前回、Ubuntu 16.04 LTS(以降U16)から、Ubuntu 18.04 LTS(以降U18)へ更新しました事を記事に書きました。
U16で正常に動作していました、NTPサーバーサービスですが、U18に更新しました所で、機能停止していました。
状況を確認します為に、以下のコマンドにて確認します。

root@hoge# > ntpq -p
root@hoge# > connection refused

おや?
どうやら、NTPサーバーの機能が完全に停止している様子です。
そこで、

root@hoge# > service ntp status

~中略~
 Active: inactive (dead)

と言う事は、サービス自体が殺されている、と言う事ですね。
そこで調べますと、

最近のUbuntuでは"systemd-timesyncd"と言うntpとは異なるタイムサービスを行うデーモンが動いているらしい

との事でした。
そこで、これまで通りのntpサービスを利用します為に、systemd-timesyncdを停止させる事にしました。
詳細はこちらの方が纏めていますが、

root@hoge# > systemctl stop systemd-timesyncd.service
root@hoge# > systemctl disable systemd-timesyncd.service

としまして、まずは"systemd-timesyncd"の停止と無効化を実施します。
更に、NTPサーバーを有効化します。

root@hoge# > systemctl enable ntp.service
root@hoge# > systemctl start ntp.service

これで、起動時にNTPサーバーが起動する様になりました
U18を再起動後、NTPサーバーとしまして時刻を配信出来るかどうかを確認します。
Windowsの端末より、桜時計にてNTPサーバーへ時刻の問い合わせをしますと・・・、

正 常 に 同 期 し ま し た っ ! ! !

これで、まずはNTPサーバーの機能が回復しました。