概要

 JRAで行われたレースの距離別分布についてまとめた。


背景と目的

 JRAではさまざまな距離のレースが行われているが、どの距離がどのくらい行われているか私はよく知らない。そこで、距離別の分布について調べ、まとめてみる。


活動の詳細
1.条件

 調べる条件は、

  • JRAで行われた2012年の平地全3321レースが対象
  • 競馬場とトラック種類(芝、ダート)ごとに分類して集計
  • レース情報は独自の方法で収集、JRA発表資料によるものではない

 ということにする。

2.結果
2.1 全体の距離分布

 まず、図2.1に芝、ダートをまとめた全レースの距離分布を一覧表にした。これより、全競馬場で施行されているレースは2000mのレースだけということがわかる。しかし、最も多く施行されている距離は1800mである。なお、3200m以上のレースはいずれも重賞の天皇賞春、ダイヤモンドステークス、ステイヤーズステークスというたったの3レースである。このような長距離のレースを3レースだけ設ける意味はあるのだろうか?

全体
図2.1 全レースの距離分布まとめ

2.2 芝、ダート別距離分布

 次に、図2,2、図2.3に芝、ダート別に距離分布をまとめてみた。芝レースでは2000mが全競馬場で行われているが、ダートレースでは全競馬場共通で行われているレースは存在しないことがわかる。1800m付近の距離が最も多い。
 図2.4に距離別のレース数をグラフで表示した。1800mレースも多いが、1200mレースも多いことがわかる。

芝
図2.2 芝レースの距離分布

ダート
図2.3 ダートレースの距離分布

レース数分布
図2.4 距離別レース数

2.3 平均距離

 最後に、行われているレースの平均距離をまとめておく。よく種牡馬成績で産駒平均勝ち距離なるものがあるが、種牡馬間の比較にはなってもその種牡馬自体の距離適性がよくわからないので、この平均勝ち距離と比較してみるとわかりやすいかもしれない。

平均施行距離
図2.5 距離別レース数


まとめと今後の課題

 JRAレースの距離分布についてまとめることができた。