satoki_segawa

こぼれおちるもの

個人的な経済指標観測と実践している投資状況のメモです。

25 6月

アメリカ5月新築住宅販売戸数を振り返る

【アメリカ5月新築住宅販売戸数】
 米商務省が23日に5月の新築住宅販売戸数(企業が新築住宅を販売した戸数)を発表。

 5月の新築住宅販売戸数(季節調整値)は前月比2.9%増の年率換算61万戸。前月は59万3000戸(速報56万9000戸)。

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 詳細は米商務省で確認できます。

 5月の新築住宅販売戸数は前月比2.9%増の年率換算61万戸と2ヶ月ぶりに増加しました。市場予想(59万戸)を上回り、前月も大きく上方修正されるなど見た目以上に強い結果となっています。

 販売戸数を地域別にみると「北東部」(▲10.8%)や「中西部」(▲25.7%)が2ヶ月連続で減少したのに対しウェイトが大きい「南部」(+6.2%)や「西部」(+13.3%)が増加しています

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 在庫戸数は前月比1.5%増の26万8000戸と2ヶ月ぶりに増加しました。販売戸数、在庫戸数ともに増加したため販売戸数に対する在庫割合を示す供給月数は前月からかわらず5.3ヶ月となっています。

 供給月数を3ヶ月移動平均でみると在庫戸数の増加に伴い5ヶ月から6ヶ月の間での推移が続いています。適正水準はおおむね6ヶ月程度ということで、需要に対し供給は若干少なめと考えられ住宅販売価格は上昇しやすいと考えられます。

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 その販売価格ですが中央値は前年同月比16.8%上昇の34万5800ドルと2ヶ月ぶりにプラスとなりました。販売価格が急上昇したということと在庫が不足気味な状況が続いていることを考えると手頃な販売価格の住宅が不足したため少し無理をして高価な住宅を買い始めた可能性があります。

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 実際、価格帯をみるとウェイトが大きい20-30万ドルの販売戸数が前月急増しておりまた前年同月と比べて少なかったのに対し30-40万ドルの販売戸数は前月や前年同月を大きく上回っています。

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 今後ですが雇用や賃金増加を背景に住宅需要は強さを維持していますが、建材価格の上昇や労働者不足などから供給が不足しがちで販売戸数は増加、販売価格も上昇しそうですが上下のブレが大きくなりそうです。


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25 6月

カナダ5月消費者物価指数を振り返る

【カナダ5月消費者物価指数】
 カナダ統計局が23日に5月の消費者物価指数を発表。

 5月の消費者物価指数・総合は前年同月比1.3%上昇、前月は1.6%上昇。
 食品・飲料(酒除く)・エネルギーを除く総合指数は同1.4%上昇、前月は1.5%上昇。

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 詳細はカナダ統計局で確認できます。

 5月の消費者物価指数は前年同月比1.3%上昇と前月(1.6%上昇)を下回りました。エネルギーが上げ幅を縮小したほか耐久財がマイナスに転じ、市場予想(1.5%上昇)を下回っています。なお食品・エネルギーを除く総合指数は前年同月比1.3%上昇と前月(1.5%上昇)を下回っています。

 食品・飲料(酒を除く)は前年同月比0.1%低下と前月(1.1%低下)から下げ幅を縮小しました。野菜(▲5.5%→+1.3%)がプラスに転じたほか果物・ナッツ(▲4.6%→▲0.8%が下げ幅を縮小しています。

 エネルギーは前年同月比3.3%上昇と前月(9.6%上昇)から上げ幅を縮小しました。燃料油・他燃料(+19.8%→+14.3%)やガソリン(+15.9%→+6.8%)が上げ幅を縮小しています。

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 財・サービス別にみると財は前年同月比0.1%上昇と前月(0.8%上昇)から上げ幅を縮小しました。内訳をみると衣服などを含む半耐久財(▲1.1%→▲0.6%)は下げ幅を縮小したのに対しRV車などを含む耐久財(+0.2%→▲0.7%)はマイナスに転じています。

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 一方、サービスは前年同月比2.3%上昇と前月(2.4%上昇)を下回りました。主に旅行費用(+7.8%→+5.8%)の上げ幅縮小が要因のようです。

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 今後ですが食品価格が上向く一方でエネルギーは原油価格の動きに沿う形で上げ幅を縮小、他の財やサービスは雇用が拡大、小売売上高も増加基調が続いているにもかかわらず価格上昇圧力はそれほど強まっていない模様で物価上昇率は今しばらくは1%台で推移しそうです。

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25 6月

台湾5月鉱工業生産を振り返る

【台湾5月鉱工業生産】
 経済部が23日に5月の鉱工業生産(事業所の生産状況)を発表。

 5月の鉱工業生産は前年同月比0.78%増、前月は0.15%減(速報0.59%減)。
 
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 詳細は経済部で確認できます。

 5月の鉱工業生産は前年同月比0.78%増と2ヶ月ぶりにプラスとなりました。ただ季節調整値でみると前月比0.15%増と2ヶ月ぶりに増加したものの小幅にとどまり、底入れしたとは言い難いです。もっとも生産指数を下押ししている要因は公益事業の電気・ガスにあるため見た目ほどは悪くないですが…

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 鉱工業生産の内訳をみると9割を占める製造業の生産をみると前年同月比2.02%増と前月(1.37%増)から上げ幅を拡大、13ヶ月連続でプラスとなりました。一方、5%弱を占める電気・ガスは前年同月比26.73%と10ヶ月連続でマイナスとなり鉱工業生産指数を押し下げています

 製造業生産の内訳をみると3割を占める「電子機器」(+5.19%)や「一般機械」(+7.48%)がプラス圏を維持しましたが1割弱を占める「情報通信機器」(▲12.23%)はマイナス圏での動きとなっています。

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 今後ですが製造業を中心に前年を上回りそうですが季節調整値の動きをみると上向く動きは乏しそうであまり伸びなさそうです。20日に発表された輸出受注をみるとプラス圏での推移が続いていますが生産を加速させるほどの力強さはなさそうで、生産は前年を小幅上回る水準での動きになりそうです。

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