2009年04月05日
スラムドッグ$ミリオネアの微妙な事情
アカデミー賞を総なめした映画、スラムドッグ$ミリオネアの試写会に行ってきました!
世界中の映画祭でも受賞しまくりなので、すごーく期待していったのですが、うーん...びみょ〜^^;) .....
映画としては面白いです!文句なく。映像作りが上手で、疾走感とか、臨場感とか、まるでムンバイの街角にいるみたいな迫力です。音楽だって、インドのキダタロー、もといモーツアルトと呼ばれるARラフマンだし、インドびいきの私としては、この映画がオスカーを取って、インド人キャスト達がぞろぞろと登壇した時には、まるで親戚が受賞したような嬉しさで「うん!うん!よくやった〜!」と、涙したものでした。...が...う〜ん...今日実際に本編を見てきたら、な〜んかビミョ〜〜な違和感が残ってしまったのです。
ネタバレしないように注意しますが、もし、ストーリーを少しでも知りたくない!という人は、ここから先は読まないで、直接、劇場へ行ってくださいね。
◎ビミョ〜なわけは....クイズにあり
物語の主人公はスラム出身の孤児、18歳のジャマール。彼はインド版「クイズ$ミリオネア」に出演し、後1問正解を出せば最高賞金を獲得できるところまで勝ち抜きますが、学校にも通ったことがないのに、どうやって正解を知ったのか?答えを盗んだ疑惑をかけられて逮捕されてしまいます。
このあらすじだけを知っていたので、私は、テレビ局の控え室で偶然にも答えを知ってしまうひねった設定とか、トリックなどを想像し、スラムの孤児が、智慧と勇気と機転で切り抜けて行くサクセスストーリー!を、期待して行ったのです....が...そういう映画じゃなかったんです。
機転とかトリックとか、全然ナシ。ものすごい直球ストレート。一言で言えばオール棚ボタ。
ま、人生すんごい苦労してきたから、神様このくらいの棚ボタはくれてもいいよね、って思える展開なんですが、クイズの質問というのが、日本人の私でもクリケットの記録に関する1問を除いて、全部答え知ってるよ...ってくらい簡単な問題なのです。だから、わざわざそんな大げさな苦労しなくても、インド人なら誰でも知ってるのに...って思えてしまい、現実感が湧きません....。
◎インドの「SAYURI」か?
インドのことを何も知らない外国人が見たら面白い映画だろうけれど、インド人自身が見たら、いったいどう思うだろう? ジャマールの答えが正解か?不正解か?簡単にわかってしまうインド人達にとって、画面の中のオーディエンスの人々と同じように、手に汗握って正解かどうか、ファイナルアンサーの正否を待つ気持ちになれるだろうか?と、思うのです。
この映画に対しては、在外インド人やインド国内からは「インドの恥部ばかりをアピールする作品」という狭量な批判があがっていました。それは、愛国主義者にありがちな、あまりにも短絡的な意見だなあ〜と思っていたのですが...実際に見てみると、彼らの気持ちも、ほんの少しわかるような気がしたのです。こんな簡単な、いくらスラム育ちでも、インド人なら誰でも知っているような答えを得るために、主人公が、ここまで過酷な体験をしなければならない展開は不必要じゃないか?と思えてしまうのです。あまりにもステレオタイプだしね...。
インド人にとっては、私達が「SAYURI」を見た時と同じような違和感かもしれないなあ...
と、思うのですが、まだインドの友人達、誰とも話していないので、ホンネの感想はわかりません。
◎ダンスシーンのククク〜〜〜
インド映画の華は歌とダンス。
私はあんまり好きじゃないけど、お約束よね。やっぱりコレが無いと寂しいなあ〜〜と思っていたら、ぜ〜〜んぶのストーリーが終わったあとに、ほぼ巻末付録みたいな状態で、ついていました。笑
コ、レ、ガ、微妙なの〜〜!
主人公のジャマール君も監督も、やっぱりイギリス人ね。^^
ぎこちなさが愛おしいというか....
ボリウッド映画ではないんだな、と、最後にハッキリ念押しされた感じでした。
ちなみに、ジャマール君スラム育ちにしては英語上手すぎるし。笑
藤田まこと入ってるし...って関係ないか?^^
この作品では、俳優さん、特に子供達の演技が光っていました!
しかし、役者も音楽も映像も、全部素晴しいだけに、智慧と勇気で夢を叶えていくサクセスストーリーにも成り切れていないし、貧困問題も、ただ取り上げちゃいました〜という感じで中途半端なのが本当に残念....。同じスラムの問題でも、ミラ・ナイール監督のサラーム・ボンベイなんかとは、ちょっと深さが違うんですよね....。ま、監督御自身はラブストーリーだと言うんだけれど、それにしてはちょっと欲張りすぎ^^
同じインドを舞台にした映画でも、どうしてこの作品がアカデミー賞をとれて、Lagaan(ラガーン)がとれなかったのかがわからない...。
う〜む、と考えてみたのですが、この映画で描こうとしていたのは、主人公の、愚直なまでのまっすぐさの持つエネルギーで、'94年のアカデミー賞作品フォレスト・ガンプと似ています。
アメリカのアカデミー賞選考委員達の好きなテーマなのかもしれませんね。
試写会行かせてもらったのに、辛口すぎるかなあ....^^
GAGA HUMAXさん、きっと、もう二度と当ててくれないだろうなあ... 笑
