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映像文化的日々

2007年11月20日

バンド・オブ・ブラザーズ

 第2次世界大戦後期、ノルマンディ上陸作戦の後方支援のために降下作戦を敢行した空挺師団の兵士たちの姿を描く連続ドラマ。製作はスピルバーグとトム・ハンクス。

 「プライベートライアン」の監督・主演コンビが製作に当たるだけに、その見せ方はリアルで熾烈。戦場では死が隣り合わせにあり、しかもそれがあっけなく訪れることが淡々と語られる。その淡々さが、戦争の空虚さを強く訴えかけてくるのだ。

 一方で、登場人物たちは、一人一人が人格のある人物として、喜び、悲しみ、悩み続ける。戦争には「人」が関わっているのだということを忘れさせない。思わず自分を重ねてみてしまうところに、社会性の高い内容でありながらエンターテインメントとして成功している所以があると思った。



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2007年09月02日

007を見た

 たまっていたBlogを整理。gyaoサイトの「昭和TV」というコーナーで、「007/ロシアより愛をこめて」(以前ADSL時代に、途中までしか見られなかった)と「007/死ぬのは奴らだ」を見てしまった。

 古き良き時代を感じさせる2作品だった。「死ぬのは・・・」でのロジャー・ムーアの着こなしが、がちがちなブリティッシュトラッドで粋だったが、アクションシーンに流れすぎていて、ストーリーはいまいち。その点、ショーン・コネリーの007は、ストーリーもスタイルも、今の時代にも通用するよさがあった。



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2007年06月18日

タイムリープ

 高畑京一郎原作の時間ものSFを映画化した作品(1997年)。この手の話が好きなのです。電撃ゲーム大賞ということで、ライトノベル扱いだったが、練り込まれたストーリーは、全然ライトではない。

 時を次々と跳躍していくのだけれど、主人公の女の子にとっては、一連の流れになっているし、周りにとっては、彼女の時間とは関係なく通常通りに流れている。それらがパズルをはめるように、破綻なくはめ込まれていて気持ちがよい。

 当時19歳の、目がすごく大きい佐藤藍子が主演。青春もの映画というのは、昔からあるジャンルだが、心が温かくなるエンディングは、大林宣彦監修の妙なのかも。



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2007年05月06日

時をかける少女

 昨年製作されて話題になったアニメ版「時かけ」。ストーリーは、過去のものとはまったく違っていたけれど、見終わった後の切なさには、相通ずるものがあった。

 1時間経つたびにタイムリープを繰り返して、カラオケ店に10時間居座ったりと、かなり小ネタなギャグも多くて、そこがずいぶん楽しめた。

 子どもの頃、NHK少年ドラマシリーズで最初のテレビ版「タイムトラベラー」を見たときには、衝撃的だった。おかげですっかりSFの虜になってしまった。その後数々の作品が放映されたが、この作品だけは現代にも残っているあたり、筒井康隆の原作が不易な内容だったことの証明だろう。



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2007年04月21日

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー

 また、Gyaoで見てしまった。

 ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ主演の荒唐無稽系なSF活劇ムービー。ほぼ全編フルCG仕様の独特な映画になっているところが特徴的だった。かなりお気楽な内容だが、冒頭の、大型戦闘ロボットがニューヨークの街に飛来するシーンは、山田世紀の「機神兵団」とかぶるところがあった。時代的にも、偶然の一致にしては見事。

 アンジェリーナ・ジョリー演じる、イギリス海軍の空飛ぶ基地司令がかっこよい。



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2007年04月07日

ワンス・アンド・フォーエバー

 フレッツ光になったのをいいことに、いろいろ見てしまった動画の一つ。一般公開された映画が、オンデマンドで見られるのだから、エンタメの選択肢も広がるばかり。

 ベトナム戦争が激化するきっかけとなった戦いを描く。メル・ギブソン演じる指揮官の部下を大切に思いながらも、最初から、死者が出ることを覚悟しなければならない苦悩がよく伝わってきた。

 原作は、その指揮者と、この戦いに従軍したジャーナリスト。戦いの真実を伝えるためか、戦死者を中心に描かれている。生半可なヒロイズムを超越した戦いの厳しさが、返って戦争のむなしさを伝えてくれると感じた。



