2010年05月

2010年05月31日

5S活動のキックオフ

第1回5S会議

 今日はグリンリーフの株主総会でした。和やかな中で進行することができて、無事に終了することができました。

 そして、もうひとつ今日は重要な日になりました。今年度方針でもある5S活動のキックオフの会議を全社員さんで行いました。全員が持ち場を離れることができないので、午前の部と午後の部と2班に分けて講義と実習をしました。
 今回は、5Sについての基本的な考え方と今後の取り組みの説明のあと、実際に現場に出て、問題点の洗い出しをみんなでしました。社員さんの眼は私たちよりもシビアに見ていて、私たちが気付かないところまで5Sの課題を見つけていました。
 今日はたくさんの課題(宝)を掘り当ててとても充実しました。これから毎週定期的に5S活動の時間をきめて各部署で改善をしていくようになります。今日出された課題を克服した時に、さらに会社が良くなっていくと思うとわくわくしてきます。

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2010年05月30日

野元君が表紙に

今こそ農業第2段

 「今こそ農業」第2段の表紙も私たちのところから独立した野元君が表紙を飾っています。前回も野元君が表紙でしたが、それを見た広告代理店の方からCM出演のオファーがあったほど良い写真でしたが、今回もとてもよい写真です。野元君が持っているスコップが真新しいところが「新米農業者」をとてもよく演出しています。
 野元君は昨年8月に独立して前橋を中心に農業を始めました。小松菜とほうれん草を中心に栽培しています。
 独立時の悪戦苦闘と様々な人に支えられたこと、そして農業を自ら始めた喜びと不安など、とてもよく書かれています。
 野菜くらぶの独立支援プログラムの内容についても紹介されていて、今年1名から2名の募集広告も出ています。

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2010年05月29日

緒方知行さんの本

 今日、緒方さんの「栄枯盛衰の方程式」という本を読みながら長崎から帰ってきました。
 長崎ではラディックスの会という生産者団体の経営勉強会があり、それに参加しました。約40名の人が集まって、これからの有機農業の経営について真剣に勉強をして、意見交換をして私自身も勉強になりました。

 その勉強会の帰り道、飛行機の中でこの本を読みながら帰ってきたのです。その文章の中にとても目を引く一文がありたので紹介します。

「本当の競争力とは、自己差別化であり、他が容易に真似のできない、あるいは変わることのできないオンリーワンの存在価値を育てることである。
 時間と空間の連続性の上で、途絶えることも休むこともない自己革新の積み重ねによって培い、構築するものこそ、本当の力である。
 それは企業体質であり、組織文化であり、仕組みや体制(システム)であり、独自の技術力(ソフトウエア、ノウハウ)であり、それを支えるキャリアアップされた人間力(ヒューマンウエア)である。
 今、顧客の支持力も、競争上の優位性もすべてこれで決まる。それ以外にこのような企業の力、店の力、商品の力、売りの力を決定づけるものは一切ない。資本力も、これにはかなわない。」


 この一文は、農業をしている私たちそのものだと感じました。今、農業参入をしている企業がたくさんありますが、「あっ」という間に撤退しています。私の会社も加工や販売まで手掛けていますが、まったく違う領域に入ったときに人の育成は大切になってくるし、他産業の悪いところをまねをしないように気をつけなければならないと感じました。

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2010年05月27日

葉大根・娘

大根と小林ジャッキー

 営業担当の小林です。ニックネームはジャッキー。このニックネームの由来はジャッキーチェーンに似ているところからです。そうはいってもボーイッシュな女性ですのでお間違いなく・・・。
 ところで彼女が持っているのが「葉大根」その名の通り葉っぱを食べる大根です。今年試験栽培をしていて来年から皆さんの身近に表れると思います。どのような形になって皆さんの前に表れるか楽しみにしていてください。
 
2010センター長会議


 本日、パルシステムさんのセンター長さんが視察に来ていただき、野菜くらぶとグリンリーフ、モスさんと設立したトマト生産会社サングレイスを見ていただきました。この産地研修は今回が4回目で、40名の方が訪問していただきました。実際にパル担当生産者の畑に行って、収穫体験とその場でとれた野菜の試食をして、野菜栽培のことや生産者のさまざまな話を聞いたりして6月から始まるいきいき企画について情報交換をいたしました。
 グループディスカッションした後でセンター長の方々からの発表を聞いているなかで、生産者と消費者、そしてそれを結んでいる人たちとの交流がとても重要だと感じました。

