鬼怒川ゴム

直近過去3ヶ月以前の記事は無料開放してありますので是非ご覧下さい。

監視銘柄状況(4/12)

夕べのNYダウは続落となりましたが、CME日経先物を見ると思いの外下げていないなと言う印象。それが下げ止まると言う事なのか、反転上昇となるのかと言う事とは言い切れないものの、週明けは少し期待したい所です。

詳しくは明日記事の「今週の動向」をご覧下さい。
 

現在提示している銘柄は仕手系銘柄を含め下記4銘柄です。これらについてコメントして行きます。
(カッコ内は始めに提示した日付)
 

買い
6113 アマダ (3/31)

売り
5334 日本特殊陶業 (3/31)

仕手系銘柄
8029 ルック (3/6)
5196 鬼怒川ゴム (3/24)

 


6113 アマダ (買い)

銘柄提示後は押し目狙いの買いを考えていた所に予定通り下げてきた流れになっています。私はこの下げの中を、6日線割れから少しずつ拾ってきています。

【6113】_アマダ

日足上「AーA’」の下げ基道を一旦上抜いた後、「」のラインに沿っての下げ。これは順張り買い法則出現に繋がりやすい流れです。
チャート上に引かれたピンクラインを陽線で超えてくれば「いあ」買法則出現になるのですが、その通りになるかがポイントになります。

本当は買い法則が出てから買うと言うのが柴田罫線のやり方かと思います。私の場合は買い法則が出るかも知れないと言う前段階で仕込みを入れ、買い法則にならなかったら損切りすると言うやり方もします(買い法則が出たら当面放置です)

そのやり方には是非があると思いますが、売買を行なう上で自身で指針を決めて取引をしていると言う点で良い事だと考えています。

本当はもう少し下で多く買えると良いのですが・・。基本的にリバウンド狙いなので買い注文はいつもよりシビアに考えて行きたいと思います。





5334 日本特殊陶業 (売り)

この銘柄は基本的に週足を見ています。その為、利食いにしても損切りにしても多少期間を見ています。その分、取れるとなれば相応幅を取る事を考えています。

【5334】_日本特殊陶業週足

週足を全体的に見た時に大小の上げ基道(上げトレンド)が3つほど見られます。これらを割ってくる事で下落に至る事を期待しています。

先週は強かったこの銘柄も、今週は行って来いで下げてきました。売り法示が出たと言う見方も出来ますが、直近では買い法示も見える為に双方相殺としてどちらも取りませんでした。

今見ている一番のポイントは「」の斜線を割ってくるかどうか。更に言えば、割ったあとの戻りが強いか弱いか。弱ければ売り乗せしても良いほどと考えます。

【5334】_日本特殊陶業日足

その上で日足を見てみます。

ここから戻りか横ばいかになる可能性を考えています。その場合、6日線、25日線、更には「」の上値斜線を越せるか越せないか。越せないとなれば下げへ向かう可能性が高まります。それが週足の下値斜線「」を割る事にも繋がるので、それに期待したいと思います。




8029 ルック(仕手系銘柄)

今回お出ししている2つの仕手系銘柄は東証1部の往年の仕手株の為、一挙手一投足について方向性を考えて行く事はさほど考えておりません。どちらも「この水準で仕込んで放置」と言う方針です。

【8029】_ルック週足

前回の大幅上昇から1年半が経過し、株価もだいぶ落ち着いてきました。1月末から2月にかけて怪しい動き(四角枠部分)がチャートで見られ、その後横ばい推移。時間は掛かると思いますが、定期預金感覚で買い付けておくと良い感じです。

ちなみに仕手系銘柄なので、仕込み時の法則・法示出現は考慮していません。



5196 鬼怒川ゴム (仕手系銘柄)

こちらも「今の水準で仕込んで放置」と言う方針。ただルックに比べ、チャート観測による短期取りも狙えるかも知れないと言う印象を持ちます。
ルックも一時は20円幅以上の上げ幅があったので、短期でも取れました。鬼怒川ゴムも若干その可能性があります。

【5196】_鬼怒川ゴム工業週足

理由は簡単で、週足で逆張り買い法示が複数見られた事からです。ここから更に欲を言えば、うまく上げて13週線を超えてくるのなら良い感じで切り返して行く可能性もあります。

但し、もともとは仕手系銘柄として考えているので、その通りにならなくてもルック同様、長い目で見て行く必要があります。



以上、是非参考にしてみて下さい。

「戻り」と「上昇」の境目


日経平均の昨日の陰線は決して悪くないと昨日記事(4/1記事)で書いたように、今日は値を上げ、陽線で引けました。

日経平均株価日足0402

ローソクの形としては高値がほぼ75日線ラインまで到達した事でそれなりの達成感も出たのだろうと思います。上ヒゲをつけて下げてきました。高値からは恐らく利食い売りと思われる売りに押され、最後は15,000円を割って引けました。