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2006年12月02日

ALWAYS 3丁目の夕日

 「ALWAYS 3丁目の夕日」をテレビで見た。フルCGで再現された昭和33年の東京は、細かく見れば人物の動きなどにぎこちなさはあるものの、当時の町の風景をかなり再現していると思われる。こういうVFX(Visual Spesial Effects)の使い方は、とても日本的だが、とても素敵だ。

 購入したテレビのお披露目で堤真一があいさつしようとするシーンで、「・・・終戦から13年・・・」という一節があった。「13年」といえば、今の自分には、まだほんのわずか。戦後のどさくさがようやく落ち着いた頃か。昭和30年代と戦争は近かったのだと、今なら実感できる。

 この映画は、続編が制作されているようだが、是非見たいと思った。5つ星のよい映画だ。



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2006年10月08日

シックスセンス

 シャマラン監督が世に出るきっかけとなった、代表作であるが、今回初めて見た。面白かった。

 「ヴィレッジ」のときも感じたが、シャマランは人間の錯覚や思いこみをうまく利用してストーリーを作る。そして、良く思い起こしてみると、思いこみが巧妙に仕組まれていたことに、後から気付く。

 見ているときには、謎でも何でもなかったことが、見終わったとたんに、あれもこれも布石だったのだと気付いて、しかも、それらがパズルのように、はまるべきところにはまる。それが、見終わった後の、鮮やかな印象となる。なんとも独特な作風の監督だ。


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2006年08月28日

ホテル・ハイビスカス

 沖縄の小さなホテル「ハイビスカス」(お客さんは1人)を舞台にした、たゆたうような時間が流れる映画。その中で、主役の女の子のはじけたような元気のよさが気持ちよい。
 全編で交わされる沖縄方言は、意味がわからないところもあるので、ときどき字幕が出るのがうれしくてご愛敬。
 ちょっとはらはらして、ちょっと切なくて、最後には幸せな気分になれる1本だった。

ホテル・ハイビスカス



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2006年08月12日

日本のいちばん長い日(監督:岡本喜八)

 これまでどこのレンタルショップにもなかったが、DVDになってレンタルされていたので、早速借りてきた。「男たちの大和」効果だな、きっと。

 終戦前日から玉音放送が流れるまでの約1日を、ドキュメンタリータッチで追いかける。みなさんは、日本がどのように終戦を迎えたのかを、知っているだろうか。

 制作は、終戦から20年あまり経った頃。資料を収集し、それぞれの人物が発した言葉に至るまでかなり忠実に再現した本作は、そのスリリングな展開で、エンターテインメントとしても楽しめる。

 いくつかのエピソードが同時進行で語られる展開や、玉音放送が無事放送されるまでの緊迫感には、「24」のようなアメリカのドラマに相通じるおもしろさがある。
 三船敏郎の演じる冷静な阿南陸相と、黒沢年男演じる頭に血が上りっぱなしの青年将校の対比が、そのときの軍の混乱を象徴的に表している。

 この映画を初めて見たのは、小学校高学年か中学生くらいだった。年始の深夜映画劇場で放映されていたが、時間の経つのを忘れて見入った覚えがある。

 その後、村井先生@金沢大の教員免許法認定講習で、最初の20分を見て、それ以来、ずっと続きを見たいと思っていた。今回、全編通して見て、日本人ならば一度は見ておきたい映画だと、改めて感じた。




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2005年12月26日

アイランド

 この夏の作品が早くもDVD化。時の流れは速いものだ。全体に、近未来版の「ヴィレッジ」といった印象。気がついたけど、現代映画は、セットで室内シーンを撮るけど、ジョージ・パル版「宇宙戦争」では、屋外シーンもスタジオ撮影だったな。そのあたりの撮り方が、今と昔では全く違う。

 自分の存在に疑問をもち、自らの意志で危険に身を乗り出したクローン(ユアン・マクレガー)が、自分の生存をかけて戦う物語。スピード感のある展開にぐいぐい引き込まれる。自分的には、スター・ウォーズ3よりもおもしろかった。一緒に逃げるクローン役のスカーレット・ヨハンソンがいいぞ。

 ネタバレしてはおもしろくないので、内容については、これ以上言わぬが花だが、事件の処理に雇われた傭兵隊長がよかった、とだけ記しておこう。



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2005年12月24日

宇宙戦争(ジョージ・パル版)

 というわけで、ジョージ・パル版の「宇宙戦争」を見てしまった。こちらは、やはり、人類を守るための異星人との戦いを中心に話は進んだ。主人公は、大学の先生で戦いの趨勢に影響力を持つ。スピルバーグ版は、市井の人に焦点を当てた分だけ、格段のリアリティがある。人の描き方がこれだけ違うのも、映画表現が成熟してきた証かも。

