトがあるものは、それ自体が話の対象になる。複数の方がとりあげた実践は、プロジェクトメンバー以外の多くの方にとっても、役立つものだろう。

 結局1時間あまりで、34人の発表が終了。感じたことは以下の通り。

  • 活用には、ただ映す段階から、映した後に何を問うか、どんなねらいを達成するかといった、授業内容に関わっての効果を考える段階まで、いくつかのステップがある。
     
  • 実践内容ばかりではなく、カメラの向きをどうするか、上げ底にするとA4より大きくても映る、といった、マニュアルには載らないけど知っておくと良い使い方も共有したい。
     
  • 生き物をなど、大きく映すとリアリティがある。そういうリアリティが、子供にも教師にもインパクトを与えている。
     
  • 単に大きくするのではなく、提示しながら学習が進むことで、プロセスが共有できるから理解も深まる。

 結局、効果的な活用というのは、授業づくりをどうするか、何のために大きく見せるかということが、明確かどうかに左右されるのだと感じた。


 発表を聞いていると、同じ先生が何度も登場する。自分の実践も多くの方に取り上げられているのが、意外だった。

 このプロジェクトに参加して、ICTを使った分かる授業とはどういうことかをとても強く意識するようになった。掲示板に記録をあげていくと、自分の授業づくりがだんだんはっきりしてきたように思う。

 授業のねらいに到達するための提示、を心がけたことが、多くの方に支持された理由だとは思うが、今思えば、以下の2点も理由だと思う。

  •  コメントには、「○○の場面で提示した。その結果、○○の効果があった。」と2,3文で、効果を意味づけて記述するよう心がけた。
     逆をいうと、実践の段階ですでに意味を考えていたので、説得力があった。
     
  •  分かってしまえばだれでもできるのだけれど、最初にはなかなか気づかない実践を行った。例えば、「ストップウオッチを見せる」「ペーパーウエイトでフラットにする」など。「道徳副読本の挿絵に吹き出しで意見を書き込む」というのもそうかな。

 高橋先生から、掲示板への投稿内容の分析報告、堀田先生から、今後のプロジェクトの方向性についてのお話があった後、会議は終了。フェーズ1は無事終了となった。年明けからは、フェーズ2に入る。またメンバーに入れてもらえるといいな


 カレッタ汐留のイタリアンで打ち上げ懇親会。クリスマスイルミネーションが美しかった。最終便で帰富。

カレッタ汐留のクリスマスイルミネーション日テレ前のクリスマスイルミネーション