能見１３奪三振の力投、自ら決勝タイムリー

能見が素晴らしいピッチング。７回まで中日打線をノーヒットに封じ込める力投を見せる。途中からコントロールが乱れる場面も少しあったが、見事に８回１１８球１３奪三振。自らもタイムリーを放つ活躍を見せた。
最後は抑えの藤川が３連続三振で締めくくり、能見に６勝目がついた。このしんどい試合を勝てたのは良かった。
阪神打線には不満が残った。序盤にネルソンを崩してほしかったからである。結局８回まで投げさせてしまった。追加点を取れなかったのはいただけない。今日の策で成功したのは、打席に藤井でランナーがマートンのところで初球にヒットエンドランを仕掛け、これが能見のタイムリーにつながったことだろう。その前に金本が初球を打ち上げてアウトになった後にいきなり動いた作戦が功を奏した。
初戦を取れたのだから、ますます明日以降が大事になってくる。中日は元気がないし、阪神の方が明らかに上回っているはずである。