ちなみにCME日経先物の日足ではここまで5本連続の陽線。一見、過熱感があるようにも見えますが、ひとまずそこまでとは言えない感じ。それよりも日経平均日足に見える昨日の陰線ローソクに対し、上ヒゲはつけたもののその陰線を上回って陽線が立った事の方がインパクトがあると言えます。
 

ここまで私は戻り売り方針で進めてきました。今後どの様に売って行くのか行かないのかはまだ先の話ながら、全体としては戻りの動きに入ったと思われます。現在はこの上昇が「戻り」なのか「中期的な上げ」に繋がるかを見て行く所。その上で急落もあり得ると言う発想で考えて行きます(常に逆方向の可能性を考えながら観測を行なう事は大事です)
 

昨日コメントした仕手系銘柄の8029ルック。日経平均が15,000円台回復だとやっている時でも全く動じず小幅安。さすが我が道を行く往年の仕手株ルックです。

ルックの日足チャートと日経平均日足チャートを比べれば分かりますが殆ど連動していません。やはりこういう銘柄が本当に動く時は凄そうです。
 

5196 鬼怒川ゴム (仕手系銘柄)

もう一つ東証1部から仕手系銘柄として出した5196鬼怒川ゴム。始めに出したのが3/24記事(戻りへの第一歩?)でしたから、その後にうまく仕込みをしていれば410〜420円くらいで仕込めたでしょうか?

【5196】_鬼怒川ゴム工業日足0402

仕手系銘柄の扱いだったので日足までしっかり見ていませんでしたが、短期的に3段下げで「いよ」買法則と、今日の斜線切りで「いき」買法則出現を確認しました。こちらもルック同様、仕手系銘柄としてだけでなく、チャート形状の良さから通常の買い銘柄としても通用するものでした。
目先はそれまでの保合い範囲の「AーA’」の中に戻れるかどうかがポイントになりそうです。

保有者の方が居られれば安く買えたと思うのでこのまま利食いも良し。仕手として取り組むのならこのまま保有が良いでしょう。

ご自身の決めた売買ルールに則って取引を行なってみて下さい。

監視銘柄状況(3月第6週)

私はブログ上で銘柄を公開する際、2段階程度の審査基準を設けています。第1段階ではパッと見で良さげなものを選びその後の経過を観察。その上で第2段階では法則・法示出現の有無、基道斜線との兼ね合いや独自の判断基準を投入。その時点で複数銘柄が対象になっても、その中で更に確率の良さそうな銘柄をピックアップしてブログに掲載しています。

それで100%という訳ではありませんが、その様に精査する事で精度の高い銘柄を公開出来るようにしています。

今日はこれまでお出ししている銘柄に加え、第2段階観察中の銘柄を出してみます。今後は参考資料としてその様な機会を増やして行きたいと考えています。
 

昨日まで、更には夜中のNY市場の兼ね合いから反転の動きがあります。その上で監視銘柄の特徴を書きますと、買い候補では「下げ過ぎから戻りやすそうな銘柄」が並び、売り候補では「戻った後は下げそうな銘柄」と言うように感じます。

来週初めは取りあえず強そうな感じですが、買いと言っても中長期的な上昇狙いではなく、あくまで戻り狙いの買いと言えそうな気配です。


まずはこれまでの銘柄の中からです。

5196 鬼怒川ゴム (仕手系銘柄)

往年の仕手株の一つです。これまで仕手系銘柄として出しています。
「AーA’」で示す下げ基道の下値斜線に沿って下落中。今後も「A’」に沿って下げる可能性もありますが、先週ローソクで「ぬ買」出現。一応の下げ止まりの気配が出て来ました。

 
【5196】_鬼怒川ゴム工業週足0328

仕手系とは別の観点で、13週線と26週線との距離も考えると少しばかりのリターンを狙っての買いも良いかと思います。但し、もともとは仕手株なので仕手系銘柄特有のリスクがある事はご承知下さい。

仕手系銘柄として取り組んでいる方は、出来れば「A’」割れになった所を拾って行くスタイルが理想。出来るだけ安く、少しずつ仕込むようにしましょう。

目先・短期での戻り狙いで。仕手系銘柄として対応の方は時間は掛かると思うので気長に。




6113 アマダ (買い)

