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【中国4月鉱工業生産】
 中国国家統計局が15日に4月の鉱工業生産を発表。

 4月の鉱工業生産は前年同期比6.5%増、1-3月は7.6%増。
 発電量は前年同期比5.4%増、1-3月は7.2%増。

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 詳細は中国国家統計局で確認できます。 

 4月の鉱工業生産は前年同期比6.5%増と1-3月(7.6%増)から上げ幅を縮小しました。主力の製造業が伸び悩み市場予想(7.0%増)を下回っています。なお生産活動の目安となる発電量も5.4%増と1-3月(7.2%増)から上げ幅を縮小しています。

 産業別にみると「鉱業」(▲0.8%→▲0.4%)が下げ幅を縮小したのに対し「製造業」(+8.0%→+6.9%)や「公益事業」(+9.7%→+7.8%)が上げ幅を縮小しました。

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 主要産品の生産量をみると「エチレン」(▲2.5%→+1.1%)や「鉄鋼製品」(▲0.7%→+0.5%)がプラスに転じたのに対し自動車(+4.8%→+0.3%)が上げ幅を縮小しています。生産は増加基調を維持しているようですが税制の影響とはいえ自動車の失速を考えると先行きはやや不安です。

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【中国1-4月固定資産投資】
 中国国家統計局が15日に1-4月の固定資産投資を発表。

 1-4月期の固定資産投資の累計額は前年同期比8.9%増、1-3月期は9.2%増。
 不動産投資の累計額は前年同期比9.3%増、1-3月期は9.1%増。

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 詳細は中国国家統計局で確認できます。 

 1-4月期の固定資産投資は前年同期比8.9%増と1-3月期(9.2%増)から上げ幅を縮小しました。一方、建設投資の目安となる不動産投資は前年同期比9.3%増と1-3月期(9.1%増)から上げ幅を拡大しています。

 産業別にみると製造業を含む「第二次産業」(+4.2%→+3.5%)、サービス業を含む「第三次産業」(+12.2%→+12.1%)はともに1-3月期から上げ幅を縮小しています。

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 部門別にみると国有企業(+13.6%→+13.8%)が高い伸びを維持したのに対し民間企業(+7.7%→+6.9%)は1-3月期から上げ幅を縮小しています。国有企業が投資拡大を維持しているのに対し民間企業の伸び悩んでいるのは気になるところです。

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【中国4月小売売上高】
 中国国家統計局が15日に4月の小売売上高を発表。

 4月の小売売上高は前年同期比10.7%増、1-3月は10.9%増。

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 詳細は中国国家統計局で確認できます。
 
 4月の小売売上高は前年同期比10.7%増と3月(10.9%増)から上げ幅を縮小しました。市場予想(10.6%増)を上回っており強い結果となっています。

 品目別にみると「通信機器」(+11.6%→+6.1%)や「自動車」(+8.6%→+6.8%)が上げ幅を縮小しています。自動車は鉱工業生産でも書いたように税制の影響が考えられます。今のところ他の品目は前月と同じ水準程度の伸びを示しており個人消費は一定の底堅さはあるようです。

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 今後ですが鉱工業生産は輸出が持ち直しているプラス材料がある一方で在庫圧縮は遅れており当面は一進一退の動きとなりそうです。一方、固定資産投資は国有企業が主導する形が続くのに対し民間企業は生産能力の調整が続いているようで鈍化しやすそうです。

 最後に小売売上高をみると宝飾品や耐久財がプラス圏を維持しており個人消費は強いように見えます。ただ物価上昇率の動きは逆に個人消費の弱さが感じられ、個人的には物価上昇率のほうが信用できるように…というか中国の経済指標は(毎度の話に)


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