〇江戸城の桜田堀―半蔵門の土橋付近は幅があり、最大高低差に見応えがあります

 

内堀通りのバス停三宅坂の北、国立劇場の西地点に、植栽に埋もれて「特別史跡 江戸城跡」碑が建っています。

ここは桜田堀の最北部で、鉢巻石垣の前に、壮大な規模の濠があり、堀の幅は広大で周囲との高低差は当城の内堀で最高ですし、半蔵門の土橋が聳え立っています。特別史跡の碑は、当城内で最も優れた景観に囲まれているわけです。


特別史跡江戸城跡の碑
    
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    桜田堀    
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半蔵門土橋・右手は半蔵門

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9月下旬には夕方から虫の声が賑やかになり、昼もセミに負けじと鳴くようになってきました。セミも24日に江戸城内堀で、25日に大学の桜坂で、ツクツクボウシが大合唱でしたし、武蔵野では26日までセミの鳴き声を聞きました。27日急に冷え込みましたが、29日千葉我孫子でセミの鳴き声が聞けました。生命力溢れるセミの存在に驚かされた9月でした。一方、今年はトンボに全く会えず気になりました。さて城歩きでは、19日に江戸城、23日に鹿児島城に時間をかけることができました。