n 日々雲型 - livedoor Blog(ブログ)

April 04, 2011

生きるためのアート

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3.11以来、「変化」に対して敏感になってる。日常生活で気がつかなかっただけなのかもしれないけど、生き物の工夫は至極芸術的にみえる。カラスの巣作りなんて都会で視れるとはおもわなかった。いったん高速道路の高架下に作った巣を撤回して、こんどはハンガーを集めだした。金曜に3〜4本のハンガーで何カ所かテストの後、月曜みたらこんなに!お宅のベランダからハンガーが無くなっていたら、彼らの仕業です。

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April 02, 2011

校庭で『踊る結婚式』

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4月2日(土)晴れ、桜は少し咲き始め。
都内の元中学校校舎をアートセンターとして運営されている「3331 ARTS CYD」のフロントスペースにて、結婚式がありました。
私自身、ダンスアートを通じて知ることとなった2人。お祝いに駆けつけたたくさんの仲間の1人として参加した。AAPAの“振付け”で、なんか言う通りに手をつないでたら大きな大きな輪になって、中心で次々と踊りだす。すごくあたたかな気分を満喫。もう、ニヤけちゃうね!

3.11の余震がまだこの日にもあったのだけれど。いろいろ思う事のあった3週間を過ぎ。心から笑顔になれた1日が抜群に愛おしかった。ありがとう。おめでとうございます!


sashimi_01 at 23:10コメント(0)トラックバック(0)日々ダンス この記事をクリップ!

August 29, 2010

「けるけないの森へ」丸山純子 MoonHouse滞在制作

作家ブログページの写真に惹かれて足を運んだ。ここはまた白い空間で違う見え方をする。
ほぼ横浜を拠点に活動する丸山純子の新作。レジ袋の花や女体を象ったオブジェと共通する点は「白」。開かれた建築空間を使っての制作展示。膨大な石けん個体の造形や、プラスティックのバケツを溶解して生まれた蝶の造形。夏の終わりの昆虫の屍骸をみる切なさに気がつきつつ、再生可能な有機物質の変化を理屈なく目で追っていくという感じ。石けんの「神殿」とかいっているけど説明ないほうがいい。

「ける」と「けない」は「分ける」「分けない」のことだって。
「分かることは分けることなのね?」という大島弓子のまんが台詞が想起されたり、丸山純子のもやもやを村井さんの饒舌なトークがガイドラインになっていくのかな、いかないのか。iPhone端末でのライブパフォーマンスが合間合間に滑舌のいいトークが挟まっての濃い時間。建物の中にステージを設え、オーディエンスは庭のテーブルと椅子から中を仰ぎ視るというセッティング。


2010年8月15日〜29日
公開展示日(OPEN STUDIO)8月22日〜29日
※9.11 sat - 9.12関内外OPEN!にも合わせて公開、撤収はすこし延期するそう。

会場:実験スペース ムーンハウス(ヨコハマアパートメント 1階)
神奈川県横浜市西区西戸部町2-234
野毛山動物園裏手の住宅街にアーティスト向け共同スタジオ兼住居ON design(オン デザイン)の設計



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August 27, 2010

キム・シヨン Barricade展@FOIL Gallery

2010年8月20日(金)〜9月11日(土)
東神田アガタ竹澤ビル FOIL ギャラリー
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韓国人作家キム・シヨン個展のオープニングに行った。写真による作品とそのモチーフをインスタレーションとして展示というから写真が完成形なのかしら。写真はコマーシャルフォトグラファーに“ただ忠実に”撮影してもらったという。(写真表現にクリエイティヴィティを託さないようなかんじで不思議なコメント)
ともかく定義して鑑賞するような事は、コマーシャルギャラリー独特な気もする。

身の回りの細々したもので作り続けているというこの作家の「風景」はモノクロームで統一されている。ある種、心象風景のような、でも見慣れた日用品や文具の繊細な作為。五線譜に音をならべるみたいな仕事はみていて心地よかった。