 1953年という公開年度を考えると、当時はものすごくセンセーショナルで圧倒的な印象をもたれたことだろう。第2次大戦の終戦からわずか7年後。まだ、戦争の記憶が生々しいだけに、破壊のみをまき散らす異星人の存在というのは、それだけでもかなりの脅威。スピルバーグ版に比べて、「そこに住む人の存在」を感じさせるシーンは少ないが、それも仕方のないことか。

 欧米人は、最後には、宗教にすがるのだということがわかる。当時の生活、ファッションなど、別の見所も多い。古き良きアメリカが満載。映像の色がとてもきれいなのに感心した。また、カットの多くはスタジオ撮影。そのあたりにも、古き良きハリウッドを感じるのだった。

 スピルバーグ版は、オープニングの展開や、農家での異星人センサーとの隠れん坊シーン、車が群衆に襲われるシーンなど、重要なシーンをしっかり取り込んで、さらに「インスパイア」されている(笑)。おいしいところを押さえて、さらにグレードアップしてみせるスピルバーグの力量もすごいが、それも、このような傑作を生み出したジョージ・パルの映画人魂があったからこそ生かされる。今度は、「タイムマシン」を見比べてみたいものだ。



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2005年12月23日

ウルトラQ Dark Fantasy 第1、2話

 リメイクされたウルトラQを見た。元々のシリーズは、社会問題を風刺した回と、怪獣が登場する回とが入り乱れていたが、新しいシリーズも、そういう要素を取り入れている。

 リメイク第1作として、ガラモンの登場は納得。とは言え、展開がやや突飛すぎる印象。電磁波の影響でコンピュータが停止し、人々がアナログな生活を取り戻す、というプロットは悪くないと思うが、そうなったときの状況がもっと悲惨なことは、この雪で停電してしまった新潟の状況を見ても、想像に難くないぞ。まぁ、そのあたりが、ファンタジーなのかもしれないが。



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2005年12月18日

宇宙戦争(スピルバーグ版)

 トム・クルーズ演じる父親が、自分の子供を守る物語になっていた。市井の一人の父親がこういう状況に巻き込まれたときにどう振る舞うかを、最大値で描く。SFXは迫力満点。ユニットの攻撃を受けて崩壊する高速道路の下を、車で逃げていくシーンや、地下室でユニットの端末の捜索をかわす息詰まるシーンなど、見所は多い。

 それにしても、最初の宇宙戦争って、映画ではどんなストーリーだったのだろう。最後に火星人が出てくるシーンしか記憶にないので、見比べてみたいなと感じた。



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2005年10月10日

ヴィレッジ

 自給自足の純朴な村に隠された秘密は・・・。と、これ以上書くとネタばれになりそうなので、やめておく。

 ストーリーからははずれるが、人間が村社会的な因習を持つのは、洋の東西にかかわらないのだろうなと感じた。若い内から、いったんそういう因習に縛られてしまうと、なかなかそれから抜け出すことができなくなるものだ。村の若者たちの将来を案じてしまうのであった。



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トゥルー・コーリング(23〜26話)

 物語がだんだん複雑になって、謎が膨らんで面白くなってきたところなのに、アメリカでは製作打ち切りになったようで、これでおしまいなんだそうな。思ったほど視聴率が伸びなかったのか、収拾がつけられなくなったのか(^^;)。13巻も見たのに、こんな中途半端なところで終わられてもなぁ。どんなけりをつけるつもりだったのか、スペシャルにでもしてほしい。

 この間「トゥルー・ライズ」をテレビで放送していたけど、トゥルー役の女の子が、シュワルツェネッガーの娘役で出演していたことが判明。今とはだいぶ感じが違ったけどね。



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2005年09月18日

アンドリューNDR114

 人であるとはどういうことかを考えさせられた。遺伝子情報をもっているからといって、人にあるまじき行動ばかりする人間を、果たして人と呼んでもよいのか。人の心の痛みや愛が分かるからこそ、人なのに。

