2007年04月25日

心を1つに

 今回、新団体に移籍する女流棋士の人数は、最終的に17人と決まりました。

 この17人に私が望むのは「心を1つにすること」です。

 今回の独立問題の発端には、「”自分達”のことは”自分達”で決めたい。」という想いがあったはずです。

 しかし、このことと「”自分”のことは”自分”で決めたい。」は全く別物です。

 前者は「組織として行動する」ことが前提となっていますが、後者は「組織には縛られたくない。指図は受けたくない。」が前提となっています。

 言うまでもなく、今回の場合は「組織として行動する。」ことが優先されます。

 とするならば、「”自分がやりたいこと”は一体何か?」という発想ではなく、「自分の強みを活かして、”組織に貢献できること”は一体何か?」という発想が必要になってきます。

 これを勘違いして、各自がバラバラに好き放題やった場合、「組織としての体」を維持することすらできないでしょう。

 「強力なリーダーシップ」と「緊密なコミュニケーション」。

 心を1つにしていくにはこの2つの要素は絶対に欠かせないと思います。



Posted by sbc2005com at 13:57│Comments(0)