概要

 Androidスマフォアプリの開発環境整備に関する記事である。トランジスタ技術2012年9月号第5章の内容に従い、Androidアプリの開発環境を整え、サンプルアプリが動作することを確認した。


背景と目的

 トランジスタ技術2012年9月号はスマートフォンを用いた電子工作の特集である。その中を見ると、スマートフォンを用いた電子工作の例やアプリの制作例が載っており、面白そうである。しかも、Androidアプリは無料で開発できる。そこで、Androidアプリの開発環境を整え、今後の電子工作にスマフォアプリを取り入れられるようにしてみたい。


活動の詳細
1.Android開発環境

 スマートフォンのOSには、iOS/Android/Windowsと何種類かあるか、その中で開発環境をそろえるのに最もお金がかからないのは、Androidである。トラ技にも、Androidから始めるのが一番手っ取り早いと書いてある。そこで、今回スマフォアプリの開発環境としてそろえるのはAndroidにする。
 表1に必要なものを列挙した。この中で、開発対象となるAndroidケータイを私は所有していないので、とりあえずPCにインストールすべき3つのものをそろえる。また、この3つを使えば、PC上で仮想的なデバイスを動かすことができるため、デバイスが無くても、動作確認はできそうである。そこで、早速PCにJDK、ADK、Eclipseをインストールしてみた。
 方法はトラ技記事にしたがって進めるだけであったが、記事の執筆時点とどうやらバージョンが変わっているようで、いくつか操作が不要になっていた。というわけで、問題なくインストールが完了した。(ただし、ADKは非常に時間がかかった。やりっぱなしで小一時間買い物に出かけていたくらいである。)

名前 入手先 役割/目的
Java SE Development Kit 7u6 http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk7-downloads-1637583.html Javaの開発環境。AndroidアプリはJavaで作るので、これが必要。
Eclipse http://developer.android.com/sdk/index.html ソフトウェアの統合開発環境の雛形。今回はJavaの開発環境をこの中に構築する。
Android SDK http://www.eclipse.org/downloads/moreinfo/java.php Androidアプリ開発に必要なツールやライブラリ。



2.動作確認

 動作確認は、Eclipse上で動く仮想Androidケータイ(これをAndroid Virtual Device=AVDという)にて行った。その結果は、図2である。トラ技のサンプルプログラムを使用して、HelloWorldを表示するだけである。(遊びでスライドバーをつけてみたが、何も意味はない。)これで、無事アプリの動作が確認できた。
 しかし、この仮想ケータイは絶望的に動作が遅い。ケータイをエミュレートしているので仕方ないのであるが、この遅さではさすがにどうにもならないので早いうちに実機を手に入れたい。実機は型落ちの中古であればYahooオークション等で3000円程度から手に入るようである。電子工作で使うには、Wi-FiとBluetoothでもあれば十分なので、そのようなものを探してみたい。

AVD_HelloWorld
図2 AVDによる動作確認結果

まとめと今後の課題

 トラ技2012年9月号の記事を参考に、Androidアプリの開発環境を整えることができた。今後は、トラ技を参考にAndroidアプリで電子回路を制御するなどに挑戦してみたい。