概要

GROVEの電流センサを使って、交流電流を測定してみた。

背景と目的

AC100Vの電子機器の使用履歴を取得する手段として、電流センサを使って消費電流を測るという方法が、Web上でよく見つかる。そこで、消費電流の測定をしてみる。

詳細

1.交流電流を測るための電流センサ

交流電流を測るには、カレントトランスという部品を使う。いくつか候補があったが、入手性を考慮し、GROVE電流センサにした。図1.1がGROVE電流センサ。私はマルツパーツで700円くらいで入手。

これは、二次側巻き線に800Ωの抵抗がついているので、出力電圧を読めばよい。

IMG_3424

図1 GROVE電流センサ

2.センサの装着

図2がセンサを付けた様子。手元にあったテーブルタップをばらし、コードの片方をカレントトランスの穴に通した。

IMG_3425

図2 センサを装着した様子

3.電流をお試し測定

今回は、17.5Wのはんだごての電源を入れているときの波形をオシロスコープで観測してみた。17.5Wのはんだごてなので、消費電流は175mAとなるはず。センサ出力波形は図3。かなり、波形が歪んでいる。これはトランスの歪かな?

まず、電圧の実効値は、およそ65mV。これが800Ωの抵抗の両端にかかっているから、二次側電流は65mV / 800Ω=0.08mA。コイルの巻き数比が2000:1なので、一次側電流はこの2000倍で、160mA。約10%誤差はあるが、まずまず。

20170309225939

図3 電流波形

まとめ

GROVEの電流センサを使って、交流電流を測定することができた。