振り返りにはちょっと早いですが、blogでそろそろまとまったご報告をすることにしました。

 今年は、BEATLESSのアニメ放映、BEATLESS文庫化、BLメディアの発売、C94の告知と、いろいろとお伝えしたいことがありました。
 記事にすることが山ほどあったものの、blogを放置してしまいました。
 なぜかと言いますと、家庭の事情でして。

 二人暮らしで同居の父が、認知症を急速に悪化させたため、介護に入っていました。

 実は、前のblog記事を書いた直後、12/30のC93から帰ってきたら、幻聴が始まっていました。
「隣の人が、二階に来ているから」と、誰もいない部屋に人がいると言い出したことを皮切りに、風呂場で気絶をするようになったり、夜中にトイレに行こうとして転んで朝まで立ち上がれなったりと、まともに生活ができなくなりました。

 長谷の状況としては、もっとも危機的状況だったのは、BEATLESSアニメ第1話が放映された1月12日頃でした。
 文庫責了直前のあれやこれやで、ただでも限界でした。介護保険をとるため病院に行ったら検査の必要があり、ほぼ一日中病院で張り付きでした。介護をはじめたばかりで、いつ仕事に戻れるのかタイミングをはかれず、ずっと見ていなければなりませんでした。介護保険をとれておらず、介護施設との契約もできず、助けを求められる相手も限られていました。
 BEATLESSのアニメ放映は、けっこう大変だった中で、数少ない癒やしでした。ディオメディアさんと水島精二監督、スタッフ、キャストの皆さんには、感謝しています。

 自著はじめてのアニメ化の、2週間前に親の介護が始まるというのも、なかなか珍しいのではないでしょうか。

 ともあれ、1月は、なんとか文庫作業を終わらせたものの、予定がほとんど壊滅しました。2月3月で遅れながらようやく最低限度仕事を立て直し、4月から6月でやっとペースを戻してきました。6月末に重症の四十肩で、突然、1週間ほど肩がまったく動かなくなるハプニングもありました。例年に近い余裕が出てきたのは、つい最近の7月8月です。

 そんな状況だったので、C93の同人誌では「完成版はC94(夏コミ)で」と気楽に書いていましたが、さすがに無理でした。お待ちいただいていた皆様には、誠に申し訳ありません。

 準備も昨年末からほぼ止まっていたため、このまま12月のC95に強行すると相当窮屈なスケジュールになるので、いったんスケジュールは仕切り直しとしました。今後は、長谷のほうの原稿完成後、造本のことなど相談することになりそうです。
 ただ、原稿自体は近々完成するので、おそらく来年の夏コミ(C96)にはなんとかなるのではないかと思います。

 ほか、ガガガ文庫の『ストライクフォール』4巻など、もろもろ玉突き事故で遅れております。こちらも、お待ち頂いているかたには、本当に申し訳ありません。
 刊行予定がズレているものは、だいたい介護の影響です。ちいさい締切でも、昨年までの経験での作業見込みから、仕事ひとつひとつが数日ずつ遅れて、それが雪だるま式にふくれていっている感じです。

 今は、介護保険もおり、デイサービスやショートステイも活用して、仕事がきちんと進むようになってきています。こんなことになるとは想像もしなかった昨年までに、アニメのタイミングにと入れた諸々の仕事が詰まって、いろいろ滞っているだけなので、それほど深刻ではありません。
 つまり、遅れは厳しいのですが、時間さえあればきちんと流れ出すということです。

 父には行き届かないところもあって申し訳ないのですが、介護よりも自分の人生を壊さないことを優先して、仕事を普通にしている感じです。介護に飲まれないように、やるべきことを、できるところまでは進めてゆこうかと。
 
 今年、「人生の宿題」という言葉に、深い納得感を得るようになりました。
 いつかやってくるとわかっていた課題にとうとう直面して、誰に提出するでもなく、すこしずつ手を動かしています。
 介護をしている以外は、何も変わったことはないと、言えるようになるまで、8か月かかりました。
 ようやく、ここまで来ました。 
 

 大切な何かを忘れていたような、けれど、それが何かを思い出せない——。

 『君○名は。』みたいなことを、ここ数日考えていたのですが、今さっき思い出しました。

 冬コミの告知をblogに出すのを忘れていました!

  明日(12/31)のC93の3日目に参加します。

 東リ-19b「アナログハックOR」です。

 ガレリアの長い廊下を通って、東ホール側最初のエスカレーターを降り、最初のシャッターのあるあたり(当日あいているかはわかりません:汗)が「リ」の通りですね。19bなので、だいたい通りの差し渡しの真ん中くらいでしょうか。

 お品書きは、以下の通りです。

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 頒布物の説明をしてゆきますと、新刊は、同人誌『ANALOGHACK IGNITING』。
 小説試読版とredjuiceさんのラフ等などです。
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 『BEATLESS』の設定部分を切り離して、ポリシーを守っていただければどなたにも一次創作、二次創作かまわず好きに使って頂けるようにする「アナログハック・オープンリソース」という企画を行っておりまして。
 これの作例同人誌となっています。

 今回の『ANALOGHACK IGNITING』では、作例小説を完成させるつもりだったのですが、予想の4〜5倍くらいに尺がふくらんで、完成すると原稿用紙200枚くらいなりそうな気配だったので、冒頭部を掲載しています。
 それでも、どういう雰囲気、どういう世界の描き方をするかの作例としては機能するものになっているかと!

