未来の音楽ショップの中にいた。

イントロという間の番外にある位相から、やや古いがあまり知られて

いない名曲のサビが響く。次の瞬間、ショップの入り口にあるレコー

ドのアプリケーションが自動で開き、自分に反応する音楽がピック

アップされて、音脈が切り替わって行く。ミラーリバースがかかった

ようなサンプリングに、冒頭からハイになる。されどメロディやビー

トは大きくはそのまま。。。

店の中を歩くと、置いてあるレコードのアプリケーションがその都度

反応して、一種の性的興奮を感じてしまう。

すなわちそのメロディとビートを買いに来たワケだが、それ自体はさ

ほど特記すべきコトではない。

そこには感じる新しいバランスの刻印があった。

そうして暴力や重力を交わし得た新しいダンスがあった。