2009年08月

2009年08月31日

衆議院選挙から経営を考える

 昨日は衆議院選挙で民主党の大躍進と自民党の惨敗と言う結果になりました。中選挙区制の時にはこれほどの差が生まれず中庸を保っていたような感じがしましたが、前回の衆議院選挙から大躍進か惨敗かの白黒させる選挙になったと感じています。この事が良い悪いと言うことはあえて言う必要はありませんが、強い危機感を感じました。
 それは一つめは政治の継続性の欠如、二つめは長期的視点に立った政策の実行不能、三つ目は国民の人気中心になり専門性が薄れる。と言う点です。この視点は私が農業という職業をしているからそのように見えるのかも知れません。
 一つめの継続性というのは勝ち負けがはっきりしている小選挙区制ですと、視野に入れなければならないのが継続した政策実行よりも次期選挙です。その為に継続して考えることよりも短期的な事で目先のことが中心になると言うことです。
 二つめの長期的視点というのも1つめと同じ要因ですが、大きな政策実現には一生を懸けるくらいの時間が必要ですが、負ければ終わりですのでそういったところに重点を置けないと言うことです。どことなく現在の不況の原因である短期的な利益を追求するマネー経済とよく似ています。
 三つ目の専門性ですが、どんな職業にも専門的な知識は必要です。新人が悪いと言うことでは無いので誤解をしていただく無いのですが、どのような組織でも新人の数が極端に増えたときに組織の効率性と効果性が下がり、ティーチングによる教育者(上司や幹部)の意向がそのまま通るようになります。新人がまず行うことはどんな職業でも基本的なルールであり、その上で個性を発揮できるわけです。それまでの時間は幹部や組織のトップダウンによる組織運営でないと機能できなくなるのです。

 こういった状況が、短期的な利益ばかり追うことに視点が行っているように感じてしまうのです。農業は短期的視点よりも長期的視点が必要です。種をまき育て収穫するまでの時間をかける事が大切なのですが、その場その場の人気とりでは、嫌なことを行う人がいなくなります。
 田舎系の雑誌に掲載されている収穫した時の笑顔の写真のように、収穫する事に人気があつまり、肥料撒きや雑草取りなどの大変な作業は人気が無くやる人がいなくなります。
 収穫する喜びはその前に大変な作業をした人のみに与えられる権利です。そう考えたときに本当に今のように短期的な収穫のみの政策の考え方で良いのかなって思うのです。

sawaurablog at 10:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年08月28日

感性論哲学

 昨日から3日間、芳村思風先生の感性論哲学を聴いています。科学は知識欲、哲学は幸福欲を満たす学問です。
 つまり未来を作っていくのが哲学の力で、過去のことを分析して知る学問が科学と言うことだと理解しました。
 現在はどちらかというと分析による証明が優先され、歴史的な背景や地域風土などを無視して試験機関の中で分析したことが正しいことと判断されることが多いと感じています。更に、将来に向けてこうしたいという欲求(夢)については多くの人が見る力を無くしてしまったように感じています。
 「子供の将来が未来を作る」という本を書いた坂井さんと言う人の話も面白かったですが、明らかに日本の未来は「こうしたい」という欲望や欲求から生まれて来るという事をあらためて知りました。

 ダウジングという発見方法もありますが、これは全く理屈では説明できない物であります。しかし、確かにこのダウジングで水道管を探すことが出来ます。
人間の力は計り知れない物があり、それ以上に自然については全くと言って知らないことが多いと感じています。
 自然を無視した農業経営は上手くいかないのと一緒で、人としての生き方という物も同じように感じました。

sawaurablog at 02:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年08月25日

お給料頂くことができまして、皆さんありがとうございました

 私達の会社は毎月25日がお給料日です。
 本日もお給料を無事お支払いできることができ、私達役員も報酬を頂くことができました。
 本当に有りがたいことです。

 私は常々、私達が毎月頂いているお給料は、会社が払う物ではないと社員さんに話しをしています。どんな立派な会社でも会社が社員の皆さんに給与を支払う力は無いのです。私達が頂いているお給料はすべて私達のサービスや商品を通じて「お客様」から頂いている貴重なものです。たまたま会社がその仲立ちをして分配をしているわけで、社員さん一人ひとりの努力や日々のサービスの質がお客様に評価されていただけているわけです。

