2015年10月13日

習志野教会で浜矩子教授の講座を聴講

eecc0b31.jpg10月10日(土)船橋学習センター・ガリラヤの土曜講座として同志社大学大学院教授の浜矩子さんによる講座「格差社会と女性」−差別は真の強さへの怯みの表れ」が実施されました。参加いただける人数に限りのある船橋の会場ではなく、運営母体のカトリック習志野教会に会場を移して行われました。厳密に数えてはいないようですが、近隣教会からの参加者も含め120名ほどの人々が集いました。
話し始められたのは、「アベノミクス」の批判からです。その正体は、憲法改正と合わさって「富国強兵」に進む道を露骨に表れているということを指摘されました。安倍首相は、笹川財団アメリカ支部での講演において、日本がデフレから脱却してGDPを増大させることであると語り、それによって国防予算を増やすことを目指すことを表明したのだそうです。「アベノミクス」が「富国」であり、安保法制は「強兵」を意味していて、表裏一体の関係にあることを図らずも露呈したということです。すでにおなじみですが、浜先生が言い換えた用語「アホノミクス」は、自ら品がないとも思えますが、と注釈されながらも、使い続けることを表明されました。最近では、頭に「ド」を付け加えているとおっしゃって、聴衆の笑いを誘っていました。安倍首相の言われる「戦後レジュームからの脱却」とは、ズバリ、戦前への回帰であり大日本帝国の復活であると断言されます。歯切れがいいです。政策であるべき「弱者救済」は安倍政権にとっては邪魔なものらしい。
 テーマの「格差社会と女性」に入ると、女性は差別されているのかと問いかけ、ハムレットの「弱きもの、汝の名は女なり」とは逆に、「強きもの、汝の名は女なり」であると切りかえされました。そして、日本の女性は環境適応力が高いことを挙げておられました。また、.┘螢競戰1世 ▲凜クトリア女王 エリザベス2世 ぅ沺璽レット・サッチャーの4人の名前をあげられましたが、その特徴としては、「怖い」、「在位期間が長い」、「英国人である」といった共通性があるとして、たくましい女性像を私たちに刻印されました。
安倍政権の現在の格差社会への向き合い方を見ると、これまで利用しきれなかった女性の能力の活用と称して、資源としての効率を上げようとする意図で行おうとしていることに他ならないとおっしゃられました。歯に衣着せぬ言葉が次々に飛び出し、聞き手の私たちにとって、質問時間を含めあっという間の90分でした。
ファシズム化しつつある今日の社会に立ち向かっていくには「耳・目・手」という3つの道具を使いなさいと最後におっしゃられました。「耳」は傾聴することでありどんな弱々しい声でも聞き取ることであり、「目」とはもらい泣きする目であること、そして「手」はさしのべる手のことですと、の言葉にはグッときました。安倍政権が持っていないように思われるこの道具を、大切にしましょう。講演終了後、浜矩子教授は私たち受講者とも気さくに交わってくださいました。感動のご講演でした

sawarabiblog at 19:21│Comments(0)TrackBack(0)

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