Computerlove芝原龍弥

恋の営みと訪れるコト。リプロダクションとそのフラグメンツ。ゴシック・ダブ・ロマンスをドローンとジャズる、いわゆるジャスト・アナザー・コンプリート・ミステイク。

ご無沙汰しております。。。

2015年ベスト・アルバムの記事を最後に4年の月日が流れた。何かあったワケ

ではない。強いて言えば幻聴がひどくなったせいで音楽から離れざるをえな

くなったんだ。それに仕事もしていないのでパソコンのOS更新ができていな

い。今macOS10.8.5のままこれを書いている。幻聴の方はすっかりよくなり

今仕事を探しているところである。OS更新もやるつもりだ。最近一緒に暮ら

している母親の体調がよくなかったが、これも回復に向かっている。仕事を

していないと金に困る。レコードも買えない。ギターもずいぶん下手になっ

た。これもなんとかしないといけない。とりあえず近況報告だ。まだ生きて

いるぞ。。。

2015年のベスト・アルバム。。。

今年は豊作だったと想う。

アーティストの技も熟練を極めたと想う。

いい影響があったと想う。

来年はApple Musicに挑戦したいと想う。

みなさんいいお年を迎えてください。

Xerrox Vol.3 Alva Noto
Chambers Chilly Gonzales Feat. Kaiser Quartett
Captain Of None Colleen
1 Lifted
Proto Mumdance & Logos
Late Night Endless Sherwood & Pinch
It'll All Be Over The Supreme Jubilees
Fated Nosaj Thing
Live At MAXXI Voices From The Lake
Lollopy Dripper Flanger
Shopsca (The Outta Here Versions) Tosca
Moonbuilding 2703 AD The Orb
Sounding Lines Moritz Von Oswald Trio

太陽の下のランニング・ストラグル。

またもや地獄である。現在68㎏。一昔前と違って今は坂道がきつくてきつくて

しょうがない。おまけにこの梅雨空。。。ランニングがまともにできない状況

だ。こんな状態でもランニングしてる。腹回りの脂肪が大きな顔してる。なん

とかシェイプアップしていきたいもんだ。今日からまた始めるんだ。ランニン

グがまともにできるようになったらまた報告するよ。

2014年のベスト・アルバム。

ずいぶんいろんな音楽を聴いたと想う。

ただし毎日愛着を覚えて聴く曲はそんななかった。

音楽に対して疎遠になった年でもあった。

もう音楽はやめようとさえ想った。

2014年のディスクたちはそんなボクに再生の芽を残していったはずだ。

ディスクを提供してくれたBumgaranに感謝を込めて。


A/T/O/S 『A/T/O/S』
Andy Stott 『Faith In Strangers』
Arca 『Xen』
Boozoo Bajou 『4』
Burnt Friedman & Daniel Dodd-Ellis 『Cease To Matter』
Copeland 『Because I'm Worth It』
CV313 『Altering Illusions(1 Of 3)』
D'angelo And The Vanguard 『Black Messiah』
Deadbeat & Paul St. Hilaire 『The Infinity Dub Sessions』
Delano Smith 『Twilight』
Downliners Sekt 『Silent Ascent』
Fennesz 『Becs』
FKA Twigs 『LP1』
Fluxion 『Broadwalk Tales』
GoGo Penguin 『v2.0』
Heliocentrics & Melvin Van Peebles 『The Last Transmission』 
Jean-Philippe Viret 『L'Ineffable』
K. Leimer 『A Period Of Review(Original Recordings:1975-1983)』
Kangding Ray 『Solens Arc』
Mika Vainio & φ 『Konstellaatio[Explicit]』
Moodymann 『Moodymann』
Nick Hakim 『Where Will We Go,Pt.1 & Pt.2』
Origamibiro 『Odham's Standard』
Rainer Veil 『New Brutalism』
Shinichi Atobe 『Butterfly Effect』
SND 『Newtables (Special Extended Edition) LP』
SND 『Tplay 1 5 LP』
SND 『Travelog (Special Extended Edition) LP』
Submerse 『Slow Waves
Vashti Bunyan 『Heartleap』
Yagya 『Sleepygirls』




