母さんの日記

木島平『郷の家』管理人のひとり言

2010年07月

魚沼へ

明日は仲間達と魚沼の語り部のグループを訪問することになっている。
私達と同じような活動をしていらっしゃるのだそうだ。

会長が生前テレビを見ていて みんなに「観よ!」とメールした。
当然見られる人と見られなかった人がいて 私は見られなかった。

テレビに出ていらっしゃった佐藤さんにお会いする。

今年の「語り部交流会」に出演をお願いするかもしれない。
新庄 遠野のお二人はもちろん交渉済み、さてと自分はどうしよう

週間天気予報では雨マークはなかったんだけれど 昨日から雨。
カラカラに焼けた地表にしっとりと水分が滲みこんだ。
きのうより5℃低い。日中23℃ さすがに涼しい。

湿気を含んだ風は何色と表現すれば褒められるだろうか。
秋は白らしいし 冬は透明のような気がする。春はピンクだし 夏は・・・。
そういえば 昨日虹を見た。鮮やかな色の虹だった。

今日は花壇の草取りと階段造りをしました。
重い石を持つので指と腕が痛い。でも今日のような日にはもってこいの仕事です。

8月のお盆前には 毎日のように予約が入っています。
息子が結婚して私の気も緩み勝ち。 気合を入れなおして8月に突入したいと思います。

9月の3,4日に行われる「ふるさとの語り部交流会」 についても準備がすすんでいます。

草も枯れる

庭の草が心なしか枯れて見える。

暑さに関して言いたくはないけれど、さすがの郷の家も昼風が熱風、夕方まで涼風はお預けとなった。

でもエアコンも扇風機もない生活をしている。

うなぎも食べてない・・・。

ブブゼラ

朝事務室にいると突然あのブブゼラの大音響。
冗談ではなく ほんとうにブブゼラの音。
谷から聞こえてくるが探るとお隣の大屋根の百数十年経っている家、今年の冬にはこの屋根の雪下ろしをテレビ放送したが この屋根のペンキ塗りをするらしく 業者の人達が水圧を利用してトタンを洗っている音だった。

このコンプレッサーは大型の部類に入るらく 強力な音がする。
職人二人は アングルに足をしっかり置いて 屋根にへばりつくようにして作業をしている。
たとえ風向きや返り水で水飛沫をまともに浴びても 体勢を変えるわけにはいかない。でもさすがにプロで丁寧に洗っている。
そして、そのプロでも同じ体勢はつかれるらしく ときおり
「あ〜あ」というため息も聞こえた。

急勾配の大屋根、見上げるよりも 上に昇って見下ろす方が そして雪が無いほうがすうだん怖い。経験者の私が知っている、足だって震える。
軒下には足場も組まれていて 仕事の大変さを物語る。

最近は雪の自然落下する屋根が主流だから 勾配がきつい家もめだっている。
でもこのトタン屋根はアングルがのっている。
昔は自然落下なんて考えなかったから 構造上仕方がないのだ。

半日かかってブブゼラの音は止んだが 茅葺の時もトタン葺の時にもこうやってこの大屋根を守ってきたんだと思った。
大変だなあ・・・・。


 

月が赤い

一昨日 昨日の真夜中の月は 半月だけれど赤くて大きかった。
特に一昨日のは 西の端にあって 驚いてベランダ(まがい・・)に出るほど不気味だった。月の明かりに負けて星がみえない。真っ暗な空の赤い半月。

きっと大昔の人たちならば 凶事と考えてお経の一つも唱えたかもしれない。
いつもの通り私は手を合わせたのだが、なんで赤いのか考えた。

「地上が熱かったせいかな?」

科学だね・・・日本列島が猛暑日で燃えるような暑さの日、月は赤くなるのだろうか?都会では夏休みに入ったらしくラジオでは「子ども電話相談室」が始まった。
聞いてみるといいんだ・・・。
夕日が赤く大きく見えるのといっしょか。夢だったのかな、でも確かに真夜中の月だった。

夕方になると「カナカナカナ」とヒグラシが鳴くようになった。
日差しが強くても昼風、夕風が北口から入る。
万緑を障子の柱で切り取り 絵画のように眺めながら風にあたるのは本当に気持ちの良いことだ。

今日も郷の家の最高温度は27℃、昨日の休館日、今日は用事で下に行って暑さの違いに驚いている。
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