遠藤津慶の日々・そして俳句

中小業者がみる社会のつれづれと、俳句のブログ

時雨虹




7b419978.JPG時雨ては晴れ、晴れては時雨が段々冷たくなっています。


地域支部の学習便りに粋な一文を発見。紹介します。




ごぶさたしていました。
五ヶ月ぶりに「智は力なり」を発行します。
庄内も、しぐれ(時雨)が多くなり、間もなく冬を迎えます。この時期に見られるのが、「時雨虹」です。しぐれが止んで、日が差し時に見られます。
時雨虹は、本格的な冬を迎える前の、空からの贈り物です。



確かにこの時季、しょっちゅう虹をみます。
「時雨虹」のネ-ミングがあったことは知りませんでした。
角川俳句「歳時記」にも「時雨虹」はありません。ちなみに「虹」の季語は夏です。



     法案可決ちょっとひと息「時雨虹」   津慶 



 いまどきの虹を「時雨虹」。私の季語にさせていただきます。

 

鳥海山雄姿


704778c5.JPG快晴のなか、冷たい風の午前中。



鳥海山や月山の峰々に雪煙が舞っています。




   鳥海山怒髪白々神無月    津慶





神々しさを感じる瞬間でもありました。


写真はクリックで拡大されます。

労務費調査




9e65d5f8.JPG昨日は公共工事労務費調査がありました。


毎年、国・県などの公共工事に働く従事者の10月単月を抜き取って賃金台帳をもとに職種ごとに調査するものです。

市場価格を設計労務単価にしますから、毎年下落の一途で、十数年、連続平均約500円づつも下がり続けているもの。

昨年、全国建設政策研究交流集会に国土交通省のキャリアが招かれ、講演した折に、「制度の見直しをしている」と発言していましたが、山形県の普通作業員の設計労務単価は、08年度と比較して200円下がりました。
やや、下落幅は緩和しましたが、設定の基本的な考え方は変わっていません。

土台、市場価格で決める事自体が異常。

貧困が進み、公共工事に従事する労働者が減少している実態は、日常の工事だけでなく、災害時などに果たす役割が失われかねない、緊急の課題でもあります。

国がこの体たらくですから、千葉県野田市は、全国に先駆けて「公契約条例」を制定しました。国に対するデモンストレ-ションのような狙いをこめています。



     工事完了薄化粧して山眠る    津慶



民意による政治の劇的な変化は、従来のこんな貧しい制度を許しません。

地域内循環




6fabdae7.JPG山形県庄内町は町内の建築業者に仕事をつくる「祝金」制度をつくっています。

町内の大工さんなどに依頼した場合、新築、増改築のほか、倉庫、車庫物置、店舗などの工事に5%の祝金(上限額50万円)を支給する制度です。

昨年四月から制度がはじまり、一年間で祝金約2200万円を支給。総工事高約5億9000万円の実績をあげました。

町内の業者に限られた工事であり、その波及効果は絶大です。

「祝金」のネ-ミングも、やさしさを感じさせるものです。



    霙空ものともせずに槌の音    津慶



地域のお金が地域内で循環するシステムは、問われている外需頼み経済の対極にあって地域を豊かにしています。

取材した棟梁や、電気・設備など十をこえる職種のみなさんを笑顔にさせていました。

木枯らし



76c529c6.JPGすっかり冬の景。

雪こそないものの、時雨ては一日を濡らす冷たさ。


おとといからの強風は、庭の鉢物をひっくりかえす勢いでした。

羽越線で来鶴の予定だった「記者のナベちゃん」は、特急いなほの運休で新潟に足止め。

急遽、バスでの代替輸送が行なわれて無事到着したものの、不便な路線になってしまった羽越線です。



    木枯しを形に高き波濤かな    津慶



庄内町の原田町長さんらと面談し、建築祝金制度の取材でほぼ一日を費やしました。

時雨の寒いなか、取材に協力していただいた庄内町の大工さんや、下職の皆さんに感謝感謝です。




  


