2011年09月11日

記念日でもねぇ・・・

「沙弥香様、今日は沙弥香様のブログの開設記念日ですわ」

すっかり真っ赤なレオタが似合うようになったレッドが、キリっと切れ上がったハイレグのレオタからまぶしい太腿を晒しながらアタシに言った。

「え?そうだったっけ?」

アタシ、沙弥香は、そんなことすっかり忘れていたわ、というそぶりで、サラリとその場をかわそうとしたのだが

「そうですわ、おねぇさま、もちろん記念SSの一つぐらいはご準備できていらっしゃるんでしょうね?」

と、レッドとは好対照の鮮やかな緑色のハイレグレオタから、これまたスラリとして、それでいて適度に脂を乗せた妖艶な大腿を剥きだしにしたグリーンが、追い討ちをかけるようにアタシに言う。

ギ、ギクッ・・・
やはり、そうきたか・・・

しかし、今の沙弥香にはまともに発表できる作品が一つもなかった。
書きかけだけは、ホントにたくさんあるのだけれど、完成品は一つもないのだ。
どれも、いいところまでくると、あとは自身の妄想の世界にトリップしてしまい、自己従属してしまうので、SSという文字に焼き付けるまでに至らないのであった。

「なんていう言い訳はもう聞き飽きましたわ、おねぇさま」

ちょ、ちょっと、レッド、あなたいつからテレパシーを身に着けたわけ?

と、アタシが慌てふためいていると、

「あは、おねぇさまったら図星ぃ・・・
 おねぇさまならそういう言い訳をするに違いないと思っただけですわ」

とすかさずレッドは続ける。
どうやらこの二人の前ではウソはつけないようね。
まったく・・・

この二人はレオタ牝に変態させてからやたら鋭くなったわよね。
アタシの牝奴隷に仕立て上げてこき使ってやろうと思っていたのに・・・

たしかに、うふふ、夜のほうはこの二人のおかげで楽しくなってきたけどさ。

「ここは一つ、ファンの皆さんのために、いましかかり中の作品のネームだけでもご紹介してみてはいかがでしょうか?
そのほうがおねぇさまも宣言効果でモチベーションが上がるのではないかしら?」

うーん、グリーンの言うことももっともなんだけど・・・

そんなことしたら、ホントに書かなくっちゃならなくなっちゃうじゃないww

「でも、あと少しで完成のSSも中にはあるんでしょ?」

あら、レッド、何で知っているのよ。
たしかにね。

「ほら、デビルズハンドが開業医に復帰して、そこにピンクプッシーが派遣されて・・・」

ちょ、ちょっと、レッド、ネタバレしすぎ!

「あ、御免なさい。沙弥香様、ウフフ。
じゃぁ、まずはこのSSから仕上げてくださいますね?」

う・・・し、仕方ないわね・・・

「やったぁ!久しぶりに沙弥香様のエロエロなSSが読めるわね!グリーン、楽しみ!
 あんっ、なんだかもう濡れてきちゃったかも・・・ふふふ」

ふぅ・・・

ま、いっか、とりあえず、どれから手をつけようか悩んでいたところだったから・・・

わかったわ、まずは「魔病院」からね。

これで華々しくSS執筆に復帰できるといいけど・・・



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2011年05月02日

ラヴィアのシンディ

NEO GENTLE さんの「処女戦士ラヴィア」のシリーズに出てくる悪の「組織」側の女首領(のようなメイド淫獣)の名前が「シンディ」になっていたけれど、それって沙弥香のSSからパクったのかしら?

沙弥香、なんにも言われてないのになぁ・・・

まぁ、そもそもこちらが勝手に2次創作しちゃったから文句は言えないんだけどw

それにむしろ真似されて沙弥香は嬉しいしね。

なんてったって NEO GENTLE さんは沙弥香の大好きな作家様ですから。
それはホント。

それにしても、ラヴィアは、淫獣に変身した直後のラヴィアのセリフが聞きたかったですわね。

「フフフ、はい、私はダーティナル・ラヴィア・・・とてもいい気分ですわ、おネェ様」

なーんてセリフが聴きたかったですねぇ・・・



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2011年03月23日

I am alive!

まずは、あけましておめでとうございます。

こんなときに不謹慎と言われるかも知れませんが、SSも含めあらゆるエンタメはみんなを元気にするためにあるんです。

沙弥香もそこだけは譲れません。
とにかく、今生きていることを感謝して明るく前に進まなければ。

さて、ずいぶんと更新が滞っておりましてごめんなさい。
ずーっとSSを書く時間が取れず、ブログのほうもほったらかしにしておりました。

沙弥香って、SS投下しないと更新する気になれないんですよね。
よくないですね、そういうの。

あ、東北関東大震災の陰に隠れて一瞬で風化した3月15日22時31分発生の静岡県東部震度6強の地震ですが、沙弥香の自宅付近は震度4ぐらいでかなり揺れはしましたがなんとか無事でした。

インタビュー、まだまだ続けようと思っていますけれど、とりあえず中断します。

中止じゃなくて中断です。
気が向いたら同じ登場人物で再開します。

もちろん、グリーンとレッドは変態レオタ牝のままですからご安心をww

というわけで今年はSS以外も記事を書いてゆくようにいたしますね。

あ、そうそう、ツイッター始めました。
こちらにSSのネタなんかつぶやいていったら楽しいだろうなーって思っています。

みなさんからの意見や感想やアドバイスなんかもリアルタイムで頂けますしねww

ユーザー名は、Sayaka_Saotome です。

というわけで、いまさらですけれど、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

沙弥香



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2010年10月29日

インタビュー3

うわっ・・・

「インタビュー1」のコメントに、しっかり、
「一度セリフだけの"SS"を書いてみたかった」
などと書いてありましたね。
それなのに先日の記事で、
「あれはSSではありません」
などとほざくとは、沙弥香ったら大嘘つきですね。
皆様、ごめんなさい。
今更ですが、コメントのほうを訂正させて頂きます(笑)
「一度セリフだけの"文章"を書いてみたかった」
・・・です。
あちゃー、苦しいっ!!ww
というところで、インタビューの続きでーすo(^-^)o