2013年のベスト・アルバム。。。

来る日も来る日も同じ時刻に、朝はAnimal Collective『Sung Tongs』の

“Visiting Friends”、夕はDonato Dozzy『K』の“Track1”と“Track5”をよく

かけた1年だった。

待望のSven WeisemannやDeepChordやSMMはほぼ期待通りのできばえだった。

downyは完成度の高さから言うと『無題 第三作品集』を超えるものではない。

が、滑走感があった。

これらのディスクを用意してくれたのは、bumgaranだ。もう長いつきあいだ。

彼に感謝して今年も暮れてゆく。来年はどうなることやら。

01.Sven Weisemann 『Inner Motions』
02.DeepChord 『20 Electrostatic Soundfields』
03.Various Artists 『SMM:Opiate』
04.Downy 『無題 第五作品集』
05.Tim Hecker 『Virgins』
06.Pan American 『Cloud Room,Glass Room』
07.Jeri-Jeri 『Ndagga Versions』
08.Nils Petter Molvaer & Moritz Von Oswald 『1_1』
09.Kaboom Karavan 『Hokus Fokus』
10.The Heliocentrics 『13 Degrees Of Reality』
11.Jeri-Jeri 『800% Ndagga』
12.Juan Atkins & Moritz Von Oswald 『Borderland』
13.Darkside 『Psychic』
14.Recondite 『Hinterland』
15.Boards of Canada 『Tomorrow's Harvest』


 

2012年のベスト・アルバム。。。

今年の夏はDhalとDoctor Lをよく再生した。CDからPCでの再生を主とした

志向に変わったのもある。

往年の旧譜ではBill Evans & Jim Hallの『Undercurrent』もよく再生した。。。

さかなは2011年の暮れに出たが、聴いたのは年が明けてからなので入れた。

インターネットでライヴを観ることのできた坂本トリオも印象的だった。

Prologue MusicからのDino SabatiniとVoices From The Lakeは、まさに無意識の

アプリケーションという出で立ちで、CDとしての完成度にもうならされた。

Ametsubの新譜は壊れている美しさがダントツであった。。。

1年を通じて支えてくれたBumgaranに感謝!

1.Ametsub『All is Silence』
2.Desolate『Celestial Light Beings』
3.Moritz Von Oswald Trio 『Fetch』
4.Chilly Gonzales『Solo Piano II』
5.Burnt Friedman『Bokoboko』
6.Zelienople『The World Is A House On Fire』
7.Sly & Robbie『Blackwood Dub』
8.Mala『Mala in Cuba』
9.Adrian Sherwood『Survival & Resistance』
10.Voices From The Lake『Voices From The Lake』 
11.さかな『Campolano』
12.KTL『V』
13.坂本龍一『THREE 』
14.Flying Lotus『Until The Quiet Comes』
15.The Senior Allstars『What Next?』
16.Fluxion『Traces』
17.Andy Stott『Luxury Problems』 
18.The Analog Roland Orchestra『Home』
19.Darling Farah『Body』
20.Dino Sabatini『Shaman's Paths』

永遠の現在のもとに開かれた音楽ショップ。

未来の音楽ショップの中にいた。

イントロという間の番外にある位相から、やや古いがあまり知られて

いない名曲のサビが響く。次の瞬間、ショップの入り口にあるレコー

ドのアプリケーションが自動で開き、自分に反応する音楽がピック

アップされて、音脈が切り替わって行く。ミラーリバースがかかった

ようなサンプリングに、冒頭からハイになる。されどメロディやビー

トは大きくはそのまま。。。

店の中を歩くと、置いてあるレコードのアプリケーションがその都度

反応して、一種の性的興奮を感じてしまう。

すなわちそのメロディとビートを買いに来たワケだが、それ自体はさ

ほど特記すべきコトではない。

そこには感じる新しいバランスの刻印があった。

そうして暴力や重力を交わし得た新しいダンスがあった。

女神にして天使は、すぐそばにいる。

少し寝ていた。

寝覚めの半覚醒状態が異常に長く、カーテンの中から女神のような天

使のような声がした。その瞬間、ベッドの上の携帯電話が優しいメロ

ディを奏で出した。。。

「降りてきていい?」

「。。。」

いいよと言ったつもりだけど、声にはならなかった。
 

起きてリヴィングに戻ると携帯電話はそこにあった。 

島人の中の曾々々お婆さまの言葉。。。

ギター1本抱えて、淡路島に出稼ぎというか、アルバイトに行った夏

があった。。。

夢は不思議なモノだ。その朝にはすっかり忘れていても、なんかの拍

子にふと想い出す。とってもはっきりと。

淡路島に住んでいる若者たちは、かなり早くに結婚する。

曾婆ちゃんや曾孫のいる家なんて珍しくない。

夢の中でボクはある家の曾お婆ちゃんとまったりしゃべったコトがあ

る。しかしながらその内容までは想い出せない。

きっとそういうところに遊びに行ければ正夢になるんだろう。
 

Zelienopleに聴く、新しいフリー・フォーク。

アンビエントと、ドローンと、ゴシックが、すっぽりと包まれたフ

リー・フォーク。。。

出口のない袋小路から、ゆっくりと抜け出せる。

そうして大いなる意欲が芽生えてくる。

そのメランコリックなアトモスフェアは新鮮な感触を伴う。

ニュー・アルバムがもうすぐ日本に来る。。。




































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