新たな前進



f006da1b.JPG新俳句人連盟山形県支部の2009年度(第13回)総会が開かれました。

この一年の活動報告や、財政・次年度の活動方針と役員を決定し、新たな前進を開始しました。

総会
2009_1114支部総会0045



報告では、会員・誌友が埼玉県支部と同数の96名で全国トップの組織になり、創作・投稿などの水準が大きく前進。

ちなみに、山形県現代俳句協会のメンバ-を越える組織に発展し、これまでの県内各地での吟行句会や、きめ細かな地域ミニ句会・紙上句会などの取り組みが実った一年でした。
さらに、島貫文昭氏の句集「農魂」と黒谷博楽子支部長の句集「楽」の発刊など、めざましい取り組みも特筆です。



報告する工藤事務局長
高橋忠子さん


また、東北各県に支部建設を追及、青森県支部の立ち上げに成功するなど、新俳句人連盟の組織建設に多大な貢献をしたことも報告されました。



   そらんじてわが句ぽつぽつ帰り花      津慶


第二部は「わたしと俳句」体験報告を五名の仲間にいだきました。

「俳句なんて」とおっかなびっくりで始めた句作が、自身の生き方を見つめなおすきっかけになったり、日常のモノを見る眼が変わった経験など、自身の俳句を披露しながら、作品の向上に執念をもって励む姿が感動的。

渡辺智枝さん
瀬野史さん


まさに人生を豊にしている「俳句道」を垣間見た総会でした。

     写真はクリックで拡大できます

俳句と総会


632bc642.JPG今日は新俳句人連盟山形県支部の総会が開かれます。


県内100名の組織目標にあと少し。埼玉県支部と同数で全国一の大きな支部になりました。


「俳句に総会??」などと友人らは怪訝な顔でしたが、趣味の組織でありながら方針と理念を掲げ、組織の到達を検証することは重要なことです。

仲間同士の連帯を深め、そして俳句作品の向上をめざす原動力になります。


 新俳句人連盟は、優れた俳句の伝統を受け継ぎ、俳句の自由な創造と普及をめざします。連盟は、多くの人々と共同して、自然環境を守り、平和と民主主義を発展させる立場にたって、作風や結社のちがいをこえ、俳句の創作・批評・研究を多彩かつ自由に発展させます。  
               新俳句人連盟規約より抜粋


窓の外は、雨の音です。




        
    雨音のまだ柔らかく冬立てり       津慶




総会では、数人の仲間から、俳句創作の苦労と心構えをお聞きすることになっています。

今日はその進行係のお役目になっていて、それぞれの仲間の俳句にかける心の妙味を引き出せればいいなと思っています。

竣工です



6a5517f4.JPG寒河江川流域石跳川第二砂防えん提工事が完成。


左岸側の地すべり対策工事を経て3年がかりでした。


月山から流れくだる石跳川はその名のごとく、巨大な石がごろごろの暴れ川。


この川の左岸側が大規模な地すべり地帯になっていて、そこには、月山の登山口、夏スキ-の拠点になっている、志津温泉街もふくまれています。




       月山のまどろむ好日完工日     津慶





この日は発注者の立会い検査がおこなわれました。

「山のうたた寝」


d20336b7.JPG今朝は、雨が滴っています。



昨日は明るく、あたたかな陽ざしでした。


月山道は落葉が終わって、山肌が透きとおって見えます。


のどかな一日でした。




       六十里山のうたた寝古道かな      津慶




俳句では、春の季語で「山笑う」があります。

春の息吹を「笑う」と表現したものです。そして冬は「山眠る」の季語。

秋は「山澄む」ですが、どんどん寒くなって行く様子が感じられます。

降雪期をまじかにし、すっかり紅葉も終わって葉が落ちてしまった山容。

好天と雨を繰返しながら冬の山へと変化していきます。

その快晴の時を「山のうたた寝」としてみました。また「山いねむる」や「山のまどろみ」でも。
いずれも、「山眠る」直前の光景で、こんな季語があってもいいのではないかと思ったりしています。季節は初冬です。

