ユーコン川を下る!!ユーコンに抱かれて パート2

2007年08月23日

ユーコンに抱かれて

はーい、あちし、帰ってきましたよー。
ユーコン川をカヌーで、ホワイトホースからドーソンシティまでのおよそ740kmを19日間で下ってきた。





気持ちは楽しかったこの川旅の様子を一日一日詳細に書き表したいのだが、はっきり言って書くの面倒臭いし、読む方も疲れると考えた末にやーんぺ。今回も日記の内容といえばまたしても果てしなく自分の写真になってしまった。どんだけ自分が好きなんだよって感じであるが、それには立派な言い訳があるでやんす。旅を二人でしていると、お互いを撮り合えるのでどうしても自分が写っている写真が増える。そしておしとやかなミユキちゃんは、顔が出ている写真をブログに載せたら三回殺すということだったので、必然的に俺の写真が多くなってしまった。


ホワイトホース − ドーソンシティの間は、何もしなくても川が流れているので勝手に進み、予定よりも早く着いたという経験談をいくつか聞かされていたので、出発する前からミユキちゃんとは「漕がずにゆっくり行こうね、ぐふっ」なんて話していた。740kmといえば、東京から直線距離で南は山口県、北は北海道まで届く長さ。こうして改めて書くと、え!?俺ってそんなに漕いじゃったの!?という感じでまったく実感がない。だってほとんど漕いでないから。

出発前まではぐずついた天気が多かったユーコンだが、出発してからはコレでもかというほど毎日晴れ渡り、19日間でカヌーに乗っているときに雨に降られたのはたったの一度しかなかったという晴れ男(女?)っぷり。おかげでミユキちゃんは一日の大半をマスクして顔を隠すのでいったい誰と下っているのか分からなくなり、俺も黒い肌が更に黒くなってしまった。たまーにネパール人とか言われるのはそのせいか?つばの大きい帽子とサングラスは必須だ。

川の難易度的には素人目に見てもかなり低い方だと思う。荒れたレイクラバージュを経験していないからかもしれないが、一番の難所と言われるファイブフィンガーラピッツも俺だけが漕いでミユキちゃんはずーっとビデオを廻していたほどで、一日寝ながら流されていてもまったく危険な目に遭ったことが無い。現在かつて無いほどに増水していると言われるユーコン川でである。あまりにも安全そうなので大きな瀬を過ぎてからはライフジャケットを座布団代わりにしてしまった。ま、事故ってそういうときに起こるものなんだけどね。







世にも珍しいカヌーネコのニク(肉)。ミユキちゃんが飼っているネコで、長い間どこかに預けるのは可哀想とのことで連れてきてしまった。今まで見たどのネコよりも大人しく、人に対しては絶対に爪や歯を立てないというとても賢いネコだ。表情も愛くるしく見ていると食べてしまいたくなるほどカワイイネコだが、やはり犬とは違って危険が近づいても吠えてくれないのが心細い。ちなみに、一度キャンプ地で脱走を試みて失敗している。
甘えたニク





































ユーコンはベリー類の宝庫。ということはベリー大好きの熊の宝庫でもある。これはブルーベリーで、生で食べてもなかなかイケるが、鍋で煮て砂糖を加えて作ったジャムはまた格別。ベリーを採取中もミユキちゃんは熊を怖がっていて、早くカヌーに戻って来いと本気で怒られた。俺はミユキちゃんの方が怖かった。
ブルーベリー






































写真左下は、熊が必死こいてユーコン川を泳いで横断しているところ。面白いのでもっと近づこうとしたら、ミユキちゃんに本気で怒られた。  俺はミユキちゃんの方が怖かった。
右下の写真は、カヌーを漕いでいるときに便意を催し緊急上陸して、宙に浮くかというほどの一発を出したときのもの。規則正しい三角座りが悲しくなるほどダサい。
一度キャンプ地でどこのどいつか分からない奴に全裸も見られた。その時、俺は誰もいないのを見計らって全裸になり体を洗っていたのだが、その最中に音もなくカヤックが通り掛かった。俺の背後を取るなんて何奴!?思わず「おっふ」と言ってしまったが、今更隠しようもないのでそのまま気にせず体を洗っていると、そいつは「That is O.K」と言い残して去っていった。
火事とか






































