2011年11月18日

高い専門性…?

10月末に書類に目を通して以来、毎朝目を開けた瞬間から私を憂鬱にしてきた書類作成。ようやっとやっつけた。バンザ〜イ!やれることはやった。後はしょーがない。プンプンする自分に勉強だと思ってやってごらんと言い聞かせた半月、まあ勉強にはなったさ−。自分達の姿というか立ち位置が見えます。記入例にある履歴や肩書きや所属がなーんにもない。私達にあるのは、どくんごと受け入れとお客さんで作ってきたテントツアーの実績だけ。テント設営にせよスタッフ業務にせよ20年以上もやっているのだからノウハウも工夫もあるけれど、それを高い専門性というのかどうか私にはわからない。というよりも!専門家をたよらず、何でも自分達で工夫して試行錯誤してやっていく、テントも照明や道具だても制作や交渉もウェブもグッズ作りも、ドゥイットユアセルフの楽しさがどくんごの芝居の楽しさなのだ。そして土地捜しも宣伝も素人だけど公演を実現したいと動いてくださるたくさんの受け入れの方々に支えられてどくんごがある。専門知識とか専門技能とか優れた才能とか高価な機材とか、あればあったでありがたいけど、無くたっていいじゃん。自分達で熱心
に試行錯誤すれば面白いことができる、そのほうが素敵だし、それが演劇の楽しさだ、というのがどくんごの哲学なんだな−。


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