木材で鉄骨を火から守る？

目からウロコ、まさに逆転の発想。

鉄骨はそれ自体では耐火構造とならないので、一般的にはロックウールを吹き付けたりして、火事の時に直接火が鉄骨にあたらないようにして耐火構造とするんだけど、この建物は、木材を鉄骨に巻いて木材の「燃え代」により耐火性能を得ようとしたものです。

今まで、高層の建物と言うと防火の関係上、木造では考えにくかったが、この建物は実際は鉄骨の耐火建築なんですが、建物の中から見ると木造建築の様に見えるンじゃないでしょうか？
今までありそうでなかった不思議な空間になるんではないでしょうか。竣工が楽しみです。