************************

「ふぅ・・・もう三日目ですね、このインタビュー」
「まったく・・・
 ウチら2回もレオタ牝に変身させられちゃって、そのたびに夜を徹してxxxなんて・・・
 勘弁して下さいってば、沙弥香さん」
「まったくぅ・・・
 グリーンはともかくレッド、アナタはレオタ牝のときとそうじゃないときとで、随分性格変わるのねぇ・・・
 ま、それも面白いけどね、フフフ・・・」
「おっと、沙弥香さんが妖しい笑みを浮かべてきたら要注意です。
 また変身させられちゃう前に、とっととインタビューを済ませちゃいましょう。
 いいよね、レッド?」
「オッケー、グリーン、そうしよう」
「で、どこまで行きましたっけ?インタビュー・・・」
「えっと、沙弥香さんのSSに予定調和の世界が見られるようになってきた・・・とかなんとか・・・」
「ああ、そうでしたね。で、その代表的なSSっていうのが、」
「言うまでもなく、Close-fitting!!・・・ですよね?」
「そうね、そう言われれば、あのSSはそうだわね。」
「まず戦隊モノという点で連鎖オチを、あと、一度行方不明になってしまったPrime Greenが、最終回あたりに再登場するところなんか、"すでにプリズムの手に堕ちていて・・・"って、皆さん期待して止まなかったと思いますよ」
「あは、そう言って貰えると嬉しいわ。あれは思い切り狙ったからね」
「うん、あのSSは解り易かったです。登場人物のキャラもなかなかでしたし・・・
 でも、脇役のキャラがイマイチだったけど・・・」
「もぉ〜、レッドったら、いつでも辛口なんだから」
「ああ、ごめんなさい沙弥香さん、僕もそう思っちゃいました。」
「あら、グリーンも?」
「はい。戦隊の4人は上手に描かれていたと思いましたけれど、プリズム側の、ピンクはともかく、アクアとライムでしたっけ?
 あの二人が僕には読んでて全然区別がつきませんでした。」
「そうそう、とくにショップで夏澄と綾乃の二人と対決したところなんかゴチャゴチャでしたよね。
 どっちがライムでどっちがアクアなんだか、よ〜く読み込まないとちょっとわからない。」
「はっきり言うわね、アンタたち・・・」
「でも一応、風と水というキャラで書き分けていたのは良かったですよ」
「あ、オレもそれはまずまず成功だなと思いました。
 戦隊モノというとまずは色ですけれど、それに加えて沙弥香さんは能力をうまく分け与えたなーと・・・」
「あら、レッド、嬉しいわ。アナタがそんなに褒めてくれるなんて(笑)
 そうね、アタシ自身も、ああやって風とか水とかの"タグ"を付けることで混乱せずに書いてゆけたのよね」
「なるほど、ご自分にもなかなか都合がよかったわけですね」
「そういえば戦隊モノのClose-fittngって、シリーズの3作目でしたよね」
「ええ、そうよ。最初は一人の女性が、2作目はその娘がそれぞれ主人公というか被害者wwね」
「そうそう、その最初の2作なんですが、まず"最初に母親が、次に娘が"っていうのが今話題にしている予定調和の世界ですよね」「そうだね、オレもそう思う。」
「それで、なかなか素敵なキャラが二人出来ちゃったものだから、沙弥香さんってば・・・」
「またしてもここで、"いろいろ詰めすぎ病"が発症!・・・でしょ?沙弥香さん?」
「うーん、痛いところ突いてくるわねぇ・・・まったくその通りよ。
 アタシもちょっと調子に乗りすぎたかしら?って思っているのよねー。
 じゃぁ、自分で先に言っちゃうけど、あの3作の中でも大作だった"3"でさ、戦隊の親分格のホワイトさんが堕ちるところがあったでしょ?」
「はいはいはい!ありましたね!実はあの部分、オレ、最高に好きなんです!」
「まぁ、レッドにしては嬉しいコメントね。
 うん、たしかにあの部分って結構人気があってね、嬉しいコメントをたくさん頂けたわ。」
「でも、あそこで力尽きたというか(笑)」
「あんっ!わかっているわよ、今、それを言おうとしたんだってば!」
「あはは、やはりそうでしたか」
「オレも感じました。
 たしかにクライマックスで綾乃が再登場するところは、"沙弥香さん、最後にずいぶん頑張ったなー"って思いましたけど、やっぱりホワイトさんが堕ちてからはモチベーション下がりまくってたんじゃないですか?」
「そーねー・・・
 モチベーションが下がってマスターベーションばかりだったわよ」
「沙弥香さん、それ思い切りスベってますよ」
「あん、グリーンまで辛口になってきたわねぇ・・・」
「本来なら一番萌えるはずの夏澄の変態シーンがイマイチでしたからねー。
 いろいろ工夫は凝らしていらしたみたいですが・・・」
「そうそう、夏澄だけは"顔面から生えてくる肉棒が2本"・・・とかね」
「そうねー、あそこは苦しかったわー。もう"早く終わらせなきゃ"っていう感じだったのよねww」
「じゃ、じゃぁ、そろそろこのインタビューも終わらせますか?」「お、おい、グリーン、何言ってんだよ。まだたくさんSSは残っているじゃんか、アイドルコラージュも一応インタビューのネタだぞ」
「そ、そうだけどさ・・・」
「うふふふふ」
「うわっ・・・沙弥香さんが例の妖しい笑みを浮かべたぞ。
 グリーン、やばいよ!やっぱ、そろそろ失礼しよっか?
 え?・・・・
 お、おい!グリーン!?・・・うわっ!」
「あはーん・・・やっぱりこれよぉ・・・これなのぉ・・・」
「グ、グリーン・・・お、おまえ、また・・・」
「ウフフフ・・・グリーンはいい子だわネェ・・・自分に正直だわ」
「あはぁ・・・はぁい、沙弥香さまぁ・・・
 もう、アタシ、ダメですわ・・・。
 この素敵な悦楽から逃れるなんて出来ませんわぁ・・・
 フフフ・・・ご覧になってぇ・・・レオタ牝グリーンを・・・
 沙弥香様の忠実な牝ネコですわよ・・・」
「グ、グリーン!」
「あらぁ、レッドぉ?どうしたのぉ?まだ変身しないのぉ?」「(・・・くっ!ダメだ・・・オレだけでもここから逃げなくっちゃ!)」
「ほぉら、レッド?だんだんグリーンのことが羨ましくなってきちゃったんじゃなーい?」
「そ、そんなこと、は・・・」
「そうかしら?正直に言っちゃいなさいよ、レオタ牝になりたいってね、フフッ」
「ああ・・・あああ・・・、な、なりた・・・い・・・
 ち、ちがうっ!いけないっ!早く逃げなくては!」
「フフフ、レッドったらぁ、無理しないのぉ・・・
 早くアナタもこちらへいらっしゃいよぉ・・・
 無理はカラダによくないわよぉ・・・ねぇ、沙弥香様ぁ?」
「フフフ、そうね、その通りよ。
 でも、アナタ達はもう2度もレオタ牝になっちゃったでしょ?
 3回変身しちゃうともう元に戻れないのよ。
 だからグリーン、アナタはもう元には戻れないわ、いいかしら?」
「うふふふ、沙弥香さまぁ、アタシは全然かまいませんわ・・・
 沙弥香様のおそばにいられるなら、このまま一生レオタ牝のままでいたいですわぁ・・・」
「いい子ネェ、グリーンは・・・
 フフフ、さぁ、レッド?アナタはどうなの?」
「お、おれ・・・は・・・」
「まぁ?"オレ"って誰なのかしら?もう一度聴くわよ、レッド?
 アナタはどうなの?ア・ナ・タ・は・・・?」
「あ・・・あああ・・・
 ・・・・・・・・・・・
 あああああぁぁんっ!!アタシもッ!!
 アタシもレオタ牝になりたいぃぃっ!
 なるわッ!ならせてッ!・・・いいのッ!
 もぉ、もとのカラダに戻れなくってもいいのぉぉぉッ!!!!」
「あは・・・そうよ、それでいいの・・・
 まぁ、とっても素敵な赤色に染まったわね、レッド?」
「あはぁ・・・ん・・・、はぁい、沙弥香様ぁ・・・
 レッドもグリーンと同じ変態のレオタ牝・・・
 沙弥香様の忠実な牝ネコになりましたですわぁ・・・
 ああん、もうこのまま一生沙弥香様にお使えいたしますぅ・・・」
「あは・・・素敵ぃ・・・レッドもいやらしいレオタ牝に変身ね。
 アタシたち、これで今まで以上に仲良くできそうだわ・・・
 ね?沙弥香様?」
「もちろんよ、さぁ、3人でもっともっと仲良くしましょうね、
 ほら、アナタもこっちへいらっしゃい、レッド?」
「はぁ・・・い・・・沙弥香様・・・」

つづく


sayaka_saotome at 07:29|PermalinkComments(6)TrackBack(0)この記事をクリップ!インタビュー 

2010年10月23日

そろそろこのへんで・・・

えーっと・・・(^_^;)

なんか、コメントの件でゴタゴタしてしまい、ちょっと更新が遅くなりました。

で、やはり私自身がある程度は収拾しないといけないかな、と。

まずは、ハーメルンの口笛吹さん、心温まるコメントと、いろいろ考えさせられる鋭いコメントをどちらもありがとうございます。

私はハーメルンの口笛吹さんのお考えに基本的に大賛成です。

でも、誤解しないで下さい。

悪堕ちキッドさんを責めるつもりは全くありません。

それよりも、私はもっと悪堕ちキッドさんと仲良くしたい。

仲良くなって、なんでも本音でお話しできるようになって、悪堕ちキッドさんの辛口のコメントに隠された、いわば、私の作品に対する「愛」を、もっともっと感じ取りたい、なーんて思っています。(ずうずうしいかな?ww)

そうすれば、沙弥香は、悪堕ちキッドさんのコメントにこれまで以上の感謝の念を抱くことでしょう。

とは言え、ハーメルンの口笛吹さんがおっしゃるとおり、第三者の方々がお読みになって不快に感じるようなコメントは、これはまた別問題です。

悪堕ちキッドさんも、その他の皆さんも、沙弥香にとってはみーんな大事な大事な読者様です。
沙弥香の稚拙なSSで楽しんで下さっている有難い方々です。
やはり沙弥香のブログに遊びに来て頂いたときにはいつでも楽しんで行って頂きたいのです。

斯様なワケで、沙弥香のSSにコメントを下さる悪堕ちキッドさんを始めとする皆様方、今後沙弥香に辛口のコメントを下さるときには、メールで頂くことは出来ませんでしょうか?
(メールアドレスは、sayaka_saotome@hotmail.com でお願いします。)

メールならどんなひどい(笑)コメントでも(誹謗中傷でも!)謹んでお受けいたします。

勝手なお願いですが、どうぞよろしくお願いします。

さて、問題の「インタビュー」ですが(笑)、あれ、どなたも誤解されているようですが、SSじゃないんです。
少なくとも沙弥香はSSのつもりで書いてはおりません。

本当に、ただの思いつきで、沙弥香のSSを振り返ってみたかっただけなんです。
そのとき、ちょっと工夫というか、趣向を凝らそうとしてあんなセリフだけのインタビュー形式にして、さらに変なオチを毎回つけようとしていたのですが、どうもそれがいけなかったようですね。

ごめんなさい。

でも、現在執筆中のアイコラシリーズの本編が完成するまでは、しばらくこのインタビューで昔のSSたちを回顧しようと思っているのですが、このインタビュー、まだ続けてもいいですよね?(笑)