レイクラバージュで漕がずに進むには、この追い風をうまく使うしかない!そう考えて編み出されたのが、折り畳み傘を帆代わりにして進む方法。名付けて、折り畳み傘を帆代わりにして進む方法!!コレがまた進んでるんだけどビミョーなスピードで、漕いだ方が楽で早いんじゃねーかという疑問がふっと沸いたが、カヌーで傘を差している姿がバカみたいで楽しかったのでよしとした。
後半戦は早起きしてるので、カヌーに乗れば二人とも眠気に襲われ数時間はいつも眠ったまま流されていた。たまーに岸にぶつかったり浅瀬に乗り上げていたりして目が覚めたが、本流に乗ったら再び泥のように眠った。
川の両サイドが崖や山になっていることが多いので、やまびこがすごくキレイに聞こえるポイントが多い。返ってくるタイミングもよく色々な山に反射しながら聞こえるから、「ぐふっ!!」と叫べば「ぐふぐふぐふっ・・・」と不気味に笑い声がこだますることになる(写真右下)。
漕ぐ!




















































後半戦は時間がもったいないので、カヌーの上で朝食を食べたり火を起こしラーメンを作ったりした。
カヌーの裏は良いテーブル代わりになった(写真左下)。
作る!








































話は変わって、最近このブログで広告が出てウゼー、と思った皆さん。はっきり断っておきますが、びた一文、スズメの涙ほどの広告料ももらっていません。livedoorが強制的に広告を割り入れやがったのです。無料版を使っている人は義務だということらしい。livedoorもそろそろ潮時なのかもしれない。

次回に続く・・


satosisisi_0305 at 04:06│Comments(7)TrackBack(0)カナダ 

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この記事へのコメント

1. Posted by ミユキ   2007年08月25日 08:05
ユーコン川下り、お疲れさまでした!
感動ありハプニングありで、とても楽しかったです。。
さとしさんは時に危なっかしく、何度か本気で怒りましたが、、、。
それでも毎日がバカ笑いの連続で、本気で腹筋が鍛えられました。
ところで、私の写真、、、気持ちが悪い、、、(笑)
でもこの日焼け対策の御陰で、殆ど焼けずにすみましたよ。

そろそろ南下するんですね。
安全第一に頑張ってください!!
2. Posted by しげる   2007年08月25日 13:18
さとちゃん!待ってた!
ついにやったんだね!やりきったんだね!
で、どうだったんだい!?んん!
なんでもよかった!よかった!
って何が!?

3. Posted by さとし   2007年08月25日 16:33
>みゆき
お疲れー。
ミユキちゃんは心配性だったねぇ。いや、もはや心配症か。
俺、怒られ過ぎて泣くかと思ったもん。
でも楽しかったなぁ。
一人旅も楽しいけど、二人旅もいいわー。

>ところで、私の写真、、、気持ちが悪い
大丈夫、明日の日記はもっと気持ち悪いから(笑)
女性はやっぱり美白ですよね、美白。



>しげる
待ってた!?
やったよ!!俺はついにユーコン川をやったよー!!
動物も襲ってこなかったし、沈没もしなかったし、変なトラブルもなかった。
こんなスムーズに進む旅は久しぶりで、こんなんでいいのかなーって思うくらい。
いやいやしかし、心配してくれてありがとう。
これでやっと南下出来るよ。
待ってろよー!
4. Posted by まさき   2007年08月25日 18:01
あふ。
5. Posted by さとし   2007年08月26日 00:48
>まさき
おふっ。
お久しぶりです!!
体調の方はいかがですか?
俺も怪我しながらもなんとか旅続けてますよー!
6. Posted by テッペイ   2007年08月26日 09:32
おう、更新ないからまた何かトラブッていたかと思ったが、
無事で何よりだね〜。
しかし、排便シーンはいただけない。
どこまでじぶんが好きなんですか、あなたは。
7. Posted by さとし   2007年08月26日 13:15
>テッペイ
エヘへ。
今回はトラブル無しです。
あの排便シーン、よく撮れてるでしょ??
俺もちょっと恥ずかしかったけど、こんなによく撮れてるものは皆にも見せてあげないとと思って載せちゃった。
ぐふっ。

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