取材の段取り




6f19e053.JPG全国商工新聞はすでに新年号の企画でも大忙しです。



鶴岡のお隣、庄内町と三川町の「建築助成制度」の取材のために両自治体町長さんのアポとりに行ってきました。



年末や12月議会を控えて日程は混んでいましたが、運良くゲットです。




三川町で対応していただいた女性職員は商工新聞をめくりながら「建設不況といいますものね」とつぶやいていました。





写真は東本願寺の門です。

11.8国民大集会




e70f0a1a.JPG東京・代々木公園の国民大集会に参加しました。



全国から35000人余が集い、新政権に対する要求の勝ち鬨をあげたものです。







     旗林立秋の光は沖縄も      津慶






帰路は代表団のバスです。

また東京




97215284.JPG明日は経営対策部会で上京です。



そして明後日の日曜は、代々木公園での国民大集会に合流します。



今月は、種々の日程がびっしり。



こんなんでいいのかなと、正直なところ思っています。







    もどり秋小銭いれには五円玉    津慶





酒田地域で商工新聞読者一名をゲット。会員になっていただきたい方だったんだけど・・・・。



写真は京都南座です。

「京三昧」


539197b3.JPG例年より十日以上も早い冠雪が観測されました。


砂防現場も約15センチの積雪。


しかし、昨日から気温は上がっていますから、現場作業に支障はありません。


今日、資材搬出すればほぼ片付きます。あとは、検査を待つのみ。




       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


京都続報です。


昨日、写真UPした清水寺貫主森清範氏の講演は、楽しくも奥深い中身。

現象として見えるものと、見えないもの、二つを見る複眼をもつことを教えられました。

そんなこともあって、修学旅行のかすかな思い出をたどって、清水寺に足を伸ばす。



京都で一番の人出は嵐山、次が清水寺。

それは、「大型バスなどの駐車場があるかないかの違い」とタクシ-の運転手さん。


清水寺の門前、茶わん坂の両脇にはお土産やさんがあり、狭い坂道は修学旅行の子供達と中国語がとびかいながらぎっしりでした。




 
       ふりきたる時雨人波茶わん坂     津慶




旅行かばんをゴロゴロ引っぱりながらの茶わん坂は他人の足にも引っ掛けそうで不便。

途中の蕎麦を食したお店のご好意で、かばんを預かっていただき、本当にありがたかった。「おおきに」です。

音羽の清水を望む







清水の舞台が何故「舞台」なのか、貫主の話しで初めて知った。


能などの奉納舞台からのそれで、ご本尊さまに奉納するから崖に飛び出したほうが舞台になる。そしてその舞台は檜材で築造してあることから「檜舞台」と・・・歴史は古い。



 


      音羽山長の柄杓の初時雨    津慶   






舞台にあふれる人波。そのなかで横浜の三浦君と遭遇。彼も一人でした。


人波を避けるようにしながら、ゆっくりと俳句にも挑戦。


お陰様で、「京三昧」20句が完成しました。ありがたいことです。



全国料飲サミット



750c047e.JPG
今度の交流・研究集会は、地元京都ならではの移動分科会がいくつか企画されました。


「京都町衆の足跡と吟行」など、おそらく16回の歴史のなかで初めての企画でしょう。

我、新俳句人連盟の敷地あきら会長が助言者をつとめられました。


津慶も行きたかった分科会でしたが、そうもいかないのが辛いところです。


分科会には、「料理飲食業集まれ!!全国料飲サミット」と銘うっての企画も。



この分科会の圧巻は、「夜の部」でした。


日航ホテルに会場を移して「サミット」の仕上げです。


京の舞妓さん三名が舞と参加者の席をめぐ゜っていただいて、記念の写真に応じていただくなど、めったに体験できない一夜の経験でした。






     しなの良きだらりの帯を京の秋     津慶






若い舞妓さんと記念の写真を撮らせていただきました。「おおきに」。




「地域の宝を活かし、料飲業の新時代をきり拓こう」のサミット共同声明がだされ確認されました。







2009_1102京都にて舞妓さんと

京都三日間


7d041511.JPG第16回になる全国商工交流・研究集会から帰ってきました。


三日間の日程での参加は決して楽ではありません。それでも全国から1550名もの史上最多の参加者で成功することが出来ました。

経験したことのない、全業種にわたる不況に苦しむ業者が、「苦しいのは皆同じ」とみずからの商売だけでなく、地域の中小業者と地域づくり・まちづくりをどうしていくか、それは地域経済再生への熱い思いのこもった参加でした。