それでは。

sayaka_saotome at 23:47|PermalinkComments(4)TrackBack(0)この記事をクリップ!おしゃべり 

2010年10月11日

インタビュー2

「ふぅ、沙弥香さん、冗談抜きですよ、まったく」
「そうですよ。僕たちをレオタ牝にだなんて・・・」
「あら、随分楽しんでいたじゃない?
真っ赤なレオタにグリーンのレオタ、貴方たちにとてもよく似合っていたわよ」
「え?そうですか?えへへ」
「おいおい、沙弥香さんにいいようにあしらわれているぞ、オレたち」
「あ、ああ、そうだな、ここは気を引き締めないと・・・」
「ちょっと、そんなに身構えなくてもいいでしょう?
 せっかくのインタビューなんだから、仲良くやりましょうよ」
「でも、夕べのはちょっと仲良すぎましたよ。
 まだちょっとクラクラしちゃっています」
「あら、グリーン、アナタ、まんざらでもなかったようね?」
「ぐ、ぐりーん?それ、僕の名前っすか?」
「だめかしら?
 だって、名前がないと誰が何言ってんだか、わからなくなっちゃうじゃない?」
「そういえば、オレたち、名前なかったですね」
「だから、今アタシが付けてあげるってば。アナタはレッドね。」
「うーん、レオタの色まんまだなぁ・・・でも、しょうがないか。」
「ですね、沙弥香さんのSSの中だから、逆らえないですよ。」
「まぁ、グリーン、アナタ、ここがSSの中だってよくわかったわね。」
「わかりますよ、そりゃ。あれだけ凄いコトされたんですから」
「なるほどねぇ・・・
 それで今日は何が起こるんだろう?って期待しちゃっているわけね、フフッ」
「ちょ、ちょっと、やめてくださいよ。
 アレ以上何かされたら癖になっちゃいますってば!」
「そうですよ、そりゃ沙弥香さんはファンタジーの世界で生きてらっしゃるお方ですからいいでしょうけれど、俺たちにはちゃんとオモテの生活があるんですもん」
「まぁ、レッドったら、夕べあれだけアタシに”忠誠”を誓ったくせに・・・
 フフフ、いいわ、憶えてらっしゃい・・・・」
「そ、それはともかく、早く本題に入りましょう。
 もう随分紙面を喰っちゃいましたよ。」
「あ、ああ、そうだな、コホン・・・
 えーっと、では、今日は、沙弥香さんのSSでナメクジさんのお話がありましたが、あれをちょっと・・・」
「あら、The Slugのこと?」
「ええ、そうです。
 あれって、それまでの沙弥香さんのSSとはちょっと毛色が違いますよね。」
「嬉しいわね、わかってくれたんだ。」
「僕もそう思いました。
 それまでの沙弥香さんのSSって、なんか、魔人とかいう中途半端な怪物を量産しすぎてネタ切れになっちゃった感じがバレバレでしたよね。」
「そうそう、最後のほうなんかメチャクチャなネーミングの魔人が出てきましたし・・・」
「アナタたち、相変わらずハッキリ言うわねぇ・・・」
「まぁまぁ、あ、僕、グリーンですけど、それがThe Slugでは語り口も急に落ち着いちゃって、筋立てもしっかりしてて、ある程度伏線も張れているし、一体どうしちゃったの?って感じでした。」
「はいはい、オレ、レッドですけど、そうですね。
 梓紗さんのキャラ設定も中々上手でしたし、正体バレバレの正体不明の潤子さん(笑)も、いい味出していましたよね。」
「でも、望美編まで行くと、沙弥香さんの悪い癖が出てきちゃって、なんでもかんでも詰め込もうとして破綻しかけていましたけどね。」
「あ、やっぱり?バレてた?アタシもそれ、すごく反省してるのよ・・・」
「はい、バレてました(笑)
 でも望美編は、王道の”実は堕ちていました"を踏襲していらしたので、沙弥香さんもこれからは結構予定調和の世界で行くのかなって思いました。」
「実際、そうなってきましたよね、それ以降の作品って。」
「たとえば?どんなかしら?レッド、何か思いつく作品ってある?」
「そーですね・・・えっと」
「ちょっと前フリが長すぎたようですね。
 今日のところはとくに”堕ち”もなく、このまま”続き”にしましょうよ」
「あら、とかなんとか言って、夕べの刺激が忘れられないんじゃなくって?フフフ」
「え?そ、そんなことはないですよ、なぁ、レッド?」
「あら?アタシはもういつでも準備完了よグリーン?
 ほら、見て?ウフフ・・・」
「うわっ・・・い、いつの間に・・・レッドったら・・・ああん」
「ウフフ・・・グリーンったら、いったい何を言っているのかしら?
 アナタも早くこっちにいらっしゃい。
 レッドがアソコをグショグショにして待ちかねているわ・・・」
「いやぁん、沙弥香さまぁ・・・
 レッドだけじゃなくってアタシももうグショグショなんですぅ・・・
 さっきからレオタのアソコがヌレヌレでおっきくシミができちゃっているのぉ・・・
 ホントに沙弥香様のSSの中ではアタシタチ、レオタ牝になって狂っちゃうんですね・・・たまりませんわぁ・・・ウフフフ」

続く

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2010年10月02日

インタビュー1

「沙弥香さんのSSって全然死人が出ませんよね」
「そうそう、僕もそれ感じていました。」
「ここは殺すだろ!っていうところでも絶対殺しませんよね」
「うん、オレンジスズメバチのダンナさん、殺されると思ったのにね。」
「あと、ナメクジさんの話に出てくる男性陣ですよね。
 あれもみんな”下僕”になっちゃったけど、生きていますよね。」
「沙弥香さんって、徹底して平和主義者なんですかね?
ご自分ではそうおっしゃっていましたけど」
「あら、そうでもないわよ。
 いえ、平和主義者なのはそうなんだけど、結構殺しているわよ(笑)」
「そうですか?たとえば?」
「うーんとね、確かに少ないけどね・・・、
 ほら、The Box に出てきた”お父さん”、姉妹にザーメンを吸い取られて、最後は自分の奥さんにトドメを刺されたでしょ?」
「ああ、そういえば・・・」
「あと、ピンクプッシーになっちゃった女の人の旦那さんも、最後は溶かされてピンクプッシーの養分として吸い取られちゃったし。」
「ホントだ、結構あるんですね」
「あと、蜘蛛女仁美の異聞編とか・・・」
「あ、でもあれはオリジナルに沿ったからでしょ?
 沙弥香さんとしては生かしておきたかったんじゃないんですか?」
「うーん、どうかしら・・・?
 アタシ、舞方さんの殺しっぷり(笑)が結構好きでね。
憧れているところがあるから、そのお話の流れではやっぱり殺して正解だったと思うわ」
「なるほど・・・じゃぁ、必ずしも生かしておくっていうわけじゃないんですね。」
「まぁ、そうね、一応、流れにそって臨機応変に・・・」
「でも、結構無理な展開をさせているときってありますよね、
殺しちゃえばむしろ自然な流れを作れたのに、わざわざ生かすから、ストーリーがギクシャクしちゃったりとか・・・」
「(どきっ) そ、そうかもね・・・それは否めないかも・・・」
「ストーリーがギクシャクって言えば、沙弥香さんのSSに出てくる異形変身タイプの怪人というか魔人って、みんなパターンが似ていますよね」
「(ギッ・・・ギクッ!)」
「うんうん、ほとんどが巨乳で乳房には眼球があって、両手は触手で、ベロは長くて、全身には眼球があるか、陰唇があるか、唇があるかのどれかで・・・」
「あるある・・・そんな感じの魔人が多いよね。
 それって沙弥香さんの趣味なのかもしれないけれど、どんな設定のSSでもほとんどそのパターンの魔人になっちゃうから、お話の展開が無理やりで、型に嵌め込まれた感じになっちゃって不自然なんですよね。」
「(グサグサグサッ)」
「わかるわかる、変身シーンとか、コピペでも書けるぐらい同じだものね。
 あれじゃ毎回不自然になるよね」
「(ブチッ!)はいはい、悪かったわね、
 どうせ沙弥香のSSはワンパターンですよ」
「あ、ごめんなさい、別にそれが悪いって言っているわけじゃ・・・」
「そ、そうですよ、沙弥香さん、僕たち、沙弥香さんのSSの大ファンなんですから・・・」
「そうかしら?アタシのファンにしては随分な言いようじゃない?」
「違いますってば、ファンとしての愛に満ちた批評ですよ」
「そうですそうです。沙弥香さんだっていつも言っているじゃないですか。
みなさんの感想やご批判が沙弥香のエネルギー源だって」
「僕たちは沙弥香さんにこれからももっと素敵なSSをかいて欲しくってこんなこと言っているんですってば」
「へぇー、そうかしら?じゃぁ、これは言わば愛のムチってこと?」
「あはは、そこまでエラソーなことを言うつもりはありませんけど、まぁ、それに似たようなものです」
「ふーん、愛のムチねぇ・・・確かに沙弥香はMッ気アリアリだけど、痛いのはごめんだわ」
「ちょ、ちょっと、何言ってんですか、たとえ話ですってば」
「そうですよ沙弥香さん、ほら、機嫌を直して、またSSを書いて下さいってば、お願いしますよ」
「そうね、わかったわ、貴方たちの”愛”に応えてあげなくっちゃね」
「(ホッ・・・)そうですよ、よろしくお願いします。
僕たち、ずっと沙弥香さんのファンですから」
「ええ、そうです。その通りです。」
「それを聞いて安心したわ・・・フフフ」
「え?さ、沙弥香さん・・・?」
「こういうSSもいいわよね。
 ちょうどジェットコースター的なものを書いてみたかったところなのよ」
「じぇ、ジェットコースター?」
「ウフフ、さぁ、そんなことより、そんな素敵な格好しているんだから、もっとアタシによく見せて頂戴。」
「え?す、素敵な格好って・・・?」
「ほら、アナタもよ、何してるの?」
「あ・・・ああ・・・あはん・・・そ、そうだったわ・・・フフフ」
「そうそう、真っ赤なレオタードがとても良く似合っているワ」
「あはぁん・・・アタシのことも見てぇ・・・沙弥香さぁん・・・」
「アナタも素敵よ。アナタはグリーンのレオタードね、フフフ」
「はい、アタシタチ、レオタードが大好きなんです。
 今日も沙弥香さんにインタビューするんだからってお気に入りのレオタを着てきましたの・・・ウフフ」
「すっかりいやらしい体つきになったようね・・・
 もう身も心もレオタ牝になったのよ、気分はどうかしら?二人とも?」
「ああん、嬉しいですわ・・・最高の気分です・・・女になることがこんなに快感だなんて・・・
 ああっ!乳首がナイロンにこすれてっ!
 ああん、沙弥香様、ご覧になってぇ・・・もうビンビンですわ!」
「あ、アタシもですぅ・・・ここ、喰い込んでクリットに触るのぉ・・・
 あんっ!沁みができちゃう〜・・・」
「フフフ、たまらないわねぇ・・・こういうSSもたまにはいいわぁ。
 さぁ、アナタたち、アタシもレオタに着替えてくるからここで待ってなさい。
 今夜はタップリ楽しむのよ、フフフフフ」
「「はぁい、沙弥香さまぁ・・・」」