“バリケード”というタイトルは1週間後にハタときがつく。オブジェの素材として塩や石けんを使うことが、“浄化”や “神聖さ”の象徴でもあるのか、一方、白い色鉛筆や付箋紙、画鋲や糸巻きがリズミカルに作為的にならべられている静かなたたずまいは“ナイーブアート”“アール・ブリュット”の後味を思い浮かべるがそこまで生々しくもなく。かといって雑貨アートのように軽やかすぎずといったところ。

70年代生まれの欧米経験あるこの作家は、東京ワンダーサイトを含むレジデンス・プログラムにも参加しているそう。



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March 08, 2010

3.7sun「踊りに行くぜ!!」10周年@AsahiArtSqure

「コンテンポラリーダンスって何?」
どんなものが好きですか的な質問に対して、クラシックバレエも観るけどもっぱらコンテンポラリーかな…などとは相手の認識の幅にハマらない回答になっちゃう!?「同時代の」というそのボキャブラリは、言わばカギカッコの閉じられていない幅を差している。ゼロ年代というのも2010年に入ったから総括して語られはじめるんでした。。。

そういう「コンテンポラリーダンスやってます」ていう輩は、有名無名、ダンスの基礎もバラバラ、容姿もダンサーっぽくない方はゾロゾロいらっしゃる。正直いって、わざわざ視たくない系だった。

でもハマりました。みごと…
10周年記念パーティは謝恩会なのかな、と思いきや
有名、新人問わず10組以上の「お祝いダンス」がナマ展開。v.1から参加してるベテランもいるし体力の限界はまだまだ?近藤良平さんに至ってはこんなに若かったんだーとか。唄うまいし。
そんなに良くしらないくせにどっぷり内輪につかったいいパーティだったな(涙
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「コンテンポラリーダンス」ってやつの認知を、出前的に全国展開するのみならず、地域の側から発信させようという試みがJCDNの「踊りに行くぜ!!」というシリーズ企画。わが街出身のダンサーだったり、甲子園だって、ボクサーだって、ご当地を応援したくなる日本人の魂をつかんでますよね。はたまた海外進出。ダンサーにとってもギャラは少ないかもしれないが(失礼)宿や食事がいいかんじのもてなしだったり、旅という要素にサバティカル的な意味あるのではないか(緊張の連続だったりして)とにかく演るほうもおっかけて視に行くほうも、アートツーリズム的なひとつの発明だと思える(いっぽう、そこまでして視に行きたいダンサーかというのがまた悩ましくて)

v.10の終着点は別府なんでそれはスケジュールと金銭的余裕があればまじで行ってみたかった。国内旅行ってちょっとした海外より高くつきますもの。。あああ



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January 07, 2010

上出・九谷・惠悟展 『九谷焼コネクション』@spiralガーデン

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明治から続く石川県能美市の窯元・上出長右衛門窯と、その窯元の跡取りで、東京芸大出身アーティスト・上出惠悟による斬新な九谷焼の世界。

同時開催中の森美術館「医学と芸術」展にもフィーチャーされている
どくろの菓子壷のように、奇想天外なモチーフを九谷焼で造形しちゃってる。自由だ。伝統工芸というと「こうあらねば」的な制約ありきで、デザインの幅も自ずと決まっているような。九谷焼で私が買った事があるのは伝統的な柄の茶器だったり、招き猫の変わり柄だったり、ある程度のバリエーションの幅で「遊び」の域を超えられなかったり、工芸品どころか美術品には届かないがらくたばかりだった。(そういうのを面白がっても誰も価値にうなづいてくれないのが常識というもの。。。)

80年代生まれのこの作家は、窯元という家柄にあり本物の技術を真に受けながら、というか先代の蓄積をきちんと引き継ぎながら作家としての自己のスタンスをこう語っているーー以下引用
「美術とは概念であるから、理想的なかたちをしている。工芸とは手業であるから、現実的なかたちをしている。理想を求めて工芸は美術を志すが、美術性は得られたとしても美術には成れない。工芸には背負うべき大きな制約があり、それに対して美術には制約が何一つ無いからだ。しかし制約があるからこそ工芸は工芸として存在し、自らの強度を高める。私は九谷焼という工芸を素材とし、その制約を引き受けるということを作品としている。」(上出惠悟)