「地域の宝を」地域経済の主流にしていく、あらたな決意となる交流集会でした。



現地実行委員会のみなさんのご奮闘にあらためて、敬意を表します。





   
       初しぐれ京は漢の帯の粋     津慶




京都府連合会の伊藤邦雄現地実行委員長は、連日、着物姿で全日程に繊細な目配り。

彼の指導力は、全国の模範たる実力派であり、全商連一の理論家・雄弁家でもある。

府の伝統産業を守り、振興させたい気持ちがびんびん伝わってきます。




京都の続報はまたの機会に・・・・・。       

工期は10日



42db86ab.JPG連日工期と格闘している社のメンバ-達。



工期は11月10日。その前に降雪があれば、工期には間にあわない可能性もでてきます。もちろん、降雪量にもよりますが。



平地の初雪にはまだ間がありますが、現場は月山の中腹ですから雪が早いのです。



そんな石跳川の現場ですが、地すべり対策工事はこれから着工という。



雪の中で果たして危険はないのだろうか。


延長800Mの工事用道路は25%もの勾配だから、除雪も危険になる。


無謀ではないか。





      白鳥のこえ刺してくる厨にて      津慶






ただ今30日の23時です。


あと一時間ほどで夜行寝台の人となります。


必ずしも充分ではない準備に不安がありますが、精一杯任務に取り組んできます。


それでは、いい報告をお楽しみに。   行ってきます。

落ち葉吹雪




a22b8834.JPG昨日、今日は最高の秋晴れでした。




この二日間の作業が、追い込みの時期にとって工期までの完成を左右する二日間になりました。


どうしても、自社のメンバ-だけでは手が足りず、無理を言って仲間の応援を要請。どこも降雪前でバタバタしているのに、快く応援していただきました。

ありがたいものです。





         いそげ急げ今日天高しコン打設     津慶



image.blog.livedoor.jp/sasurai_001/imgs/1/3/1313fe73.JPG" target="_blank">第三ダム乗り越し道路





こんな現場状況ですが、津慶は31日の土曜から京都で開催される、全国商工業交流研究集会のお役目があって出かけます。


初日のパネルデスカッション「つくる」中小企業政策の司会を担当します。


そして、翌日は分科会「まちづくり」の座長の任務がまっています。



明日の夜の出発ですが、まだ準備が出来ていません。

どうすんだろう。 現場もあるのに・・・・。






        工程の落ち葉吹雪に迷いけり     津慶





京都から帰る二日は週間予報では雪になっています。

あと少しで完成の現場。たいした積雪でないことを願っています。


落ち葉踏む

黒谷博楽子 句集「楽」




ff86a80d.JPG新俳句人連盟山形県支部長の黒谷博楽子さんが、初の句集を発刊しました。






五十歳にして俳句を始めた氏は今、七十路にかかります。





黒谷博楽子句集「楽」から 好きな一句
                        





いじめはないことにしてきれいな授業をする    博楽子




 黒谷支部長と出会って八年。すでに定年退
職されていました。口語俳句の時期があった
ことを伺っていましたが、句集で初めてお目
にかかりました。彼の略歴には、平教員三十
八年・労働組合員三十七年とあり、そこには、
真に必要な教育を追及してきた教組の闘士が
いて、「若い教師そろそろ熟れ頃と見ている
権力」の句などの、生き様が編まれていて、
人生の来し方を著している句集です。





写真はクリックで拡大されます。

秋凪の一日


73407ee1.JPG「小規模工事」の現場はネットフェンスの組立でした。






すぐそばの日本海は一日静かです。

秋凪の海






まもなく、牙を剥くように磯を叩きつける冬の海がきますが、それまでの凪。



   







         秋凪や地球の湖の母たらん    津慶






「小規模工事」は今日で完工。あとは、完成通知書を提出し、検査をうけることになります。

写真の「鬼かけ橋」碑の周りに写っているのが今回施工したネットフェンスの一部ですよ

紅葉真っ盛り



錦秋月山をぬけて走る六十里越え街道。






抜けるような高い空とおもえば雨。


まさに「秋の天気」そのものです。


街道のもっとも標高の高い地点は今が紅葉の最盛期。



しかし、マクロでみるとブナの葉の虫害による影響などで、残念な状況です。







          山粧うけじめ覚悟の大地かな      津慶





新俳句人連盟山形県支部黒谷支部長の句集が発刊されました。


紹介はいずれ。




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