END

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2010年09月22日

勝手な構想(4)

例えば、

「A○B48の前田○子ちゃんを丸裸にしちゃおう」

なんていう番組があったとしても、賢明な視聴者は、

「ホントに裸にするのではなく、”前田○子ちゃんにいろんな質問をしてありとあらゆることを暴露させちゃおう”っていう意味だ」

ってことぐらいすぐにわかるのですが、そんなタイトルの番組でいきなり前田○子ちゃんがホントに服を脱ぎはじめて全裸になっちゃったら・・・

そして、後ろに控えていた他のA○B48のメンバーまで一緒になって裸になって濃厚な集団レズ狂宴を繰り広げたら、これはもう、スタジオ中大パニックというか、大狂喜というか・・・

デスエロンの催淫光線でこういう狂喜のるつぼが実現できたら最高なんですけどね〜ww

う〜ん、萌えますね〜(^.^)


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2010年09月18日

アイドルコラージュ異聞編パロ(2)

続いて後半部分で〜す。

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(2)
「絵美子!」
「ああ・・・熱いのぉ・・・躰が熱いのぉ・・・服なんて着てられないわぁ・・・」
ぼうっとうつろな表情で次々と服を脱いでいく絵美子。
シャツもスカートも脱ぎ捨て、ブラジャーもパンティも脱いでいく。
あまりのことに俺は目をそむけ、理璃子も口に手を当てたまま声が出ない。
「ああ・・・熱い・・・」
裸に靴下だけというなんとも扇情的な姿で立ち尽くす絵美子。
恥ずかしさなどは微塵も感じていないのか、胸も股間も隠すことなく晒している。

「あ・・・ぐっ、ああ・・・あああ・・・」
そこから変化が始まった。
絵美子の躰が緑色に染まり始めたのだ。
な、なんなんだ、これは?

若かったころとは違い、今では多少肉付きがよくなっていた絵美子だが、それでもその裸は美しかった。
結婚当時は美人の奥さんをもらったと冷やかされたし、今でも俺は絵美子は充分美しいと思っている。
その裸をよりによって盛沢などに見せたくはなかったが、それ以上に俺は今、絵美子に何が起こっているのかわからなかった。

絵美子の体は濃い緑色に染まり、やがてあちこちから突起のようなものが生えてくる。
肉付きのよい腰回りはきゅっと引き締まっていき、両側から細長い虫の脚のようなものが生えていく。
お尻はどんどん大きくなり、蛇腹状の節が作られて、先端には昆虫のような卵管が生えてくる。
俺も理璃子もただ唖然として絵美子の変化を見ているしかない。

躰の表面は固い外骨格で覆われ始め、両腕はひじを曲げたような形で固定され、手首から先は指が無くなって細長く伸び、カマキリの鎌のように変化する。
背中からは薄い翅が広がって、さらに固い外翅が覆っていく。
首はやや前に傾き、節で覆われていった。

ややぽっちゃりしていた太ももも、引き締まって外骨格が覆い、ひざと踵には鋭いとげのような突起が生える。
足の指も三つに融合し、それぞれの先端には鋭い爪が伸びてくる。
それはまさにカマキリだった。
絵美子はゴキブリとなった盛沢のように、カマキリへと変化していったのだ。

変化は頭部にまで及んでいく。
口を半開きに開けた絵美子の眼がギョロッと剥いたかと思うと、そのまま飛び出すように眼窩から広がっていき巨大な緑色の複眼になっていく。
口は左右に裂けはじめ、端から牙が伸びていく。
あごが前に突き出し、左右に割れて昆虫の大顎を形成する。
顔の肌も緑色の外骨格に覆われていき、額には二本の触角が伸びてくる。
それは絵美子の面影を残すカマキリの頭だった。

やがてゴキブリ盛沢の脇にあるノートパソコンが電子音を鳴らす。
「グゲゲゲ、どうやら完成したようだな。さあ、お前は何者か言ってみろ」
目の前に立ち尽くすカマキリのような姿になった絵美子にゴキブリ盛沢はそう言った。

「キリ・・・キリキリ・・・キリキリキリィィィッ! アタシはデスエロンの女魔怪人グリーンカマキリよ。キリキリキリィィィッ!」
俺は唖然とした。
絵美子が、あの絵美子がカマキリのカマのようになってしまった両腕を振上げ、まるでポーズをとるように外骨格に覆われた胸を突き出してそう叫んだのだ。
心なしか大顎になった口元には笑みまで浮かんでいるように見える。
そんなバカな・・・
絵美子が、絵美子がカマキリの化け物になっちまったのか?

「グゲゲゲ、これでお前は俺と同じデスエロンの魔怪人になったのだ。これからはデスエロンに忠誠を誓うがいい」
「キリキリキリィィィッ! もちろんよ。アタシをこんなすばらしい躰にコラージュしてくれたんですもの。アタシはもう、身も心もデスエロンに捧げるわ。キリキリキリィィィッ!」
ニヤッと笑うゴキブリ盛沢に対し、化け物になってしまったことをまるで喜ぶかのような絵美子の言葉に、俺は愕然とした。
絵美子はもう心までゴキブリ盛沢の仲間になってしまったと言うのか?

「グゲゲゲ、それでいい。それにしても最初に見たときからいい女だと思っていたが、こうしてデスエロンの女魔怪人になるとまたたまらんボディになったものだな。見ろ、お前の躰を見て俺のチンポはもうこんなになっているぜ。グゲゲゲゲ」
鳴き声とも下卑た笑いともつかない音を出すゴキブリ盛沢を見ると、ゴキブリの躰の股間から、隆々とそそり立つペニスが姿を現していた。
俺は絶句する。
なんて大きなペニスだ。
あの盛沢がこんなに立派なモノを持っていたというのか?
信じられない。

「キリキリキリィィィッ! うれしいわぁ。なんてたくましいおチンポなのかしら。あなたもとても素敵よ、ゴキブリブラウン。アタシも見ているだけで躰が疼いてきちゃうわぁ。キリキリキリィィィッ!」
絵美子が舌なめずりをするのが目に入る。
緑色の大顎にピンク色の舌が妙になまめかしい。
股間は外骨格の隙間が開き、こちらもピンク色の肉襞がひくひくと蠢いていた。
「グゲゲゲ、お前も素敵だぜ、グリーンカマキリ」
「キリキリキリィィィッ! ああん・・・たまらないわぁ。ねえ、見てぇ、アタシのオマンコ。あなたのおチンポが欲しくてよだれをたらしているのよぉ。ねえ、エッチしましょうよぉ。キリキリキリィィィッ!」
両手のカマで躰をかき抱くようにして腰を振るカマキリ絵美子。
自分で言うように、股間からは大量の愛液が流れ出している。
これが、あの清楚でセックスを恥らっていた絵美子なのか?

