2005年11月15日
新大久保のマレーシア料理
いまやすっかりコリアンタウンになった新大久保だが、マレーシア料理の「マハティール」に向かう。雑居ビルの地下1階のドアを開けるとまだほかに客はなく、店主のウォンさんが客席のテーブルでいつものとおり、豪快にまかない飯をかきこんでいた。「シンサン(広東語でミスターのこと)久しぶりだね」と声をかけると「やあ、元気だった?」と大声のウォンさん。彼は中国系マレーシア人で奥さんとふたり、この店を切り盛りしている。
ウォンさんが食べていた角煮が旨そうだったので、角煮定食を頼む。大根と煮玉子も入っている。「これはサービスね」とくれたのはバックテ肉骨茶という豚肉入りの漢方スープ。八角やクコの実が入り複雑な味がする。かつては、弁当の配達も忙しくやっていたのだが、最近はマレー人や中国人が少なくなってやっていないそうだ。「ロースト・ダックも毎日焼いてたけど、いつも残っちゃって自分で食べてたからもうやめたよ」という。看板メニューだったのに残念だ。
臭豆というめずらしい豆とエビをサンバル・ソースで炒めた臭豆蝦仁を追加。これはかなり辛いのでビールには合わない。仙草ゼリーが入った豆乳をたのむ。マレーシアはイスラムの国なので、酒は元来飲まないのだ。他にもぼちぼち客が入ってきたが、椅子の上では大きな猫が気持ちよさそうに眠っている。コリアンパワーに負けずがんばってほしい店である。
「臭豆たべると、トイレのときしばらく臭いけどだいじょぶだからね」と奥さんに言われた。たしかに臭豆独特の鼻につく匂いがしばらく抜けなかった。
マハティールホームページ








