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出勤時、会社のビル一階のエントランスで別部署のT君にバッタリ会った。

なんだかとっても久しぶりな気がする。しかも

「眼鏡じゃん」

と挨拶もせず開口一番思ったまま口にしたら、

「おはようございます。そうです、日替わりです」

と、いつも淡々としている彼は

身体をこちらに向けつつ淡々と仰った。

眼鏡とコンタクトを日替わりで付け替える男だったらしい。

彼は別部署所属ゆえ全く絡みがなく、

ウォーターサーバー前でしか会話をしない。

だから

「めっちゃ久しぶりって気がするわ」

とエレベーターに乗り込みつつ告げたら、

夏休みを一気に取って奥さんと石垣島に潜りに行っていたそうな。

フロアに着いてエレベーターから降り、

話しながら歩いていたら廊下の途中で突如立ち止まり、

「そうだ、savaさんにお土産があるんです」

と言いつつ彼はリュックの中から何かを取り出しなすった。

それが写真の珈琲。

いつ会うか分からんのに持ち歩いているところに、

何だかむず痒い笑いがこみ上げ、

「めっちゃ嬉しいわ」

と満面の笑みでお礼を言っておく。

すると彼はワタクシが持つ珈琲をひょいと摘んで裏面を向け、

「これ、ちょっと面白くて、サンゴを使っている珈琲なんです」

と言うもんで、

「サンゴ使って大丈夫なんかいな!?」

と驚いたら、

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風化サンゴを使って焙煎しているんだそうな。

あらまあ、そうだったんですね。

「沖縄でしか売っていないものなんです」

と彼は熱く語っておりました。

そうかそうか。

これを買う時にワタクシのことをチラリと思い出してくれたんだね。

逆にワタクシは君にお土産を買って渡したことが無くて、

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだよ。

後から彼と同じ部署の女性に訊いたのだけれど、

彼が夏休みを取ったのは先月末のことだったんだそうな。

二週間近くもの間、

「いつか会うかも」と思って持ち歩いてくれていたんですな。

最近の若者はひねてなくて良いですなぁ。和みますわ。

とりあえず一日パッケージを眺め、

(ただ単に今日は飲む暇が無かったとも言う)

明日にでも飲んで、感想をフィードバックしておこうと思います。

そして今度どこかに行ったら、

個別パック入りご当地珈琲をお返ししようと思います。

って、サンゴ以上のインパクトは望めないけどなっ。


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