「グゲゲゲ、まあ、待て。後でたっぷり可愛がってやるぜ。その前にまずこっちを片付けてしまわなくちゃな」
ぎょろりと俺を見るゴキブリ森沢。
「キリキリキリィィィッ! ああん・・・お預けなのぉ? 寂しいわぁ。せめておしゃぶりぐらいいいでしょ?」
緑色の複眼でゴキブリ盛沢を見つめているらしいカマキリ絵美子。
俺にはもう、何がなんだかわからない。

「グゲゲゲ、それもいいな。旦那に見せ付けてやるってか?」
「キリキリキリィィィッ! 元旦那でしょ。あんな下等生物が夫だなんて考えたくも無いわ。アタシが愛しているのはアナタよ、ゴキブリブラウン。キリキリキリィィィッ!」
緑色の複眼で俺を見、あざけるように笑うカマキリ絵美子。
俺はがっくりと打ちひしがれる。

「や、やめろ。やめてくれ」
それでも俺は何とか絵美子に元に戻って欲しかった。
あんな姿になってしまっても、元は絵美子なのだ。
それがゴキブリ盛沢のペニスをしゃぶるなんて耐えられない。

「キリキリキリィィィッ! うるさいわね! 下等動物のくせにアタシに命令する気? 黙らないと首を刎ね飛ばすわよ。キリキリキリィィィッ!」
緑色の複眼で俺をにらみつけ、両手のカマを振上げるカマキリ絵美子。
ああ・・・
もう俺の言葉は彼女には届かないのだろうか・・・

「グゲゲゲ、それじゃ頼むぜ、グリーンカマキリ」
ゴキブリ盛沢がそそり立つペニスを突き出す。
「キリキリキリィィィッ! ああ、なんて美味しそうなおチンポなのかしら。いただきます」
ファブッと音を立て、ゴキブリ盛沢のペニスを頬張るカマキリ絵美子。
大顎が両側に開き、両手のカマをゴキブリ盛沢の腰に回してどす黒いペニスをしゃぶっている。

「グゲゲゲ、オウ、これはたまらんぜ。なんていい舌使いだ。いつもあいつにやっていたのか?」
「ハブッ・・・ンチュ・・・そんなことするはずないでしょ。以前のアタシはセックスが好きじゃなかったの。だからあいつのチンポなんかしゃぶったりしなかったわ。キリキリキリィィィッ!」
そうだ。
絵美子はセックスには淡白な女性で、あんまりセックスを好みはしなかった。
フェラチオだって俺が頼んでもしてくれなかったのだ。
それなのに・・・

「グゲゲゲ、それでその舌使いとは恐れ入るぜ。なんともたまらん」
ゴキブリ盛沢の腰もカマキリ絵美子の舌使いに合わせて動いている。
「ムフゥ・・・アタシはセックスが大好きなデスエロンの女魔怪人よ。これぐらいの舌使いは当然でしょ。ハムッ・・・」
「違いない。おおう、でるっ、でるぞっ」
カマキリ絵美子がこくんとうなずき、やがてその口元に白濁液が放たれる。
ゴキブリ盛沢の腰がかくかくと前後した。

やがてカマキリ絵美子はゴキブリ盛沢を離れ、ゴクリと喉が上下する。
「プフゥ・・・ゴキブリブラウンのチンポ汁、喉にからんで飲みづらいけど美味しいわぁ。最高の味よ。キリキリキリィィィッ!」
「グゲゲゲ、お前の口の中も最高だったぜぇ、グリーンカマキリ」
「キリキリキリィィィッ! うれしいわぁ。ねえ、エッチしましょうよぉ」
腰を振って誘惑するカマキリ絵美子。
ああ・・・
もうあれは完全に絵美子とは違うものになってしまったんだ・・・

「盛沢、頼む!」
俺は頭を床に摩り付ける。
「俺は、俺はどうなってもいい。だから絵美子を、絵美子を元の女に戻してくれ」
俺は必死に頭を下げる。
絵美子がカマキリの化け物になってしまったなど、俺には耐えられない。
どうか・・・
どうか絵美子を・・・

「グゲゲゲ、だそうだぜグリーンカマキリ。元の姿にもどりたいか?」
「キリキリキリィィィッ! いやよ。冗談じゃないわ! アタシはデスエロンの女魔怪人に生まれ変わったのよ。下等な人間に戻るなんて考えたくも無いわ。キリキリキリィィィッ!」
絶望的な言葉が絵美子から発せられる。
「グゲゲゲ、樺崎よ、そういうことだ。残念だったなぁ。お前の可愛い妻は、俺と同じデスエロンの魔怪人に生まれ変わったのさ」
「ああ・・・絵美子ぉ・・・」
「キリキリキリィィィッ! 絵美子絵美子とうるさいわね。アタシはもう樺崎絵美子なんて名前じゃ無いわ。アタシはデスエロンのグリーンカマキリよ。二度と絵美子だなんて呼ばないで」
複眼で俺をにらみつけてくるカマキリ絵美子に、俺はもう何も言えなかった。

「グゲゲゲ、さて、次はそこで放心状態の娘をどうするかだな」
ゴキブリ盛沢の言葉に俺はハッとした。
先ほどからあまりのことに言葉も出せず、がたがた震えている理璃子のことを思い出したのだ。
「盛沢、やめろ! 娘には手を出すな!」
「グゲゲゲ、うるさいぞ! 少し黙ってろ!」
あまりの威圧感に俺は何も言えなくなる。
ヘビににらまれたカエルとはこのことか?
すくんでしまって、どうしても躰がいうことを聞かないのだ。

「ああ・・・いや・・・」
恐怖に震えながら弱弱しく首を振る理璃子。
「キリキリキリィィィッ! あの小娘をどうするの、ゴキブリブラウン。始末するならアタシにやらせて欲しいわぁ」
大顎を左右に開きながら、楽しそうに笑みを浮かべるカマキリ絵美子。
「グゲゲゲ、まあ、待て。コラージュソフトにお伺いを立ててからだ」
再びノートパソコンを操作し始めるゴキブリ盛沢。
あのノートパソコンがすべての元凶だとわかっているのに、どうしても躰が動かない。

「グゲゲゲ、このノートパソコンにはな、我がデスエロンが開発した生物融合ソフト“アイドルコラージュ”の改良版が入っていてな。このソフトを使えば、人間とほかの生物を融合させ、我がデスエロンの忠実な魔怪人にすることができるのさ。もっとも、適性のある人間に限られるがなぁ。グゲゲゲゲ」
ノートパソコンをいじりながら、いやらしい笑い声を上げるゴキブリ盛沢。
やつもそのソフトでゴキブリと融合したのだろう。
まさに姿だけではなく心まで醜い盛沢らしい。

「すでに社内でも市原祐香と瀬澤美穂子がデスエロンの女魔怪人になっている。二人とも最近めっきり色っぽくなっただろう? あれはデスエロンの女魔怪人になったからなのさ。グゲゲゲゲ」
「い、市原君と瀬澤君もか」
「グゲゲゲ、そうだ。市原祐香はブラッディヒル、瀬澤美穂子はブルーアナコンダへと生まれ変わったのだ。俺もあいつらのおかげでこうしてゴキブリブラウンへと生まれ変わることができたと言うわけだ。グゲゲゲゲ」
自慢げに笑うゴキブリ盛沢のノートパソコンが電子音を鳴らす。
「グゲゲゲ、ほう、適性ありか。これはおもしろい。グゲゲゲゲ」
「キリキリキリィィィッ! よかったわね。これでお前もアタシたちの仲間になれるわよぉ」
二人の異形の笑い声が昨日までの暖かかったリビングに響いていた。

「グゲゲゲ、さて、お前はどんな生き物と融合させてやろうか。おっ、こいつはどうかな?」
「キリキリキリィィィッ! まあ、ゴキブリブラウンったら意地悪ね。よりにもよってあの娘が一番嫌いな蟲じゃない。キリキリキリィィィッ!」
脇からゴキブリ盛沢のノートパソコンを覗き込んでいるカマキリ絵美子。
もうすっかりゴキブリ盛沢と意気投合しているようだ。
そこにはあの控えめで清楚な絵美子の面影はもうなかった。

「グゲゲゲ、何、すぐに気に入るさ。むしろもっとも好きな蟲になるんじゃないか?」
「キリキリキリィィィッ! そうね、アタシもそれほどカマキリが好きではなかったけど、今ではカマキリは最高に可愛い存在だわ。キリキリキリィィィッ!」
カマキリ絵美子がカマを振り腰をくねらせる。
その横でキーボードをカタカタと操作するゴキブリ盛沢。
今度は一体何をするつもりだ・・・

「グゲゲゲ、性格は残忍、ゴキブリブラウンを好きになる・・・と・・・」
ニヤニヤしながらキーボードに打ち込んでいくゴキブリ盛沢。
俺はぞっとした。
こいつはまさか理璃子も?