世界中の映画祭でも受賞しまくりなので、すごーく期待していったのですが、うーん...びみょ〜^^;) .....
映画としては面白いです!文句なく。映像作りが上手で、疾走感とか、臨場感とか、まるでムンバイの街角にいるみたいな迫力です。音楽だって、インドのキダタロー、もといモーツアルトと呼ばれるARラフマンだし、インドびいきの私としては、この映画がオスカーを取って、インド人キャスト達がぞろぞろと登壇した時には、まるで親戚が受賞したような嬉しさで「うん!うん!よくやった〜!」と、涙したものでした。...が...う〜ん...今日実際に本編を見てきたら、な〜んかビミョ〜〜な違和感が残ってしまったのです。
ネタバレしないように注意しますが、もし、ストーリーを少しでも知りたくない!という人は、ここから先は読まないで、直接、劇場へ行ってくださいね。
◎ビミョ〜なわけは....クイズにあり
物語の主人公はスラム出身の孤児、18歳のジャマール。彼はインド版「クイズ$ミリオネア」に出演し、後1問正解を出せば最高賞金を獲得できるところまで勝ち抜きますが、学校にも通ったことがないのに、どうやって正解を知ったのか?答えを盗んだ疑惑をかけられて逮捕されてしまいます。
このあらすじだけを知っていたので、私は、テレビ局の控え室で偶然にも答えを知ってしまうひねった設定とか、トリックなどを想像し、スラムの孤児が、智慧と勇気と機転で切り抜けて行くサクセスストーリー!を、期待して行ったのです....が...そういう映画じゃなかったんです。
機転とかトリックとか、全然ナシ。ものすごい直球ストレート。一言で言えばオール棚ボタ。
ま、人生すんごい苦労してきたから、神様このくらいの棚ボタはくれてもいいよね、って思える展開なんですが、クイズの質問というのが、日本人の私でもクリケットの記録に関する1問を除いて、全部答え知ってるよ...ってくらい簡単な問題なのです。だから、わざわざそんな大げさな苦労しなくても、インド人なら誰でも知ってるのに...って思えてしまい、現実感が湧きません....。
◎インドの「SAYURI」か?
インドのことを何も知らない外国人が見たら面白い映画だろうけれど、インド人自身が見たら、いったいどう思うだろう? ジャマールの答えが正解か?不正解か?簡単にわかってしまうインド人達にとって、画面の中のオーディエンスの人々と同じように、手に汗握って正解かどうか、ファイナルアンサーの正否を待つ気持ちになれるだろうか?と、思うのです。
この映画に対しては、在外インド人やインド国内からは「インドの恥部ばかりをアピールする作品」という狭量な批判があがっていました。それは、愛国主義者にありがちな、あまりにも短絡的な意見だなあ〜と思っていたのですが...実際に見てみると、彼らの気持ちも、ほんの少しわかるような気がしたのです。こんな簡単な、いくらスラム育ちでも、インド人なら誰でも知っているような答えを得るために、主人公が、ここまで過酷な体験をしなければならない展開は不必要じゃないか?と思えてしまうのです。あまりにもステレオタイプだしね...。
インド人にとっては、私達が「SAYURI」を見た時と同じような違和感かもしれないなあ...
と、思うのですが、まだインドの友人達、誰とも話していないので、ホンネの感想はわかりません。
◎ダンスシーンのククク〜〜〜
インド映画の華は歌とダンス。
私はあんまり好きじゃないけど、お約束よね。やっぱりコレが無いと寂しいなあ〜〜と思っていたら、ぜ〜〜んぶのストーリーが終わったあとに、ほぼ巻末付録みたいな状態で、ついていました。笑
コ、レ、ガ、微妙なの〜〜!
主人公のジャマール君も監督も、やっぱりイギリス人ね。^^
ぎこちなさが愛おしいというか....
ボリウッド映画ではないんだな、と、最後にハッキリ念押しされた感じでした。
ちなみに、ジャマール君スラム育ちにしては英語上手すぎるし。笑
藤田まこと入ってるし...って関係ないか?^^
この作品では、俳優さん、特に子供達の演技が光っていました!
しかし、役者も音楽も映像も、全部素晴しいだけに、智慧と勇気で夢を叶えていくサクセスストーリーにも成り切れていないし、貧困問題も、ただ取り上げちゃいました〜という感じで中途半端なのが本当に残念....。同じスラムの問題でも、ミラ・ナイール監督のサラーム・ボンベイなんかとは、ちょっと深さが違うんですよね....。ま、監督御自身はラブストーリーだと言うんだけれど、それにしてはちょっと欲張りすぎ^^
同じインドを舞台にした映画でも、どうしてこの作品がアカデミー賞をとれて、Lagaan(ラガーン)がとれなかったのかがわからない...。
う〜む、と考えてみたのですが、この映画で描こうとしていたのは、主人公の、愚直なまでのまっすぐさの持つエネルギーで、'94年のアカデミー賞作品フォレスト・ガンプと似ています。
アメリカのアカデミー賞選考委員達の好きなテーマなのかもしれませんね。
試写会行かせてもらったのに、辛口すぎるかなあ....^^
GAGA HUMAXさん、きっと、もう二度と当ててくれないだろうなあ... 笑
今回の、韓国旅行のメインは南海島(ナメソム)というところでした。釜山から高速道路をとばして2時間くらいの、慶尚南道の西端。文字通り小島が多く浮かんで瀬戸内海によく似た多島海(タトヘ)に浮かぶ小島です。