 カバーおよび本文ラフとキャラクターデザイン、メカデザインをredjuiceさん、デザインは草野剛さんという、書籍版『BEATLESS』のオリジナルメンバーに参加していただいた、たいへん豪華な本になっています。

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 既刊『ANALOGHACK INAUGURAL PREPARATORY ISSUE』も持って行きます!


 会場でお買い上げいただいたかたには、おまけの、「ミームフレームロゴ缶バッジ」をおわたしします。

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 こちらは、新刊お買い上げいただいたかたには、「なるほど」と思っていただけるグッズになっているとおもいます。

 長谷も当日ブースにいる予定です!


 『BEATLESS』は、企業ブースの頒布物もあります。

 uncron(西4階企業ブース No. 4344)さんは、

 すでに2日目でコミケ限定セットは完売してしまったのですが。(すみません)

 以前に発売されて品切れ状態だった設定資料集+kzさんプロデュースのCDのセット『BEATLESS "Tool for Outsourcers"』の復刻再販。

 アニメ化新刊の、設定資料集(※)+アニメ設定資料ほか+水島監督がアニメ楽曲から選んでくださった劇伴楽曲CDのセット『BEATLESS "Arm for Outsoucers"』。(新刊)

 アナログハック・オープンリソース同人画集『ANALOGHACK』(既刊)。

 が、コミケ3日目も販売中です。

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 uncronさんでは、アニメ版のスターターブックの配布もやっていたはずです! 

(※)設定資料集は、2011年に『BEATLESS』が連載された当時に受注限定販売されたフィギュア、『Introduction BEATLESS set』に同梱された設定資料集と同じものです。


「BBSHOP」(同No.4213)さんに出展のコスパさんのグッズもありますよ。
 確か、品切れになっていなければ、タペストリーやフルグラフィックTシャツもあったはず。
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 コミケ期間中は、TWRの国際展示場駅の階段にも、『BEATLESS』アニメのポスターを貼って頂いているので、そちらもよろしければ。
 
 ……コミケ1日前にはアップおかなきゃいけなかった記事ですね(汗)
  本当にごめんなさい!

 ともあれ、明日31日、会場にお越しの皆様よろしくお願いします!

 

 twitterなどでは何度もつぶやいているのですが、拙著『BEATLESS』がアニメ化いただくことになりました!

 1月12日より毎週金曜25:55〜
 TBS/MBSのアニメイズム枠での放送です。

 監督:水島精二
 シリーズ構成:髙橋龍也
        雑破業
 キャラクターデザイン:やぐちひろこ 
 音楽:Narasaki(sadesper record)/kz(livetune)
 製作:ディオメディア

 主題歌:OP 「Error」GARNiDELiA
     ED 「PRIMALove」ClariS
 プロデュースはOP・EDともkz(livetune)さん


 ほか、キャストなど詳細な情報は、アニメ公式サイトまでお願いします!→ http://beatless-anime.jp/

 と、豪華な陣容で、原作ラストまでをしっかり作っていただくことになりました。

 16年ほど作家を続けて、初のアニメ化を、こんな力の入ったものにしていただけるとは。本当にありがたい限りでして。
 KADOKAWAさんにも、ディオメディアさんにも、スタッフの皆さんにも、ただただ感謝です。
 
 毎週、シナリオ会議に出させていただいているのですが、シーンの意図やキャラクターの心情など追って、議論になったり納得したりと、興味深い経験をさせていただいています。
 
 せっかくなので、放送当日は、よほどの事情がなければ、実況でもしようかと思っています。せっかくSFなので、ちいさい設定など拾ったり、一緒に映像を見たりできますと、より楽しめるかもしれません。

 長谷のtwitterアカウントはこちらになります。 →https://twitter.com/hose_s 

 思えば『BEATLESS』は、2012年に刊行されてからもう5年です。
 執筆当初は「5年くらいは保つように作ろう」と考えていたら、ちょうど現実に追いつかれてきたギリギリのところでアニメ化いただき、ほっとしています。
 SFは、科学の進歩によって新しいネタがどんどん発生してゆく、常に新鮮な驚きがあるジャンルなのです。が、そのぶん、個々の作品にとっては、現実に追い抜かれたり齟齬が出たりするのもシビアなのです。
 ほどよく現実がAIブームになり、おそらくちょうどよい時期だったのではないかと。本当にありがたいことです。

 年始には、雑誌でも特集を組んで頂いております。

・1月10日売り号 月刊『NewType』 表紙&巻頭特集
主演のレイシア役 東山奈央さん、アラト役の吉永拓人さん、インタビュー。
長谷のインタビュー、水島精二監督、シリーズ構成の髙橋龍也さん、雑破業さんへの質問と、盛りだくさんです。

あと、正確にはBEATLESSではなく、BEATLESSの設定オープンプロジェクトであるアナログハック・オープンリソースなのですが
・1月6日売り号 月刊『MdN』 クリエイターと権利特集
長谷のインタビュー(4p)

 と、掲載頂く予定です。

 来年は、皆さんと一緒に盛り上がれるとよいですね。 
 よろしくお願いします!

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