 これからも生産者と消費者がお互いを知りながらよりよい食環境と地域環境作りをしていくことが大切だと感じた会議でした。
ありがとうございました。

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2010年05月26日

宮崎の口蹄疫

 宮崎県の口蹄疫について、中小企業家同友会の仲間から以下のような報告がありました。
 私自身も報道されている内容と実際の現場は違うだろうと思っていたのですが、送られてきた文章を読むと報道されているよりも現場はかなり深刻なようです。報道ができることの限界もありますので、その文章を紹介します。
 私も少ない金額ですが、先日農業法人協会を通じてカンパさせていただきました。私も昔豚を飼っていた経験があり、また、同じ農業をしているものとして心が痛む出来事です。
 以下は、送られてきた文章をそのまま掲載しました。


 宮崎県川南町で発生した口蹄疫。宮崎県と宮崎同友会の現在の状況をご報告します。
 発生農場から半径10?の牛や豚にワクチンを接種した上での全頭殺処分が決まりましたが、感染の拡大は止まりません。毎日、新たな疑いの農場がでてきて、対象となる地域(発生農場から半径10?)がどんどん広がっています。
 口蹄疫感染が拡大している地域(北から、都農町・川南町・高鍋町・木城町・新富町)は、県内では「児湯地域」とよんでいます。宮崎同友会の会員企業は10社いらっしゃいますが、農業以外の事業者です。
 また、畜産業を営む会員は1社。1次産業を営む方達が会員さんに少ないということもあり、先週前半までは、「大変なことがおこっているな。何か支援したいな」という会話はありましたが、切迫感はなかったというのが正直なところです。
 県から「口蹄疫非常事態宣言」がだされたのが18日。19日に唯一畜産業を営んでいる会員さん−?尾崎畜産社長尾崎宗春氏−と連絡がとれ、現場の様子や今必要なこと等を理事会でお話しいただいたところから状況が変わりました。以下、尾崎社長の報告からの要旨です。
・感染拡大を止めるには、殺処分して埋却処理を促進するのが一番だが、そのための土地が、人手が足りない。家畜を殺したら自分の土地に埋めるというのが法律。しかし、牛飼いは牧草地を持っているが、養豚業者は余分な土地を持っていない。土地を買え、埋めるための同意を近所にとれ、というのが行政の対応だった。
・陽性反応の検査結果はFAXで送られてくるだけ。殺処分をする人が来るのを待つだけの日々。しかし、育ててきた牛や豚が死ぬまでいいエサをやりづけるのが畜産業者の思い。
・行政の担当者は約3年で交替していて、プロがいない。10年前に宮崎県で口蹄疫が発生した時には、行政と業者の間で「このことはあの人に聞けばいい」という関係があったが、今はなくなってしまっている。
・全国からたくさんの義援金が県に送られているが、県はとしては、口蹄疫収束後の経済支援として配分することしかできない。しかし、いま、人を動かすためのお金がいる。そこで、宮崎県弁護士会の協力のもと「緊急ボランティア支援基金」を開設いただき、埋却処理に協力してもらえる人を全国から募ると共に、それらの人たちの宿泊所として被災農家に協力してもらい当面の彼らの生活支援にもあてていきたい。
−等々、尾崎さんの話は1時間をこえ、報道で知る内容と現場で行っていることの乖離、行政と現場の乖離に、ただただ驚くばかりでした。そして「事実を知る」ことの大事さをあらためて実感しました。
 尾崎社長は、宮崎県の農業法人経営者協会の副会長でもあり、和牛1600頭を繁殖と肥育する畜産家です。社員数25名。父上がはじめた牧場を継いだのが24歳の時でそれから26年。尾崎社長の育てる牛は「尾崎牛」としてブランドが確立し、全国をはじめニューヨークやシンガポール等へも輸出していました。しかし、第2牧場(100頭肥育)が半径10?圏内に入ってしまい、昨日(24日)に、自らの手でワクチンを打ったとのこと。残る1500頭を肥育する牧場まであと2?とその輪が迫っているそうで、「あと2〜3日内に10?圏内に入るだろう」とおっしゃっていました。
「10年前は500頭だった。尾崎牛というブランドを担保に銀行から15億を借り入れて設備投資をし、(父の代からはじめて)45年間かけて積み上げてきたものがゼロになってしまうが仕方がない。今は自分のことは二の次。畜産は宮崎の、そして国の宝だ。この口蹄疫は何としても宮崎県北部で止めなければならない。これ以上の蔓延を防ぐために必要なことを話して協力を募るのが、いまの自分の使命と考えている」
 20日の理事会以降、同友会の各支部役員会で現場をご報告いただいていす。尾崎社長の思いを知り、事実を知ることで、人ごと(畜産業に限った問題)ではないと深く理解し、自分(自社)にも何かできることはないかと一人ひとりの会員さんが考え、動き始めています。尾崎社長の報告をうけて、宮崎同友会では、現在下記の3点の対応を確認しました。
1.同友会として義援金口座を開設しての義援金の募集。
集まった義援金は、現場で殺処分にあたる方々の支援金にあてるために開設された「宮崎県弁護士会緊急ボランティア支援基金」に随時振り込みます。