「キリキリキリィィィッ! まあ、ゴキブリブラウンったらちゃっかりしているのね。でも、おかげでアタシもアナタのことを好きになれたわぁ。どうしてあんな下等なクズを愛しているなんて思っていたのかしらね。ぞっとするわぁ」
ぎょろりと複眼で俺のほうを見るカマキリ絵美子。
その口元にはさげすみの笑いしか浮かんではいない。

「グゲゲゲ、いいじゃねえか。これも役得の一種さ。デスエロンに新たに二体も魔怪人を増やすんだからな。よし、これでいい」
ゴキブリ盛沢がノートパソコンのキーを押す。
「や、やめろぉっ! やめてくれぇっ!」
俺の叫びはただむなしかった。

「ひゃん」
背後で理璃子の躰が跳ね上がる。
俺が振り向くと、理璃子が目を見開き、口を半開きに開けているのが目に入った。
「理璃子!」
「あ・・・お父さん・・・助けて・・・」
躰を震わせ、がたがたと震えている。
「理璃子!」
俺が理璃子を抱きしめようとするより先に、理璃子がすっくと立ち上がる。
「ああ・・・変・・・躰が変よ・・・ああ・・・何かが躰を駆け巡っているぅ・・・」
「理璃子、しっかりしろ、理璃子!」
「ああ・・・熱い・・・熱いよぉ・・・」
絵美子と同様に、理璃子も着ているものを脱ぎ始める。
いや、脱ぐと言うより剥ぎ取っていると言ったほうがいいかもしれない。
上着もスカートも白い下着も何もかもむしりとっているのだ。
「理璃子、やめるんだ、理璃子」
俺は思わず理璃子の足にしがみついた。

「ああ・・・あ・・・あぐっ」
理璃子の躰がピクンと跳ねる。
「グゲゲゲ、始まったな」
「キリキリキリィィィッ! そこでお前の娘がどうなるのかを見ているのね」
背後で笑う二人の声が俺を絶望へと追いやっていく。
「理璃子、理璃子ぉっ」
俺はただただしがみついて娘の名を呼ぶばかりだった。

やがて理璃子の体が変化し始める。
皮膚が青紫色に染まっていき、じょじょに固くなってくる。
躰に節が作られ、両側から細い歩脚が何本も伸びてくる。
足や腕にも歩脚が生え、わさわさと動き始める。
両手の指先には鋭い爪が伸び、脚のつま先は指が融合して二本の鉤爪状になる。
節のできた首の両側にも歩脚が生え、頭部は髪が固まった固い外骨格で覆われる。
目は黒々とした複眼となり、顎は左右に割れて大顎となり、額には長い触角が生えてくる。
わずかの間に娘は絵美子同様ゲジゲジの化け物へと変わってしまった。

盛沢の脇のノートパソコンが電子音を鳴らす。
「グゲゲゲ、終わったようだな。さあ、お前が何者か言ってみろ」
「理璃子・・・」
ゴキブリ盛沢が不気味に笑みを浮かべる中、俺は変わり果ててしまった娘をただ見上げているしかできなかった。

「ゴフッ!」
突然腹部に強烈な痛みを感じ、俺は弾き飛ばされた。
それが理璃子に蹴飛ばされたものだとわかって、俺は愕然としてしまう。
「理、理璃子・・・」
「ゲジゲジゲジィィィッ! 下等な生物の分際でいつまでアタシの脚にしがみついているつもり? このゲスが」
黒光りする複眼が俺をにらみつけてくる。
「理璃子・・・」
「ゲジゲジゲジィィィッ! 理璃子? それは誰のことかしら? アタシはもう樺崎理璃子などという下等な生物ではないわ。アタシはデスエロンの女魔怪人ゲジゲジバイオレットよ。ゲジゲジゲジィィィッ!」
額の触角を震わせ、くびれた腰を振りながら宣言する理璃子。
俺は理璃子も化け物になってしまったことに、何も言うことができなかった。

「グゲゲゲ、これでお前もデスエロンの魔怪人だ。これからはデスエロンに忠誠を誓うがいい。グゲゲゲゲ」
「ゲジゲジゲジィィィッ! 当然だわ。アタシをコラージュでこんな素敵に生まれ変わらせてくれたんだもの。アタシはデスエロンに永遠の忠誠を誓うわ。ゲジゲジゲジィィィッ!」
鋭い爪を交差させ、誇らしげに宣言する理璃子。
それを見てゴキブリ盛沢もカマキリ絵美子も満足そうだ。

「キリキリキリィィィッ! よかったわねゲジゲジバイオレット。これでアタシたちはデスエロンの仲間。いっしょにデスエロンのために働くのよ」
「ゲジゲジゲジィィィッ! こちらこそよろしくねグリーンカマキリ。仲間になれてうれしいわ」
「グゲゲゲ、むしゃぶりつきたくなるようないい女魔怪人が二人も誕生か。こりゃたまらんぜ。グゲゲゲゲ」
なんてことだ・・・
下卑た笑いを発するゴキブリ盛沢を、カマキリ絵美子もゲジゲジ理璃子もうっとりと眺めている。
悪夢だ・・・

「ゲジゲジゲジィィィッ! アナタも最高よゴキブリブラウン。早くアナタの太いチンポでオマンコかき回して欲しいわぁ」
「キリキリキリィィィッ! まあ、先にコラージュしてもらったのはアタシよ。アタシが先にかき回してもらうんだからね! ねえ、ゴキブリブラウン、早くベッドに行きましょうよ。アタシもう我慢できないわぁ。キリキリキリィィィッ!」
カマキリ絵美子の股間からも、ゲジゲジ理璃子の股間からも愛液があふれるようにしたたっている。
二人の太ももはもうびしょぬれなのだ。

「盛沢ぁぁっ! ちくしょうっ! 二人を元にもどせぇっ!」
俺はもう何がなんだかわからなくなってゴキブリ盛沢に殴りかかる。
「フガッ!」
だが、俺は逆に殴り飛ばされてしまう。
ゴキブリ盛沢の前にカマキリ絵美子が立ちふさがり、そのカマの平で俺の頬を張り飛ばしたのだ。
「キリキリキリィィィッ! 下等生物のくせにゴキブリブラウンに歯向かうつもりかしら? そのようなことはあたしが許さないわよ。キリキリキリィィィッ!」
頬を押さえて顔を上げた俺を、カマキリ絵美子がにらみつける。

「グホッ!」
さらに俺の腹にかかとがめり込む。
ゲジゲジ理璃子の容赦ない蹴りが入ったのだ。
「ゲジゲジゲジィィィッ! アンタ身の程を知らないんじゃない? 下等なクズのくせにアタシたちデスエロンの魔怪人に逆らうつもりなの? よっぽど死にたいらしいわね。ゲジゲジゲジィィィッ!」
「クッ・・・理璃子・・・」
「まだ言うつもり? アタシはもう樺崎理璃子じゃないって何度言ったらわかるのかしら。これだから下等生物は・・・ゲジゲジゲジィィィッ!」
ぐりぐりとかかとをねじ込んでくるゲジゲジ理璃子。

「キリキリキリィィィッ! ねえ、ゴキブリブラウン。あたしもうこの顔は見飽きたわ。さっさと始末してエッチしましょうよ。もう我慢できないわぁ。キリキリキリィィィッ!」
「ゲジゲジゲジィィィッ! アタシもこの顔はもう見たく無いわ。こんな下等なクズはさっさと殺しちゃいましょうよ。ゲジゲジゲジィィィッ!」
ゴキブリ盛沢の両脇に立ち、さげすむように俺を見下ろす二人の女魔怪人。
そこには俺の妻と娘の姿はもうなかった。

「グゲゲゲ、どうだ思い知ったか樺崎。これでお前の妻も娘もデスエロンの女魔怪人にしてやったぞ。これからは俺が二人をたっぷり可愛がってやる。安心してくたばるんだな。グゲゲゲゲ」
「も、盛沢・・・」
勝ち誇ったように俺を見下しているゴキブリ盛沢。
「二人とも、もういいぞ。たっぷり楽しむがいい。グゲゲゲゲ」
やつはそう言うと後ろへ下がる。
入れ替わりにカマを振上げたカマキリ絵美子と爪を振りかざしたゲジゲジ理璃子が俺に近づいてきた。
「キリキリキリィィィッ! これから人間を切り刻めるのねぇ。なんて楽しみなのかしら。キリキリキリィィィッ!」
「ゲジゲジゲジィィィッ! アタシの爪も鋭いわよぉ。ああ、ぞくぞくするわぁ。ゲジゲジゲジィィィッ!」
「や、やめろ、二人ともやめてくれー!」
俺はそう叫んだが、二人のカマと爪が俺の躰に食い込んでくる。
それが俺の見た最後の光景だった。

