こんばんは。ご存知、みよしです。
もう2月が終わることに危機感を感じながらも、なんとかやってます。
今日は、新宿シアターモリエールで「すいているのに相席3」昼の部を見ました。
aiseki
「すいているのに相席」はバッファロー吾郎Aさん、せきしろさん
ヨーロッパ企画主宰の上田誠さんら3人が脚本を書いたコントを
キングオブコメディ高橋さん、THE GEESE、山脇唯さん、バ吾Aさんが演じる
ユニットコントライブ。噂はかねがね聞いていましたが、見るのはこれが初めてでした。

最近ほとんどのライブをご一緒している気がする、ほーぼーさんと一緒に、昼の部へ。
開演前BGMは3公演それぞれに脚本の3人が曲を選んだそうで、今回はせきしろさんセレクト
ミッシェルのゲット・アップ・ルーシーはいつ聞いてもいい曲だ!
(ちなみに、せきしろさんとクハラさんは北見北斗高等学校の先輩後輩という間柄です)
特集:【特別対談】クハラカズユキ×せきしろ - CDJournal CDJ PUSH



某アニメを連想させる「999」(まんまのタイトルだけどw)からはじまり
いくつものコントと幕間の音楽に夢中になって、あっという間の二時間弱でした。
面白くて楽しくて、徐々にきゅっと心を掴まれて、けれど最後は笑えて終わる。
残った余韻が確かにあるのは、狸の仕業じゃなくて舞台の醍醐味だなと思います。

順番はあやふや&抜けがあるかもしれませんが、コントタイトルは以下。
(詳細なメモをとってはいないので、便宜上って感じです……。)
999 / 姪孫 / 美しい声 / やる気 / スズメ / 挑戦 / アイドルの町 / EZ DO DANCE
雷 / 終り / ファニーチューリップ / オンバト / ボール / エンディング?
VTRコント:「十五の夜」「ギザギザハートの子守唄」

それぞれのコントにおいて有名人や芸能人の名前がふんだんに使われているので
こうやってブログで感想を書こうにも、どこまで書いていいか分からないのですが
「やる気」で鈴木雅之さんの名前が出たときは「そう来たか!」と思ったし
「終り」の山脇さんの生々しさには唸りました。(あのいけ好かなさ! / 褒めてます)

全体を通して感じられるのは、対象への強い興味の昇華
その人がなぜあんな風貌なのか、話し方なのか、美学を持っているのか、
そこに強い疑問や興味があるからこそ、その対象をより面白く見せることができて
悪意ではない、ユーモアの柔らかな膜で覆うことができるのかも、と思いました。
(まぁ、悪意の塊のようなコントもあることはあったんですがw)

演者も、キンコメ高橋さんの攻守の安定感(理性的な役が多かった気がする)
バ吾Aさんの溌剌としたおもしろおじさんっぷり、山脇唯さんの可愛らしさと穏やかさ、
そしてTHE GEESEの尾関さん、高佐さんはお二人とも存在感がすごかった。

高佐さん一人芝居の「美しい声」は、特に異質な空気が漂っていた気がします。
眼帯+学生服姿で耽美世界を体現する姿には、思わず高揚しました……。
古屋兎丸先生が描かれる世界観みたいでしたね。たまらん〜。
ただ欲を言えば、靴はローファーであって欲しかった(贅沢な願い)

どれも本当に面白かったけれど、個人的に好きだったのは
「やる気」「アイドルの町」「オンバト」〜「ボール」でした。
「オンバト」「ボール」はせきしろさん作のコントで
息子が芸人になったことに反対する父(Aさん)が、母(山脇さん)と一緒に
オンバトに出演した息子(尾関さん)を見るものの、オフエアで……という物語。
東京で頑張る息子に父親が送った手紙が最後に流れるのですが、
思わず自分に置き換えてしまって、胸がいっぱいになりました。

頑張って頑張って頑張って、どうにもならなかったら。
その「どうにもならない」はどうやって決めたらいいんだろう、と思いながらも
あのエンディングで思わずわはは、と泣き笑って。余韻がいつまでも残っています。
最後の曲はなんて曲だったんだろう。もう一度聞きたかったです。

そうそう、わがままかもしれませんが、開演前と作中の曲目リストと、
コントタイトルのリストを終演後に出口で配布してくれたら、
とっても嬉しいのになーと思いました。後々自分で聞けると楽しいと思う。
それと、自分の無知さと世代の違いもあってか、ピンとこないボケがいくつかあって
事前に「この動画を見とくといいかも」が知りたいなーとも思いました。
それを言い出したらネタバレになるのかなぁ。難しいですね。



終演後のアフタートークには、ずんのやすさんとR藤本さんが登場。
お揃いのようなパステルカラーの私服で、「なんか似てるね」と言われる2人w
アフタートークでは毎回尾関さんが司会らしく、懸命に話を振るのですが
そのシンポジウムのような口調から、真面目な人柄を感じられました。

やすさんは「オンバト」「ボール」に感動した、と熱く語られ
R藤本さんは「アイドルの町」で物語が進んだきっかけを質問されていました。
(A先生曰く「それはあるけど言えない!」とのこと。気になるー)
キンコメ高橋さんが山脇さんにセクハラ発言をする場面もw ひどいw

「EZ DO DANCE」で最後の「できたー!」というバ吾Aさんの台詞は
やすさんの常人離れした大声をイメージして発声した、という話や
(実際にやすさんが大声を出されたのですが、耳がビリビリするくらいすごかった!)
「美しい声」の恐ろしい裏設定(探していた人に光を奪われている)が特に印象的でした。

いろいろ忘れてるし漏れてる気がしますが、ざっくりとした感想とレポでした。
私が見たのは22日昼の1回のみでしたが、3公演とも少しずつ展開が違うそうで
次回は複数公演で見に行けたら良いなと思います。それまでに色々勉強もしたいw



今後の関連イベントとして、3月10日に新宿ネイキッドロフトで
「すいているのに相席3反省会」が開催される他、
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/naked/date/2015/03/10

3月21日には新宿ルミネtheよしもとにて「すいているのに相席 3.21」として
今回披露されたコントの中からいくつか、加えて新作も数本、
ゲストに麒麟の田村さんも出演されるそうです。
こちらはまだチケットもあるようなので、興味を持たれた方はぜひぜひ。