2006年05月09日
リュック率に見るファッションの変遷
バイクに乗る関係でリュックを愛用しています。そんな関係で気になった記事を紹介。
アキバのリュック使用率約22%(2005年の半分以下)とな!?
SCAPEとしては、自分の現在のライフスタイルから利便性を考えてリュックを使っているわけで、「オタクといえばリュックを多用」だからという理由で、自分がリュックの利用を控えようとは思わないわけです。
しかし、そのオタクの聖地、秋葉原においてはリュックを使う人が劇的に減っています。ちなみに更に前の2004年は約86%だったわけですから。これは明らかにオタクたちのいかにもなオタクファッションからの脱皮の片鱗と見てよいのではないでしょうか。
所謂「オタクファッション」って、なんとなく想像できますよね。バンダナしてたりケミカルウォッシュのジーンズであったり。ファッションは自分に似合えば別になんだっていいはずなのですが、なぜか誰かと同じような格好をしてしまうものです。僕は、オタクファッションに限らずヤンキーや珍走団のファッションも同様に否定的に捉えます。
オタクファッションの欠点は、ダサさではなく、帰属集団内における意識的な没個性にあると思います。あの集団の中で、かっこいいなぁとかこれ着とけば間違いないなぁと思ったパーツの組み合わせがオタクファッションなのだと考えます。程度の差はあれ、ヤンキーファッションと心理的には変わらないのでは。
※ここでは、全く身なりに気を使わないのはオタクファッションには含みません。あれはあれで一つのスタイルというか考え方(ある意味悟り≒諦観)なので。ただ社会生活上、他人に害を与えている可能性はありますが。
自分自身はどうかというと、「カジュアル」という最も没個性的なアイテムを多用しているので、「人の事言えるんか?」と言われそうですが、
端的に言えば「カッコつけようとしない」と「カッコつけようとしてカッコよくない」は全然違うということなのです。
僕的には、UNIQLOなどのカジュアル=汎用なアイテムを利用することは有りです。服装の個性に拘らないことで、拘らないという個性も出せます。
「個性の無い服なんて着てられるか」と制服を脱ぎ捨てたヤンキーやギャルが結局皆似たような格好をしているのは、僕にとってはダサさの極致です。しかし突詰めれば「様式美」ということもできます。(いまだにヤマンバを続けている人にはある意味尊敬の念を感じます。)
逆にカジュアルによって手に入れたはずの自由が、いつのまにか突詰めてしまってLOHASみたいになってしまうのはちょっとさびしかったりもします。
うーん、文章をまとめるのに時間が足りません。とりあえず書きなぐっておいて今夜は寝てしまいます。
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