 ウィル・スミスのアイ・ロボットよりも、はるかにアシモフのロボットに対する思いを伝えている。ロボット3原則を守ることが、人とロボットの幸せに資するという思想だ。

 ロビン・ウイリアムスのちょっとした仕草が、アンドリューに人間ぽさをプラスしている。はまり役。

 原作はさらによいぞ。



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2005年08月13日

スターウォーズ3−シスの復讐−

 四半世紀に渡って続いてきたSTAR WARSのフィナーレというか集大成というか。おそらく第1作を作った時に、すでにジョージ・ルーカスの頭の中にあった映像を、CG技術の発達した現代で思う存分作り込んだのだろうと思わせる作品だった。
 
 ダース・ベイダーはなぜマスクを付けているのか。ジェダイはなぜ滅びてしまったのか。これまでなぜと思っていたことの全てが解き明かされて、エピソード4へとリンクしていく。やや辻褄合わせの感がなきにしもあらずだが、1つの話として閉じられた感がある。それにしても、ちょっと浅はかで、「そんなんで、いいのかい」と突っ込みたくなったのは、わたしだけではないかも。
 
 初期のエンターテインメントとは違って、今作はちょっと内面的なストーリーではあるが、これまでの5作を見てきた人なら、見ておかなければ納得できないでしょう。圧倒的な未来都市空間や、地球外惑星の景観を味わうには、やはりスクリーンじゃなきゃね。


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2005年06月11日

トゥルー・コーリング(2〜4話)

 助けを求める死者の声を聞いて、その日一日をやり直す運命をになう医学生トゥルーを主人公にした、新感覚のサスペンスミステリー。
 初めて見た時の衝撃が薄れた分、ストーリーテリングのおもしろさにも目が向くようになった。1話完結でありながら、全編を通すさまざまな謎が散りばめられており、それらがどう展開していくかも気になるところだ。2話以降は、「ラン・ローラ・ラン」のような走るカットがなくなっていて残念。まぁ、毎回あるとしつこい感じがするかもしれないけど。


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海猿

 海上保安庁の潜水士となるべく訓練を受ける若者たちの物語。生死に関わる危険と隣り合わせの職場であるが、それだけに、人を信頼することの大切さや己の力量を知ることの必要性を理解できる人間でなければ務まらない。エンターテインメントとして、多少戯画化されているが、人として生きるためには何が大事かを考えさせる作品だった。加藤あいがキュートでよかった。


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2005年05月29日

トロイ

 オデッセイアに伝わるトロイ戦争から、ギリシャ神話の部分を省いて、人間だけのドラマにしたらこうなるよという映画。斜に構えたアキレス、権力におもねるオデッセイア、俗物の権化として描かれるアガメムノン。人間くさい感じがいい感じ。そのあたりは、とても楽しめた。
 
 でもね、神話の部分を抜いちゃうと、戦争のきっかけとなる二人の恋愛はとても浅はかだし、アキレス腱の命名のきっかけとなるエピソードもあっけない。
 ギリシャの乾いた土地を舞台にした、陸戦、籠城戦のリアリティは白眉。とはいえこれは、ブラピの筋肉美を見る映画なのかも。


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2005年05月13日

帰路、高橋研へ

 1限、算数。小数×整数のかけ算。
 2限、運動会全体練習。今日は、綱引きの入退場。先頭の動きが勝負。そのまま、応援練習、さつまいもの苗植えと続く。
 4限は、音楽(出張授業)。
 5限、6年生と合同でリレー練習。騎馬戦のための団ミーティング。
 6限はブラス。活動のいい加減さを叱ることに。
 
 放課後、就学指導委員会。終礼。会計の学級事務等。
 帰路、高橋研へ。学校CMS本の校正。康之さんも現れて、情報テキストのミーティング。方向性が見えてきた感じ。22:30、大学を出る。


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2005年04月24日

ブルース・オールマイティ

 「フォーン・ブース」と同じく、自分再発見のストーリー。だが、こちらの方が、ずっと救いがあって好感が持てる。名前を上げようとするあまり、恋人との心のつながりが見えなくなったり、神の仕事を引継ながら面倒くさがって全ての祈りを受け入れてしまったりする、主人公の生き方は暗示的。モーガン・フリーマンが神様というのもよかったな。


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2005年04月10日

フォーン・ブース

 予告編だけはさんざん見たので、結末がずっと気になっていた。傲岸で散漫な人間はいつかしっぺ返しを喰う。ほぼ全編が、主人公のいるフォーン・ブースの回りだけで撮影されている。他と会話する時にも子画面を入れるだけという凝りよう。個性的な映画だ。


