こんばんは。ご存知、みよしです。
26日、祇園花月の「RGが120分あるあるを歌いつづけるために武将が120分民衆からあるあるを聞き出すために客席に出陣する会」へ行ってきました。(以下あるあると略します)

出演者は、レイザーラモンRGさんと、ミサイルマン岩部さん(武将様)の2名。
普段は、RGさんとプラン9浅越ゴエさんの組み合わせで行われています。


このライブは、客席からリクエストされたあるあるを
レイザーラモンRGさんが選曲したカラオケに乗せ、時にはダンスも交えて歌い上げる。
歌い終わると、そのあるあるを色紙に書いてプレゼントしてくれる……。

そんなシンプルな作りですが、とにかく見終わった後の高揚感が凄い!!!
この日も、手拍子しすぎて痺れた腕を引きずるようにフラフラ帰ってきました。

実はかなり歴史のあるライブなのですが、私は2月のゴエさん回と合わせて2回目です。
関西在住のわりに参加歴が浅いのは理由があり、またこの記事は
「あるあるをテレビで見たことはあるけれど、あんまりピンときていない」
「気にはなっているけれど、もはや宗教という感想に不安を煽られている」方向けです。
……ものすごく絞られた層ですが、実をいうとこれは、以前の私自身のことです。

「もはや宗教といえる盛り上がり」「お客さんはあるある信者になってしまう」
そんな感想を見るたび、私は「つまり「一見さんお断り」な楽しさなのかなー?」
と勝手に解釈していて、回を重ねるごとに行き辛かったのですが、
思い切って行ってみるとこれがめちゃくちゃ楽しくて、まんまとハマったという訳です。

一度ハマったら抜け出せないという意味では、本当に宗教かもしれません。
ただお布施はチケット代だけなので、とっても良心的です!怖くないよ!
もし同じような理由で迷ってる方がいらっしゃったら、是非生で見て欲しいなぁと思います。

芸人さんはテレビでも見られるためか、世間ではお笑いライブは案外に敷居が高く
私自身も、「よく一人で行けますね」と職場で驚かれることもしょっちゅうですが、
ライブでしか味わえない面白さというのは、絶対的にあります。
それを強く感じさせてくれるのが、この「あるあるライブ」だと思います。

ライブそのものについては、ゴハさん(@goha5800jp)が完璧にまとめて下さっているので
「レイザーラモンRGと、あるある芸の向こう側 - オーバー・フロウ」
この記事では、個人的に感じた「面白さ」について書きたいと思います。



◯ライブでしか聞けない「あるある」
私が初めて生で聞いたあるあるは、「ゴマあるある」でした。
ゴエさんの「なぜゴマ!」「朝からゴマと決めていたんでしょうか」という解説を受けつつ
RGさんが選んだ曲は、布袋寅泰の「スリル」で、
「Baby Baby Baby Baby……」が「ゴマ ゴマ ゴーマ ゴーマ……」と歌われた瞬間、
グッと空気がRGさんへ引き寄せられるのを、びりびりと肌で感じました。

それは普段テレビで見ていた、「(あるある)はよ言え!」「時間取りすぎ!」と
揶揄される姿ではなく、キラキラした照明を受けて歌う、紛れもないスターでした。
瞬時にお客さんのボルテージも上がり、そのまま手拍子が沸き起こって
「みんな、あるあるを求めているんだ!」と衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。
(ちなみにゴマあるあるは「とんかつ屋、注文後にゴマ擦らせて時間稼ぎがち」でしたw)

また、テレビでは時間の都合上「1あるあるに対し1曲」が暗黙のルールですが、
ライブ後半になればなるほど、数個のお題を1曲に放り込む豪快さで、
偶然なのか必然なのか、歌詞にばちっとはまる瞬間が最高に気持ち良いです。

時にはダンスも交えながら「あるある」は歌われるのですが、武将様とのコラボでは、
「お化け屋敷あるある」をマイケル・ジャクソン「スリラー」に乗せて
あのダンスを完全再現する
という、蒸し暑い京の夜に相応しいナンバーとなりました。