                        ******

朝の清々しい空気の中、玄関のドアがガチャリと開く。
少し太り気味の男性がスーツ姿で現れ、その背後から美しい女性が見送りに顔を出す。
女性は太った男の妻らしく、出掛けの男に行ってらっしゃいのキスをする。
真っ赤な口紅とアイシャドウをした女性は、男にしなだれかかるようにして熱いキスを交わすと、うっとりとした表情でこう言った。
「うふふふ・・・表札を換えておかないとね。ここはもう樺崎の家ではなく盛沢の家になるのだから。今日からここはアタシたちデスエロンの前線基地よ」
「クククク・・・樺崎部長は急死した。お前は未亡人として葬儀を行い、俺と再婚するってわけだな」
「ええ、そうよ。アタシはもう盛沢絵美子。アナタを愛する妻」
「クククク・・・可愛いやつ。それじゃ行ってくるぜ」
「行ってらっしゃい。“アナタ”」
名残惜しそうに離れる二人。
そこに高校の制服を着た少女が顔を出す。
「アタシも行ってくるね。パパ、帰ってきたら今晩も・・・ね?」
アイシャドウを引いた目でウインクする少女。
「まあ、ゲジゲジバイオレットったら朝まで楽しんだのに、まだ足りないのかしら?」
「あら、そういうグリーンカマキリだって朝からオマンコ濡らしているくせに」
「あん、言わないの。だって、セックス大好きなんですもの。ゴキブリブラウンのおチンポ欲しいわぁ」
もじもじと腰をくねらせる妻。
「くくくく、帰ってきたらまた可愛がってやる。それよりも名前に気をつけろよ」
「あら、いけない。うふふふふ・・・」
「気をつけなくちゃね。ふふふふ・・・」
三人は意味ありげに顔を見合わせ、笑いあうのだった。

END

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いかがでしたか?
ホント、素敵な作品でしたね。

舞方様、どうもありがとうございました!

それではまた。

sayaka_saotome at 23:00|PermalinkComments(5)TrackBack(0)この記事をクリップ!異聞アイドルコラージュ2 

アイドルコラージュ異聞編パロ(1)

やっとの思いでアイコラ異聞編の03を完成させましたが、なんと!
あの舞方雅人様から、沙弥香の脳内妄想ブログ開設5周年記念のお祝いにと、ものすごく素敵なSSを頂きました!\(^o^)/

氏にお伺いしましたところ、こちらで発表しても良いと快諾を得ましたので、今宵、一気に公開いたします。
(でも、文字数制限にひっかかりましたので、2回に分けます。)

このSSを書かれた詳しい経緯などは、舞方様のブログ(http://masatomaikata.blog55.fc2.com/)で、明日、ご説明されるとのことです。

というわけで、図らずもこの素晴らしい作品が記念SSとなりましたww
(なんという他力本願・・・ww)

それでは、まずは(1)として前半部分を公開いたします。
始まり始まり〜ww

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「ふう・・・やれやれ、今日も一日終わったな」
自宅の明かりを見るとホッとする。
このところの残業で今日も帰りは九時過ぎだ。
納期を遅らせるわけには行かないのに、手が遅い連中が多すぎる。
今日も部下の盛沢(もりさわ)を怒鳴りつけてやった。
盛沢も能力が無いわけではないのだが、どうもそのメタボな体形から動作がスローモーに見えてしまう。
それに自分自身が太っているからか、盛沢を見ているとなんだか自分の無様さを見せ付けられているようで気分が悪いのだ。
だからついつい怒鳴りつけてしまうことが多い。
そうするとデブが首をすくめて恐縮するものだから、ますます無様に見えてくる。
こっちの嗜虐心にも火がつくから、ますます怒鳴ってしまうのだ。
まあ、あいつを怒鳴ることで開発部全体が引き締まるのだから、奴も役に立っているのだろう。
明日も奴には役立ってもらおうかな・・・

そういえば・・・
開発一課の市原君、最近ずいぶんと色っぽくなったなぁ・・・
以前から美しい女だったが、最近はなんと言うかぬめるような色気のようなものを感じる。
眼差しも色っぽく、あの目を見るだけで思わず勃ってしまいそうだ。
今日も報告書にかこつけて呼び出したが、俺の前に立っている彼女は実にいやらしい感じだった。
彼氏でもできたのかもしれないな・・・
瀬澤君といい市原君といい、開発部にはなかなかいい女が揃っている。
機会があればあいつらと一回ぐらいやりたいものだ・・・
おっと、いかんいかん。
もう玄関先じゃないか。
にやけていたら絵美子に何言われるかわからんぞ。
用心用心。

門を通り玄関先に立つ。
小さいながらも土地付きの自宅だ。
庭だってちゃんとあり、妻の絵美子が花壇を作ってくれている。
50前で開発部長という地位を手にいれ、こうして自宅も持っているのだ。
そう悪くないだろう。
俺は玄関脇の表札に「樺崎」と自分の苗字があるのが誇らしかった。

呼び鈴を押してしばし待つ。
すぐに玄関の明かりがついてドアが開く。
「お帰りなさい、あなた。遅かったのね」
妻の絵美子が笑顔で出迎えてくれる。
結婚したときからこの笑顔は変わらない。
いや、多少は目じりに小じわなどもできたが、それもまた絵美子の魅力を損なってはいない。
実際こいつを射止めたときには同僚からうらやましがられたものだ。
この笑顔が俺だけに向けられる。
これを優越感と感じない男はいないだろう。
「ただいま」
俺はそう言って家に足を入れた。

「ぐはっ!」
突然俺は背後から突き飛ばされた。
妻の絵美子に抱きつくようになって玄関に転げ込んだ俺は、一瞬何が起こったのかわからない。
「あ・・・ああ・・・」
俺に抱きつかれて尻餅をつくような形になった絵美子は、なんだか恐怖の表情を浮かべて外のほうを見つめている。
いったい何があったんだ?
俺は両手で躰を支えつつ後ろを振り向いた。

「!」
俺は言葉を失った。
俺を突き飛ばして玄関に入ってきたのは、直立した巨大な茶色いゴキブリだったのだ。
「グゲゲゲ、おとなしくしろお前ら」
額からのびる長い触角をふるふると震わせて、巨大なゴキブリが言葉をしゃべる。
「な、何なの・・・ば、化け物?」
目の前に立つ巨大なゴキブリに言葉が出ない絵美子。
無理もない。
俺もすっかりあまりのことに声がでなかったのだ。

「グゲゲゲ、黙れ。ぶち殺すぞ」
黒々とした単眼をギロリと向けられ、絵美子は思わず口を閉じる。
俺はというと、情けないことに先ほどから声がでない。
そこにいたのはまさしく直立したゴキブリだった。
茶色と黒の入り混じったような外骨格に覆われ、頭部には長い触角と黒い単眼が光っている。
腹部は蛇腹のような節になっており、背中には固い翅が付いているようだ。
驚くべきは、わき腹からゴキブリの脚が生えているものの、全体のフォルムは人間っぽく、肩から伸びる腕も股間から伸びる脚もまさに人間の形をしているということだ。
いわばゴキブリと人間の融合したものというのが目の前に立っているものの姿だった。
そしてそのゴキブリは片手にノートパソコンを持っている。
それがまた奇妙な感じだった。

「グゲゲ、行け。中に入るんだ」
ゴキブリがあごをしゃくる。
俺はすっかりこの奇妙な化け物に度肝を抜かれてしまい、おとなしくいうことを聞くしかないと思った。
絵美子もそうだったらしく、無言で立ち上がるとあとずさるようにリビングに向かう。
「お前はいったい何者だ? いったいうちに何の用なんだ?」
俺はリビングに向かおうとしつつも、玄関に立つゴキブリに向かってそう言った。
「グゲゲ、今にわかる」
ゴキブリは俺の背中を押すようにして俺のあとについてくる。
俺はどうしようもなく黙ってリビングに入るのだった。

「グゲゲゲ、座れ!」
あごをしゃくって俺たちにソファに座るようにいうゴキブリ。
その威圧感に俺は絵美子の肩を抱きながらソファに座るしかなかった。
不気味な巨大ゴキブリに肩を震わせている絵美子。
かわいそうに。
それにしてもこいつは何者だ?
まさか何かのいたずら企画じゃないだろうな。
もしそうなら度を越えている。
訴えてやるぞ。