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2005年04月03日

トゥルー・コーリング 第1話

 「アイ,ロボット」のおまけに入っていた、テレビシリーズの第1話。モルグに勤務する研修医トゥルーは、死者の声を聞いて1日だけやり直す能力を手に入れた。
 以前話題になったドイツ映画「ラン・ローラ・ラン」に似たテンポと場面展開の切り替えが、何度もどんでん返しのあるストーリーと相まって、見るものを引きつける。はまりそう。
 
 Webで確認したら、もともとのプロットは、やはり「ラン・ローラ・ラン」から来ているようだ。同じプロットでも、設定を変え洗練されると、ものすごくグレードアップするモノだ。


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アイ,ロボット

 CG時代の申し子のような作品。ざっくり30年後の未来社会の描写や、CGによるカーチェイスがすごい。
 交通機関や町は未来的だが、随所にある建物やファッションが現代とそれほどかわらないという、ほどよいミックスに納得感。今だって、100年前の建物は残っているし、30年前のファッションは残っている。ウィル・スミスのストリート・ファッションは、「2030年にはトラディショナルな懐古的ファッション」という設定なのだろうな。
 2030年型アウディ、キャッシュレスの支払いシステムなど、楽しいガジェットがちりばめられている。
 
 エンターテインメントとしては楽しめるが、アシモフの原作にあった、ロボット3原則をテーマにしたストーリーの機微が失われてしまっているのは残念。オールドSFファンである自分としては、もやっとしたモノが残ったかな。


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2005年02月20日

黄泉がえり

 原作を忠実に映画化する部分を残しつつ、映画オリジナルのサイドストーリーもちりばめていてそれが整合しているのがいい。でも、複線で進む話が多くなった分だけ、一つ一つの話が薄くなってしまったのが残念。原作を読んだ人には、十二分に楽しめるが。
 田中邦衛と伊東美咲演じる親子のエピソードは感動的。映画はやはり「俳優」でもっているのだ。長澤まさみ@せかちゅー、伊勢谷友介@キャシャーンなど、後の映画で主役を務める若手が何人も出ていたりといろいろ楽しめる。


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2004年12月20日

キル・ビル2

 1作目と連続で見たい完結編。「愛」を感じさせる2作目であるが、歪んだ愛の形であるかも。後悔先に立たず、だね。「愛」にはそういうことも多い。


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2004年12月12日

マスター・アンド・コマンダー

 大航海時代の太平洋を舞台に、フランスの私掠船に挑むイギリス海軍の軍船の勇ましき男たちのすがたを描く。船長役はラッセル・クロウ。この時代、士官には少年もいて一緒にワインを酌み交わすなど、大人と子どもの区別はなかったが、貴族と一般市民の階級の区別は歴然としている。客室の等級というのも、こういうところから生まれてきたんだよね。
 この時代に人たちにとって、死は今よりもはるかに身近なできごとだった。野蛮だが、勇ましい時代を経て、医療の充実した現代の落ち着いた時代があるのだ。


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スターリングラード

 第2次世界大戦における独ソの天王山、スターリングラード攻防戦を背景に、独ソ2人のスナイパーの駆け引きと、そのソ連スナイパーと女性兵士のラブストーリーを描く。ジュード・ロウ演じるソ連スナイパー、ヴァシリ・ザイツェフは、ロシアでは有名な実在の人物らしい。
 
 冒頭、貨車に押し込められた若い兵士たちが、スターリングラード対岸でおろされ、船で対岸に分かって戦線に投げ込まれるシーンが衝撃的。渡河の途中でドイツ戦闘機の攻撃を受け、銃弾に倒れる仲間。船から川へ下りれば敵前逃亡で銃殺。対岸についたところで渡される銃は2人に1丁。もう一人は、予備の弾丸を持たされるだけで、重装備のドイツ機構師団の前に投げ出されるという状況は、本当にこんなことがあったのかと思わせる悲惨さ。しかも、退却をすると、味方であるはずの赤軍の銃弾が降りそそぐ。前にも後ろにも進めず、まさに屍を越えた人海戦術が描かれる。
 
 史実として、どこまで本当かと思わせる部分はいくつもあったが、この映画を見る事で戦争がいかに人命を無為に失わせるかを感じる事ができる。20数年かかって育んだ命も、失われるときは一瞬だ。
 
 ソ連には、第2次大戦から女性兵士がいた事を初めて知った。前線で戦っていたのも本当なのだろうか?


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