◯唯一無二のコスプレとゲストとの掛け合い
実は、私が「あるあるライブ」へ行ったきっかけは、RGさんの佐村河内守のコスプレです。
なんで? と思われそうですが、気になっちゃったんだから、仕方ない……!
このクオリティたるや!
この回でのRGさんは、冒頭こそ杖をつき足を引きずっていたのですが
後半はその杖にマイクを巻いて(左腕の包帯を解いてw)手持ちにしていました。
サングラスのせいで目線が分からず、あるある採用者が分かりにくくなる失敗もw

私が佐村河内さんにどハマリしていたのを除外しても、「ゴーストライター」のお題で
「ゴーストバスタース」の主題歌を選ぶそのセンス
には痺れるばかりで、
客席全員で\ゴーストライター!/の合唱をしたのは良い思い出。
佐村河内さんをはじめ、RGさんが主催されている「バスツアー」では
小保方さんになりきってみたり(http://matome.naver.jp/odai/2139738171264685101
普段もコスプレで出てらっしゃることが多く、そちらも見所のひとつです。

武将様とのコラボでは「落馬で足を傷めて客席へ行けない◯食(RGさん)に代わって武将様があるあるを聞きにいく」という設定があり、武将様のキャラがとにかく濃厚な2時間でした。

濃厚なキャラクター例(順不同)
・迫(せり)から決めポーズで登場する武将様
・「武将様ー!」の歓声に「どしたぁー!?」と怒鳴り返す
・差し入れには一旦「毒入りか!?」と狼狽するものの素直に受け取る
・チキンナゲットあるあるをリクエストしたお客さんに「風刺ですな」と紙吹雪を撒く
・ひょうたん(自作)に入った川の水(ペットボトル)を飲む
・飛んできた手裏剣をかわす動体視力(武将様の手元から飛んで見えたのは幻覚です)
・雑誌は瓦版という(例「金曜日という瓦版」)
・妊婦さんがお題をリクエストすると「色紙は男が取りに来いよ!」という男気
また、小学生の女の子が「反抗期あるある」が書かれた色紙を持ち帰る姿を見て、
その小さな背中に思わず舞台上でグッときてしまう二人がとても良かったです。

一方、ゴエさんは武将様のような特異なキャラクターという訳ではありませんが、
劇場の真ん中あたりに座って実況しつつ、タブレットを操作しRGさんに情報を伝えたり
(パイン飴のお題では、会社のHP情報を伝えてくれる)かと思えば
「気持ち悪いですね」「早く(あるある)言って欲しい!」と痛烈に突っ込む場面もあり、
飴と鞭の使い分けの上手さを遺憾なく発揮されていました。どちらも楽しい!



◯お笑いライブとは思えぬ異常な盛り上がり
お笑いライブがどんなに盛り上がっても、最初から最後まで手拍子が鳴り、
「フ〜ゥ!」と大きな歓声や口笛が聞こえることは無いのでは
、と思います。
エンディングを迎えても尚、アンコールを求める拍手が鳴り止まないことからも、
お笑いというよりは、音楽ライブというほうがしっくり来るかもしれません。
お笑いと音楽、それぞれの美点がこれ以上ないほど融合したライブだといえます。

座ったままめちゃくちゃ盛り上がれるので、老若男女問わずおすすめですし
私自身がそうだというだけですが、音楽ライブに乗り切れない人ほど
(縦ノリの方法が分からなかったり、周囲の人との距離感が分からなくなるetc)
あるあるライブをより楽しめるんじゃないかと思います。
長々と書いてきましたが、とにかく一度、騙されたと思って足を運んで頂きたい。

もし「初めてお笑いライブに行きたいんだけど、何が良いかな?」と聞かれたら
迷わず「あるあるライブ」を推したいし、誰かを誘いたくなる魅力があります。
「ダイアン津田あるある」「学天即奥田あるある」を聞いて
応援したい人が増えるかもしれないし、何よりRGさんが本当にかっこ良くて、
パフォーマンスといい歌声といい、天性のエンターテイナーだわと惚れ惚れしてしまいます!

次回のあるあるは、8月26日(火)NGKでの「RGが笑いの殿堂なんばグランド花月で90分
あるあるを歌い続け、それを浅越ゴエが90分実況し、博多大吉が90分解説する会」
です。
平日開催ということでなかなか難しいかもしれませんが、
関西でも関東でも今後また機会はあると思うので、
少しでも興味が湧いた方は、是非行ってみて下さい!おすすめです。