May 03, 2018

魔が差す

昨年手に入れたボロボロのテンサンラリー。

106_rallye_09

いまだ完成連絡はないのだけど、半ばボランティアみたいな条件で仕上げを受けて頂いたこともあって、いつでも良いですよー、と言ってしまった手前、プッシュするのも申し訳ないので気長に待つしかない。間も無くエアコンレスなラリーに乗れない季節になってしまうのだけど。

そんな中、ちょっと気になる1台を見せてもらって来ました。

DSC08256

なんとも珍しい色の146。
正統派のかっこよさではなく、ちょっと不恰好、でもなんとも言えない気品がある。

その気品はこの色ももちろんのこと、デビューから20年を経た年季から醸し出されているんだろう。神懸かり的な90年代前中期のフィアット系デザイン、絶大なインパクトと共に登場し、それが時間を経て熟成されて。

いきなり超コンサバに転じた直後のデザインを鑑みると、商業的には拒否反応もそれなりにあったのかもしれない。だけど自分がクルマのデザインを意識し始めた中高生時代と重なるこの時代のフィアット系デザインは今でも自分のメートル原器的な存在。


じっくり拝見させてもらった後はお店のご好意でテストドライブ。
運転席に座っての助手席までの距離感、そしてそこからハンドルとペダルとインパネの距離感。

あー、これだよね。

サイズやメーカーが違っても、自分が乗って来た限りだと何故かイタリアの車ってこれらの距離感にある種の統一性を感じる。
唯一の例外が意外なことにパンダ45。
設計年次なのかエンジニアリングが外部だったからか定かではないけれど。

大通りの手前でお店の方から運転を変わってもらう。147とバルケッタとの良いとこ取りをしたような、滑らかさとダイレクトさが同居したフィーリング。手中に収まった速さと気持ち良さに、慣れ親しんだ距離感が合わさり、さらにトドメのボディーカラー、となるともう惹かれないはずはない。

ここ最近は大きなフランス車続きだけど、Y10から始まった自分の愛車遍歴の軸足はやっぱりここなのかもしれないと改めて思わせる1台であった。

さて、どうしたものか。
satoshi_328 at 22:13│Comments(0)イタリアのくるま | Peugeot 106

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
Archives
Visitors
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: