現場2みなさん、お疲れ様です。
平成29年度社会保険労務士本試験が終了して10日が経過しました。
いかがお過ごしでしょうか。

しばらく休憩する人
もう次のステップを考えている人

人それぞれです。
自分を大切にしてくださいね!

総評
選択式
【労基法】
例年、直近の最高裁の判例からの出題が慣例でしたが、本年度は試験作成委員が取り上げるほどの判例がなく、その結果、時事通信社事件(平成22年選択)からの再出題となりました。易しい問題であったと思います。3点を狙えるものでした。

【安衛法】
Dに関しては、平成19年度選択式で出題された、危険有害性の調査(法28条の2)からの出題であり、Eは平成16年度選択式で出題された作業管理(65条の3)からの出題でした。いずれも推理でたどり着くことが可能だと思います。
総じて、労基法・安衛法で4点以上が標準だと思います。

【労災法】
不服申立制度と時効からの出題でした。ていねいに勉強していた方にとっては得点源になったと思います。5点が標準だと思います。

【雇用法】
Aは未支給の基本手当に関する出題でした。素直に考えれば①「失業」、が入るところなのですが、選択肢に惑わされてしまうことも考えられます。
B、Cは日雇労働被保険者が日雇労働被保険者でなくなる場合の要件からの出題でした、B「2月」、C「18日」のいずれも正答できるものでした。
D、Eは改正条文からの出題でした。雇用保険は改正から出やすいという法則は継続しました。
総じて3点以上が必要であったと思われます。

【労働一般】
A、B、Cは平成28年度能力開発基本調査からの出題でした。Cの「8割」は難問であり、A「7割」、B「指導する人材が不足している」、のいずれか1つ正答することが必要であったと思います。
Dは普通に考えれば④の「すべて」、を選ぶことができるものですが、わざわざ選択式で出題されたことで迷いが生じた方もいるものと思われます。雇用保険のAの「失業」と同じパターンの迷いが生ずるものでした。いずれの問題も、冷静に普段の勉強を思い出すことが大事だという教訓を残したものと思います。
Eのベトナムはブラジルとで悩む方も多かったと思います。8月試験前のニュースでベトナムの研修生が増えているという内容が流れていました。一般常識対策は、テキストを超えて広く情報を収集しておくことが大切です。
2点救済に関しては、今のところ3割~4割程度の可能性だと予測しています。

【社会一般】
A、Bは国民健康保険法の1条、2条からの出題でした。国保の目的は知らないと得点できない可能性が高い用語となっています。そのような観点からていねいに勉強した方は得点できたのではないでしょうか。
Cは介護法の4条国民の自助努力からの出題でした。⑬の「自立した日常生活」の方をうっかり選んでしまった方が多いのは、目的条文の印象が残ってしまい、4条をあまり見ていなかったからではないでしょうか。
D、Eは3年連続の児童手当からの出題でした。少なくともD「住所地の市町村長」は正答できるものだと思います。Eの「2月・6月・10月」は難しかったと思います。(語呂、児童は2・6・10フロートが好き)
総じて、3点必要であったと思われます。
救済の可能性は、2割程度ではないかと予測しています。ただし、毎年社会保険科目に関しては、救済が出やすいという実績結果がありますので、可能性はあると思います。

【健保】
Aは算定基礎の手引きに毎年掲載されている内容ですが、細かな規定であり難問だと思います。推理で選んだ方は立派です。
B、Cの協会の財政調整は、当然対策が必要な条文ですので、ここは正答が必要です。
Dの⑳「自ら」、を⑨「主治医の指示に基づき」、としてしまった方は、訪問看護と主治医の関係をしっかり押さえていないということです。
Eの「3000」はサービス問題でした。(語呂、健保組合の理事長の髪型は、(700、3000)7:3分け)
総じて3点必要であったと思われます。救済に関しては4割程度の確率だと思います。健康保険は救済が入りやすいので、あり得ると思います。

【厚年法】
A「基礎年金拠出金の額の2分の1」、B中高齢寡婦加算の「4分の3」という数字、C3号分割の「平成20年4月1日」、E按分割合からと基礎的な内容からの出題でした。D以外、いずれも得点可能であり4点以上が標準であったと思います。
(受講生の皆さんにいつもお伝えしている、4分の3シリーズからの出題でした、いとうれし)

【国年法】
A、Bの半額免除の要件に関しては、几帳面に数字を記憶していた方は正答できる問題でした。
学生の納付特例と半額免除の要件は同様です。
(語呂、学生は半額で118イイヤとフヨーに38サワグ)
C、Dの寡婦年金からの出題も、基本的知識で正答できるものでした。
Eは推理で正答した方も多かったのではないでしょうか。
総じて4点以上が標準であったと思います。

選択式・総評
全体としては昨年より易しい印象です。今年も数字の含まれる問題が多く、40問中18問(45%)ありました。「数字そのもの又は数字が入っている項目」を覚えておく・・・ということが非常に大事だということが今年も実証されました。
面談により、雇用のA「失業」や、労一のD「すべて」のように、冷静に考えれば得点できる問題を落としている人が多いということがわかりました。「知っている」ということと「得点できる」ということは違うということを意識した勉強が必要です。

今年も労一の救済が合否のポイントになりそうです。
対策を練っていた方は、ある程度とれたのではないでしょうか。

私自身としては、労一のABをこのブログでズバリ的中できたことで、読者の皆様への恩返しがでました。その点は、よかった点だと思います。
この1年、このために統計や論文を結構読みました。

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