今回、新団体に移籍する女流棋士の人数は、最終的に17人と決まりました。
この17人に私が望むのは「心を1つにすること」です。
今回の独立問題の発端には、「”自分達”のことは”自分達”で決めたい。」という想いがあったはずです。
しかし、このことと「”自分”のことは”自分”で決めたい。」は全く別物です。
前者は「組織として行動する」ことが前提となっていますが、後者は「組織には縛られたくない。指図は受けたくない。」が前提となっています。
言うまでもなく、今回の場合は「組織として行動する。」ことが優先されます。
とするならば、「”自分がやりたいこと”は一体何か?」という発想ではなく、「自分の強みを活かして、”組織に貢献できること”は一体何か?」という発想が必要になってきます。
これを勘違いして、各自がバラバラに好き放題やった場合、「組織としての体」を維持することすらできないでしょう。
「強力なリーダーシップ」と「緊密なコミュニケーション」。
心を1つにしていくにはこの2つの要素は絶対に欠かせないと思います。