TOKYO FM『Skyrocket Company』2018.03.21
前回の記事が2016年11月、ざっと1年半ぶりのブログになってしまいました。
(その頃から見て下さってる方は何人いらっしゃるのだろう……)
この1年半の間に色々ありまして、上京するきっかけになった会社を退職し、
その次の勤務先を3ヶ月で辞めて、今年の2月から、また新たな職場で働いています。
職場では、時報の代わりにTOKYO FMラジオが流れっ放しになっていて
最初は集中できるか心配でしたが、今はけっこう、それが楽しみになっています。
特に『Skyrocket Company』(略称スカロケ)は、マンボウやしろさんと
秘書の浜崎さんの掛け合いが面白く、仕事しながら吹き出しそうになることも。
浜崎さんの美声と天然っぽさ(と毒っぽさのバランス感覚)が可愛らしく
やしろさんが面白いの方なのは知っていましたが、引き出しの多さにも驚きです。
ここからは、いつものスカロケ(笑)
— SkyrocketCompany (@Skyrocket_Co) 2018年3月21日
本日の議題は「春分の日案件~これしようと思ってたけど…~」
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春分の日だというのに、寒波と降雪に見舞われた3月21日。
「初めてのバイトの面接に落ちてしまった」という21歳の男性からのメールと
やしろさんの話に、思わず仕事の手が止まりました。
やしろ「人によっちゃね、一つバイトの面接落ちたぐらいでやる気無くしてんじゃねえよ
と思うかもしれないけど、初めてのバイトの面接行って落ちるって、すごいショックですよ。
(中略)これ本当に何かさ、否定されたようなね。書いてあります。
『ただでさえ今までの経験であんまり自分に自信が持てないのに、また何か否定されてる』
んだと、そう感じたと」
そして「毎日鬱々としている負のスパイラルから早く抜けたい」
「いっそ自分がいないほうが、という考えがチラチラして来ました」
という思いが続けて吐露され、やしろさんはどう励ますんだろう、と思っていました。
そこからのお話がすごく心に残ったので、以下はほぼそのままの書き起こしです。
やしろ「学生時代とか20歳くらいだと、自分が必要ないのかなとか思ったりとかね。
もう生きてくのも嫌だななんて思ってしまうことあって、
そういう時代を越えてね、僕ら20代働いて、30代40代になってるけど、
じゃあ30代40代になったらそんな風に思わないかって、そんなこともないんですよ。
30代40代50代になったって、なんか生きてんの大変だなー、なんてね(笑)。
贅沢な日本に生まれて育って、で、やっぱりなんとか働くところがあって、
ご飯食べさせてもらったりとかしてて。他の人からしたらさ、いや何だよ、
簡単にそんなこと考えんじゃねえよ甘ったれやがって、こっちは家族がいるから、
そんな甘っちょろいこと言ってられないんだって思う人も沢山いると思います。
でも家族いない人とかからするとですね、今度は逆にですね、
家族がいて羨ましいなと思うし、家族が居ないからこそ、
何のために頑張って良いのか分からなくなって来たな、なんていう世代の人も沢山いて。
本当に人それぞれ、色んな環境で悩んでて、色んなことがあって心が折れそうになって。
いっそ自分がいないほうが良いなんていう風にね、思ってしまうことあるけれども、
思うことは自由です。でもそっから、やっぱりもう一回帰って来て欲しいし、
誰かのためにできることがね、頑張って生きてると見つかってくると思うし、
そうするとですね、その領域までなんとかね、
僕ら頑張って行かなきゃいかなきゃいけないんだなって、僕自身もよく思います。
諦めないで頑張ってると、いつかは、自分のために何かをしてくれる人も出てきたり
お互い支え合える、それは決して恋人だけじゃないし、パートナーだけじゃなくて、
友人かもしれないし、仕事で見つかる人もいるんですよ。
学生時代の友人とは違うし、恋人とか親友とも違うんだけど、
この人と仕事を一緒に支え合って行けたら良いな、
みたいな人が見つかることもあると思う。
だから、乗り越えて欲しいなと思うし、不安はね、あると思います。
本当に、よく思うけど、1000個、2000個、僕たちは持ってるわけですよ。
例えば僕だったらね、有り難いことに丈夫な身体を持ってたり仕事を持ってたりする。
で、友人もいれば遊んでくれる女の子もたまに居たりなんかもしますけど、
そんな中でね、1000個2000個ぐらい持ってるのかな。
でもね、5個6個上手くいかないと、もうダメだって思ってしまうことあるけど、
それでもね、まだあと900個とか持ってたりするわけでね。
その持ってるものをちゃんと目で見たいなと思うし、ちゃんと感じたいな心でと思うし、
ちゃんと手で掴んでおきたいなと思うし、やっぱね、踏ん張って欲しい。
でね、踏ん張るきっかけにね、この書き込みがなって欲しいし、
で、僕の言葉が届いて欲しいなと思って喋ってるけども、この方を含めて
今ラジオの前でなんか頑張れてないって人、いると思います。
僕の拙い言葉じゃね、こんなの届かないかもしれないけど、
だったらですね、今日の雪とか、今日の寒さをきっかけにしてもらっても良いんです。
なんだって良い。今からかかる曲、それをですね、何か、
心の切り替えのきっかけにしてもらっても良いと思います。
一緒に頑張っていきましょう!」
かけられた曲はMOROHA「三文銭」。
イントロを聴いて「うわーっこの選曲か!」と目元がじわっと潤みました。
あまりの真っ直ぐさにこちらが気恥ずかしくなって、
けれど曲を聞き終わる頃には、それを越えて胸を打たれる一曲。
アフロさんの声を、Galaxy S7などのCMで聴いたことがある人も多いのでは。
「三文銭」は素晴らしい楽曲ですが、今回久しぶりにブログを更新したのは、
自分にとってやしろさんの言葉が「踏ん張るきっかけ」となったから、
この先もし心が折れてしまいそうなとき、折に触れて読み返したかったからです。
やしろさんの励ましは、ラジオの向こうにいる男性へ切実に語りかけつつも
やしろさん自分へ言い聞かせているような熱さも感じました。
今回のメールに限らず、やしろさん回答にはハッとすることが多いです。
人として誠実さや正しさはもちろん大事だけど、
その正しさに縛られすぎない別の道(大人のズルさ)があることを教えてくれたり、
やしろさんの人柄なのか、気楽でゆるい空気感が癖になっています。
冒頭でも触れましたが私自身、ここ最近の転職について心残りがないと言えば嘘になるし
これからの人生についてや、30代が見えてくることへの不安もあります。
けれど、転職を機に『Skyrocket Company』と出会って、
新しい世界の扉を開けた気がするこの頃です。
本日の議題は「新しく学びました!案件~あなたが知った新世界~」書き込みお待ちしています!#スカロケ https://t.co/AakYWlvs2v #tokyofm @manbouyashiro @MIHOJHO #マンボウやしろ #家城啓之 #浜崎美保 pic.twitter.com/QSQHt5vj8N
— SkyrocketCompany (@Skyrocket_Co) 2018年4月11日
『Skyrocket Company』
TOKYO FM 80.0MHz / 月曜日-木曜日 / 17:00-19:00
本部長 マンボウやしろ / 秘書 浜崎美保
http://www.tfm.co.jp/sky/