こちらも戻り狙いの買い銘柄です。

【6113】_アマダ日足0328

中期下げ基道「AーA’」に加え、短期下げ基道である「NーN’」双方の下値斜線位置まで下げてきました。それに伴い金曜は反発が見られました。

週足でも下げ過ぎである様子が見て取れます。

【6113】_アマダ週足0328

今週のローソクでは「ぬ買」法示出現まであと一歩足らずの状態。但し、その気配が少しはあるという状態。

本当は買い法則・法示をしっかり確認してからが理想ながら、ここまで下げてきているのなら少なめでも買い対応を考えたい所。週足は未だ下げ途中なので、あくまで短期的な戻り狙いの銘柄です。




5334 日本特殊陶業 (売り候補)

すぐ売りと言う所までは行っていません。しかし木・金曜で戻りに入った気配の動きが今後止まってしまった時、若しくは何らかの売り法則・法示出現へ繋がってしまう場合は再落の可能性を考えています。

【5334】_日本特殊陶業週足0328

警戒しているのは週足。ここから大きく上げて行くと言うのは相当の事。強気転換には13週線、26週線を超えて行く必要があります。そのようになるかどうかがポイント。

そうならなければ売りの色が一気に強まる可能性あり。まずはしばらく様子を見たい所。

【5334】_日本特殊陶業日足0328

同様に日足チャートで見た場合、基道斜線「A」のラインを超えて行くと、週足13週線、26週線を超えて行く水準と重なります。「A」に近づいた際に売り法則・法示が出るようであれば売り対応で臨むと面白いかも知れません。


戻りへの第一歩?

朝一から上げ始めた日経平均は午前中に14,500円手前にまで達し横ばいへ変化。終日強い動きを見せました。先週木曜は突っ込み過ぎもあってか、まずは反動の上げが入った形となりました。

この上げによって、好転の要素が一つ出ました。
今日はチャートデータが間に合わなかったので、別のものを使用します。

日経平均日足0324

日足で6日線(日足短期線)を上回って来ました。まずは良い感じ。この6日線上をキープ出来るかが次のポイントになります。

それにしても今日の日経先物の動きはいや〜な感じだと私は感じました。ちょっと円安に振れるだけで買いが瞬間的に入ってきたり、見ていた方はお分かりかと思いますが、日中一時一瞬で大きく売り込まれてしまう場面がありました。しかし直後、まさに倍返しかのごとく、瞬間で切り返し高値を取りに行く相場。

強い動きながらも、どこかが仕掛けているような動き。但しこう言う特異な動きは私はとてもではありませんが買いに行く事は出来ません。それが必ずしも上げる為の仕掛けでは無い場合があるからです。

ちなみに私としての理想的な買い出動までのプロセスは、

① 一連の大きな下げが止まってジリ下げや横ばいに変化


② 日柄を掛けて底を形成


③ 買い法則・法示を確認し、上昇の様子を確認


④ 押し目を確認し、逆張り買い法示を確認し買い出動

と言う流れです。その意味では今の日経平均はかろうじて①は満たしているものの、その他は今日これだけ上げても当てはまっていないのが現状です。

と言う事で、戻り売りの体制は未だ変わらず。次に出る法則・法示はどんなものになるか?明確な法則・法示が出るまではあまり派手に動くつもりはありません。

・・とにかく週足が良くないんですよね・・これが何とかなれば反転上昇のきっかけになるんですが・・


5196 鬼怒川ゴム (仕手系銘柄)

8029ルックを仕手系銘柄としてお出ししておりますが、その時やっぱり外せないのがルックと並んで代表的な東証1部仕手株である5196鬼怒川ゴムを取り上げたいと思います。通称「鬼ゴム」です。

5196_T_鬼怒ゴム0324

ルックを出した際一応チェックを続けていました。ここに来てズルズル下げてきており、目先でも少し下げ過ぎ感があり。前回の大底にも近くなってきている。単純に個別銘柄としても面白くなってきそうな感じがします。ルックと鬼ゴムは同じタイミングで仕掛けられることが多いので注目したいと思います。

Marimo

2001年より柴田罫線の研究を開始。長年の経験を活用し、柴田罫線法則の正確性を高めた上で高度な出現判定を実現。
チャートへの法則表示を一気に簡略化し、一目で法則の向きが分かるようになりました。

使用するチャートは日経先物取引を前提に日経平均、日経先物、JPN225、NYダウ、US30。日経先物取引での利益獲得を目的に、時間足、日足、週足などから記号化した法則で分かり易くお伝えします。

重要な時はライブ配信動画によるチャート解説も行ないます。 ※個別銘柄、FX分析は現在は行なっておりません

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