寄付金受入口座 宮崎銀行赤江支店(普)89748
口座名義 宮崎県中小企業家同友会

2.6月20日までの1ヶ月間、幹事会・理事会以外の活動の延期又は中止。
(口蹄疫は人に発症することはないものの、人を介して偶蹄類に広がることを懸念しての県の非常事態宣言の内容を踏まえての対応です。)
3.同友会事務局出入口への消毒マットの設置。及び、幹事会を開催する場合の会議室出入口に消毒マットの準備。
会員さんのなかからも
・イベントの中止で県外客200人分の予約がキャンセルになった。(延岡市のビジネスホテル業)
・人通りが少なくなり、売り上げが1割ダウン。(都農町のスーパー経営者)
・鹿児島県での建設工事の契約をしていたが「来てくれるな」と言われた。(都城市の建設業)
・得意先が立ち入り禁止区域の先にあり、仕事(工事)に行けない。(宮崎市の水処理業)
といった報告が聞こえてくるようになりました。宮崎県内の産業全体に影響を及ぼしています。
 川南町は、宮崎市の北約40?に位置する人口約1万7千人の町です。畜産を中心とした農業が基幹産業。戦後、国が食糧増産と雇用確保のため旧日本軍の軍用地や林野の開拓を計画。全国から5千人近くが入植して3千?の農地を切り拓き、開拓者の出身地が全都道府県に及ぶことから「川南合衆国」とも呼ばれ、青森・十和田市、福島・矢吹町と並ぶ「日本3大開拓地」の1つとしても知られています。
 人口約1万7千人の同町にあって農業産出額は年間約200億円。このうち肉牛と乳牛、肉豚が約110億円を生み出す。全飼育頭数約15万頭のうち、約6割(16日現在)が殺処分対象となり、その分の経済の流れが消失。移動制限による経済損失や法人農場の従業員解雇、商工業の減収などを加えると、甚大な被害額となる。町幹部は「正確な数字ははじけていないが、町がなくなる危機を感じている」と事態の深刻さを語る。
 口蹄疫は津波のように多くの町民を巻き込み始めており、町税の減少は避けられない。被害農家は収入が途絶えるため、町税務課は「本年度は税を減免し、来年度以降も同様にせざる得ないだろう」と考える。町総務課財政管理係は「何戸の農家が再起できるのか。再開しても出荷までに最低でも牛が2年、豚は1年。町の経済に活力が戻るのはその後では。そうなると、町は2年と持たない」と最悪のシナリオが頭をよぎる。(宮崎日日新聞5月18日)
 口蹄疫の感染拡大を食い止めるのがまず第一の課題ですが、その後におそってくる大きな波の方が気がかりであると同時に、地域の経済を支える中小企業団体としての真価が問われる時と感じています。

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