2007年07月

2007年07月22日

ウォレアイ島途中下車

5d5ce289.jpg写真はやはり船を途中下車したウォレアイ島の写真です。
小さな男の子は、マウの息子であるセサリオの一人息子です。この子は昨年私がヤップでセサリオ宅に居候している時よく遊んだ子ですが、今年はウォレアイにいました。この島には、セサリオの妻の姉が住んでおり、要はおばさんの家に長期滞在中だったのでした。こういうことは、日本よりもはるかに多く起こります。人びとは、結構な割合であちこちを移動し、各地の親戚の家に泊まり合います。写真右の女性は、セサリオ妻のお姉さんです。彼女の基本的な家はサタワルにありますが、私はサタワルであった事はありません。昨年はヤップのセサリオ宅に子供たちと来ていたし、今は子供たちがウォレアイの学校に行っているため、彼女もここに居候です。誰がどの島にいるか、行ってみないとわからない。これがあの辺の離島の基本です。



ウミガメ卵のスクランブルエッグ

992bc295.jpg卵つながりでもう一つ。写真は、船を途中下車したウォレアイ島で撮影した、ウミガメの卵のスクランブルエッグです。これは半熟よりウエルダンが主流のようです。島ではあまり塩を使わないのですが、ウミガメ関係は塩水で洗うのが原則なので、ほんのり塩味がついてます。舌触りは、ややざらついていて滑らかさには欠けますが、味はまあ卵です。
このほか、ウミガメの卵には、肉と一緒に殻ごとゆでるという方法もあります。こちらはたいてい半熟で食されます。これにもほんのり塩味がついています。正直なところ、激ウマです。ちゅるちゅるっとすすって。
動物愛護的視点から、政府は「伝統的にウミガメを貴重なタンパク源としている人びとは穫ってもいいが、できればメスは避けるように」とおっしゃっているようです。もっともです。ですが、島の人は「産卵に上がって来たカメ」をビーチでえいやあ、とひっくり返してとるのが一番楽なので、メスになりがちです。それに卵は子供たちにでも大人気。食料が厳しい島ライフのなかで、やっぱりダンドツのごちそうであります。

箱入りマヌクと卵

19ddc2a1.jpg写真は、ウォレアイ島へ帰るご夫婦が連れていたニワトリです。箱入りで、ちょっと可愛い感じです。
サタワル語ではマヌクと言います。コレは当然家畜です。ひよこを生ませたあと、食われます。
サタワルでもニワトリはそのへんに放し飼いになっています。地べたに座ってものを食べていると、私の足の上をひよこが登って降りたりします。
完全に放し飼いなので、卵はあちこちで産み落とされます。人びとは卵が必要な時、森に入って卵を捜索します。そのせいか、卵が日常的に食べられる事はありません。私の滞在中、卵が登場したのはたった一度でした。それも、目玉焼きなどではなく、私の誕生日のケーキ用です。たぶん、卵を食べる習慣はあまりなく、ケーキミックスの箱に卵を入れろと書いてあるのでとって来た、という感じじゃないかと推測します。


2007年07月03日

船のサタワル軍団

7aeb90fe.jpg船旅全般を面倒見てくれたのは、他ならぬサタワルの方々でした。
船に乗り込む前、ヤップでの買い出しや港への送り出しをやってくれたのはマウの娘の一人でしたし、港では、マウの孫の一人、ジェリーが荷物を積み入れ、陣地を作ってくれました。私は貴重品を運ぶだけ。らくちんです。彼らは顔見知りでしたが、同じデッキにはお初のサタワル軍団がおられました。でも、私が2年連続でサタワルへ行こうとしていることは噂で聞いておられ、ココナツや食料を常に供給してくれました。っていうか、サタワルにつくまで、ずっとご一緒させて頂きました。
そのお返しではありませんが、私は昨年のサタワルの写真を皆様にご披露しました。これは噂を呼んで、舟中のいろんな人が写真を見に集まってきました。驚いた事に、他の島の人でさえ、写真に写るサタワルの人の顔と名前をみんな知っていました。この辺りの離島は、みんな親戚みたいなもののようです。

 


船旅

4b209f31.jpgサタワル行きの船。前回は臨時に出たミクロネシア連邦の船ヴォヤジャーでしたが、今回はヤップ州の定期船マイクロスピリッツでした。ヤップーサタワル間で18ドル。お安いです。
この船は日本から寄贈されて以来30年以上ご活躍だったのですが、このほど中国から寄贈された船に変わるのでこれがラストランだそうです。
今回の航海は、いろんな意味で楽でした。最大の原因は空いてたこと。写真は私の最初の陣地。3階デッキです。サタワルへの貢ぎ物に囲まれておりますが、余裕のスペース。人々と重なり合って眠っていた前回と比べると天国です。ここは喫煙も自由。あっというまに我が家のような気分になりました。