定期的に作っては百貨店やギャラリーなどで展示会をして作品を売る、というスタイルが陶芸の場合は主流だと思うけど。同じスパイラルで定期的に展示販売をしている フジタチサト(藤田匠平さんと山野千里さんによる陶芸ユニット)の作品も唐子(からこ)がポットに乗っかっているとか、茶摘み人形が湯のみ蓋についてるとか、蓮華スプーンに仙人が描かれているとか、風景やユーモアを交えた実用器でコンスタントに売れているんですよね。。。陶芸作品って食器や日用品の形をしていながらコレクションとして買われていくパターンや、大量生産のアラビア窯(finland)のだって実用とコレクションの両方を満たしてる。美術品とは一線を画していながら、確かに在るジャンルなんだと再認識する。

そういえば、swedenのリサ・ラーソンの動物や人形は実用ではないけど同じモデルが量産されてほぼ一定の価格で流通され愛されている。ittalaのガラス鳥だったり贈答品としての需要で作家性を起用されていく事もあるし、糧を得るための仕事として手技の価値を昇華していくのか、すでに評価されているセンスを借りて職人と恊働するのか、いろいろ出来るんだーと気づくとワクワクする。

立ち位置をどこに取るかは作家次第。この若い日本人作家は新しいことをやっている、というよりは本来モノづくりにおいて世代を渡って在るべき姿や意識を気づかせてくれている気がした。
世の中に全く新しいことなんてなくって流行は時代を1周すると巡ってくるみたいだから、つべこべ言わずに楽しめって事を自分へ。

関係ないけど、sonyのアイボってどうなったんだろう?

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sashimi_01 at 00:22コメント(0)トラックバック(0)アートデザイン この記事をクリップ!

December 23, 2009

Harajuku Performance + 2009

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12/22急にチケットが廻って来てラッキー☆
吾妻橋DXと企画ちょっと被ってるな、と思いつつ元プリコグのプロデューサーさん!原宿という場所でそれなりに尖ったラインナップ。目利きが選んだ同時代のパフォーミングアーツ。

初めて視るアーティストも入っていたのでバランスよくて満足。
しかし。コンタクトゴンゾとトーチカは自分的には正直、飽きてるしいつも大体同じに見えて残念。

オープンリールアンサンブルは2度目だけど、若者なのにはじけ具合が欽ちゃん的でださカワイイ。はむつん始め、海外で活動してる山崎広太や黒田育世のようなものをいっぺんに観られるなんてぜいたくだ!

ものすごい密度で仕事をやっているアーティスト達。

“ままごと”柴幸男が要check。
次は、
芸劇eyes 冨士山アネット Presents EKKKYO-!
という企画にでるそうだけど
この2重というか、入れ子式になった企画の形式が気に障る。

舞台芸術のチャンネル化/番組化が起ってる。
どのチャンネルに行っても出てるアーティストや役者がいたり…
チケットがリーズナブルでカタログのようなイベントは有難いな。
でも食べ飽きちゃったオカズも入ってる
それは人によってはBest1だったりもする訳で。歌舞伎のように贔屓も出来れば、また楽しいのだろう。





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December 21, 2009

ロメオ・カステルッチ『神曲-地獄篇/天国篇』

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『神曲三部作』のうち、2作だけを視る。08のアヴィニョン演劇祭では劇場らしくない空間状況で上演されたそれを、東京でどう再現?という事よりも、「地獄篇」では群衆として向き合う鑑賞者に属す自身を意識させられ、「天国篇」ではよりパーソナルな状況と態度で作品に向き合いながら“気づき”を与えられているっぽかった。

まず「地獄篇」においては舞台に"INFERNO"カッコつきのローマ字灯が裏向きに設置されていて、不快なノイズとともに「こちら側が地獄」みたいな。「こちら側」の像が反射する舞台装置だったり、向こう側が無邪気に遊ぶ幼児(天使?)たちだったり、何一つとっても意味ありげなヴィジュアルシーンの連続。ダンテに替わり「私は、ロメオ・カステルッチ」と名乗る自らが案内役を担って始まり、野生オオカミを想定しているであろうジャーマンシェパードに襲われ、白い馬や、燃えるグランドピアノ…。アンディ・ウォーホルのマスクを被って首からポラロイドカメラを下げた人物の登場。。。。