「お帰りなさい、お父さん」
なんてこった・・・
俺は思わず天を仰ぐ。
自室でおとなしくしていてほしいと願った娘が来てしまったのだ。
「理璃子(りりこ)、来るんじゃない!」
「来ちゃだめ!」
俺と絵美子がほぼ同時に声を上げる。
だが、遅かった。
ノートパソコンをテーブルに置いたあのゴキブリ野郎が、巨体に似合わず敏捷な動きで、リビングに入ってきた理璃子を捕らえてしまったのだ。
「きゃあー!」
右手をいきなり後ろ手にねじ上げられ、理璃子が悲鳴を上げてしまう。
「グゲゲゲ、もう一人いたか。おとなしくしろ!」
「ひいっ」
巨大なゴキブリが間近で腕を締め上げているのだ。
理璃子は真っ青になってうなずいた。
「やめろ! 娘には手を出すな!」
「お願いです! その娘には手を出さないで」
俺は必死に声を上げる。
くそっ、どうしてこんなときに躰がすくむんだ・・・

「グゲゲゲ、安心しろ、おとなしくしていれば何もしない。俺様が用があるのは樺崎部長、お前だけだ」
そう言ってゴキブリ野郎は理璃子を俺たちのほうに放ってよこす。
俺はよろめいて倒れこむ理璃子をそっと抱きとめた。
「樺崎部長だって? お前、俺の会社の人間なのか?」
俺は理璃子を絵美子に預け、ゴキブリ野郎に眼をやった。
こいつはいったい何者だ?
見れば見るほど本物のゴキブリが人間と一体化したような姿だが、これは着ぐるみか何かだとでも言うのだろうか・・・

「グゲゲゲ、いまの俺様の姿を見てわからんのも無理はないが、以前の俺様は盛沢秀司という男だったのさ」
「盛沢? お前あの盛沢だというのか?」
俺は驚いた。
あのデブがこのゴキブリだと?
「グゲゲゲ、ああ、そうだ。もっとも、今の俺様はデスエロンの魔怪人ゴキブリブラウン様だがな。グゲゲゲゲ」
奇妙な笑い声を上げるゴキブリ。
だが、こいつが盛沢だとわかってしまえば怖くない。
あのヘタレが何をとち狂ったのかは知らないが、これでも若いころは柔道を少しかじった身だ、少し懲らしめてやる。
「グゲゲゲ、おい、樺崎。いつもいつも俺様をずいぶんとコケにしてくれたじゃないか。だが、それも今日で終わりだ。見ろ、俺様のこのすばらしい躰を。俺様はブラッディヒルのおかげでこうして生まれ変わったのさ」
ゴキブリ盛沢は自分の躰を誇らしげに見せ付けてくる。
正直吐き気しか思わない。
先ほどまでの恐怖感が嘘のようだ。
正体がわからなかったから恐怖を感じていたということなんだろう。
「ふん、お前にふさわしい躰になったというわけか。このゴキブリ野郎め」
「グゲゲゲ、俺様の正体がわかったことで、少しは元気を取り戻したか?」
ゴキブリ盛沢が笑っている。
だが、笑っていられるのも今のうちだ。
とっとと追い出してやるぞ。
俺は立ち上がった。

「おい、盛沢。そろそろいいかげんにしろ。ゴキブリ男だかなんだか知らないが、俺は仕事を終えて帰ってきて疲れているんだ。お前のくだらない趣味に付き合うつもりはないんだ」
俺は威圧のつもりで奴の胸をつんと小突く。
腰抜けの盛沢は、いつもこれだけで腰砕けになってしまうのだ。
だが、俺の腕はがっしりと掴まれてしまった。

な、何だこれは?
俺は背筋が寒くなるをの感じた。
俺の腕を掴んだ奴の手は、つややかに光ってひんやりと冷たく、まさに外骨格そのものだ。
これが着ぐるみの手だというのか?
それに何よりこの力の強さは何だ?

「うぼっ!」
いきなり強烈な衝撃を腹部に感じ、思わず声を上げてしまう。
その衝撃が腹を殴られたからだと気が付いて、俺は力が抜けてしまった。
触角を震わせ、ギョロギョロした単眼で俺を見ている巨大ゴキブリ。
つややかな茶色の外骨格が光っている。
こいつは本物だ。
こいつは本当の化け物なのだ。

「ぐはっ!」
ひざが俺の腹を打ち、頬にはきれいにパンチを食らう。
俺はたまらず床に吹っ飛んだ。
「あ、あなた!」
「お父さん!」
倒れこんだ俺を絵美子がかばうように抱きかかえてくれる。
「お、お願いです、やめてください。この人が何かしたのなら謝ります。ですからもうやめて・・・」
絵美子が必死に頼み込んでいる。
悔しいが、一撃を食らったことで俺はまったく立ち上がる気力もない。
あるのは目の前のゴキブリに対する恐怖だけだった。

「グゲゲゲ、見たか、樺崎? いい奥さんじゃないか。お前を必死にかばっているぜ。お前にはもったいないな。グゲゲゲゲ」
「う・・・うう・・・」
張り飛ばされたせいか、思うようにしゃべれない。
「グゲゲゲ、お前、俺様が怖くないのか?」
「こ、怖いです・・・でも・・・」
絵美子の躰が震えている。
怖くないはずがないのだ。
「愛する旦那のため・・・ってか?」
絵美子がこくんとうなずくのを見て、俺は胸が熱くなった。
絵美子、ありがとう。

「グゲゲゲゲ、いい女だ。気に入ったぜ」
ゴキブリが笑い声を上げ、テーブルに置いたノートパソコンを開きにいく。
何をするつもりだ?
いったい俺たちをどうするつもりなんだ?

「グゲゲゲ、コラージュソフトを持ってきてよかったぜ」
ゴキブリ盛沢は器用な手つきでノートパソコンを立ち上げる。
その間、絵美子は濡れタオルを取ってきて俺の頬を冷やしてくれた。
強烈なパンチで顎がガタガタだ。
俺は目の片隅で理璃子を見た。
どうやら携帯でどこかに連絡を取ろうとしているらしい。
警察を呼んでくれるといいのだが・・・
ゴキブリ盛沢はどうやらノートパソコンに夢中で気が付いてない。
頼むぞ理璃子・・・

「グゲゲゲ、そこの娘、おかしなことはするな。死にたいのか?」
「ひっ?」
理璃子があわてて携帯をしまう。
くそっ、気が付いていないと思ったのに・・・

「グゲゲゲ、ほう、どうやら適性があるじゃないか。これはいい。グゲゲゲゲ」
ノートパソコンの画面を見て笑っているゴキブリ盛沢。
くそっ、何とかしなくては・・・
だが、躰がすくんでいうことを聞いてくれない。
なんと情けないことだ・・・

「グゲゲゲ、そうだなぁ・・・何がいいかなぁ。愛する亭主を切り刻ませるというのもいいかもなぁ。グゲゲゲゲ」
カチカチとキーボードを叩く音が響く。
理璃子も絵美子もただ無言でおびえているだけ。
悔しいが俺ではこいつに歯が立たない。
おとなしくしているしかない・・・

「グゲゲゲ、おっとこいつがよさそうだ。カマキリか・・・ほう、これはなかなか・・・・」
ぶつぶついいながらキーボードを叩いているゴキブリ盛沢。
だが、ときどき単眼を俺たちに向け、おかしな行動をしていないか監視している。
くそっ、どうしたらいいんだ・・・

「グゲゲゲ、ふむ、備考欄か、そうだなぁ・・・性格は残忍に、だが、俺様には親愛の気持ちを持っていることにしようか・・・グゲゲゲゲ」
ゴキブリ盛沢はそう言うと、キーボードを打つ手を止めた。
そしておもむろに俺を見る。
「グゲゲゲ、今からおもしろいものを見せてやる。お前の奥さんがどうなるのか見ているのだな」
「なにっ? 絵美子に何をする気だ! やめろ!」
「うるさい! そこでおとなしくしていろ!」
カチッと音がしてノートパソコンのキーが打ち込まれる。
いったい何をする気なんだ?

「ああ・・・あああ・・・」
突然絵美子が声を上げる。
「絵美子、どうした?」
俺はすぐに絵美子に向き直る。
「ああ・・・ああ・・・」
躰を震わせ、両手で躰を抱きしめている絵美子。
まるで風邪をひいて悪寒に襲われているかのようだ。
「絵美子」
「お母さん」
「ああ・・・あなた、助けて・・・躰が変なの。火照ってくるの。ああ・・・熱い・・・熱いわぁ・・・」
頬を赤らめ、熱に浮かされたようになる絵美子。
いったいどうしたというのだ?
妻に何がおきているのだ?

「盛沢、お前のせいなのか? やめろ・・・やめてくれ。頼む」
俺はもうプライドも何もなく頭を下げる。
俺はどうなってもいい。
妻と娘には手を出さないでくれ・・・
「グゲゲゲ、もう遅い。よく見ていろ」
あごをしゃくって妻のほうを指し示すゴキブリ盛沢。
俺が振り返ると、なんと絵美子が服を脱ぎ始めているところだった。

(2)へつづく

sayaka_saotome at 22:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!異聞アイドルコラージュ2 
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