夕べのNYダウは続落となりましたが、CME日経先物を見ると思いの外下げていないなと言う印象。それが下げ止まると言う事なのか、反転上昇となるのかと言う事とは言い切れないものの、週明けは少し期待したい所です。
詳しくは明日記事の「今週の動向」をご覧下さい。
現在提示している銘柄は仕手系銘柄を含め下記4銘柄です。これらについてコメントして行きます。
(カッコ内は始めに提示した日付)
(カッコ内は始めに提示した日付)
買い
6113 アマダ (3/31)
売り
5334 日本特殊陶業 (3/31)
仕手系銘柄
8029 ルック (3/6)
5196 鬼怒川ゴム (3/24)
6113 アマダ (買い)
銘柄提示後は押し目狙いの買いを考えていた所に予定通り下げてきた流れになっています。私はこの下げの中を、6日線割れから少しずつ拾ってきています。
日足上「AーA’」の下げ基道を一旦上抜いた後、「A」のラインに沿っての下げ。これは順張り買い法則出現に繋がりやすい流れです。
チャート上に引かれたピンクラインを陽線で超えてくれば「いあ」買法則出現になるのですが、その通りになるかがポイントになります。
本当は買い法則が出てから買うと言うのが柴田罫線のやり方かと思います。私の場合は買い法則が出るかも知れないと言う前段階で仕込みを入れ、買い法則にならなかったら損切りすると言うやり方もします(買い法則が出たら当面放置です)
そのやり方には是非があると思いますが、売買を行なう上で自身で指針を決めて取引をしていると言う点で良い事だと考えています。
本当はもう少し下で多く買えると良いのですが・・。基本的にリバウンド狙いなので買い注文はいつもよりシビアに考えて行きたいと思います。
5334 日本特殊陶業 (売り)
この銘柄は基本的に週足を見ています。その為、利食いにしても損切りにしても多少期間を見ています。その分、取れるとなれば相応幅を取る事を考えています。
週足を全体的に見た時に大小の上げ基道(上げトレンド)が3つほど見られます。これらを割ってくる事で下落に至る事を期待しています。
先週は強かったこの銘柄も、今週は行って来いで下げてきました。売り法示が出たと言う見方も出来ますが、直近では買い法示も見える為に双方相殺としてどちらも取りませんでした。
今見ている一番のポイントは「A」の斜線を割ってくるかどうか。更に言えば、割ったあとの戻りが強いか弱いか。弱ければ売り乗せしても良いほどと考えます。
今見ている一番のポイントは「A」の斜線を割ってくるかどうか。更に言えば、割ったあとの戻りが強いか弱いか。弱ければ売り乗せしても良いほどと考えます。
その上で日足を見てみます。
ここから戻りか横ばいかになる可能性を考えています。その場合、6日線、25日線、更には「A」の上値斜線を越せるか越せないか。越せないとなれば下げへ向かう可能性が高まります。それが週足の下値斜線「A」を割る事にも繋がるので、それに期待したいと思います。
8029 ルック(仕手系銘柄)
今回お出ししている2つの仕手系銘柄は東証1部の往年の仕手株の為、一挙手一投足について方向性を考えて行く事はさほど考えておりません。どちらも「この水準で仕込んで放置」と言う方針です。
前回の大幅上昇から1年半が経過し、株価もだいぶ落ち着いてきました。1月末から2月にかけて怪しい動き(四角枠部分)がチャートで見られ、その後横ばい推移。時間は掛かると思いますが、定期預金感覚で買い付けておくと良い感じです。
ちなみに仕手系銘柄なので、仕込み時の法則・法示出現は考慮していません。
5196 鬼怒川ゴム (仕手系銘柄)
こちらも「今の水準で仕込んで放置」と言う方針。ただルックに比べ、チャート観測による短期取りも狙えるかも知れないと言う印象を持ちます。
ルックも一時は20円幅以上の上げ幅があったので、短期でも取れました。鬼怒川ゴムも若干その可能性があります。
理由は簡単で、週足で逆張り買い法示が複数見られた事からです。ここから更に欲を言えば、うまく上げて13週線を超えてくるのなら良い感じで切り返して行く可能性もあります。
但し、もともとは仕手系銘柄として考えているので、その通りにならなくてもルック同様、長い目で見て行く必要があります。
以上、是非参考にしてみて下さい。