観客が集団として白い幕で覆われ自らたぐり寄せ通過する所作も儀式のようで、体験とか残像とか…夢の中に刻むような時間のシナリオ。指先をナイフに見立てて他者のノドを順番に掻き切るシーンは、この世の地獄から解放してあげているようだったりもするし、繰り返される地獄を意味しているようにも見える。しかし、ヴィジュアルシーンは美しくエキストラの衣裳もカラフルで、まるでこっちのほうが「天国篇」。集団で罪をつぐないつづけなければならない、とかそういった聖書の中にあったりする共通シーンのお約束があったりするのかな。

一方の「天国篇」は観客が進む移動空間以外は1カット1シーン。そんだけ。インスタレーションでありながらパフォーマーが存在する。また、そのパフォーマーは1人づつ交替で演じられているのだけれども(1回で視れる対象は1人)、そのときのコンディションや疲労度、水しぶきの状態によっても差異あったんじゃないかなあ?天国へ抜け出そうとしているのか、戻ろうとしているのか、シンプルで重要な作品。自分では解釈の入口にすら入れないお客さんもいた。「何もみえなかった」とあきらめて帰って行く人も。5分程度を鑑賞時間のめやすにしているのに1時間くらい出て来ない人も居た。

さて、視落としてしまった「煉獄篇」。煉獄とは悔悛の念を持つ罪人の魂が清められる場所。それを、ごく日常の生活劇の中で繰り広げるんだって、、、東京バージョンではマジンガーZのフィギュアが何かの偶像として?使われていたそう。(勇者ライディーンは雷神だけど、マジンガーZって、、、頭ンところに操縦席があるロボットだよね?)

せめてアヴィニョン上演のDVDを手に入れようと試みているのだけれど。だれかの劇評を待つ。

これ、仏教ヴァージョンというアレンジや、その国の宗教によって
ローカライズされたらどんなだろう?と不謹慎な考えがよぎる。。。
「黒いオルフェ」か

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November 29, 2009

「三囲アニメーション だれもしらない映画」ART IN THE OFFICE 2009 松本力

「アート・イン・ザ・オフィス」は、東京丸の内にあるマネックス本社丸の内の会議室壁面を、アーティストに提供し制作支援するプログラム。作品は2009年7月から2010年6月まで展示。(期間中何回か、プレス公開日を設置)11月25日(水) に2回目の公開をするというので見にいく。

「三囲アニメーション だれもしらない映画」社員の個人的な出来事やエピソードが、松本力によって絵巻物/アニメーションとして描き重ねられる。縦1.6メートル×横10メートルの円弧状の壁一面に、タテ18段で一つの物語が次の物語にリンクしながら連続した絵巻物となり、過去、現在、未来という3つの世界をめぐるエンドレステープのような構造。手のひらサイズの1コマ1コマを、全体像を考えながら色彩計画が錬られているのはミニチュアサイズの習作をみると解るし、それをコマ撮りしたアニメーション映像をモニターや、手回しのビューアーで観る。また原画に戻る。たぶん予算条件より遥かに多くの時間を割いて手をいれていますな。。。公募を仕掛けた側は、もっともっと新人クラスが対象かと予測していたらしいが、そこそこレヴェルの高い企画コンペだったそう!

とにかく既存の美術作品のフレームからはみでた物量なので、お互い相当な試行錯誤があったみたい。サイズが小さいほど一見粗く見えるのだけど、アニメーションになってみると暖かい印象のデジタルワークなんですね。支給された画像ではなくてやっぱ自分で撮ったものをのっけます。ビロビロに縁が浮いているところが有機的で良かったり、プレスルームという機能の部屋が見事に作品のフレーム役を果たしている。一般公開はされていないので、証券取引の口座でもつくれば視れるかも★

社名ロゴは松永真デザイン「マネ男」さんだそう。
うーん、始めてみようかなあ。。。
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November 25, 2009

市村朋子展@HIGURE 17-15cas

西日暮里HIGURE 17-15casにて、市村朋子3度目の個展開催中。
インスタレーションと磁器が面白い。12/13sunまで
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