みなさん、お疲れ様です。
10月に入りました。

日中、外出をしていましたが真夏のような日差しです。
皆さん、未だ夏の服装でした。

「社労士の真実・開業に実務経験は必要か?②」

さて、昨日の続きです。
私は実務経験ゼロで開業社労士の世界に入りました。

今振り返れば、やはり実務を知っているのといないのでは、大きな違いがあると感じています。
今更手遅れですが、クライアントに「どんなニーズがあるのか」が解れば、もっと営業のチャンスが広がっていたことは間違いのないところです。

それでも当時私がやっていけたのは何故かといえば、ダブルワーク、トリプルワークで乗り切っていたからです。
家族の生活と住宅ローンの返済を考えれば、収入のレベルを落とすことは許されません。
講師の仕事も最初はアルバイト程度しかありませんでした。
確かに、大変でしたが不思議と「辛い」と感じたことはあまりなかったように記憶しています。

私が自分なりにラッキーだと感じたことがあります。
それは、早期に給与計算の契約が取れたことです。
おかげで「給与計算業務の大切さ」に気がついたのです。
給与計算も全くの未経験だったため、給与計算ソフトを導入し、すぐにその会社の研修を受けました。
そこからは手探り状態で、毎回が勉強です。

給与計算を請け負えば、顧問契約はよほどのことがなければ継続していきます。
就業規則を請け負っても、スポットで終わってしまえば安定しません。
でも、給与計算顧問で定期的な収入が増えて行けば、経営は安定します。

給与計算を請け負わない場合でも、その知識はとても役に立ちます。
訪問先の会社で「賃金台帳」を見せてもらえば、それが適正なのかそうでないのかが解ります。
給与の知識があれば、担当者からのいろいろな質問に答えることもできるので、信頼関係はより強固なものとなります。

賃金台帳を見れば、その会社の労務管理の状況はおおよそ判断できます。
血液検査で健康診断をする医師のようなものです。

開業したい方の相談で「手続きだけ」でやっていきたい。
という方がいらっしゃいますが、これからは難しいと思います。

電子申請が普及していきますので、ニーズがなくなる可能性があるからです。
ただし、当分は一定規模以上の企業での話です。