ワークライフバランス
November 18, 2007
ワークライフバランスについて考える
最近、頑張っている働きウーマンが集まる場にいると、
ワークライフバランス、仕事とプライベートの両立に
悩んでいらっしゃる方が多いな、と感じます。
(自分も含めてだけど(T_T))
ワークライフバランスって何なのだろう?
最近ふっと考えます。
自分のペースで、プライベートの時間が割けるようになる働き
方が理想なのだろうか?「今日はジムに行く日なので、5時に
先に帰らせていただきます!」「スケジュールどおり仕事を
進めたいで、時間が読めない作業はお断りします!」と宣言する
スキルを身につけること?それがバランスなのかな?
なんかそれも違う気がする。決められた範囲の仕事、先が
読める仕事をしているだけでは、キャリアにもビジネスにも成長
はない。未知の仕事、やったことないから作業は読めない
けど、でも、やってみる!という仕事を年にいくつかはやって
おかないと(そういう仕事ばかりだと、それはそれで問題だけど)
自分も成長しないし、きっと仕事の面白みも半減してしまうと
思う。
むしろ、今の働く女性が求めていることって、別に短く働く
コツ、うまく仕事を切り上げるコツではなく、バリバリ働くことと
女性であることをうまくバランスさせることなんじゃないか、と思う。
ビジネス・パーソンであることと、家庭人であること(恋人であること、
女であること)、生活を楽しむ人であることをうまく調和させながら、
二兎を追うことで、人生の総合的な満足度を高める生き方、
きっとそれが美しいワークライフバランスなんだろな。
仕事の厳しさと楽しさをうまく調和させること、エンジンをかける
ときと抜くときをうまくバランスさせること、しっかり主張することと
周りと協調して進めることとを、短期的な目標と長期的な目標を
持ちながら進むこと・・・・。
少し追求していきたいテーマです。
November 07, 2007
女性が”働きがい”を感じる組織とは?
会社のホームページの特集「女性が”働きがい”
を感じる組織とは?」を、同僚の山田さんと共著で、
書かせていただきました。
http://www.mia.co.jp/features/feature_38.html
女性が”働きやすい”環境を作る、という視点では、
時短勤務やワークシェアリングといったワークライフ
バランス系の施策を実施している会社も多いです。
それはそれで大事ですが、最近では、純粋に
仕事で成長し、能力を発揮できる場を求めている
女性もたくさんいます。
男性と女性は、体力など身体的差だけでなく、
メンタリティー面での差もあります。むしろ、視点や
考え方といったメンタリティー的な差を理解した
方が、仕事上では一緒に働きやすいかもしれ
ません。
女性がキャリアに何を求めるのか?是非、
ご参考になさってみてください!
October 08, 2007
手帳を変えてみた
大したことではありますが、10月1日から今まで使っていた
スケジュール張を変えてみました。以前使っていたフランクリン
手帳の復活です。
http://www.rakuten.co.jp/franklinplanner/
自慢できることではありませんが、自分のワークライフバランス
が崩れかけてたので、ちょっと改善したい、というささやかな試み
の一つです。
手帳の見開きにこんな言葉があります。
「宇宙に打ち上げられたロケットは、離陸後の最初の数分間
に、その後数日間飛行するよりも多くのエネルギーを消費します。
重力を同じく、習慣には大きな引力があります。悪い習慣を捨て、
効果性の習慣を身に付ける際には最も困難な段階は、最初の
努力です。そのために・・・
・ひとつひとつのタスクを達成可能な小さな目標に分解
・自分の進捗を、自分を助け、サポートしてくれる人と共有
・進歩が止まったとしても、すぐに歩き始めましょう・・・」
個人的にこの手帳の好きなのは、スケジュールを書き込む機能
そのものより、自分の大切なことを大切にできてるか、自問自答
させてくれるところにあります。
June 24, 2007
ワークライフバランスに不満 第一位が日本だそうです!
ITメディアの少し前の記事ですが、仕事と家庭の調和(ワーク・ライフ・バランス)についての満足度や取り組みを世界24カ国で調査をしたところ、実施した国のうち、不満を感じている人は日本が1番多く、その改善には消極的で自己完結的だ、というショッキングな結果が出ていました。
ワーク・ライフ・バランスがうまく取れていない、と感じている国は、トップから韓国(今や出生率1.08とも言われる世界一の少子化国)、第3位が日本(出生率1.32)、第4位がドイツと言われ、少子化傾向(各国の出生率の推移)とも重なっているように思えます。
また、改善の方法として、「過重労働は断る」「転職する」など思い切った改善策を取る人は、日本では韓国同様ほとんどなく、やるとしても「仕事のスキルを向上させる」など、自分に矛先を向けて孤軍奮闘するケースが多く、どちらかと言うと、不満を感じながらも我慢し、耐え忍ぼうとする傾向があるようです。
何となく、今のままではいけない、何か変えなくちゃと思っていながら、自分だけで仕事も悩みも抱え込んでしまっている方はいないでしょうか?女性に限らず、子供がいる・なしに関わらず、自分が良い状態で、長く仕事を楽しめる環境を作り出すために、私たち独り独りができることは何か?ただ頑張る!以上のことが必要そうですね。会社とも、家族とも話し合いを重ねながら、具体的なアクションを取っていくことが大切なのでしょう。自分への自戒の念を込めて、そう思いました。
June 20, 2007
ワークライフバランスは、女性だけ頑張っても意味がない!
ワークライフバランスって、最近よく話題になりますね。もっと女性が会社に勤めて、男性と同じようにキャリアを積んでいける社会にならないと、日本はそのうち労働力が足りなくなりますから。そのために、育児休暇や勤労時間の短縮など各社企業は取り組んでいますね。でも、よく考えてみたら、制度はあったとしても、女性だけ早く仕事を切り上げるなんて現実、難しいんですよね、同じ職種や立場の男性陣が夜中まで残業をしているような会社であれば。
以前、日本のダイバーシティーの先端を行くIBMでの取り組みを聞いた時に、女性のエンジニアをどう増やすか、という壁にぶち当たったとき、エンジニアは皆、残業が多く、ワークライフバランスをとりにくい、という課題に直面した時、本当にエンジニアの仕事はそれだけの時間をかけないと成果を出せないものなのか?仕事の中味やプロセスを徹底的に吟味したそうです。その上で、フローを簡素化して、男女問わずに在宅勤務を導入したのです。そして、実際に在宅勤務を活用したのは6割が男性だった。つまり、女性が働きやすい環境を作ることで、結局は男性のワークライフバランスも完全された、という話だったように思う。細かいところは覚えていないけど。確かに、そういう環境でないと、なかなか女性のワークライフバランスって改善されないのではないかしらって思う。
同じ職場の男性のワークライフバランスが取れていない状態だとすれば、その男性は、家庭のことは奥様にまかせっきりになっている可能性が高く、その人が家庭を持つ同僚女性の家庭での責任や役割の重要性を、本当の意味で理解したり、感じ取ったりするのは難しいのではないかしら、と思う。しかも、お子さんがいる家庭の男性は、長時間労働になる傾向があるらしいのです。つまり、知らないうちに、男性は仕事、女性は家庭の役割分担意識が強くなってしまう。そういうアンバランスが解決されないと、女性のワークライフバランスって単独で語っても、女性だけが頑張っても、きっとうまく行かないのだろうな、と思う。