 そう考えると、この日に一番感謝をする人は「お客様」だと思わずにはいられません。今日のこの喜びを元に、更に喜ばれる農業を追求していきたいと思います。

 普段、お会いすることがなかなかできない沢山のお客様にこの場をかりて心よりお礼を申し上げたいと思います。

 ありがとうございます

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2009年08月24日

素材を活かす料理の技

神保さん料理

 先週の土曜日に都内の有名ホテルで、私達が生産した野菜をお客様に届けていただいている会社の市川さんと神保さんが結婚いたしました。有りがたいことに披露宴にご招待いただき祝宴に出席させていただきました。

 その席で出していただいた料理に私は驚きました。写真の料理は海の幸をふんだんに使った料理ですが、使用されているソースの素材は私達が生産しているスイートコーンでした。海の幸と畑の幸の料理で、どんな味なのかとても興味を持ちながら頂きました。

 私達が生産するスイートコーンはお客様の中でもとても評判が良く、お客様と開催するとうもろこし狩りツアーは何時も盛況です。生産者も自分で生産するスイートコーンの自画自賛を堂々とするくらいの甘さと(糖度24度くらい)香りがあります。

 今回、海の幸だけでも美味しい素材を、畑の幸であるスイートコーンのソースの甘さと香りが一層際だたせ、それぞれの素材の美味しさが協奏するように口の中に広がりました。
 素材を活かし、本来の美味しさを倍増したこの料理の技にとても感動をしながら頂きました。
 又、素材を活かしその美味しさを引き出す料理の技と、人を活かしその人の活躍の場を作る経営と、何処か共通するなにかを感じながら頂きました。

 ご馳走様でした。

sawaurablog at 17:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年08月23日

最近の嬉しい話題

 最近、お客様から嬉しいメールが届いていたり、私どもの社員さんの友達の中で私どもの商品が話題に上がりとても嬉しく感じています。
 7月の天候が悪く農産物の状況が良くなく、少々落ち込んでいるのでとても元気づけられました。今回その二つのメールをご紹介します。

以下は、茶豆の生産者茂木さんへパルシステムの会員さんから届いたメールです。
野菜くらぶ/茂木清七 様
 パルシステムで「茶豆」を注文した者です。
 袋に「さやが小ぶりで収量は若干落ちますが〜」とあるように確かに見 た目はイマイチ(すいません!)でしたが、たいへんおいしく、そのことを伝えずにはいられませんでした。
 甘みのある、本当においしい茶豆をありがとうございました!
 枝豆はそろそろ時期が終わってしまいますが、来年も「野菜くらぶの茶豆」を見落とさないようにしたいと思います。
 まだまだ暑いですが、お体に気をつけて!
 取り急ぎ、お礼まで。


 以上、パルシステム東京大田センター会員さまより頂きました。今年は天候も悪く、小降りの茶豆でした。生産者からしてみれば実の充実した最高の物を届けたいと思っているので、やはりイメージした最高の物を出せないときには精神的に落ち込む物です。このメールには天候が悪く収穫量も減って落ち込んでいる生産者である私達をとても勇気づけていただきました。
 以下は弊社の社員さんがお盆で帰ってきた同級生との会話の中でのことです。

『お盆休みに、ひさしぶりに同級生が集まりました。千葉に住んでる友達との会話で、「パルに甘〜い大根の漬物があるの。とっても美味しくて、産地が群馬だからついつい買っちゃうんだよねえ。ママ友の間でも流行ってるんだよ。 アレどこで作ってるんだろ??」 と。
その後の会話で、私はとても自慢気に糖しぼりの話をしてしまったのは言うまでもありません。
もしかすると、遠くに住んでる知り合いが私たちが作った商品を口にしてるかもしれませんね。』 


 以上のお話しもとても嬉しい話しです。一昨年から糖しぼり大根を一緒に開発してきてお客様からも好評を得ています。正直、大根も産直大根を使用して、添加物を使用しないで作っているので原価が高く大変ですが、私達が作る食品が確実に皆さんの健康や生活の一部になっている責任を感じ、これからも頑張ろうと思わずにいられません。

 最近殺伐としたニュースや人の揚げ足ばっかり取り上げる番組が多くてテレビを見ていてうんざりすることが多いのですが、「食」を通じて人と人がつながっていくってとても大切なことで心温まるものなんですね。
 今、農業ブームですが農業をビジネスで捉えるだけでなく、誰もが食を通じ農と繋がっていると言うことを沢山の人が実感できれば、都会と農村のそれぞれの地域社会も豊になって行くと感じました。

sawaurablog at 09:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)