今回、現地で案内をしてくださった友人のオモニムは、80歳近くなって体力が落ちてきたのが、アヒルのスープで回復されたそうです。韓国ドラマ「大長今」でも、王様が弱った時に韓尚宮が新鮮なアヒル肉を手にいれて料理したシーンがありましたね。韓国では、アヒルの肉は利尿作用があるため、むくみに効果があり、脳神経や、心臓の働きなどを強くするとされています。














彼が売っていたのは、韓国語ではサルクッシと呼ぶ、中華杏の種でした。杏仁豆腐を作るのと同じような杏の種の天神様の部分です。これには、甜杏仁と苦杏仁がありますが、苦杏仁でした。アーユルヴェーダで使うのは西洋アーモンドで、神経系にとてもよい働きをします。苦杏仁油の詳しい薬効はこれから調べなければなりませんが、韓国では一般的に皮膚によいものとして知られています。350ccのチャミスル(焼酎)の瓶にいれて10000w。今なら約7~800円です。




談徳love!






ちなみに、同じ構図がタイになるとこうなります。→




新大久保の駅で、線路に落ちた人を救おうとして命を落とした韓国人留学生、李秀賢さんのお墓が釜山にあるのです。事故当時、一人息子を亡くしたにもかかわらず、お母さんが「皆さん誉めてくださいますが、息子は当たり前のことをしただけです」って言ってたのが印象的でした。ご両親は多くの人から寄せられた弔慰金を、息子と同じように、アジア諸国から日本へ学びにくる留学生のための奨学金になさいました。でも、去る者は日々に疎しで、少しづつ足りなくなっていたのです。韓流にはまってからも、そのことがずっと、気にかかっていました。そして、ヨン様の大ファンになり、
韓国では大きな土饅頭の墓を作るのが普通です。ちょっと郊外に出ると、野山の至るところにお墓があり、夕方になると鬼神が出るから墓のある林に入るなと言われるそうです。儒教のせいで、火葬にするなんてとんでもない、という考えでしたが、最近はスペースのこともありますから、火葬も増えているようです。それでも、やはりお墓にはこんな土饅頭をつける名残があるんですね。
ぺ・ヨンジュンがお稽古しているのを何度も、何度も見ていたからです!






